明治波濤歌〈下〉―山田風太郎明治小説全集〈10〉 (ちくま文庫)

明治波濤歌〈下〉―山田風太郎明治小説全集〈10〉 (ちくま文庫)
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明治波濤歌〈下〉―山田風太郎明治小説全集〈10〉はこんな本です

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明治波濤歌〈下〉―山田風太郎明治小説全集〈10〉はこんな本です

明治波濤歌〈下〉―山田風太郎明治小説全集〈10〉の感想・レビュー(52)

やはり中編3つ。「巴里に雪の降る如く」が圧巻。川路大警視の示現流居合斬りが炸裂します!森鴎外を追いかけてきたエリス女史の名推理「築地西洋軒」も実に楽しい。
★11 - コメント(0) - 1月19日

「築地精養軒」はおもしろいよね。
★1 - コメント(0) - 2015年6月23日

題名の「波濤歌」のような悲哀は、上巻に比べればこの巻では薄れる。3作あるが、「巴里に雪のふるごとく」「築地西洋軒」はやや推理物。でも「築地西洋軒」の、鴎外の恋人エリスの個性はなかなか。一番は、「横浜オッペケペ」。河上音二郎、野口英世、似た個性二人が登場。野口英世は小学生の時伝記を読んで、「とっても偉い人」としか思ってなかったが(笑)。ここまで自我が強いとは・・。稀代の詐欺師になってもおかしくないだろう。でも二人とも天才的素質がある。同作品に登場する永井荷風となると、別の一途さが可愛らしく感じる。★★★★
★10 - コメント(0) - 2015年6月16日

子どもの頃に植え付けられた清廉潔白、神様のような野口英世とは全く正反対の野口英世が描かれていて面白かった。腹黒?の野口英世は人間らしくていい。やっぱりこういう面があるのが人間だと思う。それにこういう野心がなければ人生は切り開けないと思う。川路さんのうんこネタもでてきた。
★5 - コメント(0) - 2015年6月7日

まぁ歴史上の有名人がこれでもか!と出てきます。歴史の裏側というような読み方も面白いですね。ユーモアたっぷりの内容で当時の世相もよくわかります。川上音二郎は変な奴ですね(笑)
★1 - コメント(0) - 2014年8月13日

「横濱オッペケペ」の最後の方に出てくる土方の長谷川伸二郎。勿論『瞼の母』で有名になる長谷川伸のことだが、他の実在登場人物には注釈が入るのに、彼だけは説明がない。言わなくても自分の読者には必ず判る筈だ、という同時代感があったのだろう。
★2 - コメント(0) - 2014年3月30日

「巴里に雪の降るごとく」が読みたくて読みました。川路大警視格好良すぎる(*´Д`*)列車の中の3人の何気ない描写から始まり、その3人を上手く物語に絡ませていく辺りはさすが、ゾクゾクします。そしてラストはひたすらカッコイい川路さんの、途中クールな表情の下に隠された葛藤や焦りの描写がまた萌えます(笑)ヴェルレーヌやゴーギャンまで出て来てしまうのにさそれがすんなり受け入れられてしまうのは山風先生ならではですよね。シリーズ化して欲しかった快作!短編なのが勿体ないです(>_<)
★1 - コメント(0) - 2013年8月30日

疾風怒濤の明治、文字通り波濤を超えた人々の生きざまが展開。「巴里に・・」の内容は正直、荒唐無稽。出てくるわ・・ユゴー、ゴーギャン、ヴェルレーヌ、モーパッサン?!川路や柳北がパリで女を抱き、かつ警部と丁々発矢・・些か滑稽だが。 芸者殺人のくだりを読むうちに、モネの「ラ・ジャポネーズ」が脳裏に広がる。 「横浜オッペケ」は野口英世が活躍。あろうことか貞奴と恋仲に。あの謹言たる英世の写真イメージが~ こうなるとこちらも、すっかり虚々実々に泳がぐ。もう一遍は鴎外、舞姫。エリスが気丈に異国で頑張る。
★5 - コメント(0) - 2013年5月23日

★★★☆
- コメント(0) - 2012年6月8日

有名な大便放擲に始まり、川路の頭脳と薩摩示現流が快刀乱麻を断つ「巴里に雪の降るごとく」。明治ものパリ出張篇といった塩梅で、当時パリにあった文人、画家、名探偵まで出るわ出るわ。それが詰め込みすぎに堕さず、著者お得意の本歌取りを交えつつ物語に奥行きを与えている。「築地西洋軒」は結婚の約束をすっぽかしてドイツ留学から帰朝したある男を追ってやってきた舞姫エリスが、宿泊先の精養軒で巻き込まれる西洋式決闘騒動。川上音二郎、野口英世、そして某人まで、エゴの化物たちの競演、「横浜オッペケペ」。上下巻とも一篇の外れも無し。
★1 - コメント(0) - 2011年10月10日

「横浜オッペケペ」の最後、三遊亭夢之助こと永井荷風の言葉が引用されている。「余は淫楽を欲して已まず、淫楽の中に一身の破滅を冀うのみ」。山田風太郎が「エゴイズムの化物」と言う永井荷風のことに興味を覚えつつ読み終わった。
- コメント(0) - 2011年3月7日

一見してあり得ないような人物の組み合わせが絶妙(「横浜オッペケペ」)。
★1 - コメント(0) - 2010年4月3日

上巻と同じく中編を三作。どれも面白い。「築地西洋軒」のラストは実に皮肉が効いている。
★2 - コメント(0) - 2009年11月10日

1997/12/1読了
- コメント(0) - --/--

川上音二郎 貞奴 野口英世 永井荷風最高峰の娯楽作品
★3 - コメント(0) - --/--

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