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「衝動」に支配される世界---我慢しない消費者が社会を食いつくす

感想・レビュー
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ゆう
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足踏み水車的に、より大きな消費に流される流れに存在していることに気付き、脱却しなければならない。
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こどもおねむ
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ポールロバーツ氏 3冊目。 刺激的なタイトルと巻頭のネット中毒者の話に惹かれて読んでみたが、思っていた内容とはかなり違っていた。解説にもあったが、ネット中毒者の話は一種の例で、本書はかなりグローバルな話だった。 生活の発展のために効率化され、その通り生活が格段に良くなった。しかしモノが飽和し、経済が回るためには不必要なものでも回さなくてはならない。世の中はそう言った不必要なモノやコトで溢れている。と言う話なのかな。 確かに今の世界はモノが溢れている。一つひとつに向き合う時間を作る事も重要なのではないか。
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たまさか
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邦題(特にサブタイトル)はひどく扇情的だけど、実際には欲望に身を任せる消費者を非難するような本ではなく、短期的な利益と欲望を満足させることを主眼に置くような社会がどのように作られ、その中で商品の売り手・買い手の双方の欲望がどのように組織されているか、さらには政治や人間関係の分野にまで、どれほどそのシステムが浸透しているかを、丁寧に説明した良作。「新自由主義」という言葉は使われていないけど、アメリカ新自由主義の実態を消費という観点から描いた本とも言えるかもしれない。広い視野を持った立派なジャーナリズム。
たまさか

以前に読んだ『依存症ビジネス』もそうだけど、まさか自分がダイヤモンド社から出ている本をこんなに面白く読むとは思いませんでした。

09/06 16:09
0255文字
佐々木基
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紙版で読了。衝動というか我欲というか、行動の動機が短期的な利益だけを重視する人が暮らす社会になったらしい。残念な社会だ。そうならない希望にも触れていて、悲観的にならずに済んだ。教育の重要性を感じた。
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サスケ
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短期的な利益を求める傾向とこれを可能にする技術が、さまざまな物事に影響して、長期的な思考を妨げコミュニティの利益を損なっているという話。 米国の話ではあるが、企業のありかたについては日本は米国に近いので大変腑に落ちる。 民主主義、公開企業など、多くの人々の声を反映する体制では、可能なら短期的な利益を求めてしまうのは仕方がない事のように思える。富を生み出すより、より多くの配分を得る方が目先の利益は大きい。囚人のジレンマみたいだ。
サスケ

この傾向を修正していくためには人々の考えを変えていかなくてはいけない。今よく取り上げられている SDGs はそのひとつだが、どこまで効力があるか。 もしも、民主的なやりかたでうまくいかないという事になると、独裁制国家、非公開企業による長期的な戦略が力を持つ事になるのではないか。短期的視点の民主主義体制、対、長期的視点の独裁体制、などという世の中になってしまうのではないかと考えてしまう。

