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物語 幕末を生きた女101人 (新人物文庫 れ 1-4)

感想・レビュー
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uuuccyan
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歴史に名を残しているのはほとんどが男性であるが、本書は幕末の女性を取り上げている。ここに出てくる女性は誰かの母や妻や子あるいは妾で、ひたすら男性を支えた女性達だ。彼女たちは幕末の動乱期に自分の意思というより夫のたちの行動に翻弄される。非業の死を遂げた人達もいてやるせない。表紙の女性の凛とした姿は美しいが、この時代に生まれてなくて良かったとつくづく思う。
0255文字
kikizo
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ネタバレ幕末の戦士たちを見守った女性たち。個人的は、新選組のに関わった女性が興味深かった。竜馬の姉の乙女が120㎏もあったのには驚いた。
0255文字
オリーブ
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ネタバレ幕末なので女性たちに関しても写真が残っているのが有り難い。表情からは窺い知れないけど、激動のこの時代の変化は知的で冷静な彼女たちの目にはどう映っていたのだろうと見入ってしまう。教科書などで知ってきた幕末だが、高杉晋作の妹に縁ある人が平成14年までご存命だったと思うとこの時代はそう遠くはなかったのだと感じる。破天荒で一徹である歴史に名が残る人の側にいた母や妻は決してのんびりとした人生とは言えず気の毒になる一方、彼ら志士達と共闘している実感があり充実していたとも言えるのだろうか。
オリーブ

表紙の陸奥亮子さんの強い意志を感じるこの表情ステキですよね。夫である人に自分とは別に女性がいるのは当たり前でしかもその女性が産んだ子を養育したりとそこら辺の意識は想像すら出来ません。晋作の妹ミツは大西機一郎という男性に嫁いでいたけど、晋作が高杉家を継がなかったので、離縁させられ連れ戻されたそうで、その大西家に生まれこの逸話を話された方が平成14年まで生きた方なんですね。計算するとミツが亡くなった2年後くらいに生まれた方のようで直接的な触れ合いはなかったようなんですけどね。「エドの舞踏会」読みたいです。

06/13 23:29
0255文字
Maki
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激動の時代を生き抜いたニッポンの女たちに、読みながら頭が下がりっぱなしだった。表紙は陸奥亮子。なんという美しさ。凛とした(少し儚げな)美とはまさに彼女の事だと思う。清水次郎長の妻おちょうの辞世の句なども粋だ「頼みなき此の世を後に旅衣、あの世の人に会うぞ嬉しき」彼女たちはどんな思いで生きて、どんな思いで死んでいったのか。幕末・明治維新を影で支えた女たちの人生に少しでも触れられて嬉しい読後感。
sabosashi

ふつうなら歴史に埋もれてしまうような方々のことをよく発掘して作品を著したもので、感心しますよね。

04/09 12:46
Maki

sabosashiさん、歴史に埋もれたものや人を発掘して世に問うって、面白いですよね(発掘するほうも、見せられるほうも)

