形式:文庫
出版社:祥伝社
てくる。俺が恋愛脳のままでは、労働における運命の人を見過ごすかもしれないし、逆も然りだ。そもそも、運命とは?ってところから始めたい気もしてきた。また定義の話になっちゃうからそれはやめておくけど、本書には様々な運命の形が描かれている。運命の人の解釈、運命との出会い、すれ違い(運命とすれ違うってのも変な話だ、それは運命じゃないだろっていう言葉遊びが始まりそう)、まとめると人生の一つのターニングポイントとなる人が運命の人となるんだろう。運命の人かぁー。この科学が大好きな俺がいまだに「運命」などという説明の
できない感情論に惹かれているなんて、やっぱり俺の頭はロマンでできている。「宇多川のマリア」が一番判りづらかったが、一番印象に残った。意識の表層面は自分を騙せても深層では自分から逃れることもできず、狂人の一歩手前を踏み入れてしまう人間の弱さを描きつつ世界のテイストは軽薄で寛容だ。それでも前に進むことのできる主人公に安心することができ、俺の中の何かしかが救われているような気持ちになる。運命の人なんてものは自分で定めることができる、俺もそういうタイプだ。西加奈子の作品は、読んだことがないが、読みでみたい。
ぶっちゃけレビューが1番よ💕
thank you😘💕
気になるなる(笑)もしかして💛・・・は妄想広がる~(*'ω'*)
ですよね〜💕潤い大事💕
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