読書メーター KADOKAWA Group

孤独の価値 (幻冬舎新書)

感想・レビュー
848

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
タナカ
新着
ネタバレ孤独感を感じることが多いので、新しい価値観が得られる可能性があると考え読んだ。面白い価値観は2点得られた。「孤独を寂しいと感じるのは本能(群れないと死んだ昔ゆえの)であり、論理的に入らない」というのが1点、「群れるのは美しという洗脳のせいだ」というのが2点目だ。確かにと思った。恋愛に関しては論理的に今寂しいと感じても正しいとは思うが,,,。まあこの価値観が得られたから何ということではあるが、寂しいの正体が少しつかめた。また孤独は美しく、創作は孤独だ。というのはその通り。何か孤独を生かせるものを見つけたい。
0255文字
じらぞう
新着
孤独は悪い物なのか、孤独は寂しくて遠ざけておくべき物なのか、というとそうではない。楽しいと寂しいのパッケージ化された売り物では、皆でワイワイすることが楽しいと信じられている。人間には孤独が必要であるが、孤独とワイワイすることの連続が孤独を際立たせる。一方で、孤独は必要なものだと考えられる。集団の中でやるとはいえ、個人の創作活動にかかっている部分がある。特に孤独から生まれる美意識があり、詩をはじめとして美意識を磨くことが勧められている。
0255文字
としま
新着
私は一人で過ごす時間が好きで、少ないと息ができない気分になる。だから意識的に誘いを断ったりしているが、時々人として何か欠陥があるのではと自分を疑っていた。本書を読んで、孤独でいることになんら問題ないと思い直すことができた。もちろん、誰かと過ごす時間も学びになったり、リラックスできたりと必要ではあるが、心地よいと思える一人と複数で過ごす時間のバランスをうまくとっていきたい。 来年は仕事量を減らす予定なので、人と会う時間が今よりかなり減る。少し不安に思っていたが、一人の時間が増えることが楽しみになってきた。
0255文字
ぶっこ
新着
見ていないのにYoutubeを再生し続けて、静かにならないようにしてしまうのだが、寂しいと感じていろいろ考えてしまうことを避けていたようだ。たしかにその間は何も考えなくてすむけど、考えなくてはならないことも考えられなくて、結局何にも残らない。そしてさらに寂しさを感じる悪循環。 無意識に孤独は悪いことという考えに囚われすぎていたと思う。 詩を書いたりするのは難しいけど、ほかの創作活動をしたりして、もっと気楽に孤独を楽しみたい。
0255文字
こがねの いずみ
新着
その時間を孤独だと名付けているのは自分だということ。その時間を『創作の時間』と名付けてしまえば、それはもう楽しくて充実した時間であることに気づかされた。「老後、孤独になるから〜」じゃなくて、「今の気持ち、歌にして歌ってな」の方がどんなに世の中楽しくなるか・・
0255文字
zoros
新着
つっこみどころはあるが、ためになる考え方であると思いました。面白かったです。
0255文字
y.kakizoe
新着
先日読んだ森博嗣の別の書籍が面白すぎて只今、森氏期間中です。これもスーパー面白い! これからの自分が悩みを持つことがあれば、必ず本書の言葉を思い出すだろうと思った。 その、自分の抱えている観念はどこから来たのか。思い込まされているという可能性にも気を向けること。自分の人生を有意義にするために唯一必要なもの。それは「自分の思想」を持つこと。 https://ykakizoeblog.com/blog/motivation-at-work
NORI

森氏の作品は悩みを解決してくれます♪ 最近読んでないので、久しぶりに読みたくなりました^_^

10/15 19:16
y.kakizoe

NORIさん 本当にその通りですね!さっぱりしていて、本質をついていて、読んでいて気持ちがいいです。森博嗣さんのエッセイ、もう2冊ポチってあるのでまだまだ楽しめそうですヽ(・ε・)人(・ε・)ノ

