うつくしい人 (幻冬舎文庫)

うつくしい人 (幻冬舎文庫)
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うつくしい人はこんな本です

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うつくしい人はこんな本です

うつくしい人の感想・レビュー(2570)

主人公に自分を重ねて、前半は読んでいて身につまされる思いに。このお話に出てくる人達、みんな不器用だけど愛すべき存在。坂崎の、図書室の本が全て一冊になってしまってる話、自分も聞きたい。現実でも、みんな言わないだけで、色んな物に縛られながら、うまく隠しながら生きてるのかもしれないな。思春期の頃、自分の身近にも周りの事なんて気にせず己を貫く、ちょっと浮いてる子がいて。何だか意地悪したい気持ちになった事を思い出しチクリ。本当は、自分ができない事をサラッとやってる彼女が羨ましかったんだと改めて思う。今でも、自分が弱
★3 - コメント(2) - 2月22日

好きな雰囲気でした。読んでいて心地良い感じがした。また読み直したい。
★4 - コメント(0) - 2月17日

人間くさい。主人公は人の目を気にし、姉と比べ、色々な事から自分の居場所を作ることを学ぶが、それに納得しているわけではない。主人公は自分で自分を苦しめている感じで、分かってはいるけれど、またぐるぐると考えてしまう。こういう苦しみは、少なからず自分と重なる部分はあったと思う。旅先での人との出会いを通して、主人公の心が少しずつ解放されていく様子に安堵した。西さんは「舞台」もそうでしたが、誰にでもあるような隠れた苦しみを描くのが上手だと思う。ダイレクトに読み手の心に入ってくる物語でした。巻末対談も良かったです。
★26 - コメント(0) - 2月17日

「自分のことを見ている自分の目が、何重にもありすぎて、自分が自分でいることがどういうことか、分からなくなるんです」(本文より)この一文に思わず共感してしまった。百合ほど極端ではないにしろ、私の中にも思い当たる気持ちがある。他人の目を気にして、他人の価値観を通してしか自分の価値を測れず、それがとっても苦しいのに抜け出せない。百合が「この世はそれほど悪意に満ちてはいない」という実感に至る場面では激しく頷いた。これは本当に大切な真実だと思う。島の景色や百合の心境の変化など、すべてが爽やかなお話。
★15 - コメント(0) - 2月17日

気づかずに読み始めたが、2度目だった。イライラモヤモヤが私にも伝染してくる。しんどい。読むのをやめようかと葛藤しながら前も読んだなと思い出す。後半、いきなり雲が晴れて、読み終えたときはスッキリした気持ち。キラキラした海を見に行きたくなった。
★3 - コメント(0) - 2月16日

なんて心地のよい「ノーデリカシー」さ。男2人登場するまでの前半の苦しさよ。文庫あとがき最初の方に書いてある作者の気持ちまんま。うつくしい人とは何をさしているのか。途中出た「観察者」という言葉がピタっとくる程、他人への詮索癖のある主人公だ。「海も変わるのだ~」「海だって、だめなときはきっとあるのだ。」比較対象が海とは…!百合の感受性に関心。細やかすぎて難儀するのだろう。どうでもいいって自分で気づき思えるようになる直前ってこんな感じだったかもしれない。人がひとつ強くなる過程を読んだようで…いい気分だ。
★3 - コメント(0) - 2月14日

asa
他人の目や評価を気にするあまりパンクしてしまった主人公と、ありのままに生きていく姉や旅先で出会う変わった2人。すごく共感できるあまり読んでいてしんどい。自分のままで振る舞うのって勇気がいるし周りに溶け込めない恐怖や恥ずかしさに負けてしまう。けど、その姿が美しい。すごく優しくて力強いメッセージに救われた。
★5 - コメント(0) - 2月13日

人間、について自然と考えさせてくれる一冊。ちょっとしんどいけど、読むと、あったかい人になれました。
★6 - コメント(0) - 2月13日

面白かった。主人公が姉やマティアスを愛する気持ちがよく分かる。「ありのままの自分」でいる人は、タフではないかもしれないが、正直な人なんだと思う。正直な人間を前にすると、おのずと自分も正直になれることが多い。
★5 - コメント(0) - 2月11日