12/30 09:51
0255文字
ごく
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偉大や尊敬を冠する米国が「経済栄えて社会滅びる」システムをなぜ、どのように構築したかが分かる一冊。このシステムでは健康な人より高額医療費を払う病人に価値があり、家庭料理を食べ、団欒を楽しむ家族は最悪らしい。家族との時間が増え、消費は落ち、無暗に病院へ行かなくなったコロナ禍は皮肉にも著者の目指した社会。想定外は、その社会を阻止した衝動的社会の根源”デジタル化と市場の効率”がコロナ禍でより力を増している点。一部の大富豪とその他という中間層不在社会は、領主に納税し自給自足する農奴を描いた映画を彷彿させた。
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うえ
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「アメリカの医療システムは、ポスト物質主義の理想を制度化することにどんなリスクがあるか、それを具体的に示している。理論的には、医療は、市民を物質的存在のリスクから守る社会システムだ。ここでいう物質的存在とは、病気やそれに伴う金銭的な問題である。このように社会システムに守られているから、市民は理想をもって自らの可能性を追求できる…しかし、その制度化に欠陥があった場合、アメリカの医療制度は明らかにその一例だが、その反対の結果が生じる。医療を消費する私たち市民があまりにも利己的になったので、社会を脱線させる」
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けん
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個人、政治、経済まですべてが自身の利益を優先して行動するインパルス・ソサエティの考え。 政治などを見ていると日本社会にも当てはまってきているのではないかと感じる。 自分だけでなく他者を思いやる気持ちを忘れないように行動しよう。
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原玉幸子
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佐伯啓思の著書は特に面白いと思いませんでしたが、同氏推奨の本書は面白かったです。ワープロで「作文する頭の働き」が変わったことや、ゲーム脳、モンスターペアレンツ等が出て来る世相、そして以前自分の働く会社の仕組みや人や仕事の取組み様を見て「こりゃあかんな」と思ったことが繋がりました。最終章の『私たちはどこへ向かうのか』は是非考えながら、そして全体は小説として読んで欲しいです。(◎2017年・春)
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Machiko
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「石油の終焉」「食の終焉」に続く第3弾。解説氏は「資本主義の終焉」だなんて言ってるが。何でも自分に寄せる「自分化」の行き着くところはコレか。一見、多様性が許容されているように見えて、実はスルー、お互いに関わっていないだけの社会。「顧客」から「消費者」に格下げされた時点がターニングポイントだったのかな。ただ後半の「インパルス・ポリティクス」の部分は米国の二大政党制に基づく話なので斜め読み。しかし、ウォルター・ミシェルの「マッシュルーム研究」には吹いた。報酬がマッシュルームだったら、子供も待てるのでは?(笑)
0255文字
5 よういち
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消費者が欲しがるものを与えることに長けた社会システムは、個人の願望を真ん中に据えたものになっている。消費者が飽くなき満足感を追い求めた結果だ。自分探しやアイデンティティの探求を続けた結果、それは度を超えた自己満足の追及に変わっていった。すぐに手に入れないと気が済まず、行き過ぎを制止できなくっている。人間の意志決定プロセスは脳内で、買い過ぎた結果、あとでどうなるかを予測できる『前頭前皮質』と、欲しいものを見たらドーパミンを出して、すぐに行動させる『辺縁系』とが争うが、前頭前皮質に辺縁系を抑制する力はない。
0255文字
みつか
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消費者が欲望する商品やサービスを、市場が絶え間なく供給する現在の社会。流通するものが、製造されたり栽培・狩猟されたモノではなく、人間のもつ内部の世界、夢や希望、アイデンティティーや秘密の欲望、不安や退屈という見えないものに変容していることを指摘する。GDPなどの経済指標に算出されない人間的価値。哲学、愛情、想像力など抽象的ではあるけれどインパルス・ソサエティー(衝動的社会)に対抗するうえでの原点は、人間力ではないだろうか?と著者は問いかけているように思える。
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渓流
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人の飽くなき蕩尽する欲望は「パンツ」という規制装置が掛かっているからこそサルとは違う。パンツという暗喩を使って人間の何たるかを突き詰めたのが栗本慎一郎。そのパンツを脱いでしまった社会に警鐘を鳴らす一冊。その始原に、フォードとスティーブン・ジョブズが出てくるところが面白い。
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Whym555
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社会は発展し、良くなっているはずなのに、ずっと感じていた生き辛さ、その原因は「衝動」が社会を支配していたからだんだ。 効率化の旗印のもと、個人だけでなく、組織、国家が、今すぐ、自分の利益を求めるようになり、結果的に長期の福利を犠牲にし、我先に利益をむさぼるゆえの、矛盾の拡大。 ネット社会により益々個々人が力を持つようになった今、加速していく衆愚を止めるために、数字には表れない、本当の人間の幸せ、社会としての在り方に気付く人々が増えることを切に願う。
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Kentaro
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ダイジェスト版からの要約 北アメリカとイギリス、ヨーロッパや日本でも、自分に合った製品やサービスを求めるのは、普通のことになっている。アレルギーやイデオロギーに合わせて食事をつくる。自分の体さえも、複数の種目を組み合わせたクロストレーニングや入れ墨、手術やウェアラブルの機器などで自分流にカスタマイズする。また、ソーシャル・ネットワークで繋がり、全ての投稿に「いいね!」と言ってもらえるような「友だち」をつくる。買い物をするたびに、選択やクリックをするたびに、日々の生活は自分流に、「自分の」世界になっていく。
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kazu_watch
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イイネのシャワーを浴び足りない人には、是非読んで欲しい。
0255文字
takao
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ふむ
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犬養三千代
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かつて私たちの社会は、つつましさと結束と、未来への気遣いを誇っていた❗ かつてなのです。レーガン以来アメリカは色々なものを破壊してきた。 金融が政治を植民地にした。 もう、取り返しはつかない、と、思う。
0255文字
プリン
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播いたものを自分で刈り取るのは当然だけど、未来の人たちに尻拭いさせるのは申し訳ない。今も大切かもしれないけど衝動を抑えて、先の結果をよく考えてから決定しないと。わたしも含めて人間のずる賢さと愚かさを痛感した。
0255文字
よく読む
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「必要」ではなく「ほしい」から即座に買う、今の消費社会を論じる。マーケティングやクレジットカードで消費を促し、企業幹部はレイオフや自社株買いで株価の維持に励み、証券会社や機関投資家は大量の注文で市場を壊し、ウォール街は大金をはずませ次のジョブズに高頻度取引のコードをさせ、政党はわ安易なキャンペーンやマーケティングで資金と票をを集める。人はSNSのイイネを集め、自分すらも消費財にする。便利な社会の追及が、自分で自分の首を苦しめ、共同体を崩壊させる。資本主義が終わり、Impluse societyがきた。
よく読む

一日一冊の読書は、消費になるのかな?