10/15 21:46
0255文字
てでぃ
新着
ネタバレなんだか、すごく森博嗣さんの優しさを感じた。口調はいつも通りで、相変わらずなんだけど、繋がりに固執している人たちと、繋がれない人たちのジレンマに対して、優しく淡々と解きほぐしてくれる感じがある。 孤独はマイナスのイメージがあるけれど、楽しいことがあるから、マイナスなこともある。そして、マイナスからプラスに心が動く時、そこに楽しさや嬉しさが宿る。そうやって気持ちが揺れ動くからこそ、日々の楽しみを感じることができるんだろうな。 孤独の価値は、まず、あなたなりの人生の楽しみを模索したらということに尽きると思う。
0255文字
縁側の座布団
新着
孤独を肯定的に考えられて良い。創作、オタクができるのは平和だから。
0255文字
りん
新着
「孤独」というと、世間的にはマイナスなイメージが先行しがちだが、そういうわけではない。孤独のいいところを載っけてる御本。孤独から生まれる美(侘び寂び)なんかも書いてあって共感しきり。さすが森博嗣であります。彼の小説を面白いと思う方はこちらも読むべし。森博嗣だなぁーと思わせられるから笑 人と繋がりたがることを否定せず、自分はこちらというスタンス。
ミエル

森作品の登場人物たちも作者と同じタイプばかりですよね。誰も群れてない… 笑

06/26 19:00
りん

ですね!やはり創造主に似るのかw 森博嗣哲学、最高です

06/26 19:17
0255文字
AdamX
新着
孤独=個性。 孤独を楽しめないと個性を楽しめないし、孤独を蔑んだり逃げ続けるということは最終的に、自分の個性からも逃げ続けることに等しいのかなと感じました。 「暇」を苦痛に感じている人は読んだら、少し違う角度からその「暇」を見るきっかけになるかもしれません。
0255文字
mosquito
新着
"人生には金もさほどいらないし、またそれほど仲間というものも必要ない。" 孤独とはなんだろうと考える人に一つの意見としていいのではないでしょうか。
0255文字
Huy
新着
私も少年漫画等のメディアに、人と何かを為すことが過度にいいものだと刷り込まれていたのかも
0255文字
hikarunoir
新着
孤立/孤独、何れも感じるのは余裕があり贅沢なことで、何より創作に使える環境が齎された状態。孤独こそ己を追い込む創作の源。知ってることばかり。
0255文字
読書家の投資家
新着
>孤独を知らない人間はバカだと断言できる。っという個所が最も印象に残った。人間の豊かさは自問自答している時間に形成される。ずっと誰かといたり、予定を入れたり、スマホを触ったりしていては自問自答できない。自分との会話ができなくなってしまう。孤独な時間をもっと積極的に取りたいと思ったし、最重要以外の繋がり、は積極的に断っていきたいと思った。
0255文字
みい
新着
孤独は自由に生きること自由を謳歌すること他人との距離感に違和感や疑問があって嘘の絆に苦しんでる人ほど見返り求めるとありその通りだと思った
0255文字
haretokidokimohare
新着
4月からの環境の変化に備えて、3月の中旬から読み進めていた。初めてこの作者の本を読んだが、共感できるところも多くとても面白かった。
0255文字
ゆるり
新着
再読。素敵に言語化していただけてありがとうございます、の本。
0255文字
yumani
新着
ここまで頁数を要するかは別として読み終えて気づいたこと。自分は少なくとも「楽しい孤独」「素敵な孤独」の中に居るという謂わば《お目出度い》感覚!しかし、こういった孤独を感じていない目出度さを良しとしてよいものなのか?の回答は未だ得るに能わず。感情から派生する問題と現実の落差、現実と願望の距離。時代に逆行するかのようにインプットするばかりでアウトプットすることが減っている現実が孤独に繋がるのか?煩わしさは避けたい。アウトプットは言葉のみに非ず!何十年ぶりかに絵筆を取ってみる。色彩に導かれる作業は孤独ではない。
0255文字
かんたろー
新着
孤独は寂しい。寂しいの反語は楽しい。 なぜ孤独に価値があるのか。 読み終わってもなかなかわからないけれど、どうも孤独は良いものらしい
0255文字
遠野空
新着
孤独とはなにか。孤独であることとは。考えさせられました。ここまで考えられているのはすごいですね。
0255文字
さい
新着
ネタバレ森氏の「思考実験」をたっぷり見る本。何故孤独がいけないとされるのか?寂しさは悪いことなのか?そんなことはない。そこには自由がある。嫌なものは嫌だというのは思考停止であると筆者は書く。普段から、思考し続けてこそ人間だと論じる筆者である。すぐに思考停止しがちな私は反省しきりだ。ともかく筆者は告げる、良質な孤独とは、社会への貢献と他者の尊重の上に築く自由であり、孤独を知る者だけが友情や愛情に満たされる、と。
0255文字
ね
新着
ネタバレ最近理由があって出歩けず、あまり友人と遊ばない日々を送っていたら、言いようのない孤独感に襲われた。「寂しい。つまんない。それでも孤独のほうが創作できるものがあるとして、耐えるべき?耐えたくない。私は何も創らなくても幸せ。」という話を旦那にしたら、この本を勧めてくれた。ちょうどいい様のない孤独感を抱えながら読んだので、当事者として、その考え方が刺さるかどうかリアルに確かめながら読めた。コメントに続
ね

