ぼくらは夜にしか会わなかった (祥伝社文庫)

ぼくらは夜にしか会わなかった (祥伝社文庫)
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ぼくらは夜にしか会わなかったはこんな本です

ぼくらは夜にしか会わなかったの感想・レビュー(198)

図書館。著者の思い描いた物語をきちんと理解できているかは分からないけれど、純粋で繊細な心が創り出す世界。あまりにも雑多な世の中が、敏感な彼らには過剰すぎて恐怖を感じ、戸惑い、恐れる。そんな中でもお互い惹き合い愛を見つける。読み終わった後に一抹の寂しさと安堵と何か…何かが残る。その何かがうまく言葉にできないのがもどかしい。
- コメント(0) - 1月13日

mai
透明で綺麗で、切なくて儚くて、脆いのにまっすぐ。付きまとう悲しさがつらくて、なかなかページが進まなかったです。
★15 - コメント(0) - 1月12日

とてつもなく切なく、寂しいく優しく、言葉の使い方がめちゃめちゃうまくてさすが市川さんだなと痛感。最後のまりえの話とかもう涙ちょちょぎれそうになりながら読みました。
★7 - コメント(0) - 2016年11月8日

市川先生ワールドでした。 他の作家さんには書けない、一人一人の性格、ストーリー。どれをとっても優しく、壊れそうな強さがありました! 言葉を存分に味わい、また読後まで落ち着きと優しさを運んで下さった、素敵な作品。 なんだか私も大人になった気がします…笑
★2 - コメント(0) - 2016年10月7日

それぞれの話の登場人物たちは、みんな儚くて繊細で朝が来たらいなくなってそうな、寂しい時や悲しい時に隣にいてほしいような人たちでした。この作者さんは初めて読んだのですが、出てくる女性を伝える言葉がすごく魅力的で、美しい人ばかり。男性も弱々しいけれど一途で植物園に行ってみたくなりました。
★8 - コメント(0) - 2016年10月6日

最後は切ない話になるのだけれど、暗くなってしまうようなことはない。 それはひとつひとつが優しく繊細な言葉ばかりだからなのだろうか。 市川さん。僕はあなたの本にどれだけ引き込まれていくのだろう。
★5 - コメント(0) - 2016年9月8日

a_
すべてが狂おしいほどに繊細で、敏感で、儚くて. タイトルから感じた印象の通りの、切なくて優しくて悲しい詩のような小説でした. 人を想うって幸せだけど苦しいこと.
★3 - コメント(0) - 2016年9月1日

【図書館本】初読みの作家さんでしたが、いま、会いにゆきます。の人だった!DVD持ってる! 不思議な、綺麗な物語でした。 タイトルにひかれて借りましたがとても良かったです。
★4 - コメント(0) - 2016年8月21日

毒が強い小説を読んだ後は、市川さんのような澄んだ優しい物語で心を中和したくなる。美しく純粋な魂が奏でる純愛短編集。物語はそれぞれ独立しているが、植物園や天文台の赤道儀室など、同じシチェーションが出てくるため、あたかも同じファンタジーな世界に夢見心地にいるような気持ちになる。なんらかの病気を持っていたりする弱者に、やさしく光が照らされる。傷つきやすい孤独な魂が心を寄せ合う。想う気持ちがあれば、きっとまた会える。僕らは出会うべくして生まれてきたんだ。せつなさのなかの静かな優しさが、そっと心を包んでくれる。
★74 - コメント(0) - 2016年7月16日

カバーの絵が素敵だったので購入.市川拓司さんのことは全然知らず,「いま,会いにゆきます」の著者だということを後々知りました.本書の内容としては,天文台や植物園,ガラス細工などが共通して登場し,物語に色を添えています.病を絡めた恋愛もので,登場人物も皆,似ています.パラレルワールドとして見ると,生まれ変わっても生まれ変わっても「普通」に暮らしていくことはできない二人の様で少し切ない.解説に,市川拓司は詩人だと有る様に言葉や連想させる風景がきれいで,いつまでも本の中の世界にいたいと思わせてくれる.
★2 - コメント(0) - 2016年7月4日

身体をここに残して、心は過去を彷徨う。あなたは思い出にとらわれすぎる。もう少し現実を生きなくては駄目。「どうして、ふたりともずっとここにいたのに、相手を見失ったんだろう?」「きっとよくあるのよ」「どんなに目を凝らしていても、大事なひとを見失ってしまうことって」「夜は好きよ。怖いのは人間」世界には気を許してもいい場所があるんだってことを教えてあげたい。自分を語ることは一枚ずつ服を脱いでいくことにも似ている。言葉を放つごとに、わたしはどんどんと心許なくなっていく。
★2 - コメント(1) - 2016年6月23日

