もういちど生まれる (幻冬舎文庫)

もういちど生まれる (幻冬舎文庫)
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何様
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もういちど生まれるの感想・レビュー(2236)

連作という手法によって、『桐島・・・』のように多方面から眺める人物は、陰影がはっきりする。まわりの人がみな生き生きと見えて、自分だけがまだ何も見つけていないまま迷っている役立たずだと思う・・・ちゅうのが青春やね。青春がはるか遠くになってしまった今は、かつてもずっと役立たずやったし、これからも役立たずのまま生きてゆくのだろうと了解し(あきらめ?)ている私。「そうだとしても、同点同順位であなたの他にも五千万人ぐらいは、世界一の役立たずがいるから大丈夫よ」(by三浦しをん『秘密の花園』)ちゅうとこか?
★26 - コメント(0) - 2月20日

大学生のさほど広くない人間関係をいろいろな視点からスポットを当てていて、こっちではただの友達やらバイト仲間だった登場人物がこっちでは主人公になっていて、とても面白かった。数年前までの自分の大学生活と重なって わかる!!と共感できることがたくさんありすぎてちょっぴり切なくもなった。
★2 - コメント(0) - 2月19日

同じ人物を色々な角度から書いてるから、周りからどのようにみえていても、本人はその自分を生きることに必死になっているんだっていうのが伝わってくる。自分をさらに自分に高めたかったり違う人になりたかったり、この時期ならではの描写がすごくリアルで、たまに目を背けたくなったり。朝井リョウさんの作品は2作目ですが、もっと読みたいと思いました。
★10 - コメント(0) - 2月13日

日常の描写がすごくきらきらしてる。こんな幼稚な言葉しか出てこないけど、本当に。私は今この登場人物たちと同じ時期にいる。誰かに憧れたり憧れられたり、自分を何者であるか確立させたかったり、色んな人がいて色んな思いがあって...みんな大人になりきれない微妙な年齢のときに葛藤してる。この時期があるから私たちは大人になれるのかな...
★4 - コメント(0) - 2月11日

若い。そんな時もあった気がする。表面上は取り繕ってる。今でこそ、大したことないことで、ありのままでいいのにと思いますが、その時は一生懸命なんだよね。あの時を絶妙に表してると思います。つながりを上手く短編でまとめて作者の力量を感じます。
★31 - コメント(0) - 2月10日

泣きたくなるほど美しい描写がたくさん 大学生のリアルだし、こんなに輝いていられるのは、今だけなんだろうなっていうことを強く感じた
★3 - コメント(0) - 1月31日

京都行きの新幹線内にて。朝井リョウは複数の登場人物の視点から描くのが秀逸だなと。「誰も皆問題を抱えている だけど素敵な明日を願っている」って言葉が浮かんだ。
★2 - コメント(0) - 1月28日

khi
再読。「楽しすぎる瞬間は真っ只中にいるとなぜか泣きたい気持ちになる。両手では抱えきれないこの幸福は早く過ぎてしまって思い出になってほしいと思う」。初読の際は、大学生活真っ只中だったこともあり、強く共感した言葉だった。著者の作品の中では、決して派手な方ではないが、二十歳前後の若者の描写がどこまでもリアルで痛々しい。自尊心と若さをもて余した行き場のないエネルギーが読者に迫る。読友さんの、「朝井さんの若い感性に同世代として出会い、堪能できる若い読者を羨ましい思う」というレビューが全てだと思う。
★16 - コメント(0) - 1月22日

思春期独特の感情がすごく共感できる。特に他人に知られたくない自分の弱さとか嫉妬心とかどろどろとした黒い部分がわかるな〜って思える。登場人物たちと同世代の今に読めてよかった。
★5 - コメント(0) - 1月21日

同じ登場人物でも語り手が変わることで印象が変わった。登場人物が特別さも含めてこういう人いるいる!となる人ばかりで、逆に物語にはあんまり出てこないタイプが多い。同い歳の話だったのでどの話にも共感するところがあり、ときどき恥ずかしさで見ていられない気持ちになった。『あたしはどこまで子どもで、いつまで子どもでいるつもりなんだろう』『どうして二十歳になってまで、こんなことに心をすり減らさなくちゃいけないんだろう』ああ〜〜
★9 - コメント(0) - 1月18日

