よろこびの歌 (実業之日本社文庫)

よろこびの歌 (実業之日本社文庫)
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よろこびの歌の感想・レビュー(1101)

これは、よかったな、女子高で二年生のクラスの話し。みんなそれぞれ悩みを抱えています。他の人から見たら、恵まれてるなと思っている子も、当の本人は悩んでたりします。うどん屋の子、ソフトボールで肩を壊した子、幽霊が見える子等みんなが主人公のような短編は、いろいろあったけど最後はみんな前向きになっていくところがよかったです。どの短編もジーンときます。モヤモヤしていたのが、晴れ間が見えてくる感じ。御木元玲がみんなの背中を押し、みんなが御木元玲の背中を押します。爽やかな青春ストーリー!オススメします。
★36 - コメント(0) - 2月17日

久しぶりの青春小説。 読了後の後味の良さが良かったです。
★5 - コメント(0) - 2月16日

音大附属高校に落ちて新設女子高普通科に通う少女と、そのクラスメイトたちを主人公に綴る連作。一人ですっくと立つ女の子、何でもできる元気印な女の子、白けた態度を取る女の子、優等生で世話好きな女の子、目立たない女の子等々、それぞれが屈託を抱えている。皆が自意識と劣等感にがんじがらめになりながら物を思い、何かを掴んでゆく。ここにいるのはあの頃の自分。今、この作品を読める女子高校生がうらやましい。物思う女子と元・女子には響くんじゃないかな。宮下奈都3作目、外れなし。
★28 - コメント(7) - 2月15日

音楽家を母に持つ声楽を目指す女子高生が、志望校に落ちて音楽に関係ない女子校に入学。合唱大会で指揮者になり、それを機に色々なことを学び、最後はクラスの心が一つになる。「私には大切なものが沢山ある。大切なものがあるから歌える歌があるんだ。・・・ほかの大切なものに気づかず、歌しか知らない私に何の歌が歌えただろう」歌をなんのために歌うのか、一番大事なことは、みんなそうだと思う。やっぱり聞いてくれる人の笑顔のために。
★3 - コメント(0) - 2月12日

先に続編を読んでしまい、遡って拝読。特別な女子高生のお話のリレーで主役の女性の高校2年生時の心の成長を表現した作品。歌の題名が章毎に記されているみたいですが、全く知らないので、スルーして拝読。友人たちのストーリーがすべて必要だったのか疑問ではあるが、端々に主人公の女性の成長が記されている。続編もまた、同じようにリレー形式で描かれているが、女性視点の若年女性の悩みが事細かに描かれている。何となく、スコーレっぽい、組み立て。心の機微を繊細に描かれており、ほろっとさせられる。
★17 - コメント(0) - 2月10日

少女たちの様々な事情を、歌と1つのクラスを接点に描いた小説。少女たちそれぞれが苦い記憶や思うようにはいかない境遇を抱えていながらも、この小説から連想される風景は晴れ渡った青空だった。それは、宮下さんの言い回しが、透明感に溢れる少女たちの心情や、少女のいる風景を思い浮かばせるからだと思う。誰もが経験した合唱コンクールの、あの日のワンシーンと、小説の風景が重なりあう瞬間に、何とも言えない読書の楽しみを感じた。
★11 - コメント(0) - 2月8日

音大附属高に落ち、進学した私立女子高で、歌とクラスメイトに背中を押され、再生していく主人公とその仲間たちの成長物語。自分自身も学生時代の校内合唱コンクールで経験したことを思い出して、胸がキュンとした・・・読み終わって、速攻で続編を借りに図書館へ走った私(笑)
★7 - コメント(0) - 2月6日

図書本 サクサク読んだ。煮詰まった毎日。悩み多き高校生の青さ。懐かしくもうらやましい。若さにエールを送る。
★6 - コメント(0) - 2月5日

読みやすかった。何度も書きますが、こういういろんな視点で書く連続短編的なのは好きなんです。内容よりもスタイルで読まされました。
★7 - コメント(0) - 1月31日

高校の頃を思い出した。いけてない自分だけしか見えなかったあの頃。
★5 - コメント(0) - 1月29日

自分までもがキラキラできるような。それだけでなく、ゆっくりと心がほぐされてゆく気分を味わえた。何度も何度も読みたくなる…
★9 - コメント(0) - 1月26日

読友さんに教えてもらった本です。ハイロウズ大好きなので本当に本当に楽しみながら読みました。「おれめかによわいから」の意味がソッコーで理解できたときには一人で悦に入りました。何て素敵な告白!三谷くんかっこよすぎます。
★40 - コメント(0) - 1月21日

なんどもぐっとくる。年齢も境遇も違う人たちの思いなのに。物語の中の少女たちとともに、一緒に背中を押されるように感じた。
★6 - コメント(0) - 1月19日

宮下奈都さんのあの薄曇りの感情で進んで行く少女の成長物語。続編を先に読んだけどほとんど覚えてないのでまた読み返そうと思う。1章だけでも読み物として完成してるので立ち読みで一章だけ読むのもおすすめですよ。
★5 - コメント(0) - 1月17日

