風かおる

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風かおるの感想・レビュー(171)

妻敵討ちのため致仕していた義父が国元へ戻ってきた。鍼灸医の菜摘が訪れると、ひどく衰弱した様子ながらも果し合いのために戻ってきたという。なんとか果し合いをやめさせたいと菜摘たちが奔走するがー。うーん…、いまいちだった。探索に関わる誠之助と千沙の軽妙なやりとりと、真相の陰湿さとのギャップがありすぎて、物語全体がなんだかしっくりこない感じ。遅々として進まない探索も、亮が帰ってきてからの展開があっという間だし、最後の千沙の提案も唐突すぎる気が…。表装からうけるイメージとは遠い読後感。
★24 - コメント(0) - 2月4日

初葉室さんでした。題と話があってないような
★9 - コメント(0) - 1月10日

設定構成が、ちょっと軽く、キャラクターにも魅力がない。葉室麟にしては、の感。
★10 - コメント(0) - 2016年12月15日

なんか表紙とは全く違った武士たちの陰湿な虐めや、いつまでも昔の女の事を忘れられなく嫉妬する男心など、こちらの気分迄も暗闇に落ち込みそうな物語。ただ、それを払拭する如く事件の真相を究めようとする若者・四人の存在だけが救いになっていた今作。人はこれだけ変貌してしまうのかと、思うと恐ろしいばかりです。
★23 - コメント(1) - 2016年11月30日

葉室さんの本は『蜩ノ記』しか読んでいないので、イメージは藤沢周平にかぶっていました。そのイメージで読み始めてしまうと、軽さに据わりの悪さを感じます。なのにぐんぐん読めてしまうのは作者の流石の筆力ゆえではありますが。武士ならではの哀しさ、武家の女の辛さ潔さ、それらを感じつつも、ただ、期待していた深い余韻が残らず、なんだかとても残念です。
★33 - コメント(0) - 2016年11月24日

葉室さんの作品にしては?という感じ。引き込まれるものもなくなんとなく最後まで読んではみたが、爽快感がなかった。
★5 - コメント(0) - 2016年10月31日

★★★ 題名や表紙から想像したような爽快感は薄く、内容は暗く哀しかった。「揚梅」をヤマモモと読むとは恥ずかしながら知りませんでした。内容は一応ミステリー仕立ての謎解きで追う形だけれども、ちょっとした嫉妬から始まった人間の業と欲。 十年ぶりに再会した養父の普段とは別の顔を見せるドロドロの展開ながら、切迫感もなく、武士としての養父・竹内佐十郎が凄く器の小さい人間に思えた。振り回された人たちが憐れ。最後の結末もむりくりの感があり、葉室麟さんの作品としては???読後感はスッキリしない。
★45 - コメント(2) - 2016年10月6日

★★☆☆☆ひさびさのハードカバー。ひさびさの葉室麟。一冊外してから遠ざかっていた作家さんだが、弟から回ってきて読了。いやー、暗い話だ。まったくあらすじも知らずに読み始め、、「ミステリー時代劇?」と思っていたら、伏線はりまくりのせいで、だんだんとネタバレ。だんだん暗い話になり、最後に明るくむすぼうとしたけれでも、あまりにも業の深い話で成功せず。それに重苦しい話の割には、重いのはハードカバーの本のほう。なんだかなー。
★6 - コメント(0) - 2016年10月5日

ハッピーエンドとはならず、やや重苦しいモヤモヤした内容。キーワードは樹木名の「楊梅」、これを「ヤマモモ」と読むとは知りませんでした。 更に果実の形状から転じて、江戸時代には性感染症の一つ「梅毒」を意味したとは。 BS録画(大曲花火競技大会)を見終わった午後から読み始め、その日に読了す。タバコ切れにもかかわらず、結局、コンビニに行かず我慢できた珍しい一日でした。
★2 - コメント(0) - 2016年8月30日

主人公たちの明るさ,さわやかさとは対照的なドロドロの嫉妬,嫉みから起きてしまった事件ですが前半はああでもないこうでもないと大騒ぎしながらも真相には近づけず空回り気味の内容にちょっとげんなりでした.長崎から急に帰ってきた亮の登場から急展開して決着をみたのですが結局主人公は誰だったのかな?という疑問が残りました.
★24 - コメント(0) - 2016年7月25日

葉室さんの本は、安心して読める。この話は人間の泥臭さを描いているのだが、表面上はそれを感じさせない。終わり方もこうでしかなかったのかもしれない。読みやすい話でした。
★3 - コメント(0) - 2016年7月2日

