メルカトル

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夜行
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メルカトルの感想・レビュー(478)

面白かったです。タイトルの通り、地図がキーワードになる作品。物語の中にも様々なところで地図が出てきます。地図収集館で働くことになったリュスに起こる様々な不思議な出来事に引き込まれました。全てが流れていき、最後につながっていく風景が美しかったです。孤児院で育ったが故に健気で淡白だという印象のリュスが涙を流すところが印象的でした。物語に出てきた甘くないプディングが気になります。
★94 - コメント(0) - 3月3日

図書館本。設定は割と好みだったんだけど…。ダナエが嫌いなタイプだったので、全然面白くなかった。そして、リュスがあまりにも周りに流されるので、イライラした。この作者の作品にありがちな性格の主人公。身体的特徴から、ある事実はすぐに予想がつくけど、それ以外は突っ込みどころが多すぎ。すっきりしなかった。なんだかごちゃごちゃと散らかってまとまらないお話。
★1 - コメント(0) - 2月10日

詫間図書館で借りた一冊。表紙とタイトルに惹かれて、著者初読。タイトル通り地図という言葉が色んな所に見られて面白かった。ただ、全体的に不思議な感じ、何だろうなー、って感じだった。読みやすかったものの、その分薄いと言うか...。
★3 - コメント(0) - 2016年11月20日

長野さんの作品はどれもそうだけど、どのページから開いてもするりと飲み込まれてしまう。この話も然り。登場人物みんな生き生きしてて面白い。深く噛み砕かなくても「流動食」のように入ってくる。ただその分、印象は薄め。
- コメント(0) - 2016年8月27日

かつての繊細で流麗な文章はどこへ行ってしまったの…。『ここでリュスの生い立ちについて、少しばかりおさらいしておこう。』という一文で萎えた…。そんな説明文入れる作者じゃなかった…。そこからは、ついばむように流し読み。
★1 - コメント(0) - 2016年6月30日

読友さんの紹介より。長野さんの作品は初めて。地図収集館で働き始めたリュスに、不思議な出来事が起こる。文章は何とも言えない独特の雰囲気があり、これが”長野ワールド”ということだろうか。読了後は最初からもう一度パラパラと。場面を追いかけていくと「確かに…」と思った。
★25 - コメント(0) - 2016年4月28日

(図書館本)主人公リュスは、孤児院育ちであることが禍してしているのか、喜怒哀楽の概念をすっかり失ったのではないかといった印象を受ける淡白な青年であった。しかし、彼が働く地図収集館を訪れる客や近隣住民によってもたらせる不可思議な出来事を経験したおかげで、人間らしさを若干感じることができたのは良かった。読み進めるにつれて徐々に湧き上がってきた、見た目も中身もとても個性が溢れている登場人物に対する"違和感"や"もやもや感"が間違った感情では無かったんだと納得できるストーリー展開となっている。
★1 - コメント(0) - 2016年3月1日

とにかく不思議で、なんとも言えない独特の雰囲気が漂う素敵な作品。リュスのいる異国の世界を旅し、リュスの働く地図収集館へ行き、そしてリュスの出会う様々な人々に私も会い、一緒に不思議な出来事に巻き込まれ、そうして旅を終え、あの時の出来事は本当にあったのだろうか…夢か現か…と不思議な感覚に陥るような、そんな気分を味わった。途中様々な人物が登場するが、最後には見事に繋がり、一番最後に、出会った人皆にまた再会したような気持ちになり嬉しかった。
★11 - コメント(0) - 2016年2月10日

地図収集館で働く17歳の青年リュスの周囲で起きる不可思議な出来事。次々に出てくる人たちや起こる出来事が最後には、いろいろと繋がっていき、ここもそうだったのかとなった。実際の17歳の男の子は、こんなに健気ではないだろうな。リュスはとてもいい子でかわいい。『カルトローレ』もそうだったけど、この作品も食べ物が美味しそうでした。甘くないプディングが出てくるのですが、どんなものなのかすごく気になリました。茶碗蒸しのことなのかな?
★62 - コメント(2) - 2016年1月23日

