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大仏男

感想・レビュー
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yurika
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貧乏漫才師が漫才のネタをきっかけに 霊能者として成り上がり、 政官財を利用したり、利用されたりする話。 売れるための人脈づくり、コミュニケーションの テクニック、マネジメント業の闇などが面白く描かれている。 周りが欲に血眼になる中、タクロウだけは 人の孤独を受け止める本物の霊能者として どんと構えていてよかった。 グッときた言葉 「大きな目標とかそういうものって、走っているうちに自然に見えてくるものだし、それが見えてくるまでは走っていればいいと思うんだよね」
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chuji
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久喜市立中央図書館の本。2010年3月初版。初出「月刊ジェイ・ノベル」2009年6月号、7月号、9月号、10月号、11月号、10年1月号、2月号。売れない崖っぷち漫才コンビがインチキ霊能商法に手を出し、世間を掻き回す。ラストはまともに戻りハッピーエンド。
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Atsushi Mori
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面白かったけど、あんまり原宏一節を感じなかった 美味そうな料理の描写とか…
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りん
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なるほど、そこに着地したのね。 と、最後は妙~にほっこりした。 欲望に振り回される人々、それを最大限利用する人。占いって何なんだろう?心の拠り所? 結局は自分自身の心を上手にコントロール出来れば占いは必要ないのかも。ま、それが難しいのだけれど。 いずれにしても、読後感は気持ち良い本。
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ひでちん
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カナは何をやってもどこか甘えがあり、「こんなに頑張っているのに」との自己評価も、頑張り方が違うのと、頑張りが足りないだけやろ??と思う事もしばしば‥‥お笑いはお笑いでどこか舐めていて「こんな面白い事を言ってるのに笑わない客の方が悪い」と責任転嫁し、キャバ嬢の仕事に関しても然り『自分の価値を認めてくれない世の中の方が悪い』と思ってしまう、私個人的には1番嫌いなタイプの人間で、温室育ち特有の世間知らずな部分も含め、常時苛々しながらの読了でした(笑) 親友のサヤカとタクロウが本当に良い人達だったのが救いだった。
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Masato Ⅱ世
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奈良で20年程生活し奈良が大好きだから手を伸ばした本『大仏男』。原先生 今作もヘンですよね、タイトル。「床下仙人」「姥捨てバス」「かつどん協議会」等等タイトルだけでも原イズム満載で本屋さんでほくそ笑んでしまいます。ストーリーはガタイのいい天然パーマ 顔デカ大仏似の売れない漫才コンビが偽霊能者になり政財界をも巻き込みぼろ儲けしてからの最後は大切なものに辿り着くハッピーエンドなんですが、霊能者の名前が『大仏卓郎 オサラギタクロウ』って如何わしさ満載!ギャグ有り、シリアス有り 原ワールド満喫で読了です。
Tadashi Tanohata

「床下仙人」むかし読んだ! ユニークな作家ですね。

06/09 18:59
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まひはる
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お笑い芸人予備軍コンビ・カナ&タクロウの霊視相談がインターネット掲示板で話題騒然に!!タクロウ扮する霊能者“大仏卓郎”はあれよあれよと政財界をも巻き込む大プロジェクトへと化していった。タクロウは混迷する現代日本と人の心を救うのか…。
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やのちゃん
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図書館本 『みんながえらんだええほん』とのシールが貼ってありましたがほんまにええ本でした。
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かにさん
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なんだかんだで最後にはハッピーエンドにまとめる作者が好きです(笑)世知辛い世の中、小説くらいはハッピーエンドで良いと思います(*´∀`*)
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再び読書
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大仏男の表紙からどんな話なのか?気になり読み進めていくと、霊能者と思ったが、意外と面白かった。ただ、最後のオチは少し期待ハズレだった。しかし、軽薄なのか人間が多く、腹立ちが、断続的にやってくる。その中で、興味深かったのは、霊能者が使うテクニックのホットリーディング、コールドリーディングの手法が、書かれていて面白かった。占いをする人の共通のテクニックにも感じる。意外と人は騙されるんだなと思わせる。次の原作品に期待しましょう。
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風船
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後味の悪い悪いことしてるし、ハラハラして嫌ー。けど、最後はきれいにまとまって良かった。何もなくなったけど、ほのぼの地道に暮らしていかれたらいいな。 官僚の世界は腹黒くてこわい。
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ガチャ
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初読み作家さん。図書館で見かけて、表紙の絵や文字がインパクトあり過ぎて、読んでみた。最初、お笑いコンビの売れない話が、途中から霊能者の話になり、またそれが霊能だけの話ではなく、人生について描かれているものだと思った。うまい話には裏があるとはよく言うけれど、この物語を読んで改めて納得。地道にコツコツと真面目に生きていくことの大事さを感じた。お笑いのために仲良くなった二人だけど、命を懸けた場面では二人の愛情が溢れているところもまた感動した。タクロウ&カナの今後も気になるので、続編を求む。
