よろこびの歌 (実業之日本社文庫)

よろこびの歌 (実業之日本社文庫)
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よろこびの歌の感想・レビュー(1066)

なんどもぐっとくる。年齢も境遇も違う人たちの思いなのに。物語の中の少女たちとともに、一緒に背中を押されるように感じた。
- コメント(0) - 1月19日

宮下奈都さんのあの薄曇りの感情で進んで行く少女の成長物語。続編を先に読んだけどほとんど覚えてないのでまた読み返そうと思う。1章だけでも読み物として完成してるので立ち読みで一章だけ読むのもおすすめですよ。
★4 - コメント(0) - 1月17日

娘が貸してくれた本。もっとも、「これ、面白そう」と薦めたのは私。なんとも清々しい読後感。それにしても、娘と本を貸し借りできるなんて、幸せ。
★11 - コメント(2) - 1月16日

続編の「終わらない歌」を先に読んでしまったのですが、同じ登場人物が高校生の時のお話し。この作品では目標を見失いがちな、ティーンエイジャーの気持ちに、自分がはるか昔にそうだったころを、なんとなく思い出しながら読むことができます。ただ、合唱に向かってクラスが一つにまとまっていくところが、あっさりしているので、もう少し歌が人の心を動かすってどいうことか、書き込んでほしかった気もします。
★4 - コメント(0) - 1月15日

aki
悩める女子高生。みんなよろこびに溢れていて眩しかったけど、いい方向に進めてよかった。
★6 - コメント(0) - 1月15日

人生にちょっとつまづいた高校生の青春ストーリー。何かほっとする話でした。
★7 - コメント(0) - 1月15日

2)女子高生の心の葛藤をそれぞれの立場から描き、合唱のように最後ひとつにまとまる様子が美しかった。1章一人ずつドレミファソラシでタイトルを付けるセンスの良さに脱帽。羊~でも思ったが、やはり今一番直木賞に近い作家だと思うし、一番お気に入りの作家です。
★4 - コメント(0) - 1月10日

挫折しても、音楽が好きなのです。少女たちは一度捨てた希望をもう一度手にするのです。それぞれの思いに駆られて、あるいは思いを失って、たどり着いた私立女子高。ドライに過ごしていた生活が、うまくいかなった合唱を機に変わっていく短編集。読み終えたとき、少女たちはこの学校に来てよかったんだと心から思う。個人的には、貧しくてピアノを買ってもらえなかった千夏の朗らかさが印象に残る。
★15 - コメント(0) - 1月5日

同じ高校に通い、生まれや性格も趣味、得意分野も違う女子高生それぞれの短編集。それぞれの立場での感じ方や描写が好み
- コメント(0) - 1月3日

第1希望ではない所、私も高校ではないけれどそういうところで過ごした時期がある。共通の目的があったから、こんなドラマチックなことはなかったけれど。メインで出てくる玲と、同級生それぞれの事情、交流が、もう遠くなってしまった青春を思い出させる。やはり圧巻は最終章で語られる玲の思いだろう。私は何かで人の心を揺さぶったり、喜びを感じてもらったりしているのだろうか。誰もが抱えている気持ちを、何かで共有できることなんて少なくなってしまった今、自分がもっと楽しく輝いて、誰かの印象に残る人になりたいと思う。
★16 - コメント(0) - 1月3日

同著者の二冊目の本。個人と周囲の他者が人間社会を作り、そこに自分の幸せを感じられたら、その人の人生は春の中ということなのだろう。人とのかかわりが怖くなりがちな今、こうなりたいものだ。④ 若図
★4 - コメント(0) - 1月2日

"つまり、よく生きること、なのだと思う"見えない未来に惑う少女たちが歌をきっかけにそれぞれが何かを掴み成長していく物語。宮下さん特有のなだらかさのなかにある煌めきがとても良い。人生の輪郭を掴みかけ始めたら、現れる新しい世界の扉。不安でも先へ進めるのは、私たちが歌を唄える形だからなんでしょうね。歌い手による歌ではない、唄う人のための歌が、世に溢れていけばいいなあ。
★13 - コメント(0) - 1月1日