最後どうなることかと思ったらうわあぁぁぁってなった。リュスにとってはいい迷惑!でもこれから少しはいいようになるのかな。
★2 - コメント(0) - 2016年1月5日

長野さん二作目。一作目より面白かった。一気に読まないと忘れてしまいそうだ。 もう一冊読んでみよう。
- コメント(0) - 2015年12月11日

長野まゆみの書く世界に浸りたかっただけなので正直ストーリーはどうでも良かったんだけど、ストーリーも世界観もどちらも楽しめた。帽子がネコになったり、別人だと信じていた人が同一人物だったり、自分の住んでいる部屋に他人が引っ越してきそうになったり、なんだか全てが流動的に変化していて、正に夢を見ているような不思議な世界。淡白な主人公が、涙を流すシーンは印象的だった。(むしろ、悦びを感じた) 旅好きで古い物好きで図書館好きな私にはとても味わい深いメルヘンなファンタジーで、読み終えた後もう一度最初から読み始めました
★12 - コメント(0) - 2015年8月1日

長野さんは宇宙百貨活劇を読んで世界観がすごい好きだったのではまりそうな予感がしつつ読んでみたのだが、想像してた感じとちょっと違うかったかな…。これも独特の世界はあるもののもっとキラキラを望んでたかも。それもなの!と少しご都合主義にも感じた。玉子のプディング美味しそう。他のも読んでみようかな。装画も長野まゆみ。
★3 - コメント(0) - 2015年5月6日

メルカトルさん家の話。何でキスした方が泣いたのかとか、結局何役やってたのか、よく分からなかったけど、さかのぼって読み返す気になれないからいいやーって感じ。リュスいい子だな。謙虚な子ほど愛おしい。お店の人に疑われて泣いてしまうの、私は会社の人に全然信用されてないから、読んでて一緒になって悲しくなってしまった。
★1 - コメント(0) - 2014年11月3日

長野作品の中では少数派の女性が多く登場する話。名前がカタカナだと誰が誰が途中でわからなくなる笑 リュスが不憫かわいい。警察の前で泣くシーンが好き。リュスの出生については頭がこんがらがりそうだったが最終的にはハッピーエンドだったので満足!
★7 - コメント(0) - 2014年9月21日

長野まゆみさん感たっぷり(?)の不思議な雰囲気の作品でした。 エルヴィラ・モンドは夫人、秘書、さらにはおばあちゃんまで演じてしまうすごい女優ですね。 最初に読んでいて突っかかっていた部分が最後にあ〜そういうことだったのか!となりました(笑)
★2 - コメント(0) - 2014年9月1日

地図と青年リュスを取り巻く、謎解きのようなお話。 相変わらず主人公が不運な目に会うことが多く可哀想になる場面も。 感じとしては月の船で行くに似ているような、小さな街での何気ない日常と言った様な雰囲気です。 長野まゆみさんのお話では珍しく?女の子がかわいい。長野まゆみさんの書かれる女性は蓮っ葉な印象の方が多いけれど、ダニエは年相応の、可愛らしい女の子でした。 そして流され気質はどの主人公も共通ですが、リュスは特に自信がなく、フラフラしている印象を受けました。
★2 - コメント(0) - 2014年8月16日

きららかな入れ子の小箱みたいなお話。最後の一文を読み終えるとふっと笑みがこぼれるような。リュスの清貧ぶりも好ましかった。扉を開くとブルーが広がる装丁も大変すてき。
★18 - コメント(0) - 2014年7月31日