04/09 20:17
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James Hayashi
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1章では幕末に活躍された女性でなく、活躍された著名人たちの妻やガールフレンドを描き表しているが、肖像画のようで動きがなく、ドラマ性や彼女たちの表情は読み取れない。2章になり大山捨松、篤姫などを扱っているが、興味が湧く前に読み終えてしまった。水戸天狗党の武田耕雲斎の妻と子たちの最期は悲惨さを感じた。表紙の美人は陸奥宗光の妻、亮子。
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あられ
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「花燃ゆ」の人気が今一つなのは、選んだ素材が地味な女性だったからということを聞き、“杉文”という女性がどういう人か知りたくなった。ほんのとば口がこの本の中にあった。吉田松陰の妹で、久坂玄瑞と結ばれる前には桂小五郎との縁組の話もあり、玄瑞死後時を経て小田村伊之助の後妻に入っている。歴史に名を残す偉人ばかり。面白い視点だったのではないだろうか。
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ママグッピー
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京都、光縁寺の沖田氏縁者の墓は、成人の女性が葬られている。総司は東京に葬られたが、戒名が、似ている。名前も残さない女性は誰? こんな事実が、歴史のおもしろさ。
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木花さくや
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再読。佐幕、倒幕、尊攘関係なく、国を憂う男を支えた女傑たちの軌跡。武家、公家の女性だけではなく、市井の者や娼妓まで幅広く幕末烈女が紹介されている。人物もお龍や八重などの有名人から、村岡局、奥村五百子などのちょっぴりマイナーな女傑についても綴られているため、幅広い歴史好きを満足させる一冊だと思う。ただ話によって著者が違うため、なかなかリズムに乗れなかったり、中弛みする説話もあった。また、自身の知識と相違する点もあったため、史実との合致性が気になる話もあった。
0255文字
和希
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主に勤王佐幕の志士たちを物心ともに支えた女性たちについて。公家の姫君、藩主や武家の妻女はもとより娼妓まで。それぞれに立派な志や高い教養、一途に男を支える深い愛情があり見事だ。ただ一人の男を支え維新の渦中を生きた女もいれば、藩、大奥、国など多くの人々のために広い視野で時代を見つめた女性たちもいた。そこは現代と変わりない。本書やほかの多くの作品などからこの時代の女性で特に魅力を感じるのは皇女和宮、篤姫、仙台藩伊達家の女性たちだろうか。もっとたくさん読みたい。
0255文字
青行灯
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意外に写真が残っているものですね…
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けいちか
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幕末に有名な男性に関連した女性に関しての本。出てくる女性についてはもとより、男性のこともそんなに詳しいわけではなかったので、そういう意味ではお得感あり。しかし、かなり細切れで、また書いた人がそれぞれ違うので、(読み進めるための)リズムに乗れなかった。編者が気を使っていれば、重複も避けられたと思うのだが。
0255文字
ぼちぼちいこか
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読んでいる途中で中だるみしてしまった。女性を語るにはまず相手の男性から入っているので、こちらに重点を置いてしまった筆者もいれば、あきらかに手抜きだなと思われる筆者もいて、本当に面白く読めた箇所は数か所だけだった。でも知らなかった人物も登場して読んで損はなかったと思う。
0255文字
ず〜みん
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『覚悟を決める』そんな言葉が共通点の幕末の女性たち。死を覚悟しても、子供のために生きる覚悟をしても、夫と共に生きる覚悟をしても、歯を食いしばるだけじゃ耐えきれなかったであろう幕末の壮絶な、決して正史として中心には描かれていない女性たちの話。陸奥宗光の(表紙)は美人だが、写真のある女性たちは美人さより内面的な強さや賢さが全面に出ている方ばかりです。私は若松賤子が好き。
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ともあきほ
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幕末の志士たちをささえた女性たちの話
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けろりん
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現代の女性は強いというけれど、幕末の女性のほうが、真に強く、凛々しく、潔い。生きることに必死な時代は、やっぱり違うな。
HIROKO

わたしもそう思います。見習いたいものです・・・

10/30 09:27
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石橋
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マニアックすぎてちょっと浅学の私には手に負えないが、表紙の陸奥宗光夫人、亮子の横顔だけでも買い。
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雨巫女。
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幕末を活躍した男たちのまわりに、こんな魅力的な女たちがいたんだ。
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夕葉
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自分が一番感動したのは西郷隆盛の奥さんです。 女性の強さと優しさに、感動しました。 特に思ったのは、攘夷志士たちと妻たちとの支えあいの姿です。 他の人の妻を支援したり、その逆に妻が他の男性を支援したり… そんな様子を読んで、攘夷志士たちの「絆」のようなものに驚きました。 新撰組が力で押さえつけて統制していたのとは、また違うな…ということを感じさせられました。
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