娘が貸してくれた本。もっとも、「これ、面白そう」と薦めたのは私。なんとも清々しい読後感。それにしても、娘と本を貸し借りできるなんて、幸せ。
★12 - コメント(2) - 1月16日

続編の「終わらない歌」を先に読んでしまったのですが、同じ登場人物が高校生の時のお話し。この作品では目標を見失いがちな、ティーンエイジャーの気持ちに、自分がはるか昔にそうだったころを、なんとなく思い出しながら読むことができます。ただ、合唱に向かってクラスが一つにまとまっていくところが、あっさりしているので、もう少し歌が人の心を動かすってどいうことか、書き込んでほしかった気もします。
★4 - コメント(0) - 1月15日

aki
悩める女子高生。みんなよろこびに溢れていて眩しかったけど、いい方向に進めてよかった。
★6 - コメント(0) - 1月15日

人生にちょっとつまづいた高校生の青春ストーリー。何かほっとする話でした。
★8 - コメント(0) - 1月15日

2)女子高生の心の葛藤をそれぞれの立場から描き、合唱のように最後ひとつにまとまる様子が美しかった。1章一人ずつドレミファソラシでタイトルを付けるセンスの良さに脱帽。羊~でも思ったが、やはり今一番直木賞に近い作家だと思うし、一番お気に入りの作家です。
★4 - コメント(0) - 1月10日

挫折しても、音楽が好きなのです。少女たちは一度捨てた希望をもう一度手にするのです。それぞれの思いに駆られて、あるいは思いを失って、たどり着いた私立女子高。ドライに過ごしていた生活が、うまくいかなった合唱を機に変わっていく短編集。読み終えたとき、少女たちはこの学校に来てよかったんだと心から思う。個人的には、貧しくてピアノを買ってもらえなかった千夏の朗らかさが印象に残る。
★16 - コメント(0) - 1月5日

同じ高校に通い、生まれや性格も趣味、得意分野も違う女子高生それぞれの短編集。それぞれの立場での感じ方や描写が好み
★1 - コメント(0) - 1月3日

第1希望ではない所、私も高校ではないけれどそういうところで過ごした時期がある。共通の目的があったから、こんなドラマチックなことはなかったけれど。メインで出てくる玲と、同級生それぞれの事情、交流が、もう遠くなってしまった青春を思い出させる。やはり圧巻は最終章で語られる玲の思いだろう。私は何かで人の心を揺さぶったり、喜びを感じてもらったりしているのだろうか。誰もが抱えている気持ちを、何かで共有できることなんて少なくなってしまった今、自分がもっと楽しく輝いて、誰かの印象に残る人になりたいと思う。
★17 - コメント(0) - 1月3日

同著者の二冊目の本。個人と周囲の他者が人間社会を作り、そこに自分の幸せを感じられたら、その人の人生は春の中ということなのだろう。人とのかかわりが怖くなりがちな今、こうなりたいものだ。④ 若図
★4 - コメント(0) - 1月2日

"つまり、よく生きること、なのだと思う"見えない未来に惑う少女たちが歌をきっかけにそれぞれが何かを掴み成長していく物語。宮下さん特有のなだらかさのなかにある煌めきがとても良い。人生の輪郭を掴みかけ始めたら、現れる新しい世界の扉。不安でも先へ進めるのは、私たちが歌を唄える形だからなんでしょうね。歌い手による歌ではない、唄う人のための歌が、世に溢れていけばいいなあ。
★13 - コメント(0) - 1月1日

みんなそれぞれのぐるぐるを抱えながら、前進してるのか後退してるのかも分からないけど、ちょっとずつ進んでいる。それが、学校という場だし、青春という時代だったなと思う。
★8 - コメント(0) - 2016年12月30日

読みながら、感動して何度も涙が出てました。合唱コンクールを通して、一人ひとりが成長していく様子に、参ってしまいました。
★8 - コメント(0) - 2016年12月29日

女子高生ならではの、嫌味な部分、胸に抱える鬱憤が細やかに表現されていて私も高校時代を思い出しました。望んだ高校を卒業することはできなかったけど、それはそれで私の生き方を変えた運命だったと思えました。この本を読んで改めて。
★12 - コメント(0) - 2016年12月27日

すごく良かったです。 今年、読んだ中で一番好きな本です☆
★7 - コメント(0) - 2016年12月26日

カレーうどんの章、良かった!
★1 - コメント(0) - 2016年12月22日

音大付属高校の受験に失敗し、音楽科のない女子高に入学した御木元玲。彼女を軸に、心の中に何かしら折れ曲がりを抱えるクラスメイト達の感情のさまよいが一人一話の短編連作で描かれる。心の中には割り切れない気持ちが渦を巻いていながら、過激な行動に出るわけでもなくモヤモヤと時がすぎていく。そんな高2の校内合唱コンクールとマラソン大会。これがきっかけとなって、彼女たちの気持ちに、小さな変化が起きていく。気持ちがじんわりと前向きになる話。マイベストは、千夏さんの「カレーうどん」かな。続編も読みたいです。
★42 - コメント(0) - 2016年12月22日

