パレード (幻冬舎文庫)

パレード (幻冬舎文庫)
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パレードの感想・レビュー(6692)

最終章は衝撃的だったが、嫌な感じはせず、全体として不思議な読後感が残った不思議な小説。時間を空けて再読してみたい。
★1 - コメント(0) - 1月20日

著者は初読み。カバーの紹介文と目次に目を通し、序盤を読むと、18歳~28歳の男女5人シェアハウス物語かいな、東京の若者は優雅やのぉ、8チャンネルのつまらんドラマみたいやなぁetc.といった「うわっつら」の印象ばかり、「悪目立ち」していた。ところが、中盤まで読み進んだあたりから違和感を覚え、序盤との「ズレ」が際立ち始める。そして終盤は「…!?」となる。とりあえず、「うわっつら」「悪目立ち」「ズレ」を描いた作品なのかしらと考えている。著者の作品を数作読んだ後に再読してみよう。
★5 - コメント(1) - 1月16日

きわめて主観的な話だと思った。語り部となった5人とも、誰も他4名の「本当の彼/彼女」を捉えられていない。ただ、「自分がこうあってほしい・こうだと思っている彼/彼女」の話をしているだけ。でも人付き合いというのは深い浅いに限らずそういうもので、仕方のないことなのだろう。だから、最後の彼の「みんな知っていたのだ」も、彼が”主観的に”そう思っているだけで、実際に「みんな知っていた」かどうかは怪しいところ。ただ彼の中ではそう結論づけられてしまった、というだけの話だろう。
★10 - コメント(0) - 1月15日

読み終わって「あれっ?終わり?」ときょとんとし自分の読解力がないことに焦った。解説を読んでパレードで言わんとすることが分るかなと思ったら、ひたすら「こわい。こわい。」としか書かれてない解説に「なんだこれ・・・」とつぶやいて読書メーターに書かれてる感想を読む。それでなんとなく、分かった気がする。上っ面の関係性。この言葉に尽きるのかなと。
★12 - コメント(0) - 1月14日

部分的には共感したり面白かったりしたのですが全体としては自分には合わなかったようです。読者の想像にお任せしますの部分がちと巨大すぎるのか、それが苦にならない場合もあるのですが、自分に理解できない人ばかりのこの物語ではこの人たちがこの先がどうなるのかさっぱりわからず大困惑。犯罪に至る動機もわからなすぎです。もう少し読者にわかるように動機を呈示して欲しかった。動機なき犯罪だとしたら胸糞悪すぎます。罪を暴かれたかった的な態度も見せてたけど、上辺付き合い(と自分で思っている)同居人たちに罪を暴かれたいとか意味が
★38 - コメント(1) - 1月13日

最後腑に落ちなかったけど、社会への警鐘な気がする。
★5 - コメント(0) - 1月13日

★6 - コメント(0) - 1月12日

吉田修一さん初読み。うーん、なんだかすっきりしない読後感。最後の展開は伏線があったのだろうか。そもそも動機は何だったのか。そして、ルームメイト達も事実を知ってるのなら、なぜ言わない。一緒に住んでて怖くはないのか。この部屋には、正義感の強いシリアスな人格は求められていない?「この部屋用の自分」を各々持ち寄って、波風立てずに過ごすのが心地いいから?ちょっと感情移入ができなかった。
★13 - コメント(0) - 1月9日

最後まで読んで印象に残る表現は3章の「この部屋用の私」「みんなが知っているサトルなんて誰も知らない」でした。
★6 - コメント(0) - 1月8日

若者5人でのシェアハウスの物語、残念ながら私には全然合わなかった。人との交わり、青春群像、エロ、猟奇、どれも半端に感じ感情移入が出来なかった。★2.0
★31 - コメント(2) - 1月6日

K3
現代の日本の貧困層を書いた作品かと思いきや、最後に待ち受けているのは。再読必須ですな。
★9 - コメント(0) - 1月3日

本筋とはほとんど関係がないが、ストーリーの中に出てくる固有名詞がいちいち懐かしかった。午前中のワイドショーの司会は大和田獏で、午後になると「ナースのお仕事」が再放送されている時代。雑誌は「CUT」が出てきたり、彼女らがついていけない「新しいもの」として「チャット」が出てきたりする。当時東京にいなかった自分は雑誌を通じてしか知らない「ヴァージンメガストア」なんかも出てくる。これら、もう過去となってしまったものに見覚え、聞き覚えがあるとスッと入ってくる小説だが、そうでないなら何を話しているのかさっぱりわからな
★6 - コメント(0) - 1月3日

こわい。上辺の関係、よくあるし、もしかしたら、私もこういう関係ばかり築いているのかも。
★8 - コメント(0) - 1月1日

sao
★2.5
★2 - コメント(0) - 2016年12月31日

終盤を読み進めながら、あれ、あっ、となって少しページを戻って確認してしまうくらい自然に日常を踏み外してて衝撃を食らわされた。一人称よ。人と関わるなかで意識したら余計にぎこちなく感じるだけだとしても意識してしまう。誰とも関わってないはずの時間でもけっこう意識してしまう。ぐらつく。
★7 - コメント(0) - 2016年12月31日