不思議な名前や不思議な言葉、古い外国語のような単語。好きな世界。
★4 - コメント(0) - 2014年6月23日

うーん…ちょっとよくわからなかった…。
★3 - コメント(0) - 2014年6月9日

心地良い感覚。とても好きなお話だった。不思議で魅惑的な世界。日常なのか非日常なのか、その境が溶けて混ざっているような空気感がいい。地図制作工房が栄えた港町コロナ。その歴史ある町の地図収集館で新米職員として働く少年リュス。地図とともに不思議な出来事が次々と起こり、彼を取り巻く人たちと謎が終盤繋がっていく様は、舌を巻いてとても面白かった。登場する人物が皆それぞれ個性溢れインパクトがあるのに対し、リュスのやわらかで物静かな雰囲気がとても健気で愛らしい。ロマンティックなるお相手も、黒髪ツンであたしのツボだった。
★17 - コメント(0) - 2014年3月26日

これぞ長野まゆみの真骨頂。装丁も素敵。様々な登場人物がくるくると入れ替わり立ち替わり現れては去っていく。アニメでも映画でもなくまさに幻灯の如く。どこまでが本当でどこからが嘘なのか。一人一人が輪郭ははっきりしていて、皆が皆魅力的。物語自体は淡々としたものですが、だからこそゆったり浸れる独特の世界。メルカトル、地図、リュス。楽しかった。
★18 - コメント(0) - 2014年3月25日

リュスはモテモテだな。ミステリーから細かいところを抜き去り、大枠を残したファンタジーという印象。以前感じていた長野さんの暗鬱さはなく朗らかな読後感。
★7 - コメント(0) - 2014年2月25日

長野まゆみさんの描く少年が魅力的なことは当然として、さっぱりした女性が好きなので著者の描く女性は格別です。これは珍しく女性が多く嬉しかったです。まさかまさかと思わせぶりなところが多く、読まないと気がすまなくなるような文章にはまってしまいました。不思議な感覚です。DNA鑑定という言葉で急に現実に戻されたかと思えば、一人三役以上だとか、本当は~…だとか。意表を突かれたと言えば嘘になります。けれど、どこかで私の予想を裏切ってくれる。そんなことを思いながら読んでいるうちに、いつの間にか読み終わってしまいました。
★3 - コメント(0) - 2013年11月30日

まず地図収集館という響きがすてき。それにまつわる事物の描写がすてき。そこで働く17歳の少年(青年?)リュスが厄介に巻き込まれて振り回されるお話。さまざまな女性がめまぐるしく入れかわり立ちかわり登場し、読んでいると頭の中が絡まってくるが、ラストはまさかのネタばらし。いやはや、女はみんな女優ですね…。そしてプディングがたべたくなる。
★4 - コメント(0) - 2013年11月21日

観る予定のなかった芝居に強引に付き合わされた感じ。しかもたいして面白くない。最後に出演者全員登場、拍手の中大団円、さようならといった流れで、白けた気分が一層高まる。好みの問題なんだろうけど『メルカトル』の使い方にも不満あり。
★1 - コメント(0) - 2013年11月18日

こういう話、いい!!!!!まゆみさんの鮮やかなネタばらしが最高!!!もう好き!!
★3 - コメント(0) - 2013年11月15日

リュスに関わっていた人達が皆家族であったり一人が沢山の人に変装していたりと最後はリュスの穏やかな世界が激変する模様でした。
★1 - コメント(0) - 2013年10月8日

地図をめぐって複雑な家庭環境の家族と交流するおはなし(?)実は○○なんだよ、という展開が多く読むのは2度目ですがかなり混乱しました。私的に長野作品にしては珍しく、女の子のダナエが魅力的で好きでした。個毎度ながらキャラクターの名前のセンスが素晴らしい。
★9 - コメント(0) - 2013年10月4日

著者の作品は主人公がこれでもか!というくらい精神的に痛め付けられる事が多くて、もしかしたら長野まゆみ先生はドSなんじゃないかと思い始めました。…いえ、ただの不幸萌えなだけなんでしょうけどね。
★5 - コメント(0) - 2013年9月23日