常に周囲の目を気にしながら生きてきた主人公。もう心が壊れる寸前、あまりにもネガティブな思考回路、自己否定の連続に気持ちがずっしりと重たくなり最初は読んでいてきつかった。ただその分、彼女が一歩踏み出してからの気持ちもリアルに感じることもできた。彼女ほどの状態でなくても、負のスパイラルに陥って気持ちがいっぱいいっぱいになることはある。そんな時にできること、気持ちを軽くするのは‥気持ちを救うのは何なのか‥改めて気付かされたような気がする。また、あとがきと西さんとともさかりえさんの対談もとてもよかった。
★16 - コメント(0) - 2月9日

主人公のゆりちゃんと自分を少し重ねながら読めて、色々と考えるきっかけになった。周りの目を過度に気にしてしまって疲れてしまったときは、何か息抜き・気分転換しようと思った。また、周りの誰かに救われてることも多いって改めて感謝する機会になった。
★7 - コメント(0) - 2月8日

他人の評価ばかり気にして生きてきたOL百合。序盤は彼女の独白で出口のないトンネルを歩いているよう。周囲に合わせるあまり自分を見失い負の連鎖にはまっていく。島にわたり坂崎とマティアスと出会い本来の自分を取り戻す百合。ふたりとのやりとりでの心が開いていく様がとてもいい。ともさかさんとの対談もよかった。
★75 - コメント(0) - 2月7日

主人公は1人旅行に出かけ、姉との関係を考える。 冒頭から前半まで、かなり苦しく。 後半から坂崎、マティアスが登場してある程度持ち直すが、キツかった。
★7 - コメント(0) - 2月6日

「私が嫌ったのは、そのソツのなさであり、そこからくる、彼女に全く意識のない無言の脅迫めいたものだった」 「姉のように、ただ『自分』であり続け、その『自分』の欲望に従って生きること、それが、美しさなのだろうか。」 「姉の美しさを決めたのは、私の卑屈な心だ。」 私の20代後半から30代今に至るまで、完治できない病気を、この小説は診断してくれたように感じた。私が満タンになった。次のひとり旅、「置いて」こようっと。
★6 - コメント(0) - 2月4日

M
なにかわからないけど、『重い』。まだまだ平気だと思ってたけど、『溢れちゃった』。これほど共感できた物語は初めてだった。きっと、彼女と同じ年頃、状況の女性なら、誰もが一度は経験したことがある感情。それが、彼女を変えるきっかけ、というか出会いをもたらした。彼らがその後、どんな話をしたのかは気になる。
★6 - コメント(0) - 1月31日

『社会から取り残されることへの不安』に怯えながら行きているOL百合は、ある島への一人旅、そこで出会った2人をきっかけに不安から解放される。百合の精神状態はもちろん島での経験を経た時の方が良いのだろう、けど無理矢理社会に合わせていくのも正解であり幸せな気がしてしまう…。
★6 - コメント(0) - 1月29日

始めのウツウツ感が合わなくて、なかなか読み進まなかった本。読み初めたら、トンネルを抜けるようにすーっと読了。自意識と自己嫌悪、自分のことのようで見たくなかったのかも。私もいつも、誰かに、助けてもらってる。ありがとう。
★5 - コメント(0) - 1月29日

私は誰かの美しい人だ。私が誰かを、美しいと思っている限り。
★4 - コメント(0) - 1月29日

弱った時に読むといい本
★2 - コメント(0) - 1月28日

こころに屈託を抱えていると他人の何気ない言動に傷ついたりすることがあるよね。それが積み重なって、にっちもさっちも行かないとき、1人になりたいと思うんだ。でも、人は1人では生きていない。誰かを美しいと思っている限り、自分は誰かの美しい人。
★46 - コメント(0) - 1月28日

初 西加奈子さん。主人公の抱える闇に挫けそうになったけど、リゾート地の美しい描写に惹かれて、気づいたら最後まで読んでいた。さほど長くないストーリーも初心者にはちょうどよかった。
★6 - コメント(0) - 1月25日

そんなに人目を気にしなくても大丈夫〜そのまま素直に生きて大丈夫、って自信をつけさせてくれる。身につけるだけでなく、手放すことも大事。自分を縛らず自由にしたらもっと軽やかになれるはず。迷った時にちょっとだけオイルをさすみたいにヒントをくれる作品。
★8 - コメント(0) - 1月25日

人の目を気にして生きていくうちにいっぱいいっぱいになってしまった女性・蒔田が、リゾート地で過ごす数日間を描いた物語。多分、いや絶対、彼女と私は相容れない。私は彼女が言うところの「デリカシーのない無神経な奴」に該当すること間違いなし。ここまで自分と正反対の女性が描かれている本を初めて読んだ。すごく新鮮。はっきり言って、最初は年の割にウジウジとして繊細なこの主人公が嫌いだったが、読んでいるうちに彼女と一緒に解放されていく気がするから不思議。相容れないなりの向き合い方もある気がしてくる。
★28 - コメント(1) - 1月25日