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ゆた
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図書館で出会った本。当たりでした。3等ぐらいの当たりですが。タクロウとサヤカがすごくかっこいい。主人公のカナは最後まで好きになれなかったな。利権を欲する俗物モンスターたち、こういう人たちが国を動かしてるのかと思うとほんとに虚しくなります。
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まる
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さらっと読了 まるでざる蕎麦の様に引っ掛かり無く…。 ただ1つ、霊だのオカルトを全く信じないというカナが、[水谷さん] という霊魂が視えている事に不思議な気分でしたね。 夢だとしても、現実主義のカナなら慌てそうなものだけどなぁ。
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Miya-G(みやじい)
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やはり間違いがない!原宏一作品。やっぱり好きだ。売れない芸人コンビが偽占い師になって成り上がる話。何が良いって、貧乏だけど実直で、流されるけど曲げたくない。仲間はしっかり支えてくれて、甘い言葉は失敗の元。この世界観が好きなんだと思います。大事な人間は一番近くにいる。偽霊媒師として、成功していく反面、苦悩していく姿も好ましい。「アイドル新党」「握る男」に似た浮世の栄枯盛衰、人の信念、勢いがあった。読後感がほっこりテレ東感も良い。 ちょこちょこ出る河原のホームレスは、絶対やっさんに出てくるショータだ。
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ジロー@灯れ松明の火
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売れないお笑いコンビカナ&タクロウ。事務所にも切られ、家賃滞納からアパートも追い出されたカナは、相方のタクロウを偽霊能者に仕立てて一発当てようと目論むうちに、プロデュースを買って出たジャニーズ顔のマモルに乗せられ千葉の土建社長、与党中堅代議士、文科省課長らに食い込んでいき……権力を求める上昇志向が幸せをもたらすとは限らない。身の程をわきまえないといらぬトラブルを引き寄せることにもなるんですねぇ。サヤカの存在がカナにとっても読者にとってもオアシスでした。 ★★★☆☆
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SPICE
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著者の作品例からタイトルを察して「ヤッさん」「閉店屋五郎」の様な人情話かと思いましたが、違いました。内容には触れませんが、昔読んだ本で時代を動かす人物には殆どの確率で「霊能力者」の様な助言をされる方がいたとか。読み終えて「中盤~最後まで少し盛り上がり方が寂しいなぁ」と思いました。ラストのプロポーズには「なんでやねん(笑)、少し無理矢理感ありますが(笑)」 と感じました。
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きみまろ
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展開に引き込む力が少ないでしょうか、、、
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らんちあ
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⭐⭐⭐⭐よくできていて笑える
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り~
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図書館本にて読了。1日出掛けず一気読み。漫才のネタからのまさかの偽霊媒師としてのサクセスストーリー、、、な訳ないし(笑) 胡散臭さ溢れる?たくさんの登場人物達、サヤカの存在が読む方にも救いだったような。ま、こんな巧く霊媒師としてのトーク?が即興で成り立つ訳ないし、お話としては面白かったかな~原宏一サン、他の作品も読もう。
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たっくん
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ネタバレ「今が潮時なんだ、もう踏ん切りをつけろ」芸能事務所「エントリーワン」からの通告。諦めきれないお笑い芸人カナとタクロウは霊能者ネタに磨きをかけようと街角霊能者相談を始める。「無料霊能相談大仏卓郎」は、インターネット掲示板で話題騒然、権力者とコネがあるというシナガワマモルのプロヂュースをあって、土建会社亀嶋興業亀嶋社長、文部科学省キャリア課長、与党幹部代議士など政財界さらに芸能界をも巻き込む大プロジェクトになり順風満帆に見えたが・・陰で密かに進む陰謀、茫洋とした偽霊能者タクロウの決断。テンポよく面白い。
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Yuki Endoh
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シリアスな展開にだんだんなっていきドキドキした。
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てつ301
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ボクも「ヤッさん」でファンになりましたが、これもお勧め作品でした。
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シラタキ
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★★ 長い割にイマイチ
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takaC
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『ヤッさんIII』を待ち侘びて何故か『大仏男』で間をつなぐ。そんな経緯を忘れてしまうほどにこれはこれで面白いのだ。
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シンクー