宮下奈都さんの内面描写がたぶん1番好き。柔らかくて、優しくて、たまに可笑しくて。それぞれ、悩みを抱えた高校2年の少女たち。歌を通じで、人と関わることで、悩みを溶かしていく。解決するではなくて、折り合いをつける。それぞれの短編の主人公たちの、胸の内でくすぶる葛藤や諦め、いろいろなものを、受け入れていく。そして、また新しい彼女らの人生が、始まる。【言葉を失え。私たちの歌を聴け】
★20 - コメント(0) - 2016年12月22日

ひとりひとりの登場人物に感情移入しました。 今もそうだけど、何であんなに他人はきらきらして見えるんだろう。。。 静かだけど暗くはない、なんだか希望がもてる小説でした。
★9 - コメント(0) - 2016年12月21日

宮下さんにまたしてもやられました~。女子高2年生の微妙な心理を丁寧に描き、劇的な展開はないけれど、少しづつ、静かに、そして確実に変わっていく彼女たち。あの頃に読みたかった。 誰でもない私はどんな形? 劣等感、挫折感、孤独感、無力感、そんなコンプレックスと、一縷の希望。様々な思いが綯い交ぜの青春時代にこの本を読める子どもたちは幸せ。 なんのために、誰のために歌うのか? なんのために、誰のために生きるのか? 「言葉を失え!私たちの歌を聴け♪」
★13 - コメント(0) - 2016年12月20日

女子高生の爽やかな物語だったので、やや戸惑い気味。田舎の男子校だった私はこんな世界とは無縁の殺風景な生活を送っていたなあ。まあ、女子高生は女子高生なりの悩みがあって、それはそれで大変そうだけど、最後はみんなの明るい歌声で良かったね。
★23 - コメント(0) - 2016年12月20日

私たちは、人のほんの一面だけを見て、この人はこんな人、って思い込んで、人とまっすぐ向き合わない。例えば一日のうち、ほんの数時間だけ一緒にいて、理解したつもりになるなんて、なんておこがましいのだろう。それは時に他人に向けて、だけではなく、自分自身にも言えること。傷付きたくないって欲望は、いつしか自分をがんじがらめにしてしまう。そのまま拗らせて大人になってしまう事も多い中、作中の少女たちは実に美しく脱皮する。きらめく眩しさに、私の心も洗われた。とても素敵な本でした。
★46 - コメント(1) - 2016年12月18日

先に終わらない歌を読んでしまっていましたが、むしろ過去編を見ているようで、これもありでした。でも、やっぱり時系列を追いたくなって、読後に終わらない歌を再読し始めてます。本編もさることながら、大島真寿美さんによる解説も秀逸でした。本書の内容を美術館の絵画と例えていて成程と思いました。個人的にはそのまま楽章といったイメージで読んでいましたが、そういう見方もあるんですね。宮下さんの話はいつも読んでいて楽しくなってきます。今回も"do"から"si"にかけて、変わっていく玲が羨ましくて、楽しかったです。
★104 - コメント(0) - 2016年12月11日

再読。昔、少女だった私も、先の見えなさに立ちすくんだり置かれた環境に失望したりして玲や千夏たちみたいに途方に暮れたことがあったなぁ、と切ないような微笑ましいような懐かしさに包まれながら読んだ。悩む姿も涙も諦観も美しくきらめいていた。試行錯誤の先に出来上がった彼女たちのハーモニーは聴く者たちの心を掴み揺さぶったことだろう。そこへ辿り着くまでの葛藤も総てが愛おしい。若さって木漏れ日や水面で乱反射する光みたいにキラキラしていて、もう若くはない私はその眩しさが羨ましく、そしてほんの少し寂しくもあった。
★18 - コメント(0) - 2016年12月9日

宮下奈都作品3作品目。オムニバス形式で語られる女子高生たちの誰もが、キラキラ輝いている。未来の自分のために歌うみんなの合唱を聴いてみたいなぁ。
★9 - コメント(0) - 2016年12月5日

箸休め本のつもりだったのに、最後めっちゃ泣いてしまった。高校生にして、自分が目指しているのは「よく生きること」だと気付く玲が素晴らしい。そして、玲にそれを気付かせるきっかけを与えた周りのクラスメイトも素晴らしい。「誰かのどこかに揺さぶられるものがある、ということに希望を感じる。」この部分がとんでもなく好き。何回も読み返したい。
★32 - コメント(0) - 2016年12月3日

音楽高校に落ち、失意のもと進学した女子高で合唱がきっかけに再生していく女の子から始まり次々クラスメイトそれぞれの話へリレーしていく連作短編。主人公達の視点で彼女達の言葉で語られるので言葉や表現は平易で読みやすく、思春期特有のモヤモヤした心の葛藤がすごく感じられ自分の女子高時代を思い出した。クールな子、明るい子、優等生、与えられた役割を演じ、挫折や後悔そして喜びを通して一人一人毎日思い悩みながら少しずつ成長していく過程を読むのは清々しく気分のいいものだ。現役JK,もとJKにお勧めしたい一冊。
★12 - コメント(0) - 2016年11月29日

よろこびの歌の 評価:100 感想・レビュー:476
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