12/22 13:52
0255文字
Tui
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たとえば通信手段。手紙から電話、そしてSNSと、私たちは待てなくなる一方だ。いつの間にかインパルス・ソサエティ(衝動的な社会)に慣らされている。私たちが望んだのか、望むよう誘導されたのか。便利になっても満足を決して得られず、さらによいものを欲してしまう。今の快楽や利益を何よりも重要視する、長い目で物事を考えることがされにくい世の中。衝動的な消費社会の先にある絶望的な未来を変えるには?消費し続けなくても継続可能な社会とは?残念ながら、環境異変によって強制的に変わらざるを得ない展開しか、私には思いつかない。
0255文字
ひろゆき
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世界全体で、苛立ちを表現したにすぎないような政治勢力の勃興か゛いまなぜ同時的に起きているのか。資本主義が、その拡大のため、ありとあらゆるものを商品化しようとするとき、その必要条件としてより一層、各個人は消費者としてのステージを引き上げさせられる。そのための、支払い能力のない者まで消費者として仕立てる仕組みが開発されたり、仮想世界に没入させ孤立化させるなどの、資本による人の脳内にも侵入するありとあらゆる手段の駆使。その結果、自己愛を限りなく醸成しその周囲に好みの商品を配置する人の出現。考えさせられること多い
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xkyonx
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便利な物事を追求すると、逆に自分を縛り付ける事になってしまう。社会は経済だけで成り立っているのではない事を忘れがちだ。経済栄えて社会滅びる事にもなりかねない世の中の風潮に疑問を問いかける良いキッカケをくれた一冊。
0255文字
nizimasu
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訳者がくしくも「この本は資本主義の終焉ではないか」というのが言い得て妙。石油、そして食ときて資本主義である。元々楠本健さんの本で紹介していたんだけど注意力と集中力がトレードオフであるという言説もでてきてなるほどと思わされるばかり。この注意力が短期的な好奇心(著者で言う辺縁系)に費やされるあまり長期的な幸福に繋がるような集中力が発揮出来ずにそのまま尻すぼみになるというのは現代の人間が自己愛過剰社会に陥る中で人が幸福感を追求するあまり人生の幸福とはほど遠い居場所にいるという日本人の不幸な閉塞感にも繋がる議論。
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nobinobi
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「市場と個人、経済と人間の心理が、いままでに経験したことのない形で融合している」と筆者は警告する。経済活動が製造から消費へと移行し、市場は人間の心理(欲望)に向けてアプローチしていく。今までは、近所付き合いで対応出来たものまでもが、サービスという消費材に変えられ、結果としてコミュニティの崩壊へと繋がっていく。欲望に素直な消費者はいつの間にか孤立し、その孤独感を埋めようと消費に邁進する。考えさせられる本であった。
0255文字
ぞいぞい
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衝撃を受けた一冊。資本主義が高度化することで、より短期に効率よく利益を獲得する視点のみが強化されることで、個人ではデジタルマーケティングやクレカで、衝動的な行動に誘導され、企業は経営者による自社株買いによる株価維持に邁進し、政治までが市場の影響下におかれ、わかりやすいブランディングのために、より右傾化・左傾化が進む(今の大統領選しかり)。結果的に、衝動的な行動を抑え、長期的利益を果たすための役割だった伝統、文化等が崩壊していく。 最後は、そこから脱却することの重要さを説いている。
0255文字
Book shelf
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『食の終焉』『石油の終焉』というエネルギー問題を扱った著書がある。いずれも読んだが、今回のタイトルはこの2冊と趣が違う。しかし訳者が最後に書いているように「資本主義の終焉」というタイトルにふさわしい内容。 便利さを求めた結果、個人個人の長期的な考え方の能力が低下し、すぐに手に入る情報やモノに飛びついてしまう。こうなってしまうと、企業や政府はより人々をコントロールしやすくなる。この状況を脱して自分らしく生活するため端末を手放す人も増えているとか。
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ののまる
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それが必要か、ではなく今すぐ欲しいから買ってしまう。まるでゲームにはまった廃人のような繰り返し。そして消費が政治を飲み込み、個人の感情も生活も社会そのものも、市場原理に左右されている…ことにも気づかず、とにかく今がよければと過ごす現代。アメリカ社会について書かれているけれど、日本も同じ道を邁進している。消費爆発を起こしている先進国は,一度勇気をもって立ち止まるべき。
0255文字
kubottar
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私が小中学生の頃は、本屋で本を注文すると2ヶ月かかったことがあった。しかし今やアマゾンでクリックぽんで2日で届く。そのタイムラグの差を嬉しいと思うか、待つ楽しさを奪われているとみるか・・。
0255文字
K