みんなそれぞれのぐるぐるを抱えながら、前進してるのか後退してるのかも分からないけど、ちょっとずつ進んでいる。それが、学校という場だし、青春という時代だったなと思う。
★7 - コメント(0) - 2016年12月30日

読みながら、感動して何度も涙が出てました。合唱コンクールを通して、一人ひとりが成長していく様子に、参ってしまいました。
★8 - コメント(0) - 2016年12月29日

女子高生ならではの、嫌味な部分、胸に抱える鬱憤が細やかに表現されていて私も高校時代を思い出しました。望んだ高校を卒業することはできなかったけど、それはそれで私の生き方を変えた運命だったと思えました。この本を読んで改めて。
★11 - コメント(0) - 2016年12月27日

すごく良かったです。 今年、読んだ中で一番好きな本です☆
★5 - コメント(0) - 2016年12月26日

カレーうどんの章、良かった!
- コメント(0) - 2016年12月22日

音大付属高校の受験に失敗し、音楽科のない女子高に入学した御木元玲。彼女を軸に、心の中に何かしら折れ曲がりを抱えるクラスメイト達の感情のさまよいが一人一話の短編連作で描かれる。心の中には割り切れない気持ちが渦を巻いていながら、過激な行動に出るわけでもなくモヤモヤと時がすぎていく。そんな高2の校内合唱コンクールとマラソン大会。これがきっかけとなって、彼女たちの気持ちに、小さな変化が起きていく。気持ちがじんわりと前向きになる話。マイベストは、千夏さんの「カレーうどん」かな。続編も読みたいです。
★40 - コメント(0) - 2016年12月22日

宮下奈都さんの内面描写がたぶん1番好き。柔らかくて、優しくて、たまに可笑しくて。それぞれ、悩みを抱えた高校2年の少女たち。歌を通じで、人と関わることで、悩みを溶かしていく。解決するではなくて、折り合いをつける。それぞれの短編の主人公たちの、胸の内でくすぶる葛藤や諦め、いろいろなものを、受け入れていく。そして、また新しい彼女らの人生が、始まる。【言葉を失え。私たちの歌を聴け】
★20 - コメント(0) - 2016年12月22日

ひとりひとりの登場人物に感情移入しました。 今もそうだけど、何であんなに他人はきらきらして見えるんだろう。。。 静かだけど暗くはない、なんだか希望がもてる小説でした。
★9 - コメント(0) - 2016年12月21日

宮下さんにまたしてもやられました~。女子高2年生の微妙な心理を丁寧に描き、劇的な展開はないけれど、少しづつ、静かに、そして確実に変わっていく彼女たち。あの頃に読みたかった。 誰でもない私はどんな形? 劣等感、挫折感、孤独感、無力感、そんなコンプレックスと、一縷の希望。様々な思いが綯い交ぜの青春時代にこの本を読める子どもたちは幸せ。 なんのために、誰のために歌うのか? なんのために、誰のために生きるのか? 「言葉を失え!私たちの歌を聴け♪」
★12 - コメント(0) - 2016年12月20日

女子高生の爽やかな物語だったので、やや戸惑い気味。田舎の男子校だった私はこんな世界とは無縁の殺風景な生活を送っていたなあ。まあ、女子高生は女子高生なりの悩みがあって、それはそれで大変そうだけど、最後はみんなの明るい歌声で良かったね。
★23 - コメント(0) - 2016年12月20日

私たちは、人のほんの一面だけを見て、この人はこんな人、って思い込んで、人とまっすぐ向き合わない。例えば一日のうち、ほんの数時間だけ一緒にいて、理解したつもりになるなんて、なんておこがましいのだろう。それは時に他人に向けて、だけではなく、自分自身にも言えること。傷付きたくないって欲望は、いつしか自分をがんじがらめにしてしまう。そのまま拗らせて大人になってしまう事も多い中、作中の少女たちは実に美しく脱皮する。きらめく眩しさに、私の心も洗われた。とても素敵な本でした。
★45 - コメント(1) - 2016年12月18日