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最近知った作家さん『ファイヤーボール』を読んで他の作品もと触手を伸ばしました。売れない男女のお笑い芸人の霊能者ネタからお金儲けに走るように、財界 政界も巻き込み大変なことに…。すらすら淡々と読了できるところが更に良いと思います。
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mm
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大金、権力ほしいけど、やっぱり怖いなー。真面目に生きるのが一番。
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ひとみ
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題名にひかれて読んでみた。お笑いに行き詰まった芸人カナとタクロウが偽物霊媒師でひともうけしようと試みるがあえなく失敗。 ちなみに「大仏」とかいて「おさらぎ」と読む。タクロウの名字だ。 失敗しつつも周りの人に助けられながら生きていく、いい話だった。
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koont
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ネタバレ大仏男って題名にユーモアとセンスを感じます。登場人物としては、さやかが魅力的です。友達が困ってる時さりげなく救ってくれ恩着せがましくなく自分の物を 役立つようにと段ボールに詰めておくり出してくれる。男前な優しさを感じました。 たつろうはなんだかもさーっとしていて起きてんだか寝てんだかわかんないようで 自分の感情を露わにしなかったんだけど最後だけは急に男らしくなっちゃって大仏が急に起きちゃった感じがしました。改めて表紙の大仏男の顔を見たら右目半分の上に大と書かれちょっとおまぬけ風でたくろうらしいと思いました
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流れ星に願いを。
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タイトルがは思いも寄らないお話でした。大仏男って何?と思わせる言葉から未知の世界に跳ぶ。原さんの本が大好きになる一冊だと思います。
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よっちさん
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偽霊媒師が本物に?と思っていたら豈図らんや。そんな上手い儲け話しは、続かないよね。役人と土建屋の闇取り引きの実態、キャバクラ嬢の駆け引き等を知り。マトモに生きて行きましょうと実感。
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まるこ
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完璧にタイトル買いです。勢いに流されてしまうカナ。後半は、「だから、言わんこっちゃないよ」な展開です。こういうのが幸せなんだよなぁ~って、思えるラストです。
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ゆみねこ
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売れない漫才コンビ、カナとタクロウが霊能者ネタから偽の霊能者に扮して儲けようとするが…。政官財界を巻き込んでの大儲けかと思いきや。タクロウの生真面目さが良い方向に。カナの親友サヤカが好き!これはかなり面白かったです。
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makomako
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ホームドラマ(深夜枠) 権力に近づく上昇志向が幸せを招くとは限らず、むしろ逆の怖ろしい渦の中に身を置くことになる。 タクロウの一種達観した人生観が最後に読者を安堵させる。
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岩谷頼子
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お笑い芸人への夢を断たれて、偽霊能者にふんして一発当てようとするコンビのお話。 「大仏」と書いて「おさらぎ」と読む、知らなかった(^_^;) 実際には相談者の悩みなど何の解決にも導かないのだけれど、悩み事を打ち明け「自分を信じて頑張れ」と言われると、心が晴れて悩みが軽くなった気になる。よくある占い師の手口だが占者サイドの視点で語られると改めて実感。誰にも言えない悩みは、結局自分の力で解決するしかないのだなと、多分的外れだと思う感想を持った次第。
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プレミアムモルツ
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霊能者の類は大嫌いです。でもこの本を読んでいて、自分の話を真剣に聞いて欲しい、将来希望が欲しいという強いニーズが我々にある以上、霊能者もありかとほんの少しですが思いました。全作読んでいるわけではありませんが、原さんの本は本当にユニークですね。
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Kazuhiro
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予想を裏切る面白さあり!
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田んぼの中のアリス
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カナとタクロウは絶対誰かに騙されている。悲しい結末にならないで!とずーっと思ってました。サヤカみたいな女にあこがれます。大仏のようなタクロウが外でご飯を食べたら、すぐみつかるだろ!!と思いましたが。霊能者にすがるしかない人たちのために自分はいる、というタクロウ。本当に予言できなくても、誰かに気持ちを聴いてほしいものですよね。吉岡課長も亀嶋社長も、どうしようもなかったのだとかわいそうにもなったりする。人間、良いところばかりでも悪いところばかりでもないはず。
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zanta
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大変面白かった。もっと不思議な力についての話が続くと思ったので、少々残念。せっかく本物かも?という展開になって、ワクワクしていたのに。目標は生きているうちに出てくるし、出てこなくてもただいきるためにいきるのも人間だと。
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