相性の良い山本周五郎賞受賞作の上に『路』や『悪人』が素晴らしかった吉田さん なので、ハードルが上がり過ぎていたせいか、拍子抜けの感がある。勿論、5人の 若者たちの描写や心情はリアルに感じたし、会話も上手いので飽きる事なく読める。また、彼らのゾッとする心の闇やホッとする優しさも垣間見えて、自分の若い頃 と比べながら「今」を考えさせられた。10年以上前に本作を書き上げた吉田さんは 流石だが、「好きな作品?」と訊かれたら素直には頷けないモヤモヤ感が残った。
★85 - コメント(0) - 2016年12月30日

パレードのように楽しげに一方向に進んでいく若者達の物語…と気楽に読み進めたが、心中にはそれぞれの闇があった。世間的には一番「普通」に思えた彼の抱える闇があまりに黒く、またそれが唐突に現れのには驚きを超えて背筋がぞくりと冷えた。
★33 - コメント(0) - 2016年12月29日

千歳烏山の2DKのマンションに暮らす5人の男女。接点はそれだけだ。隣室の男とは面識はあるものの、これもごくたまに顔を合わせるというだけ(実は一度だけ接点を持つのだが)。現代の都市である東京のある種の姿を凝縮して描き出す試みと言っていいだろう。5人の中で最も気楽なのが、作家本人を投影した観察者たる(ただし「ふぬけ」なのでけっして鋭い観察者ではない)学生の良介だろう。他の5人は多かれ少なかれ「闇」を抱えている。あの事件がこんな風に収束するのかと納得もし、内的な戦慄を覚えもする結末。みんな知っていたのだ…。
★401 - コメント(13) - 2016年12月24日

淡々と各々の視点で書かれている。それが最後まで。意外にあっさりとしたおわり方。生きていくというのは無意識のうちに演技してるということかも 星⭐⭐⭐⭐(Kindle)
★21 - コメント(0) - 2016年12月22日

最後はちょっとビックリした。魅力的なキャラが人生を生きている。無理もするし全て人前にさらさないで生きている。気がつかないフリも大人のやさしさ。いやいやそんなきれいごとじゃあないですね。あるのはやっぱり深い闇か?
★11 - コメント(0) - 2016年12月22日

とあるマンションで共同生活をおくる4人の男女。お互いの素性を詮索せず、表面的な付き合いで微妙な均衡を保っている。そこに1人が加わることにより大きく変化していく。パレードの名の下に一つの方向に向かっている人たち、一見仲良さげだけど、それぞれの心の中にある思いは。読んでいてある意味とても怖い。いつこのバランスが崩れるのか。このまま終わるかと思ったときに衝撃が。
★34 - コメント(0) - 2016年12月11日

パレードが起こる時、お祭り騒ぎの中から何かをふと突然見つけることがある。これはシェアハウスに暮らす男女が普通に暮らす話だが、そんな何かをふと見つける瞬間が生々しく描かれた作品
★11 - コメント(0) - 2016年12月7日

二頁くらいで「あ!これ読んだことある!」と気付く。
★3 - コメント(0) - 2016年12月6日

それぞれ違う闇をもってるんだけど、どれにも少しは共感してしまう部分があるからこわい。無意識=深層ってのもこわい。吉田修一の感情の機微を描くスペックすごすぎるな。
★11 - コメント(0) - 2016年12月5日

今時の若者の生活や他人との距離感とはこんなものなのかと思いながら読み進めていたら、最後はまさかの展開。そうだったんだ。しかしなんかとてもありえそう。こわい。
★12 - コメント(0) - 2016年12月4日

「横道世之介」を読後に私は本著を読んだ。冒頭から世之介と似たいわゆる若者たちの日々を連ねたものかと考えていたが終盤に入り少し様相を変える。ストーリーはともかく、未来がいう”結局、琴も良介も、自分たちのそばにいてほしいと願う人物像を、サトルに重ね合わせているのだろうと思う(中略)。ただ、なんというか、サトルだけが、役者たちの中に混じった超役者というか、観客たちの中に混じった超観客というか”このあたり、読後にしか分からないが本著の芯だと思う。ここ芯から派生した様々な交わりの話が本著なのだろう。
★11 - コメント(0) - 2016年12月4日

本当にみんなは気付いてたのかな?上辺だけのつきあいなら、気付かないのでは?もう少し、それぞれが何故そうなったのかを掘り下げてくれても良かったかな少し時間をあけて、最後がわかった上で読んでみようと思う。
★12 - コメント(0) - 2016年12月1日

アパートの一室をシェアしてる5人。それぞれの視点から各章が淡々と進んでいく中で、最終章になっても特に大きな問題も起こらず。着地点はどこだろうと思っていたら衝撃が。こわい。なんだこの捉えどころのないこわさ。パレードという意味は行列。冒頭、良介が車の列を見て事故が起きないのが不思議だと感心していたけども、このアパートの住人たちもそれと同じでうまくいっていると揶揄してたんでしょうか。それが、突然現れたサトシという人間によって関係が浮き彫りにされて行列が乱れた。と私は捉えたのですが。うーん、どうなんでしょう。
★25 - コメント(0) - 2016年11月30日

