考える生き方

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考える生き方はこんな本です

考える生き方の感想・レビュー(207)

著者の半生をもとに、読者(特に若い人)に向けて今後の人生を歩む上でのアドバイスなどが綴られている。かといって上から目線のような事は全く感じられない。興味深かったのは、著者がフリーランスになるまでの仕事との折り合いの付け方。及び学生時代を振り返っての学術に関する記述だった。学問を志している人には有益な情報があると感じた。
★1 - コメント(0) - 1月3日

論語を暗唱し、チョムスキーで受験英語を学ぶ。そんな高校生いるのか。著者は生活に追われていてもアメリカから育児書を取り寄せたり、小麦粉とイーストをまぜてパンを焼いたりと知性的だ。ネットを見ているとキラキラした生活に憧れちゃうが、地に足の着いた生活でも勉強を続けることで、人生には興味がつきないのだなと教わった気がする。沖縄の生活文化が収容所から始まってるなんて、全く知らなかったな。あと子供が4人。周りにそういう人がいないので、子育てが自由を奪うものにしか思えていなかったが、なんだ、楽しそうじゃない。
★3 - コメント(1) - 2016年10月23日

著者の自伝。面白い。 表現も豊かで文学・歴史にも明るい。 こうも世の中・自分を客観的にみることができるんだと感心。 沖縄での生活を、「月の時間と生きる」とした感性に驚いた。 リベラル・アーツが人生を豊かにしているのかな、と感じた。 苦手だけどチャレンジしてみようかな。
- コメント(0) - 2016年9月10日

絶望は傲慢であるという、つらいですね。この見出しだけで自分のことを言われたなと、ウッとなってしまいました
- コメント(0) - 2016年8月22日

再読。1度目に読んだときは、極東ブログの読者として、著者への興味から読んでいたが、2度目に読み返してみると、いろいろな言葉が身に染みるし(救われるような言葉もあった)、問題への向き合い方というか、昨年、つらかった時に、この本を読んでいたら、ぬかるみに、はまらなかったんじゃないか。でも、実際に、はまったからこそ、実感を伴って、読めた(気がする)側面もありそうだ。 その意味で、本書は、人生の節目に読み返すことで、味わい深さが増すのだと思う。
★2 - コメント(0) - 2016年5月4日

著書のfinalventさんはいわゆるアルファブロガーの一人で、昔から何とも透明な視線で物事を見る人だと思っていた。震災、原発、高齢化…難しいニュースに評論家よりもはるかに新鮮な視点を提供してくれる。博識で古今東西の宗教や文明にも詳しい。その人が、自身の社会的には成功しなかった人生と、そこから得た考え方を透明な語り口で綴る本。学ぶことの大切さ、リベラルアーツの真の意味、人間の欲…幅広いテーマを構造化して見せてくれる。人生の絶望と希望が並列に置かれ、「それでも生きるって悪くないよね」と思わせてくれる本。
★1 - コメント(0) - 2015年12月30日

頭の良い方だと思う。書いてある事が深く、相当の教養の持ち主。一日一冊本読めるのは凄い才能。面白かった❗
★1 - コメント(0) - 2015年11月22日

表紙が独創的。アルファブロガーが55歳で半生をふり返る自伝。自分について「からっぽ」の人生だ…と言いつつ、その意味を考える、というまえがきから始まる。とはいえ、青春時代の失恋と挫折、目的意識のない仕事、一人旅、突然の大恋愛と結婚、4人の子供、沖縄での8年、幸福な歳月、難病の発症、生涯にわたる学習etc...と読んでいくと、「これこそが人生じゃないか」と僕は思う。山あり谷あり。むしろ、なにも経験の積めない平坦こそ、ほんとうの不幸ではないだろうか? 立派で幸福な人生の物語、と思えた。
★9 - コメント(0) - 2015年11月13日

たとえ成功しなくとも、名声が得られなくとも、人生は生きるに値するだろうか。こういった事を、自身の経験を交えて赤裸々に語ってくれる本は稀であろう。一読して救われた気分になった。
★2 - コメント(0) - 2015年9月5日