先に終わらない歌を読んでしまっていましたが、むしろ過去編を見ているようで、これもありでした。でも、やっぱり時系列を追いたくなって、読後に終わらない歌を再読し始めてます。本編もさることながら、大島真寿美さんによる解説も秀逸でした。本書の内容を美術館の絵画と例えていて成程と思いました。個人的にはそのまま楽章といったイメージで読んでいましたが、そういう見方もあるんですね。宮下さんの話はいつも読んでいて楽しくなってきます。今回も"do"から"si"にかけて、変わっていく玲が羨ましくて、楽しかったです。
★103 - コメント(0) - 2016年12月11日

再読。昔、少女だった私も、先の見えなさに立ちすくんだり置かれた環境に失望したりして玲や千夏たちみたいに途方に暮れたことがあったなぁ、と切ないような微笑ましいような懐かしさに包まれながら読んだ。悩む姿も涙も諦観も美しくきらめいていた。試行錯誤の先に出来上がった彼女たちのハーモニーは聴く者たちの心を掴み揺さぶったことだろう。そこへ辿り着くまでの葛藤も総てが愛おしい。若さって木漏れ日や水面で乱反射する光みたいにキラキラしていて、もう若くはない私はその眩しさが羨ましく、そしてほんの少し寂しくもあった。
★18 - コメント(0) - 2016年12月9日

宮下奈都作品3作品目。オムニバス形式で語られる女子高生たちの誰もが、キラキラ輝いている。未来の自分のために歌うみんなの合唱を聴いてみたいなぁ。
★9 - コメント(0) - 2016年12月5日

箸休め本のつもりだったのに、最後めっちゃ泣いてしまった。高校生にして、自分が目指しているのは「よく生きること」だと気付く玲が素晴らしい。そして、玲にそれを気付かせるきっかけを与えた周りのクラスメイトも素晴らしい。「誰かのどこかに揺さぶられるものがある、ということに希望を感じる。」この部分がとんでもなく好き。何回も読み返したい。
★32 - コメント(0) - 2016年12月3日

音楽高校に落ち、失意のもと進学した女子高で合唱がきっかけに再生していく女の子から始まり次々クラスメイトそれぞれの話へリレーしていく連作短編。主人公達の視点で彼女達の言葉で語られるので言葉や表現は平易で読みやすく、思春期特有のモヤモヤした心の葛藤がすごく感じられ自分の女子高時代を思い出した。クールな子、明るい子、優等生、与えられた役割を演じ、挫折や後悔そして喜びを通して一人一人毎日思い悩みながら少しずつ成長していく過程を読むのは清々しく気分のいいものだ。現役JK,もとJKにお勧めしたい一冊。
★12 - コメント(0) - 2016年11月29日

『自分の志望校ではなかったというだけで、高校を否定し、自分のいる現在を否定し、そうして未来を否定したのだと思う』というのが高校一年生の時の自分と重なった。今思えば全然大したことない事に、ものすごく苦しんでいたなぁ。でも、あの年頃って、みんな色々なことを抱えていたのかもなと改めて思った。『いろんな人がいて、いろんなデコボコしたところがあってさ、それをなんとか踏み越えていこう、せめて折り合いをつけよう、って暮らしてるんじゃないのかな』
★13 - コメント(0) - 2016年11月28日

続編前に再読。宮下奈都さんの本はすごく先が気になる起伏があるわけじゃないのにするする読めて、心にすーっと沁みる。気持ち良い。「涙?どうして泣くの?泣くなんて変だ。こんなに満たされているときに泣くなんて」―本当にそういう感じ。晩御飯は思わずカレーうどんにした。笑
★28 - コメント(0) - 2016年11月27日

