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高砂 (祥伝社文庫)

感想・レビュー
65

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Tomoko Fujinami
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いろいろな夫婦の形があって、当人たちが幸せならそれでいいと思うものの、個人的には「ちょっとかかあ天下」が一番上手くいくのでは、と思う。
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じんこさん
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久しぶりの宇江佐真理。材木屋を隠居して、会所で管理人をしている夫婦とそれに関わる男女の人情話。隠居とか還暦と余生を送っている感じだが、現代の感覚で言うと、10歳から15歳くらい年齢が上の気がする。 寿命が延びた分、そうなのかな。 内容はほっこりして、嫌な人が出てこないので、心穏やかに読めた。
0255文字
なんてひだ
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2人の生い立ちから始まってバツ3の又兵衛に、場所柄毎日毎晩出来事が起きるし、どうするのか思ったら又兵衛は人情家でもない 本音ズバズバおいねだし、上手いこと解決するのではないし。やっぱ一冊で完結は難しいしようやく個性出てるなって所で完結した。おかつも潤滑油になったし、ラストの高砂のめでたさは良いかと。ラストで大先生出てきて人生の問答みたいで良いかと。おきぃやがれ見れて満足
0255文字
やぎ
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日本橋堀留町の会所の管理人である又兵衛とおいせの江戸人情話。他のアンソロジーで第一話だけ読んで続きを読みたくなって購入した。 又兵衛さん、最後はよく決心しました。あっぱれ!こんな夫婦に憧れます。宇江佐真理さんの作品は読後ほっこりとして優しい気持ちになれます。
0255文字
ふみりな
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3冊目、もう少し江戸の風情など取り入れて欲しい。(現代劇と変わらなくなる)
0255文字
サンドイッチマン
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ネタバレ再読。もう一つの「なくて七癖あって四十八癖」とは、ストーリーの繋がりは、なさそう。こちらは、長編と言って良さそうだ。老境に入った一組の夫婦。訳あって、長年人別を入れなかったが、最後に目出度く入籍!我々が何気なくしている会話を、さり気なく小説に埋め込んでしまうこの上手さ!
0255文字
雨の音
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人生の後半を、こんな風に一緒にいられる人と巡り合うってええな。お互い苦労したね、って。いろんな家族、夫婦を知って、人様の事に奔走しながら、自分の幸せがわかり相手に感謝したり、辛かった過去の経験はムダちごた!と知るのよね。そんな事を語り合える友、連れ合い。自分にもできる事がある、力になってくれる人もいる。おめでたい席で唄われる「高砂」の詩を初めて読んだ。なんか感動した。
0255文字
akiko
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又兵衛とおいせがあちこちの家族の問題に絡んでいく。おせっかいといえばそれまでだけど、管理人という立場上ほって置けないのかな。いつの時代も夫婦親子は色々ありますね。
0255文字
hitokoto
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 宇江佐真理さん「高砂」、2013.9刊行、2016.4文庫、連作6話。どれも味わい深い話でした。会所管理人の又兵衛55歳とおいせ50歳夫妻、裏店の差配をしている孫右衛門とお春夫妻が、うまくいっていない夫婦や幼馴染みの女性2人の仲を取り持ち、みんなを幸せにする物語。私は、特に、第4話の「女丈夫(じょじょうふ)」がお気に入りです!なにはともあれ、縁あって一緒になった夫婦、なんとも表現できない関係ですね(^-^)
hitokoto

ナイス、有難うございます!