敗北者として共感。自分は著者ほどの能力なんて無いけど…。あと、若くて綺麗な奥さんと娘さんがいてズルい。貧しくても、人生の敗北者でも、教養があれば人生は豊かになる。みたいな言葉に感銘を受けた。
★2 - コメント(0) - 2015年7月17日

人生の折り返し地点、40歳を過ぎてからいかに生きるかを考える上で、大きな指針となる一冊。「世間的に社会的に、自分の人生の意味はないとしても、自分の内面から見れば、それなりにある種の手応えのようなものがあれば、それを支えに生きていける」のではないか、という著者自身の考えを、自身の履歴や本などで学んだ知識を引き合いに出しながら、丁寧に説明してくれる。全章にわたって深く共感を覚え、自分もこの先こうやって年老いて、死を迎えたいと切に感じた。できるかな、自分?(著者風に)
★2 - コメント(0) - 2015年6月28日

共感を持って読みました。一般的に、こういう回想録みたいなものは何らかの意味でとても変わったことをした(偉業か罪悪)人が書くものだが、著者は、そういう意味ではとても「普通」の人だ。普通だけれども、教養豊であり、そしてタイトルの通り常に自分の頭で「考え」て「生き」て来ており、その様子が身に染みる。
★11 - コメント(0) - 2015年5月30日

★★★★▲ 泣きそうな気持ちになったり可笑しい気持ちになったり考えさせられたりと、この一冊の読書を通じて大変充実した時間を持つことが出来た。著者が若い頃は、頭は良いが生きるのが下手で、そのせいでずいぶんと苦労をするが、年齢とともに一皮も二皮も向けて魅力的な人間へと変わっていく。いろんな苦境の中で著者が身に着けたユーモアのセンスは超一流。奥さんとの出会いも著者の人生を大きく変えたんだと思う。また、著者の勉強への姿勢を見習いたい。一日1冊はちょっと無理だけど・・・
★9 - コメント(0) - 2015年4月14日

図書館の利用者さんの返却本。わたしは本の外側を見た瞬間、著者を女性だと思い込んでしまった。若い頃の仕事の変遷あたりから「あれ?」と思い、「長男」「おっさん」と出てきてあぁ、男性だったか、と気づいたのだった。なんでだろう。こういう女性がいてほしい、という願望だろうか。家族、育児、沖縄の文化論、多発性硬化症という難病のこと、勉強方法、ICUの教育方法、リベラル・アーツについて、言語学、歴史学、加齢、そして禿げることについて。いやぁ、もう、読み応えがあった。
★9 - コメント(0) - 2015年2月12日

たまたま古本屋で出会った本。本当に面白かった。静かな語り口の中に、著者の知性が見える。しかもとても謙虚に、自分の半生を語りながら、深いテーマを語っている。人生は偶然の賜物かもしれないが、彼のように真摯な態度でまじめに考えて生きてゆくことで、たくさんの智慧に出会える。以前読んだ「読書の腕前」で、自分によく似た著者を探せとあった。僕なりに考えると、いろんなところで著者の話に共鳴できたし、自分に重なる部分もあったからだろうか、この人の話をもっと聞きたくなった。本当にどこでどんな出会いがあるかわからないものだ。
★3 - コメント(0) - 2015年2月10日

著者のように自分と常に向き合って考え続けるということは、結構大変なことだと思う。ただ自分の人生の価値は自分が決めるのであれば、少しでも自分に向き合っていく勇気が必要だなと考えさせられた。
★2 - コメント(0) - 2015年1月8日

気がつけば極東ブログを読みだしてずいぶん経っておりまして。ふと気がついたら書籍が出ていたという。見過ごしておりましたい。 勉強や、思考を進める事のフリークというかマニアというか。積み重なっていく確実な知識が、あの博識あるブログに表現されていたのだなぁ。 挫折も苦悩も、意味付けをきちんとしていくから強いんだ。 成功者ではないけれど、市井の凡民かと言われればそうではない。面白いポジションの、エッセイでした。
★2 - コメント(0) - 2014年11月4日