縦にも横にも登場人物が繋がった短編集。読み進めるほど登場人物一人ひとりになんだか愛着が湧いてきて、全員が推しキャラという異例の事態。19歳のいま読めてよかった。朝井さんさすがだな〜〜〜
★8 - コメント(0) - 1月17日

それぞれ人物像の全く異なる20歳前後の人々が、それぞれのかたまりを抱えて生きる。飛び降りは死ぬことだろうか。場合によってはちがう。もう一度生まれる。明日はどうか分からないが、とにかくもう一度生まれ直す。そう描き切ったところに静かに感服する。朝井リョウは、なんと言いますか、女の子に詳しいんだと思います。正解を書いてるかどうか分からないんですけど私41歳だしおっさんだし。短編連作で、それぞれ繋がっている。人物相関図を書いてみると、ちょっと「おおー」っとなりました。今日なんか寒くないですか? ⭐️5
★44 - コメント(0) - 1月14日

海を分母に、空を分子にしたら、1を超えるのだろうか。
★5 - コメント(0) - 1月12日

朝井リョウさんの本はやっぱり面白いなと改めて思いました。短編集なんですけど、それぞれの登場人物が横にも縦にも繋がっている。一気に読まないと登場人物を忘れてしまいますが、繋がりに気づいた時は嬉しいです。1つ1つの話は誰もが経験した事があるような心がきゅ~となるあの感じを思い出させてくれます。10代後半から22くらいまではこんな感じで尖ったり、周りとの違いを求めたりしたなと懐かしくなりました。何人かいる私の好きな作家さんの中でも、一番今の私の世代に近い作家さんなので、毎回読むのが楽しみです^^
★17 - コメント(0) - 1月9日

特別な者になりたがっているけど、熱さがない。冷めたふりをしてるけど内側は劣等感に満ちている。全体的にもやもやしてる感じ。今どきの若者はこういう感じなのかな??
★13 - コメント(0) - 1月7日

学生時代のいろんな気持ちを思い出しました。
★5 - コメント(0) - 1月6日

★★★
- コメント(0) - 1月4日

誰しもが今をめいっぱいあがいて生きている、そんなような本でした。私自身、学生と社会人の狭間は特にあがきました。自分のなりたい自分に向かって一生懸命でした。 きっと、なりたい自分に向かうことはとても苦しいことなのだと思います。キラキラ輝いているように見える人もみんなみんなどこかで苦しんでいるのだと思います。私は今、なりたい自分から逃げ出そうとしています。それが正解か不正解かはわかりませんが、できれば、自分の好きなことをいつまでも追いかけられる人間でありたいと、この本を読んで思いました。
★6 - コメント(0) - 1月4日

朝井さんらしく、若者の微妙な心情が上手く描写されていた。短編集ながら、関連した内容で別の話の伏線が他の話で回収されてたり全体を一つの物語として楽しめた。ちょうど、タイトルのような「もう一度やり直せるなら」みたいな話を友達としていたのだけど、その流れで「学生の時より落ち着いたよね。」とお褒めの言葉を頂きました。自分としては昔と大きく変われていなく、未だに成長できてないと思っているのだけど、周りからすると変われてるのかな。私ももう一度生まれなおしたい。 というか、昔の自分の酷さがどれ程かが窺われるわ。
★6 - コメント(0) - 2016年12月31日

やっぱり朝井さん良いです。どうしてこんなにうまく人の痛い所をさらっと書けるのでしょうか…。「ひーちゃんは線香花火」の様な体験があるので、胸がじくじく焼けつくみたいでした。
★16 - コメント(0) - 2016年12月24日