12/31 03:04
0255文字
どんぶり子
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ネタバレ会所の管理をする又兵衛とおいせ夫婦を中心として短編集です。どのお話も下町で暮らす人たちの苦労がうまく書かれています。又兵衛3回、おいせは1回離縁を経験しています。この経験を活かして不仲な夫婦のカウンセリング行う描写がとてもおもしろかった。又兵衛夫婦が自分たちのことを「離縁の玄人」って、物は言いようだなと思いました。
0255文字
YOUCO19
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お江戸の会所の住込み管理人夫婦の連作短編。凝縮された夫婦の形がここにある。いつの時代も夫婦の悩みは変わらない。ずっと内縁関係でいた又兵衛夫婦が最後にやっと入籍した。それも又兵衛亡き後、遺産を巡って子供たちが揉めるのが嫌だからという理由。今も昔も金銭トラブルはやっかいな問題なのだ。
0255文字
keiトモニ
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第2話ぼたんの雪、大工の徳次が、お武家さんに御輿入れした三女の暮らしを嘆く「やっぱりよう、身の丈に合った暮らしが一番いいのよ。大工の娘がお武家に嫁ぐなんざ、どだい無理な話だったんだ」…仰る通り。即ち萩生田前文科大臣が仰った「自分の身の丈に合わせて勝負してもらえれば…」の受験生へのお言葉は正しい。だのに毎日新聞他批判する輩はその言葉は開き直りだとし受験生の格差を拡大しかねない…と言う。それこそが開き直りの姿勢でアホ新聞ならではだ。受験生よ、受験失敗したら毎日新聞を恨め。いずれにせよ著者の優しくも鋭い視線だ。
0255文字
ふじさん
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日本橋堀留町の会所の管理人又兵衛とおいせは、夫婦喧嘩の仲裁等近所の家族の幸せを願い忙しい日々を送っている。市井に懸命に生きる男と女の生き様を優しい目線で描いた作品は、いつもながら心に染み入る。今回は、幸せとは、夫婦の有り様は、家族とは、が様々な形で描かれる。作家の火坂雅志をして「そのへんのオバチヤン」と言わしめた宇江佐真理の作品、たまには読まずにいられない癒しがある。現代の様々な事が、形を変えて江戸の時代の描き出される。
0255文字
ばるたん
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庶民の生活を二人の世話役を通してほのぼのと伝えてくれている。一遍一遍に涙や怒り、人情がいろいろ入っているが最後はホッコリさせてくれました。
0255文字
Akiko  Nakano
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良き話でした。時代は変わっても、人にとって大切な事はそう変わらないのですね。
0255文字
tengen
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又兵衛とおいせはそれぞれ3度の離婚と1度の離婚経験者。そんな二人が隠居後に新天地堀留町の会所を管理する。又兵衛に仕事を世話したのは差配をしている幼馴染の孫右衛門。離婚の玄人二人と差配夫婦が下町所帯の危機に手を差し伸べる。☆又兵衛とおいせの馴れ初め、そして畳職人の夫婦喧嘩 ☆武家に嫁いだおつるの苦労の訳☆元に戻れない寄場帰り浜次の意固地☆女丈夫の口入屋おみさと気弱な入り婿新三郎の夫婦危機☆おえんとおこう、嫁いでからの仲たがい☆又兵衛が風邪で寝込んで思う事☆彡夫婦茶碗/ぼたん雪/どんつく/女丈夫/灸花/高砂
0255文字
sai
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単行本で読んでから7年も経っていたのにびっくり。文庫本は解説を読むのも楽しみの一つだが、宮本昌孝さんの宇江佐さんを偲ぶ内容にウルウルしてしまった~。
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nyanlay
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この時代に再婚とか、特に女性には厳しかったと思います。でも又兵衛とおいせ夫婦はいいですね。「離縁の玄人」、格好いい!まさに人情噺で、肩凝らずに読める一冊。
0255文字
hassaku78
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人が決断するときって、意外と些細なきっかけなんだよな。やっぱり、宇江佐さんの作品って、優しくて温かい。解説も、上手く表せないけど、何かちょっとよかった。
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ふぅ
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-幸せの感じ方は十人十色。夫婦の有り様も様々- 帯にある通り、こんな夫婦になれたらいいなあ。又兵衛とおいせ夫婦が近所でおきるやっかい事を一生懸命に解決しようとしていく。全て温かい気持ちで終われます。宮本昌孝さんの解説も宇江佐さんの人柄が表れていてウルッと…。
0255文字
だねふし
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ネタバレ「ほらふき茂平」と同じシリーズでありながら、主人公が固定された別モノとなっているが、これはこれでよし。寧ろこちらの方が宇江佐さんの真骨頂のような。様々な事件がありながら、心底イヤなヤツが出てこないのがよい所。現代社会はこうあって欲しいもんだ、と訴えるような話ばかり。前科者の再生、知的な障害を持つ子を見守る目、老いた親とのつきあい方、まるで宇江佐さんの遺言のようだ、と言ったら穿ち過ぎか。再読。
0255文字
sin
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作家買い。連作短編集。若い娘の高砂話かと思ったら・・・。ほっこり人情話。
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HIMEば~ば
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人情時代小説 おもしろおかしくほろっとあり楽しかった
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yonemy
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宇江佐先生の御本目指せ全読破の途中。VOL.2と知らず読み終わったが、相変わらずちらっと毒が利いて、でもほっこりしっとりはお手の物。なかなかうまくいかない世知辛い世の中だけど、信じ合える人達に囲まれて、言いたいこと言い合って、生きていけるのはいいな、と思わせてくれます。短編集なのも、読みやすく、心身ともに疲労困憊の時にぜひ☆彡
0255文字
フキノトウ
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ネタバレ離縁をニ回した茂兵衛と、離縁を一回したおいせ。長年、内縁関係のままの二人ですがポンポンと言い合うテンポの良い会話は痛快。周りでの騒動を収めようと動きながらも、実は小心者で幼馴染みの孫右衛門に付いてきてと頼む姿に愛嬌があった。面白かった。宮本さんのあとがきも、宇江佐さんへの悼む気持ちが静かに溢れていて良かった。
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さくらもち
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いいなあ…。優しいなあ…。宇江佐さんの本は、本当に癒されます。中山七里さんの「魔女は甦る」のあとだったので、癒し系時代劇のおかげで無事メンタルを取り戻すことができました。いろんな夫婦がでてきたが、老医師の策庵夫婦がかわいかった。夫婦の絆って、一緒に過ごした時間が作り出すんだなってしみじみ思いました。中年を迎えてからの高砂も乙なものですね。
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雪乃
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【図書館本】面白かった。
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Kiyoshi Utsugi
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この人の作品は初めて読んだのですが、火坂雅志さんと同じで2015年に66歳で亡くなられていたんですね。 火坂雅志さんに言わせると、宇江佐真理さんは「そこらへんのオバチャン」だそうです。 日本橋堀留町(今だと地下鉄人形町駅近く)の会所に住んで管理を行っている又兵衛と連れ合いのおいせ、日本橋大伝馬町に住む大家の孫右衛門のまわりで起きる夫婦喧嘩の仲裁など江戸時代の人情話です。 「高砂」を含む六話の短編が収録されています。 なぜ「高砂」なのかは、最後まで読むと分かります。(笑)
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たーくん
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「離縁、離縁って簡単に言うない。世間様はそうそう離縁なんてするものか」「おあいにく。あたしは一度離縁された女で、うちの人は三度も離縁しているのさ。離縁の玄人だよ」(「夫婦茶碗」)。夫婦喧嘩の仲裁に、日々、大忙し。日本橋堀留町の会所の管理人、又兵衛とおいせは近所の家族の幸せを願い…。懸命に生きる男と女の縁を描く、心に沁み入る珠玉の人情時代小説。
0255文字
aof
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おもしろい。今の時代だと、他人にこんなに口を挟まれるとなんなの?!と思ってしまいそうだけど、江戸時代っていう設定だと人情ものになる不思議。最後の話「高砂」が良かった。
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sasara
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著者宇佐江真里さんは北海道函館ご出身、2015年ご逝去。いろんな作品読んでみたいかも。札幌市図書館で借りました。
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♡kana*
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何で読みたいと思ったのか不明ですが、楽しめました。
0255文字
お気楽堂
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他人だしおとことおんな世の中の夫婦の数だけ夫婦のかたち (楽)
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to boy
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気分が塞いでいるときは宇江佐さんの本を読むといい。気持ちが和らいで少しだけ生き返ることができます。この本も又兵衛とおいせ夫婦の睦まじい生活が描かれていて心がホッとしました。
to boy