ジメジメした話だと思った。でも島の風景などの描写が美しくて爽やかさも感じた。最後には明るくなれて読後は晴れやかな気分になれた。
★6 - コメント(0) - 1月25日

吸収すること、身につけることだけが、人間にとって尊い行為なのではない。何かをかなぐり捨て、忘れていくことも、大切なのだ。(207ページ)
★5 - コメント(0) - 1月25日

sao
★2
- コメント(0) - 1月23日

作者曰く「心の表面張力がぱんぱん、無駄な自意識と自己嫌悪にさいなまれ、うっかり傷つく中二状態が続いていた面倒な三十路女性」である時の作品だそう。まさに主人公そのまま。けれど、多かれ少なかれ主人公と同じように感じることは誰しもあると思います。「わたしは誰かの美しい人だ。わたしが誰かを、美しいと思っている限り」の一節がとても良かった。この言葉、心に留めておきたいな。
★13 - コメント(3) - 1月21日

suu
旅行に行きたくなる⛴系
★11 - コメント(0) - 1月21日

主人公が元気になっていく、読んでる私も一緒に元気になっていく。誰かをうつくしいと思っている限り、私は誰かのうつくしい人。そのセリフが心にしみました。
★20 - コメント(0) - 1月17日

「重い」ものにのしかかられた女性がそもそも何かをごまかすために旅に出て、取り繕っていない男性二人に出会う。けど彼らも何かを抱えていて、それでも生きている。そして、姉へのおもいに気付く。 「日常が続いているからこそ、その残酷さがあるからこそ、私たちは生きていける。何かを忘れ、思い出し、悲嘆に暮れ、笑い、怒り、消えてしまいたいと思う」p.223 この人の小説、やっぱりいいな、と思った。
★8 - コメント(0) - 1月17日

西加奈子さんの本、二冊目。やっぱりいいよね、西加奈子、心が疲れているときに読むと、心の内側からじわーっと温かくなるなぁ。
★7 - コメント(0) - 1月16日

m
ひとの目を気にしすぎる主人公 蒔田。他人の目に怯え他人の言葉に涙するわりに自分は周りの人間への当たり、強くない?人間らしさ、かな。逃げるように旅に出た先でのこんな出会い、すごくすごく羨ましい。心が洗われてどんどんスッキリ軽くなってくる、わたしまで。吸収するばかりではなく置いていこうとすんなり思えた。研ぎ澄まされたい。大事なのは自分の目。キレイな心を持ちたい。やさしくなりたい。
★11 - コメント(0) - 1月9日

すごく女性ぽいというか、西さんらしい一冊でした。私も数年前フェリーで島へひとり旅をしました。その時の鬱屈とした気持ちと、色々な出逢いを経て余計なものを置いてきた帰路のあの感じを懐かしく思い出しました。
★11 - コメント(0) - 1月8日

はじめかったるく感じて読み進めるのに時間が掛かってしまった。 途中から止まらなくなった。人との出会い、場所が変わることで良い方向に向くことはあると思う。また読み返すかも知れない。
★14 - コメント(0) - 1月6日

時には旅をしたりして自分を置いていくことも大切なんだなぁ、と感じさせられました。そんな心置きなく自分を置ける場所がいつか旅をしていく中で見つかったらいいなぁ、と思います。
★7 - コメント(0) - 1月5日

著者の作品は合うのと合わないのの差が激しいけど今回は。
★29 - コメント(0) - 1月4日

☆☆☆
★4 - コメント(0) - 1月3日

いつも人の目を気にしてしまい、些細なミスで仕事を辞めてしまう百合。そんな百合は一人旅に出る。そこで出会うマティアスと坂崎の話は温かい。思い詰まったら旅に出よう。環境を変えることにより気分も変わってくる。疲れている時に読めばリフレッシュ出来る一冊だと思う。
★8 - コメント(0) - 1月3日

ノーデリカシーな人に逆に救われる感じ、すごくよくわかる。
★8 - コメント(0) - 1月3日

なんだか苦しくて、でもその後に清々しさがくる、心を解放されるような作品。自意識にとらわれ、でも結局、それを解放するのも自分自身でしかないのだと。
★10 - コメント(0) - 1月2日

うつくしい人の 評価:66 感想・レビュー:858
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