うわーなんかすごいもの読んじゃった。友達に「読んでみ」って勧められたんだけど、これを勧めて来る友達もすごいな。多分もう一回読んだらもっと怖いんだろうな。すぐ2回目読むか、時間を置くか、悩む。すぐ2回目読むのはちょっとしんどいかも。怖い。
★8 - コメント(0) - 2016年11月28日

まるで隣近所に住んでいそうな若者たち。彼らは遠からず、近くもなく、絶妙な距離感で一つ屋根の下で暮らしている。しかし、いつまでもその均衡が保たれることはない。長く同じ部屋に暮らしていても、他人は他人。心の中では何を思っているか、一歩部屋の外に出れば何をしてるのかなんて分かるはずもない。そして不協和音をかき鳴らすパレードはやがて一人の人間にとって最悪ともいえる結末へと進んでいく。見せかけのパレードだとしても、決してそこからは逃れられない。
★5 - コメント(0) - 2016年11月28日

人物描写がさすがにうまいなぁと思いながら読んでました(良介と世之介がかぶってしまうけど笑)。最後の展開は賛否ありそうだけど、違う展開でも面白いかもしれない。
★42 - コメント(0) - 2016年11月27日

K K
うーん、期待して読んだけど最後は響かなかったな。言わんとすることはわかるし、衝撃ラストかもしれないけど、椅子から落ちるくらいの衝撃はなかった。吉田さんのユーモアは好きなんだけど途中長くて退屈してしまいました。パークホテルは好きだったから悪人は読みたいんだけど。
★11 - コメント(0) - 2016年11月25日

淡々と話が進んでいくなあと思った。解説であったようなこわいや他の人のこわいがいまひとつ分からなかった。強いていうなら、各登場人物が共同生活をしているお互いに対して無。琴ちゃんの言葉「上辺だけの付き合い」とか、直輝が感じた「俺を構ってくれない」。サトルや未来、良介も互いに無関心で必要以上のことはしない。それが共通点なんだろう。しかし、最後の急展開は訳が分からなかった。飛ばしすぎて読んでしまったのかなあ、、、
★19 - コメント(0) - 2016年11月23日

話は面白くスラスラ読めるが、最終的にまとまりがない?後味が悪い印象だった。
★3 - コメント(0) - 2016年11月19日

好きという感情と180度真逆にあるのは、「嫌い」じゃなくて「どうでもいい」だと思う。この小説にでてくる5人は、みんなお互いに「どうでもいい」と思ってるのか?全員が相手に、自分に都合のいい部分だけ見ている。だからサトルの嘘話に騙されるんだろう。サトルはカメレオンのように、相手の望む人物を演じることを楽しんでいるように思える。何にしても病んでいる。でもちょっと共感できる闇だと思えるところが、自分でも怖い。
★12 - コメント(0) - 2016年11月17日

一見うまくいっているように見える、四人の共同生活。そこに男娼をしているサトルが加わり、少しずつ生活が変わっていく。そして訪れる衝撃のラスト。ミステリー好きの方は、どんでん返しの部分にはあまりこだわらず、若者の群像劇として読んだ方がいいと思います。
★13 - コメント(0) - 2016年11月16日

わぁーお。。これは。。衝撃のラストでした。どの登場人物も、現実には絶対に友だちにはならないだろうなぁって人たちですが、いや、もしかすると外面しかわからないから実はあの子が見せている顔は「わたしにしかわからないあの子の顔」なだけで。他の人がみるあの子の顔はまた違うのから…なんて思ってゾクっとする。人間の黒い部分。ここまでいかなくても、うまく人に隠せているようで、実は相手もわかってしまっているものですかね。。何気に初の吉田修一さん。とても読みやすい文章で先へ先へと読ませる力がすごいなぁと思いました。
★21 - コメント(0) - 2016年11月13日

久しぶりに再読。決して広くない空間で共同生活を送っているのに、根本的にはまるで他人に興味がない五人の話。最終章の最後のページを読むと、ニコニコ笑っているのに、目だけが笑っていない直樹以外の住人の顔が浮かびます。おっかない小説だ、、、。
★11 - コメント(0) - 2016年11月13日

最後が怖くてびっくりした。パレードの意味を初めてちゃんと調べたら、行列とか行進なんですね。この人たちは列を乱すことは認められず、進むか離脱しかないんですね。この世界がなんだかリアリティがあって、本当に怖くなりました。
★11 - コメント(0) - 2016年11月10日

一緒にいる人達に合わせるのも人格作るとかでありだよなぁと思ったら最後に唖然、でもみんな知ってるって、それが他人と暮らすおもしろみなんだな。
★11 - コメント(0) - 2016年11月6日

パレードの 評価:70 感想・レビュー:1853
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