ひとりの男の嫉妬、執着が周りの者を不幸にしていく。間にたった多佳と妻の松江が可哀そうでした。
★8 - コメント(0) - 2016年6月29日

好きな人をとられたり、出世する人の脚を引っ張り騙し騙されと不快になる話でした。葉室麟にしては珍しい。
★3 - コメント(0) - 2016年6月18日

2時間ドラマっぽい。主人公のはずなのにほとんど活躍しない女医、強くていい男のように読めるのに鈍感すぎる女医の弟、せっかく男装してるのにその良さを生かせてないヒロイン(?)、終盤に登場して良いところをかっさらっていく女医の夫、途中で想像のつく犯人。『蜩の記』は面白く読んでるけどこれは別人が書いたのか?と思うほど。
★3 - コメント(0) - 2016年6月14日

妻敵討ちにから帰った元?養父が妻敵討ちに出なくては行けなかった真相を鍼灸医菜摘探っていくはなし。探っていくうちに色々な嫉妬、誤解が重なって悪い方向へ転がっていったことが明かされる。情景描写よりも登場人物が喋ってる方が多い気がします。亮の登場が唐突すぎて、ついていけなかった。気付かずに人を傷つけたり誤解を与えたりしているかも知れない。人を恨む事だけはしたくないと思った。うーん、でも、風かおらんなぁ……
★7 - コメント(0) - 2016年6月11日

哀しいお話でした。「悪人はひとりもいないようだ。」と亮が言ったように優しかった義父上が犯した過ち、喜村のした企て、止めなかった友たち。悪人ではないはずなのに、少しづつ歯車がずれてしまったように思いました。みんながもう少し自分を抑えたり、もう少し勇気を出して行動したら、違う行く末があったと思います。最後に菜摘たちの長崎行きでちょっぴり明るい未来が感じられました。
★5 - コメント(0) - 2016年6月10日

ミステリー色の強い作品。その分ドロドロした感じ。ただ4人の若者が個性豊かで、さわやかさを加えていて、救いになっている。
★2 - コメント(0) - 2016年6月6日

愛憎どろどろのお話し。ちょっとキビシー
★1 - コメント(0) - 2016年5月31日

tko
妻と竹内佐十郎との密通を疑っていたが嘉村吉衛は自分が梅毒だと知った以降は妻に触れなかった。妻に梅毒をうつしてはならないから。密通を許せなかったからではない。裏切られたと思いながらも妻を大切に思っていたから。嫉妬と権力争いに狂う中でここが輝いていた。
★1 - コメント(0) - 2016年5月22日

嫉妬、妬みが招いた悲劇。人は、どうして嫉妬、妬みをしてしまうんだろう。
★4 - コメント(0) - 2016年4月26日

★★★
★4 - コメント(0) - 2016年3月17日

出世する者がいればそれをねたみ、好きな人をとられれば嫉妬にさいなまれる。程度の差こそあれ、人間だれしも抱く感情だ。それが誤解や行き違いによって増幅され、人生が狂うほどの悲劇を生むことがある。竹内佐十郎も嘉村吉衛も、いや二人を取り巻く人たちみんながその悲劇に巻き込まれていく。この作家の作品にしては珍しく、やりきれない結末を迎える。わたしも気づかないうちに誰かを傷つけているのかもしれないと思うと、すこしばかりへこんでしまった。
★9 - コメント(0) - 2016年3月15日

自分の力では変えることのできない理由により、好きになった女性と結婚できなかった主人公が、そうとは知らずその女性と結婚した友人に対して抱いた嫉妬が巻き起こした悲劇と言ったらいいかな。登場人物の描き方によっては、暗くてやりきれない物語になってしまいそうだけど、そうじゃなかったのでよかったなぁ。「風かおる」というタイトルからそんな感じがするよね。
★21 - コメント(0) - 2016年3月9日

m
葉室さんにしては珍しくドロドロした人間模様。こういう風に本人達の意図とは裏腹に、不幸が重なってしまうことってあるよなぁ。ただただ運が悪かったとしか言いようがない。一番とばっちりだったのは助兵衛だろう。一人残された家僕の弥助が哀愁漂う。個人的には亮が無敵っぽくて好き(笑)影の主役かな。鬱屈した気持ちが残るが、真相を知りたくて一気に読んでしまうほど引き込まれた。
★21 - コメント(0) - 2016年2月25日

題名からの印象とは違う内容だと思いました。それぞれいろいろな顔を持っているのだけれど、どうしても自分に見せる顔しかわからない。そんなこんなが絡み合ってたくさんの人を巻き込んで不幸にしていってしまう。そこに武家の世界が絡まってしまったのかもしれない。
★9 - コメント(0) - 2016年2月19日

時代ものを読むといつも感じさせられる家や身分制度による不道理さ。多佳と佐十郎がすんなり結婚できていれば悲劇は起こらなかった。が、家制度の中で手続きを誤り、二人は引き裂かれ、ときの不運に弄ばれ、人生が大きく狂ってしまう。女と地位にかかる嫉妬の故に魔が差しただけで、極悪というわけではなくても、一度歯車が狂うと不幸がさらに大きな不幸を呼ぶ。でも誰もが好きな人に対しては情が厚い。当たり前かも知れないが、一生想いを持ち続けることは簡単ではない。千沙と誠之助の二人もそうなってほしい。謎解きは秀逸だが何とも悲しい。
★38 - コメント(0) - 2016年2月15日

