萌えいづる (実業之日本社文庫)

萌えいづるの感想・レビュー(45)

いろいろな女がいる、突然、離婚届を突きつけられた女、夫に秘密で他人の子を産もうとしている女、一人の男を巡る女同士の淋しさの触れ合い・・・密かに訪れる参詣客が人に言えない秘密を綴る一冊のノート。 京都にある平家物語ゆかりのお寺を舞台にした悲しみの物語。 移ろい行く京都の四季を背景に、女の情念を見事に描く傑作短編集。
★16 - コメント(8) - 2016年10月20日

エロスで有名な作家さん。古本店にあった。初読み。裏表紙に濃厚なエロスなんて書いてあるけど、性描写はAV並で濃厚だとは感じないけどなぁ。平家物語に登場する人物に関係するお寺と、そのお寺にまつわる話を、現代の男女に置き換えて作られたような作品です。微妙によく似ていて面白い。第三話が良かった。やきもちにも似た衝動が突き上げてくる様がいい。第一話に出てくる「幽霊子育て飴」は六道の辻から六波羅蜜寺への曲がり角にあり、以前通ったときにはすでに店終いしていて買えなかった。ぜひ次回には買いたい。
★41 - コメント(0) - 2016年7月31日

OOI
なかなかに「品」を感じる一冊。
★1 - コメント(0) - 2016年6月16日

彼女の作品を幾つか拝読させていただきましたが、どの作品にも数人の女性が出てきて、それぞれの心理描写が克明に書き記されています。そしてどの女性にも、各々の奥深くに刻んだ正論があって、でもその欲望は他者にとっては全く別の悪意として受け止められる・・・そんな世の中の擦れ違いが書かれています。
★1 - コメント(0) - 2016年6月9日

この方の作品は、とても好きだ。やはり官能・ホラー小説以上のものを感じるには。
★3 - コメント(0) - 2016年4月22日

京都在住の作者が描く女の情念。 寺の参拝者が書きつける女が抱える悩み…連作です。 その女性それぞれが個性があって、それぞれの時代の背景に情緒を感じたりして。 官能小説だけど、気品を感じる不思議な作品。
★5 - コメント(0) - 2016年2月20日

京都と平家物語ゆかりの小さな寺を舞台にした、表題作を含む5つの短編集。この作品は花房観音にしてはゆるめの官能小説といった感じで、かなりがっかりしている。おまけにあまり作品に入り込めず、軽く苦戦をしてしまった。花房観音の作品は好きな作品が多いのだが、初期作品は苦手なのかもしれないと思ったりした。好きな作品は最近のものが多い気がする。
★29 - コメント(0) - 2016年2月11日

 花房観音小説の魅力の一つは、大好きな京都を舞台にした静寂な情緒情景にひたれることだ。本作は、平家物語ゆかりの由緒ある京都の神社仏閣を背景に綴られた5短篇集である。それぞれ人物設定、舞台構成に変化があって面白い。或る日、藪から棒に夫から離婚届が…、原因は「自分自身にある」と自己分析する冷静沈着な妻の対応に好感がもてる[想夫恋]。表題作[萌えいづる]は、一人の男を愛した二人の女の話。別れた男の影を追憶する女の心うちが愛おしい。[忘れな草]も印象深い作品だ。これまで読了の中では、官能の毒はキツメの小説である。
★61 - コメント(7) - 2016年1月30日

京都・・ゆっくり浸ってみたいなぁ。
★2 - コメント(0) - 2015年12月19日

花房作品は2作目です。平家物語に所縁の長楽寺に残される雑記帳に綴られた様々な女たちの想い。忘れられない悲しみや記憶を心にも身体にもたたえながら、女達は平気な顔をしつつ家族と過ごし、仕事をし、日々をやりすごしていく。楽しく幸せだった時は必ず終わりがやってきて、奈落に突き落とされようと生きていかねばなりません。生きていくうちには、その悲しみもいずれ飼いならす事が出来るのでしょうか。『キミスイ』のあとに読むには濃厚でした(^^;;
★21 - コメント(0) - 2015年12月12日

花房さん3冊目です。強烈でした。でもまた違う本も読みたいです♪
★36 - コメント(0) - 2015年7月18日

「そこびえ」が一番良かったかな。平家物語の逸話を現代風に置き換えてみたら?という嗜好は嫌いじゃない。
★27 - コメント(0) - 2015年3月11日

平家物語に出てくる女性達から現代の女性達を描く短編集。
★2 - コメント(0) - 2014年10月20日

完全に女性向けと感じた。こういう恋愛もしたいのかな。途中で読み進められなくなった。 申し訳ないが読了。
★2 - コメント(0) - 2014年9月15日

sin
kindle版。平家物語に登場する女性と関連の京都のお寺を舞台、関連させた短編集。女性向け官能小説っぽいけれど、物語として女の心理や感性に共感でき読後感も重い。特に物語としてのできは別として、相夫恋ー清閑寺・・子供がいない・セクッスレス、でもずっと親友のような仲の良い夫婦の話に 自分を重ねたわけではないけれど(重なる部分はほとんどないけれど)軽い衝撃を受けた。読み手によって、琴線にふれる話が違ってくるだろうと思う。
★7 - コメント(0) - 2014年6月20日

短編集。京都を舞台にした官能小説。平家物語を知っていれば、もっと楽しめたのかな。官能というジャンルとしては楽しかった。第二話の主人公が男にしたこと、めっちゃおもしろかった。機会があれば。。。いや、できませんが。しませんが。こういうことをされても仕方ない男が悪い(笑)。。。
★3 - コメント(0) - 2014年5月13日

女性向け官能小説集。官能描写はこれでも抑え気味だと思います。京ことばのしっとり感が艶やかで、それだけで充分官能的。これからも読んでいきたい作家サンの一人になりました。
★4 - コメント(0) - 2014年4月6日

湿った重たいお話ばかりだがさらっと読んでしまった。それぞれの主人公に共感できる部分もあったりなかったり。
★2 - コメント(0) - 2013年12月11日

序の話と一番最後の五話が繋がっていたのが印象的。表題の萌えいづるは「寂下の雫」と似た印象を受けた。
★2 - コメント(0) - 2013年11月5日

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