でもこれは結局、タイプの問題で、違うタイプの人が求めて手に入れられる精神性ではないと思う。私は旦那にはなれない。私は昔から「何をするでもないけど群れを成すことに幸せを感じる」ダサさを持ってる。クラスの女子がストーブの周りに集まってるのをみて、愛おしかったり、祖母の家に、何もしないのに集まってただ面白くないテレビを見ながらただ一緒にいる安心感。そういうとき、幸せを感じるのだから、そういうタイプなのだと思う。

12/18 08:34
ね

ジャストタイムで孤独と向き合ってたから、自分の考えをまとめたりしながら、すごく長々と書いてしまった(笑) たとえばこういう本を読んで考えること、感想を打つこと、これも孤独だからできることではある。だけど、今の私はこの種類の楽しさを別に求めていない。ブランコで後ろに下がって、孤独を味わってる最中だから、反動で前に揺れて、人とワイワイしたい、そういう時期なのかなぁ。

12/18 08:37
8件のコメントを全て見る
0255文字
うずら
新着
森さんらしい考え方だなぁと思わせる内容。やや冗長な感じもしたが書いてあることには共感できるところ多かった。 絆という言葉の胡散くささや「泣ける」を謳い文句にする広告の嘘臭さ。でもそう感じてしまう自分は人としてよろしくないんじゃないかと若干モヤモヤしてきましたが、この本を読んで、「そんなことなかった!」とスッキリしました。 でも私も振り返ってみれば、若い頃は常に人と繋がっていたかった。最近、孤独時間が楽しめるようになったのは歳をとったせいなのかもしれない。今後も「素敵な孤独」を楽しみます。
0255文字
ぴ
新着
無駄なことをしてみようと思って、 何しようか考えるけど、つい自分の少し先の将来のためになることとかになったりしちゃう。 面白かった。
0255文字
ネオ
新着
学校でやらされる勉強がなぜつまらないか、後になって自分でやる勉強はなぜ面白いのかがわかる。「学校制度が悪いわけではなく、それに合わない子供がいる」という文からは、日本の学校制度に対して抱えていた違和感が少し腑に落ちた。勉強の本日はアウトプットであるとも書かれており、私はアウトプットが少ないので自戒したい。
0255文字
meg
新着
ネタバレ孤独が耐えきれず寂しさで押しつぶされそう、、と思っている人におすすめ。孤独がいかに高尚な時間か、先生の経験から力説してくれる。孤独死は尊厳死である、と言い切っているところにも清々しさを感じる。分析だけではなく孤独な時間の過ごし方も提案があり、どれも簡単に始められそうなレベル。力説の強さが押し付けがましさを感じるが、力強く背中を押してくれるようにも感じる暖かさもある。今年もクリスマス、年の終わりと寂しさを感じる季節がやってくる。先生の言葉を胸に孤独を楽しもうと思う。
0255文字
あじむ
新着
作者が研究者ということもあってか、孤独とは一体何のかという所から始まります。孤独というものに対して、加速度やニュートン力学といった物理学、微分や三角関数といった数学の分野で説明していくのは作者らしいです。それと同時に、そういう見方もできるのかと驚いてしまいました。 孤独が悪いことであるというイメージが蔓延している理由も本書で語られており、確かにそういったものしか見たり聞いたりしないことに気づかされました。 本書で孤独であることは悪くない、時には孤独になることも重要なのだということを学べました。
0255文字
ロマンチッカーnao
新着
孤独は一人ぽっちではない。貧しくもない。もちろん経済的にも精神的にも。それに寂しくもない。一人で生きていける。創作もできるし。読んでいて感じたのは、孤独は贅沢な時間だと言うこと。精神的にも自立し、誰にも依存していないし、寄りかかっていない。僕も一人が好き。そんな人には一読の価値ありです。読書好きは基本一人が好きなんじゃないかな。読書好きは読書好きな人でないと友達になれないのかなとも思いました。
0255文字
やすいさん
新着
森先生ならこんな感じだろうなと思った通りのことが書いてあった。自分のような似た考えの者が読んでも仕方ないかもしれない。
0255文字
葉月
新着