桐島や少女は~と同じくそれぞれがゆるく、それでいて密接に絡まりあった青春モノの連作短編集。認識のすれ違いや憧憬、劣等、そういった特に子供と大人の狭間で漠然と抱くような感情や心的な描写が精緻で、作者自身もそういう場に身を置き苛まれ、他人の機微にたくさん触れてきたのだろうなと想像させられる。劣等感や感受性の強いor強かった人程うなずきたくなるはず。ただ、望み通り「瑞々しさ」が評価から除外されつつあるこれからの年齢、若者世代の心理描写に傾倒してワンパターン化させるといずれマンネリを招くと思う。
★41 - コメント(1) - 2016年12月24日

西加奈子さんの解説が、この連作短編の素晴らしさをすべて語ってくれています。何者かになりたくて、でもなれなくて。恋だの愛だの、将来への不安や素直になれない思いとか色々あるけど、高校生から大学生になって、子どもでもない完全な大人でもない、そんなモラトリアム世代を描いています。でもこの世代で悩んだことって社会に出てみると青春の一ページになるのが不思議だなぁ。
★8 - コメント(0) - 2016年12月20日

k
話が後半になるにつれてどんどん面白くなっていく感じがした。 浅井さんの話は読み終わった後に清々しくなれてとても好きです
★6 - コメント(0) - 2016年12月18日

時間かけて読んじゃったので、やっぱ人物関係混乱してしもたー!『連作短編集』だから記憶の新しいうちに読み進めていかないとダメだった(>_<)はあっ…、誰が誰と繋がってるのか分かって読むともっと面白かったのにー!残念っ(´・_・`)でも、以前テレビ番組で朝井さんが『「分かって欲しい」ではなく「これで分かれーっ!」って思って書いてる』っていうのがよく分かった(笑)否が応でも伝わってくる比喩が多かったです(^^)また『時をかけるゆとり』を再読してみたくなりました(笑)「あの人がこんな…』って思うんだろうな(笑)
★14 - コメント(0) - 2016年12月18日

自分が思っている自分と、他人が思ってくれてる自分は違うんだな。
★6 - コメント(0) - 2016年12月17日

朝井リョウさんの本は二冊目。やはり大学生の学生らしさがとてもよく伝わってきて、なんだか懐かしい気分になります。
★6 - コメント(0) - 2016年12月11日

若者言葉や言い回しに違和感を感じることもありましたが、作者の心理描写の妙についつい引き込まれてあっという間に読了。 青春期の不安や誰もが持つ暗く黒い気持ちを上手に表現している作者にまたまた感動。 僕は魔法が使えない、もういちど生まれる、破りたかったもののすべて の3作品が気に入っています。破りたかったもののすべては終わり方が思っていたのと全く違っていたので印象に残りました。 一番すきなのは、もういちど生まれる
★11 - コメント(0) - 2016年12月9日

SSD
この人はどこまでも柔軟な感性の持ち主なんだろうな。ひーちゃんの話で女性心理を描写していなかったと思う。想像の心理描写より台詞などの外に出ているモノで内面も表現していたように思えた。でも、別の所ではがっつりと生々しく女性心理を描く。ただこれも単に想像ではなくおそらく彼の学生時代の様々なつながりの中で得た多くの事実で埋めた中にいくらか想像がまぎれこまれているのかな(友達多そうだし、早稲田だし(笑))。 五篇の連作短編。それぞれ登場人物がつながっている。このような描き方で連想したのは「潔く柔く」なんだけど→
★16 - コメント(1) - 2016年12月8日

あれ!これ感想書かなかったっけ?最後二話がほんとうにキリキリするんだよ。この人に若さを書かせたら右に出るのはいないね!オトナの目線からだと、どうしても思ってしまう。もうちょっと、ラクに生きようよ、って。でもわかってる、それができないから、若さであり、脆く、美しく、そして強いってことも。
★4 - コメント(0) - 2016年12月5日

大学生位の若者5人分5編の短編集。それぞれの登場人物は何らかの形で関わり合っていて、話が少しずつ重なり合う。表現も上手くて、同世代だからか心に響く。痛い所も酸っぱい所も、分かるわ〜ってのが多い。筆者も20代後半になるので、得意の学生以外の作品が楽しみです。
★11 - コメント(0) - 2016年12月4日