表紙裏の言葉を借りると純愛小説集。話は皆バラバラですが、雰囲気や孤独感、文章に込められたものは何だか共通しているように感じました。読んでいるとどうしても悲しさが付きまとってしまうのですが、それでも心が許せる人がいる寄り添える人がいる、それはとても大切で素敵なことだと思わせてくれる。それが印象に強く残りました。何度か読むと、もっと感じることが出てくるのかなとも思いました。
★12 - コメント(0) - 2016年5月29日

図書館本
- コメント(0) - 2016年5月26日

個性的な人間達の純愛短編集ってとこでしょうか。綺麗な文章や出てくる場所などがファンタジーに近いかも。ある意味ここまでの純愛はいい歳したおっさんからしたら羨ましくもある。ラストも切ない話が多いが決して暗くはなりません。
★2 - コメント(0) - 2016年3月24日

フランス映画みたいな雰囲気でした。言葉が綺麗で、曖昧な空気感。読んでる時は、別空間にいるようでした。
★2 - コメント(0) - 2016年3月16日

もはや恋愛小説ではなく、“純愛詩”のようだった。綺麗で、繊細で、それでいて優しく愛に溢れた言葉たち。作中に登場する植物園、赤道儀室、万華鏡、天文台、花や木々、歌などがこの作品の主人公たちを薄靄がかかった世界に置いてくれていた感じ。「なにを語っても、それが彼への思いを仄めかす、遠回しな告白になっているのではないかと不安になる。」『おれたちの距離はどっちが決めてる?(幸哉)』-いまひとたび、あの微笑みに
★11 - コメント(0) - 2016年3月11日

綺麗な世界観の、言葉選びが美しい短編集でした。通勤途中に読み、登場人物の繊細なやりとりにドキドキしました。
★3 - コメント(0) - 2016年3月5日

短編集。なかなかページが進まなかった。この前までポジティブ過ぎるくらいの主人公の小説を読んでいたせいか落差が大きすぎたのかも。
★3 - コメント(0) - 2016年2月25日

 言葉がきれいだった。舞台とか背景が限定的なのに描写が的確で飽きさせない。  一部言葉選びに違和感があったけど全体にきれいなので満足。
★3 - コメント(0) - 2016年2月21日

天文台、植物園…大好きな世界。ピアノが奏でる淡く悲しい旋律が似合う世界。肩を寄せ合いながらも、別々の場所にいるような恋人たち。私が10代の頃なら、熱狂的に好きになっただろう本。汚れちまったおばさんには、少し気恥ずかしく感じる…悲しいことに。短編集で、それぞれ独立した話なのだが、場所や登場人物が似通っていて、同じ恋人たちのパラレルワールドなんだろうか、と思った。私は腰が引け気味だったが、感受性豊かな方にはオススメ。
★21 - コメント(0) - 2016年2月13日

6作の短編からなる短編集です。個々の物語は独立しており、全く関係のないお話なのですが、何がしかの共通項(たとえば乗り物が異常に苦手だったり、とてつもなく奥手だったり)が見え隠れしているように感じました。ある種のパラレルワールドのように、平行する世界のお話にも思えました。それはもしかしたら、市川さんの作品全てにいえることなのかもしれません。
★3 - コメント(0) - 2016年1月22日

美しい詩のような、そんな作品でした。 短編6つ。 ひどく感受性の強い人物たちの、夜に関する(夜の逢瀬、眠ることなど)淡い日々を描いています。 特にわたしは「花の呟き」と「いまひとたび、あの微笑みに」がお気に入りです。 彼らはずっとこの先も、幸せに過ごせたでしょうか。 きっとそうであると信じてやみません。 少し悲しくて切ない、でもすっと心に入ってくる物語でした。
★4 - コメント(0) - 2016年1月7日

魅力的。登場人物たちの繊細さや美しい心。どの短編も惹き込まれました。
★2 - コメント(0) - 2015年12月24日

恋愛小説。短編集。植物園や天文台のあるまちを舞台に、感受性が豊かで繊細な心をもった登場人物たちの恋愛模様が描かれている。風景や心の描写が美しく、特に『夜の燕』という短編を読んでいるときは、なんだか詩を読んでいるような気分になった。
★3 - コメント(0) - 2015年11月25日