長野さんの作品には珍しく同性愛的部分やセクシャルボーダー的な所は描かれないのでその手のものが苦手な人にも読める作品だと思う。話の大筋は「みにくいアヒルの子」をより幻想的でミステリーに仕立ててみたという感じだろうか。最終的に登場人物全てが物語のパズルのピースにぴたっと嵌る感じに爽快感があった。リュスが幼い頃に体験した羽箒のエピソードは彼が感情を閉ざしてしまう最大のトラウマで、これには胸を締め付けられる想いがした。彼は今後周囲の人達とより深い関係を結んでいけるのだろうと穏やかな気持ちで本を閉じる事ができた。
★4 - コメント(0) - 2013年9月13日

何打なんだと思っているうちに何かに巻き込まれ、どうしたものかと思っているともう、複線を見逃してしまう。 あっと言う間に騙されるのに、読み終わりには何だか清清しい気分になってしまう。
★3 - コメント(0) - 2013年9月8日

この作者にしては、至って明快で分かりやすい作品ではないでしょうか。あぁ おなかへった。玉子料理が食べたいなぁ。
★3 - コメント(0) - 2013年9月8日

*** ふわふわと現実感があるような、ないような…不思議な存在感の主人公リュス。地図収集館、ドラッグストア、救済院、船乗り、テレビ局など古今の文化が入り混じる世界観。ミロナの街でひっそりと地図収集館の受付事務をして暮らす、17歳のリュス。彼は親を知らずに救済院で育ち、感情を抑えて生きてきた。2人のエルヴィラ・モンド、ショールの貴婦人、メダリオン夫人、お偉いかたなど、特徴的なネーミングの人物たちとのかかわり合い。いつの間にやら予想もしなかった非日常へ足を踏み入れていたようでーー?再読する際が楽しみである。
★5 - コメント(0) - 2013年8月25日

話に引き込まれました。読み終えて納得?びっくり?想像が広がります。
★1 - コメント(0) - 2013年8月14日

主人公の職場に漂うある種幻想的でありながら日常的な雰囲気の描写が巧みで、著者の他作品と同じく脳内に光景が思い浮かぶようだった。後半にいくにつれて少しずつ読者に気づかせている主人公の出自も面白く、彼らのこれからを想像して楽しくなってしまうような作品だった。
★3 - コメント(0) - 2013年7月20日

地図が導くロマンティック・ファンタジー。…とゆうより大掛かりなドッキリでは(笑)。自己評価の低い主人公のリュスが長野少年では珍しく素直でかわいい。この手の出生の秘密が明らかになる話は「東京少年」に似た雰囲気で読後感がスッキリでした。
★12 - コメント(0) - 2013年7月14日

6年ぶりに再読。やっぱり大好き。地図製作が栄えた港町ミロナ。救済院で育ち、高校を飛び級して働き始めたリュスの職場は、古い地図の鎮魂の場でもあるネオ・バロック様式の建物、地図収集館の受付だった。慎ましく淡泊にふるまいながら、やわらかな心を隠して過ごす17歳のリュスに、幾度も胸がきゅん…とする。端整な雰囲気と、少年の健気さ。話の大筋は覚えていたので、記憶がするする解けて絡繰りが見えてくるのを楽しみつつ、忘れていた仕掛けに驚くのも楽しくて! そして、リュスの作る玉子料理(甘くないプディング)の美味しそうなこと!
★9 - コメント(0) - 2013年6月26日

思ってたよりもすらすらと読めた。もっと職場の話がメインなのかなって思ってたんだけど、主人公の身に起こることが主体だったのね。この人とこの人はイコールって言うのはなんだか同じ人って言っても否定されたり。最終的には同じ人だって言われたけど。そこが、若干めんどくさく感じたかな~
★2 - コメント(0) - 2013年6月16日

地図収集館で働く17歳の少年リュス。周囲に次々と現れる人々、起こるできごと。この作者が醸す独特の世界観。話そのものは別になんでもないのに、でもなんだろう、どうしてか魅力を感じる。
★1 - コメント(0) - 2013年4月14日

メルカトルの 評価:54 感想・レビュー:112
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