人はなぜ傑作に夢中になるの―モナリザからゲルニカまで

人はなぜ傑作に夢中になるの―モナリザからゲルニカまでの感想・レビュー(7)

ライトな語り口なのに、思ったより時間がかかってしまった。あえてどの作品も全体像を掲載しないことによって、実物をみたいという思いに繋がる構成だと感じた。本当に細部までよく観察されている。著者が判断を鑑賞者自身に委ねるというコンセプトを持っていると私は解釈しているけれど、それにしても著者なりの表題へのアンサーが欲しかったところ。まるきり捉え方を投げられると、鑑賞としてはありだが研究としては扱いづらい。とりあえず別の本も読んでみることにする。
★1 - コメント(0) - 2015年4月20日

ある程度、絵が思い浮かばないと読んでも意味ががわからない。言っていることがわかるような、わからないような。傑作は、作り上げられるってことかな?
- コメント(0) - 2014年8月28日

mao
傑作とは、長い歴史の中で生まれた数多の営みのうち、近代的価値観によって需要されたものであるのかもしれない。そして我々大衆がそれを傑作だと祭り上げ、複製して販売し世に溢れさせる程に傑作は傑作となってゆく、古代の落書きですら。 しかしそれらの多くは、あくまで貴重な資料であるだけで「美」術ではないのではないか。 美とは?ーーそれは、生に関する事柄、性、愛、暴力、情熱…これらへの先人たちの眼差しを作品に見て取れる時に、私たちの心に生まれるものではないか。それゆえに、美は大衆的、ある程度普遍的であるのではないか。
- コメント(0) - 2014年8月12日

一般の鑑賞者にむけて美術との関わり方の糸口を提示する本。中野京子「怖い絵」や宮下規久朗「裏側からみた美術史」に近い感触。「社会と大衆と美術」という切り口は研究者としてのスタンスを持ち、宮下氏の著書と近い匂い。史実や秘話を提示するだけでなく、現代の私達が対象の作品に何を見ているのか、求めているのか…という社会的無意識下の世界に潜って行く試み。ちょっとスリリングで大胆な、個人的感触にも自信を持って畳み掛ける語り口は中野京子を彷彿とさせる。白眉は「モナリザ」を扱った項。傑作とは、に対する彼女の定義を示している。
★2 - コメント(0) - 2012年1月19日

2011年8月12日:tapestry
--/--:Hashiridokoro
ボッティチェリとベラスケスの章が秀逸。美術館で絵を見ながら、あの絵についてはどんな切り口で語ってくれるかな?と思ったりする。続編を熱望!
- コメント(0) - --/--

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