ネタバレ孤独って人に必要なもので十分に価値がある。 ただなんとなく与えられているステレオタイプには自ら疑問をもって思考する必要がある。 全体的に筋には納得する。 でも孤独を恐れる人を否定はしないって言ってるけど、高みから哀れんでいる雰囲気がとれて、読んでいくにつれてもやもやが。まぁ確かに否定はしていないのだが。 最近素直に本が読めていないと思う。もやもやしております。
0255文字
K
新着
すべてがFになる はまだ読んでないんだよな。著者は隠遁生活してるんか。寂しさは植え付けられた価値観っていう概念は説得力ある。孤独を楽しもう。
0255文字
とんび
新着
人は孤独を恐れすぎているのではないか、孤独は良いことが多い、孤独を心地よく過ごすには創作が良い。 などと、ほぼ僕と考えが一緒なので、特に感銘はないんだけど「うわぁ、考え方一緒だぁ」という感じでは興味深く読んだ。
0255文字
孤独な読書人
新着
ネタバレ森節全開の本。孤独についての著者の見解よりも著者の理性を人間的とする人間観に興味を持った。
0255文字
すみれ
新着
森博嗣のエッセイを読むのは初めて。まずは評判の良さそうなものから、と思ったけど、タイミング的にもよかった。初めての人と会う機会が多い時期だったので。孤独はなぜよくないイメージなのか、本当にそうなのか、という話。資本主義にどっぷり浸かって生活していると疲れる時もあるから、たまには少し引いて見てみると楽になったりもする。
0255文字
エジー@中小企業診断士
新着
森博嗣氏の孤独論。孤独は基本的に主観が作る。貧しさと孤独はまるで違う。孤独という悩みは生存の確保の上にある、もっと贅沢な感覚。寂しさは死を連想させるから悪い。だが死への予感は虚構である。恐孤独派と愛孤独派は同じ一人の人間の中にいずれの傾向もある。孤独は創作の動機になる。芸術とは人類最大の難題、即ち死を克服すること、価値あるものへと変換するものだ。審美眼は孤独や寂しさの価値が分かること。この「賑やかさ」から「寂しさ」へのベクトルは「洗練」でもある。侘び寂び、成熟、大人の美。良質な孤独とは社会との共生である。
0255文字
たまご
新着
著者の本は初めて読んだが結構独特というか癖がある人だなというのが第一印象。言っていることは割とまっすぐでスーッと入ってくるので読みやすい本だった。なぜ「賑やか」なら楽しくて「孤独」はつまらないのか?本当にそうなのか?言葉が持つ表面的なイメージだけで物事を判断しない方が良い、というのは確かにその通り(自分は思考停止していたのかも)孤独を楽しむというのは自分の”感情”を大切にする(とことん向き合う)ということなのかもしれないと思った。「夢があれば孤独は素敵な孤独になる」いい言葉。
0255文字
so, litude
新着
孤独は主観から生まれるもの。これを解釈すると、自己と他者との間に隔たりを感じたときに孤独を抱くのかなと。決して関わる人間が多いからと言って孤独から解き放たれるわけではない。ここで語られている孤独は、自らの意思で身を置いた境地であり、だからこそ価値が生まれるのだと思う。主観だから価値を見出せると。同じ孤独でも他者との接点を持たず、外界から孤立した結果陥る孤独であれば性質は異なる。まさに社会問題となっている孤独死は紛れもなく後者の場合が多いだろうし、孤独に至る経緯については十分に考慮しなければいけないと思う。
0255文字
マーチャ
新着
ネタバレなんのために勉強するのか?との質問に戸惑う経験は、子育ての中でも経験することは多い。この本では、「あなたはなんの役に立つようになりたいですか?」そうなるために勉強するのだと答えると、解答を見つけやすいと記している。自分に役立つ事が勉強であり夢を叶えてくれる方法の一つだということを再確認でき、大谷翔平くんのように目標シートを書いてみるのもありかなぁと感じることができた。
0255文字
ArcCosine
新着
森ismを感じた本。森博嗣本は読みやすく分かりやすが、同時に、森博嗣という作家の限界を常に感じさせる。それが悪いとは全く感じ無いが、同時に新しい発見も少ない。しかし、それはそれで読者が求める物なので、これで正解なのだろう。
0255文字
全848件中 1-40 件を表示
孤独の価値 (幻冬舎新書)評価65感想・レビュー848