アルファブロガーfinalvent氏の自伝。著者の100年以上生きているような感覚があるという話は、文学を詰め込むとそういう感覚になることもあるのかと衝撃だった。
★4 - コメント(0) - 2014年10月24日

finalventさんの考えながら生きてきた自伝。きちんと考えて生きていく人生はややこしくて、じゃまくさいのだろうなーと思いました・・育児にも育児書を読んでしまうあたり・・でも愛されている人なんだろうな・・きっと。素敵な人生です。
★2 - コメント(0) - 2014年10月15日

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こういう市井に近いひとの自分の人生に対する感想を読むことが出来るのはインターネットの普及があってこそだと思う。ありがたい。
- コメント(0) - 2014年6月29日

著者の人生、伴侶を得て、子供を4人授かったことで十分意味があったのではないかと思う。 結婚する30代中盤までは自身と社会がマッチしていなかたのかもしれないけど、結婚後は十二分に幸せな生き方が出来ているんだろうな、きっと。 リベラル・アーツ(お金を得る為の技術ではない。自由7学芸を究める)の考えは非常に勉強になった。 後、ForDummiesを読んでみよう。社会科学に興味があるのでその分野からかな。
★2 - コメント(0) - 2014年4月6日

国際性とはつまり「いろんな国の人がいてみんな人間なのだ」と理解することだという一文に賛同。アートとはサイエンスの対語で、知識に対する技能。つまり研鑽ということか。文学はむしろ30、40代の人生成熟期、綺麗ごとだけで済まない時期にこそ必要という言葉に納得。日本語の成り立ちが、外来語の文法に土着語をはめたもの、という理論に目から鱗。しかしそうなると、その時代に統一国家が生まれてることになる。中国・韓国史と合わせて見てみたい。聖書にあるイエスの言行録を当時のアラム語で読むと、ダジャレになってるとこが結構あるらし
- コメント(0) - 2014年2月16日

著者は自分を「負け犬」と自虐しているが(病気のせいもあるかもしれない)、フリーランスで生活が成り立ち子沢山で家庭もそれなりに幸せ(そう)というだけで十分上々の人生である。広く知られる著名人ではない人の告白的自伝というのはまた別の面白みがあり、楽しく読んだ。誰にとっても人生はどう転ぶか分からないものだが、平々凡々であるより、紆余曲折の多い人生の方が他人が見るにはずっと面白いということを再確認。外見・美醜へのこだわりはあまり共感できず、本人の言うとおり、内面のどこかは悩める青年時代にとどまっているのだろう。
★1 - コメント(0) - 2014年2月2日

思い出した時に、時々読み返したい。読む度に心にひっかかるところが違うんだろうなぁ、、
★1 - コメント(0) - 2014年1月28日

成功したひとの人生論とかはちまたにあふれているけれど、このひとの場合はネットの世界ではやや有名だけれど、成功したひとでもなく、でも凡人でもなく、でも庶民的なそんなひとの生き方が書いてありました。頭が良いと苦労も多いんだなあ。でも頭が良いと教養が武器にもなる。支えになる。うらやましい。興味があっても難しすぎて手に取れない本があると「ああ、もっと能力があればなあ」ってよく思うので・・・学びに対するモチベーションがあがる本ですね。
★4 - コメント(0) - 2014年1月19日

「教養とは一人で時間をつぶせる技術」この言葉って中島らもさんが言ってたんだっけ?何故か頭の中に浮かんだ。1日1冊本を読む事を30年続ける賢人は教養が深く、大学ではリベラルアーツを学ぶべきとは、お子さんは皆自分の人生を深く考えさせれるだろうな。と勝手に想像。「自分の人生は失敗だった」なんて認められる人間がどれだけいるか。成功者の本を読むよりよっぽど考えさせられた。ただ、難病と戦いながら、家族を持ち、得意な事を仕事にして、広い知見で物事を見て楽しむ。幸せなら社会的成功なんてどうでもいいでしょ?とも思った。
★2 - コメント(0) - 2014年1月13日

前半はやや退屈でした。後半、著者が通ったICUのこと。学問に対する取り組みについての紹介は興味深く読めました。しっかりとした文章を書く基礎には、膨大な読書と好奇心の維持そして、やはり広範囲から情報を収集する意味での語学力が必要と思いました。
★1 - コメント(0) - 2014年1月2日

