妖精物語の国へ (ちくま文庫)

妖精物語の国への感想・レビュー(23)

2016年8月31日:果星
序文で引用されているトールキンの文章で全治の語り手であるトールキン自身がまるで自分自身も実際に中つ国でホビットたちと旅をしているように語っていた。わたしはトールキンの持っている中つ国つまりは妖精国への距離感みたいなものを感じた。トールキンは物語の展開を事前に全て決めてから執筆するということをしていない。彼は実際に妖精国に足を踏み入れているのだと思う。そして、そこでの住人と旅をしているのではないでしょうか。
★2 - コメント(0) - 2016年8月8日

『妖精物語は本来、〈願い〉と関わっているのである。現実にアリエルかふぉうかなど関係ない。人の心をどうしようもないほどかきたてて目覚めさせ、満足させることができたら、物語は成功だ』p77
★1 - コメント(0) - 2016年7月17日

2015年3月17日:ミヤ
大家であるトールキン自ら「ファンタジーとは何か」を突き詰める随想。シェイクスピアなどの古典にも忌憚なく厳しい分析をバシバシしていき、かつ文化論的・民俗学的見地にも批判を被せていき、ファンタジーの本質を徹底して探ろうとする態度が痛快である。特に後者については、俗流で粗末な文化論的及び社会論的作品論が溢れかえっている現代において、非常にアクチュアルな問題意識を我々に与えてくれるといえる。さすが巨匠は違う。
★1 - コメント(0) - 2014年12月13日

なかなか面白かった。想像力と、それを見事に表現することとは別の相だというのは確かに!と納得。「準創造」とは、キリスト者らしい。しかし、トールキンほどの大家が舞台というものをこんなにも誤解しているとは。「演劇に於いては登場人物から背景に至るまで、すべて心に思い描くものではなくて、実際に舞台の上で見えている」と言い、だから舞台はファンタジー、妖精物語に適さないと彼は言うけれど、優れた舞台芸術は、その場にある以上のものを観客と共に創造する、極上のファンタジーだ。きっと面白い芝居を観たことがなかったのだろう。
★3 - コメント(0) - 2014年12月6日

2014年2月20日:半殻肝
ファンタジーが現在のように流行していなかった20世紀前半に書かれたエッセイ。講演の原稿として書かれたものが元になっているようです。ファンタジーの歴史を考える上で、欠かすことのできない存在であるトールキンが、ファンタジーについてどのように考えてきたのかを知ることができます。ファタンジーは単なる夢物語ではないのですよね。また、神話と民話の関係や、妖精物語がどのようにして出来あがったのかなどの考察も大変興味深く、関連した本を読みたくなりました。ジョージ・マクドナルドやC.S.ルイスがお好きな人にもおすすめです。
★17 - コメント(1) - 2014年1月3日

2013年8月20日:bookends
2012年9月12日:trash
2011年12月21日:雲居
2011年3月24日:antoinette
2010年10月24日:キキ
2010年2月17日:冬至楼均
2009年4月17日:ヒロスケ
初読の正確な月日は不明。
- コメント(0) - 2003年9月1日

--/--:むぎ
--/--:イスカ
--/--:shou
--/--:sayawen
--/--:KiKi

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