「スワンボートのシンドバッド」と「花の呟き」がお気に入り。 恋する描写が繊細で心を揺さぶられる。凄く素敵。
★4 - コメント(0) - 2015年11月23日

ひとつひとつのセンテンスが儚くて、優しくて、魅力的。柔らかい布に包まれたような物語でした。
★5 - コメント(0) - 2015年11月19日

私にとっては大切な一冊になりました。少し傷つきやすく感受性豊かで、自分の気持ちを上手に伝えられない人たちが、純粋に人を愛することを教えてくれた。そんなお話でした。短編集ですが、出てくる場所や風景は一貫性があって植物園や天文台など、朝靄の中のような幻想的な雰囲気を想像しました。ゆっくり読みたくて時間をかけて読みました。この小説を退屈と感じない方とぜひお話してみたいですね(^^)
★15 - コメント(2) - 2015年7月25日

文章の美しさから引き込まれていく感じが心地よくて、音楽を聞いてるみたいな感覚でした。最後の解説の人も書いてましたが、詩的で綺麗な文字たちに見惚れてしまいます。 どちらかといえば男の方が存在が淡くて、お互いに言い表さない恋模様。楽しませてもらいました。
★4 - コメント(0) - 2015年7月3日

こういうのを純愛っていうのかなあ。なんだか奇妙な話がたくさん詰め込まれた短編集。文章は綺麗。夜の燕が一番好みかな。
★9 - コメント(0) - 2015年6月11日

★☆☆
★5 - コメント(0) - 2015年5月31日

k/a
問題を抱えた繊細な登場人物達が必死で織りなす恋の物語。なんなんだろうこの透明感は。表題作「ぼくらは夜にしか会わなかった」の最期が切なくて切なくて、いつまても余韻が消えない。辛いほど。
★2 - コメント(0) - 2015年4月30日

問題を抱えた繊細な登場人物達が必死で織りなす恋の物語。なんなんだろうこの透明感は。表題作「ぼくらは夜にしか会わなかった」の最期が切なくて切なくて、いつまても余韻が消えない。辛いほど。
★2 - コメント(0) - 2015年4月30日

すべてのお話に共通するのは、繊細で、過剰で、うつくしい心の持ちの主人公達。世界観も共通しており、はかない夢想の世界に連れて行ってくれる作品群です。ささくれた心に一滴の雫を与えてくれます。一つ難を言えば、あまりも主人公達が似通い過ぎており、段々既視感が強くなっていくことです。短編として数多く読むよりも、三つぐらいにまとまっていた方がよかったかもしれません。
★4 - コメント(0) - 2015年4月2日

市川ワールドが凝縮された感じでした。氏の作品には共通した世界観や設定があって、今までの作品はこれらの長編版に思えました。 氏の作品は詩的だなぁ。と思っていたら、巻末の解説に「詩人である」と断言していたので安心しました。
★2 - コメント(0) - 2015年3月29日

「ぼくらは夜にしか会わなかった」と、「いまひとたび、あの微笑みに」がよかった
★7 - コメント(0) - 2015年3月24日

幻想的な雰囲気の恋愛小説。人生でただ一度の恋を生きる主人公たちの悲しい現実が切ない。不器用でまともには生きられない人ばかりが出てくるので、純愛ストーリーもどこか幻想的な雰囲気になり、作家の個性が際立つ。
★10 - コメント(0) - 2015年3月14日

min
物語の背景や言葉が美しい。そこはやはり市川さんだと思いました。ただ今の自分が読むには少し重たかったです。心になにかしらのダメージを持っている時は読まない方がいいかもしれません。
★4 - コメント(0) - 2015年2月20日

ピアノの高音域のみで紡がれた旋律みたい。 登場人物たちがあまりに繊細で、脆く、淡い。 読んでいると自分の周りの酸素が薄くなっているような感覚になる本でした。 物語自体は個人的に「とても好き!」「また読みたい」というものでは無かったけど文章が美しいなぁと感じました。 表現を生業にするものとしてとても勉強になる一冊でした。
★6 - コメント(0) - 2015年2月16日

単行本を図書館で借りて読みました。文庫になって手元に置くことができて嬉しいです。なんとなく今までの市川作品と違うのかなと感じました。なかなか読み進められず時間をかけて読了しました。とはいえ、独特な世界でひとりの人を愛する純粋でキレイな恋物語。何度も丁寧に読んでいきたい1冊。『白い家』と『いまひとたび、あの微笑みに』が市川さんらしくて好きだなーと感じました。
★26 - コメント(0) - 2015年1月16日

ぼくらは夜にしか会わなかったの 評価:68 感想・レビュー:57
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