文体も内容も若いな、と感じた。初めて読んだ作家で、作家の情報を何も知らないまま読んだので、巻末の西加奈子の解説が良かった。
★10 - コメント(1) - 2016年11月27日

ちょっと切ない青春の連作短編集で著者らしい表現が散りばめられて印象的だった。桐島、チア男子と今まで読んだ中で自分的にはどの話も共感出来て一番でした。
★13 - コメント(0) - 2016年11月24日

20歳ごろをうまく切り取ってくれるなぁ、ってしみじみ思った。連作短編集だが、それぞれの主人公以外の登場人物にも繋がりがあって、見る人によって、その人がどういう人か分かったりなど、多角的な視点のようで、作品自体が立体的だな、と感じた。そして、自分の過去も薄っぺらいなぁとも思った。それでも何者かにはなれたと信じたい(^^;;
★22 - コメント(2) - 2016年11月21日

『太陽の光』… 20歳前の瑞々しさを多分に感じた。苦悩、希望、様々な若者特有の悩みに過去を振り返るいいきっかけになった。。
★34 - コメント(0) - 2016年11月21日

「もうすぐ二十歳なんだからさ」大人になる準備をしなくちゃいけない時期。まさに今、19歳の将来不安たっぷりの私が読んでいて胸にくる文章ばかりでした。この頃から道が別れてきますよね。心の中では不安ばかりなのに、かっこつけて強がったり。もう甘えてばかりじゃダメなんだよなあ、ってなんとなく分かってきたり。いちばん好きな話は「燃えるスカートのあの子」。私も映画レオンが好きだった時期があったので、楽しく読めました。
★18 - コメント(1) - 2016年11月20日

全部が何処かで何かしら繋がっているお話。20歳を迎えようとする年頃って色々考えちゃうよなぁ、なんて思ったり。自分の中の狭い世界かもしれないけど、その中での立ち位置だったり、居場所だったり。何かを支えにして生きていられる人はいいけど、それがなくなった時どうなるかなんてなくなった時にしか分からない。よく出来たお話。
★12 - コメント(0) - 2016年11月17日

朝井リョウさんの作品は4作目ですが、今回は二十歳になろうとしている少年少女にスポットをあてた連作短編集。人生は高校を卒業したあたりから、いろんな方向に枝分かれすると思う。大学や専門学校や就職、浪人と様々。高校では大学進学が至上命題のようで、なにも考えずに大学進学を選んだけれど、この小説では自分の夢や好きなものに正面から向き合う少年少女が多くて、今までの自分の生き方は正解だったのか、と考えさせられた。いまをなにげなく生きている大学生(自分)にとっては、とてもまぶしいものがある。
★28 - コメント(0) - 2016年11月16日

彼氏持ちだが親友に想いを寄せられている汐梨。平凡な日常と特徴のない自分に飽き飽きしている翔多。絵を通して壊れた家族に向き合おうとする美大生新。美人で器用な双子の姉にコンプレックスを抱く浪人生梢。才能の限界を感じつつもバイトをしながらダンス専門学校に通う遙。20歳前後の若者たちが主人公の連作短編集。さりげなく少しずつリンクしており、ただ綺麗に収まるだけではない微妙なズレがいい。瑞々しくきらきらしていて、それでいてひりひりするような10代から20代へ変わる心が描かれている。表題作のラストが印象的。
★22 - コメント(0) - 2016年11月15日

二十歳になる前の若者の瑞々しさを書いた五つの物語。 作者さんの若作りがたまに鼻についたけれど、五つのモデルが丁寧に書いてあって良かった。椿目線の短編も読みたかったな
★6 - コメント(0) - 2016年11月12日

結構前に読んだけど、再読。大学生の等身大の姿が描かれていました。
★39 - コメント(0) - 2016年11月12日

もういちど生まれるの 評価:86 感想・レビュー:745
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