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「世界」というよりはアメリカを題材とした記述が中心な気もしましたが、自分とは相容れない考えや生活様式を持つ人とコミュニティを分かち合おうとしない姿勢、異なる価値観を激しく否定するが為にどんどん先鋭化する党派対立、ストックオプションのために短期的な利益を求め労働者をコストとみなす経営者等々、近視眼的かつ自己中心的な振る舞いが良心を損ね、社会を歪めているよ、という警告の書。ごもっともだと思います。
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白いカラス
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「経済まわって社会まわらず」言い得て妙ですね。今の日本も徐々に近づいていると思います。意図的に市場と一線を画する時間や生き方を自分自身見つけていかねばならないですね。
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GX
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外資系の会社に勤めているので、ここに書かれている変化を身近に感じます。人材を育成することは管理職者としての大事な責任でしたが、その辺がとても弱くなってしまっている・・・
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GASHOW
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経済を成長させるには、消費者の本能である衝動に刺激をあたえる。それをしないと経済成長はしない。本能を刺激された消費者はエスカレートしてゆくのだなあと。
0255文字
まゆまゆ
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自己中心的な文化に翻弄され、市民として社会的に行動するのがどんどん難しくなっている現代社会。利己的な振る舞いが社会全体で行われていることで、「今すぐ欲しい」という衝動によって消費され続ける経済に警笛を唱える内容。消費は今や個人の内側を中心に考えられ、市場もそれに近づいている。そんな消費システムは今後ますます個人に寄り添っていくだろう。そんななかでどのように行動すべきかが問われている。
0255文字
さいごーどん
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ネタバレ「欲望」は資本主義の原動力でもあるが、それが行き過ぎた結果、極端な社会ができるらしい。また、マーケティングもふくめ、技術の進歩と、それに対しての人間のある種の鈍感さにより、次第に経済的にも政治的にも、刹那的になってゆく。本書はアメリカの例であり、経済格差やティーパーティ運動などを述べているが、最近のモンスターxxやら、ネトウヨ/ネトサヨの言動、野党の総過激派化状態などをみていると、日本も既に同じ様な状況ではと感じる。根拠・証明はやや弱いが、なかなか言い得ていると感じだ。解決策は?決め手はまだなさそうだが。
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akinbo511
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神保さんが解説なので読んだのだけど、解説で『食の終焉』と同じ著者だとわかった。興味深かったけれど、難しくて、解説がよくまとまっていたので復習できた。日本も、この本で書かれてるアメリカの姿に近づいていると思うと怖いけれど、自浄作用が働こうとしている面も見え始めているとのこと。
0255文字
かなく
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自由を求めれば求めるほど、不自由になっていく。物事には限度がある。消費する限度以上に供給が行われている。
0255文字
レーモン
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限界を超えて我慢しないのは問題だと思いますが、お金のある人が衝動に駆られないとお金は回りませんからね。その上で、魔法のカードがないのは恐らく問題だと思います。つまり、一長一短ってことです。この本の言っていることはわかるけど、それではつまらないナぁというのが感想です。
0255文字
saku_taka
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近視眼的な「衝動」によって,金融をはじめとして社会が大きく影響を受けており,中長期的に必要な施策がとらなくなっている,と警鐘を鳴らす。そうした現代社会を「インパルス・ソサエティ」と呼び,批評を加える。他書も含めてこの著者はそういう筆致なのかもしれないが,全体的に非常に悲観的な社会批評となっている。それはいいのだが,著者の印象論で議論が構築されているように感じられ,より実証的なものを期待した身としては,非常に残念であった。もっと現実社会のデータなりを出してこないと説得力がない。
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ドクターK(仮)
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欲しいものは何でもすぐに手に入る便利な社会が実現したことによって、人々は即時的な衝動に突き動かされるようになってしまった。企業は四半期の利益や株価の最大化に躍起になり、長期的な研究や人材育成をおろそかにする。政治は企業からの巨額の献金に影響を受け、我慢しない有権者の民意に応えるため、長期的で困難な課題に対処できなくなる。こうした刹那主義的な風潮の蔓延は、公共的な関心や個人的な倫理観、道徳心などが失われていることの現れでもある。私たちは、真の意味で「人間らしさ」を取り戻さなければならないのかもしれない。
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