♫人生いろいろ 男もいろいろ ♬ えっ、男⁉

05/31 22:18
ミカママ

確かに。えっ!?

05/31 22:43
5件のコメントを全て見る
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やなかパパ
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☆☆☆
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meesan21
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本の帯で買った。「こんな夫婦になれたらいいなあ」いろんな夫婦があって、くされ縁があって、なんかいい感じの夫婦があって、面白かった。人情っていいなあ。人間くさくって、普通な感じで、こそこそしてなくて、きれいな感じがした。
0255文字
こま
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江戸に住む夫婦の物語を綴った短編連作。宇江佐さんは変なタイムスリップものを書くよりも人情ものを書いた方がいい、うん。
0255文字
じい
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最後がよかった。
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shizuka
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頼み込まれて大家になって、という下りは『深川にゃん〜』と同じだけれど、こちらはその大家になった夫婦の物語。夫は×3、妻は×1。この罰印の威力が若い夫婦の離婚を抑える力になる話には深く頷く。離婚はしようとおもったらできてしまうのよ。だから高をくくってはだめ。妬みや貧乏や詮無いことで、心が荒んでしまった長屋住人や知人たち。彼らに常に気を配り、話を聞き、できるだけ寄り添うこの夫婦。とてもやさしい。江戸の大家の役割がよく分かった。最後の又兵衛の決心にはじんと来た。高砂〜しみじみいい歌だ。門出はいつでもやってくる。
0255文字
ゴルフ72
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江戸時代に一度行ってみたい。そんな気持ちになるような小説だ。又兵衛さんとおいせさんの掛け合い夫婦感、孫兵衛さんやお春さんが周りからサポートして会所管理人の大忙しの日常に心がくすぐられる。
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