こういう、どこまでも真っ直ぐで、きらきらしているお話好きです。登場人物達はみんな、何か自分の大切だったものを失ったり諦めたりする中でどこか自分の人生を客観的に見ているところがあったけれど、合唱というテーマを通してそこから自分なりに1歩を踏み出していくすがたがとても眩しかった。
★6 - コメント(0) - 2016年11月24日

ただ一所懸命になれるものが欲しいと思うこと。才能で生きてる人を目の前にして、自分にはつくづく何にもないんだなって痛感すること。そんなやるせなさに優しく語りかけられた「なんにもないんだから、これからなんじゃないの、あたしたち」この一言がすごく沁みた。いろんな人の葛藤と、それぞれがだした前向きな答え。主人公たちが高校生なこともあり、これからの人生を各々が羽ばたいていくための希望に満ちた一冊でした。
★2 - コメント(0) - 2016年11月23日

女子高生達が歌を通じて成長する話でした。大きな盛り上がりどころは特にありませんでしたが、静かに心を打つ話です。/望んで明泉という高校に入った生徒はいないというところから、私たちは今望んでここで歌っていると少女達の意識が変わるという流れは読んでいて心に染みました。/千夏が一方的に憧れていた玲という構図から、最後にはお互いがお互いを尊敬する形になるのは良かったです。
★7 - コメント(0) - 2016年11月19日

とってもステキな物語でした。有名音楽家を母に持つ女子高生が主人公。幼い頃から音楽と接し、当たり前に音楽家を志すも音大附属高の受験に失敗、行きたくもない普通の女子高に通う御木元玲。クラスの輪から外れいつもひとりな彼女がクラス対抗合唱コンクールの指揮者を任される。結果は散々。からの物語。度々登場するヒロトやハイロウズ。読み終えて、各章のタイトルがハイロウズの曲名だと知る。そしてサブタイトルにクラスメートの名前。そう。合唱でバラバラだったクラス メート達も主人公でした。続編をすぐにでも買いに行きたい衝動。
★31 - コメント(0) - 2016年11月14日

☆☆☆☆☆ エピソードや未来への道筋は女子高生のものだが、女性特有の、年齢を重ねたとしても変わらない心の機微が描かれていた。わざとらしくない青春がじんわりと眩しく、涙を堪えながら読んだ。
★7 - コメント(0) - 2016年11月14日

続編の終わらない歌から読んでしまってたから、こちらも読んでみた。こっちから読んでいたら終わらない歌はもっとおもしろく感じたのだろうな…変わるということは自分から変えなくてはならないのだと改めて実感
★9 - コメント(0) - 2016年11月12日

1つ1つが短編集だけれど、すべて玲の高校の同級生達の話。 みんな、入学した理由はそれぞれ違うけど歌を歌うことをきっかけに団結していくのが凄いと思った。人は支えあって生きていかなくてはいけないというのがとても伝わってきた作品。 作風にもとても惹かれた。
★6 - コメント(0) - 2016年11月9日

女子高生達の気持ちを描いた短編集。短編ごとに主人公の目線が変わり、色々な感情が広がっていく。こんな答えのないモヤモヤとの戦いが、私にもかつてあったような、今でも戦っているような…。タイトルがド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シになっているのが素敵だった。
★8 - コメント(0) - 2016年11月5日

それでいい、そのままでも、変わっても。憧れと変身。やりたいようにやれっ!なりたいようになれっ!
★6 - コメント(0) - 2016年11月2日

連作短編。心が温まります。最初の編は、イマイチ盛り上がらないけど、実はこれが伏線となって、後半のふくよかな広がりを見せていく。最初のうちは、時間軸のズレを文章で読み取っていたけど、途中で各編の扉に日付があることに気付き、なるほどなと思いながら、後半は読み進めることに。女子高のクラスの話であり、まとまりの話であり、よろこびの歌の話。合唱の出来は・・・これは読者の想像に委ねられるが、きっときっと心に響く素晴らしい出来だったでしょう。
★13 - コメント(0) - 2016年10月29日

よろこびの歌の 評価:100 感想・レビュー:464
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