有名ブロガーのエッセイ。人間には希望も絶望も等しくやってくるんだなと。だって絶望と希望って程度の違いで本質はおんなじものだしね。
★6 - コメント(0) - 2013年12月28日

この人の文章はたぶん横書きの方が面白い。そう思った。
- コメント(0) - 2013年12月10日

自分の年齢までの話がおもしろかった。大学院以降、場合によっては私もこんな人生を送ったかもしれないし、これから似たようなことになるかもしれない。それ以降はどうしても共感はわかない。国際基督教大学はよい大学だと思う。
- コメント(0) - 2013年10月9日

最近子供が生まれた友人、酔って僕に絡み「俺から言わせれば子供の一人もいないお前はまだまだひよっこだよ!」……そいつがものすごく嫌いになった。そんな説教をする奴の何が大人なものか。この本にはそういう押し付けがましさがなく、子供ができたことで自分が本質的に変わるわけでなく、しかしなだらかに変わっていく過程が自然に描かれ、かたくなな僕にも大人ということをどう捉えたらいいか、素直に伝わってきた。ストンと腑に落ちるってこういうことを言うのかな。
- コメント(0) - 2013年10月3日

第6章の年を取って考えたことがとても良かった。わたくにも生きてたらこういうことを考えるのかね。特に日食のあたり。
- コメント(0) - 2013年9月21日

もちろん1ページ目の「からっぽだった」に心惹かれて読み始めたのですが、語られる豊かな知識や経験に感嘆します。しかしその中心に、何か空洞のようなものを抱えている模様が表現されていて、悪くない印象で読み終わりました。「老人になるのも、そう簡単なものではない。考えるべき課題は多い」という言葉に刺激を受けました。
- コメント(0) - 2013年9月18日

「……人間にはどうしようもない孤独というのがあるものだと知ったし、そうした孤独な心をもつ人は、他者と誠実に対応していったり、あるいは読書なりを深めていけば、心の深みのなかでしか見えてこない世界で生きていけるだろうと、理解した。……結論みたいに言うと、孤独を通して人の心を深く理解することが人生というものだった。……人生には、幸せとか成功とかいうのと違った、何か深い意味がありそうだ。それなら、生きてみますかという感じがした」(p.25)
★1 - コメント(0) - 2013年9月17日

装丁がかっこいい。エッセイもいいけど、著者の書いた論文調の文章も読みたいなあと思った。
- コメント(0) - 2013年9月15日

序盤はなんだかふわふわしたエッセイだなあと思ったが、2章以降、著者の経験やバラエティに富んだ知見が書かれるようになると非常に楽しめた。
- コメント(0) - 2013年8月11日

人気ブロガーが自分の半生を淡々と振り替える内容。結婚、出産、難病、禿、老い、といったライフステージを代表するトピック別に著者の感じた事、考えた事が記されている。 他人の人生を垣間見ることは、自分が似たような出来事に出会った際の心構えとなったり絶望の心のワクチンとなり得る、という著者の考えが最も共感できた。
★1 - コメント(0) - 2013年7月24日

finalventさんの自伝。熱心な読者ではないが、極東ブログはときどきのぞいている。政治談義はこちらに素養も関心もあまりないのでよくわからないが、書評や文化論、料理の話など妙に琴線にふれる。諦念にも似た穏やかさで、しかし言いたいことは言っておくという自制と知性と教養と含羞の人。言葉へのこだわりは、言語学からきていたのか。ブログでは少しひねたポーズを見せているが、この本ではよりストレートに、端的にいえば市民社会の実現を希求している。何でも本を読んで勉強するというところは、資質的な問題もあるが、学びたい。
★4 - コメント(0) - 2013年7月9日

色々書こうとしたが思い入れがありすぎて上手くまとめられない。 世捨て人的なキャラクターをイメージしている時もあった、ネット上では翁や爺と呼ばれたりもしている55歳。一部ネット上では年寄り扱いでも日本社会的にはまだまだ若い。 ま、この半生が「からっぽ」という点には同意できませんネ。 電子版だと表紙の本文が画像扱いになっていて、やや読みづらいので注意。
- コメント(0) - 2013年7月9日

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