#012★★★☆☆葉室作品にしてはドロドロしてないか?。
★3 - コメント(0) - 2016年1月21日

いつもながらの安定感を期待したけど、 ちょいと無理のある展開… 結末も暗かったかな(-_-;)
★4 - コメント(0) - 2016年1月15日

葉室作品でこの書名でこの表紙絵ならきっと・・・ということで、今年最初の時代物読書にこの作品を選んだ。読了してみれば書名や表紙絵から想像したような爽快感は薄く、僕の好みにわ合わず少なくとも正月内に読むべき話ではなかった。物語自体は著者らしく登場人物の造形もくっきりと謎解き要素も加味して手堅く読ませる。が、真相解明のテンポ感に欠け引っ張った先の結末は如何にも暗く、事件の始末の付け方にも個人的には疑問が残る。出世競争や女人を巡り武士にも嫉妬心や邪心はあろうが程度問題で、これでは巻き込まれた女人も浮かばれまい。
★23 - コメント(0) - 2016年1月12日

元養父の果し合いを止めるため、医師の菜摘が弟の誠之助、千沙とその真相を探るお話。菜摘の夫、亮も加わり謎解きがはじまる。この4人と本の絵とタイトルのさわやかさに比べ真相は暗く哀しかったです。
★4 - コメント(0) - 2016年1月11日

主人公ではないが登場人物に横目付け役がいる。物語の途中で殺されるのだが、名前を「田代助兵衛」という。読み方はp25にあるが「たしろ すけべい」。この名前が出るたびに読みながら笑ってしまって。物語に集中できなかった。
★5 - コメント(1) - 2016年1月10日

医師の菜摘が、妻敵討ちから戻った元義父・左十郎の果たし合いを止めるため、弟の誠之助、男装の少女・千沙と奔走する話。菜摘の夫・亮の名探偵っぷりが面白いが、その真相は暗く、哀しい。人を呪わば穴二つ掘れ、と言うけれど、妬む気持ちは決して良い事態を招かない。どんなに穏やかな人でも魔がさすことはあるのだろう。自分から見えているのは人のほんの一部分でしかないし、逆もまた然り。
★14 - コメント(0) - 2016年1月6日

★★★★
★1 - コメント(0) - 2016年1月4日

三歳から十年間育ててくれた養父、佐十郎にはいったいどんな過去が隠されているのだろう?十年ぶりに会う養父は病に侵され、その体で果たし合いに望むという。菜摘はなんとしてもそれを止めなくてはと思う。それはほんのちょっとした嫉妬から始まったものだった。真相は?と思いながら読み進めたけれど、う~~んあまりひびかなかったです。ただ、いい言葉ですよね。「風かおるように生きる」
★17 - コメント(0) - 2016年1月3日

陰…
★1 - コメント(0) - 2015年12月31日

真相はなんとも後味が悪いもので、そのわりに菜摘を取り巻く3人がさわやかで、どうもバランスの悪さというか、ちぐはぐに感じられた。
★3 - コメント(0) - 2015年12月13日

途中までは面白く良い話かもとの期待があっただけに最後がなんか残念。
★5 - コメント(0) - 2015年12月12日

葉室さんらしいさわやかな読み心地。望まない妻敵討ちを果たして帰郷した武士が病の中で自分を追い落とした相手に復讐を望む。主人公の女医、彼をかばう未亡人、男装の少女と女医の弟。さらに敵方と思われた家中の重臣たちなど出てくる人物が魅力的。謎の方はある程度のところで予測はできるかな。でも面白かった。
★8 - コメント(0) - 2015年12月2日

だんだん読み進むにつれて、謎に対する興味が深まり楽しめた。登場人物が皆、好感を持てる人たちが多く感情移入しやすかった為だと思う。葉室麟さんの時代物は、私たちが想像する、その時代の人々の、こうあって欲しいと思う理想の人格を描いている。
★5 - コメント(0) - 2015年12月1日

著者の本、前に読んだのは短編だったので1冊読むのは初めて。主人公菜摘が妻敵打ちから10年ぶりに舞い戻った養父の過去に迫るミステリ。出世のため友を陥れたり、体面を守るため悪事を隠蔽したり…。江戸の天下泰平がもたらしたものは、武士に限って言えば堕落なのかと思ってしまう。すべてが明らかになった後、これからを生きていく若者たちの姿にタイトル通りの清々しさを感じて救われた。
★8 - コメント(0) - 2015年11月27日

風かおるの 評価:76 感想・レビュー:65
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