新版 クラウド・コレクター (ちくま文庫)

新版 クラウド・コレクターはこんな本です

新版 クラウド・コレクターを読んだ人はこんな本も読んでいます

夜行
5049登録

新版 クラウド・コレクターの感想・レビュー(536)

安定のクラフト・エヴィング商會でした。言葉遊びと解釈の戦いが素敵な一冊。ハードカバー版も読んでみたいなあ、と
- コメント(0) - 1月31日

安定の?ルアリティ溢れる夢物語感。全部嘘なのに芸が細かいのよな。 本作はちょっと謎もあったりで、もう一度読み直さなければと思います。 文庫でもやはり本の作りも凝ってます。 ちなみにストーリーは可もなく不可もなく…。
- コメント(0) - 1月19日

再読。『すぐそこの遠い場所』をこれから読むので、復習。文章は勿論、挿絵も緻密で、どのモチーフも素敵で、ずっと手元に置いておきたい本。ハードカバーの方も欲しい。。。
- コメント(0) - 1月6日

クラフトエヴィング商会の展覧会を世田谷美術館で見て以来興味があったが。。。アナザーワールドを旅する物語としてはガリヴァ旅行記や星の王子さまとはまた違っている。
- コメント(0) - 1月5日

☆☆☆☆☆ ずっと読みたい本にいれながら、大好きなでんぱ組.incのねむきゅんが、会報でこの一冊にいれてて、今更ながらに読みました。いやぁ、早く読んでおけば良かった。まさに想像力の塊で、美しい言葉と詩的表現に満ち満ちた、架空の都市アゾットへの旅行記。古物商の祖父が残した手記やアイテムというていを取りながら、こんなにも淡く浮遊した美しい物語にするなんて、ステキすぎますね。またもや今更ながら、これかやクラフトエヴィングの別巻もおさえていきます。良い本との出会いに感謝。
★18 - コメント(0) - 2016年12月24日

なぜ、人は記憶を辿るとき上を見るのか?これを読んでからふと気づくと考えてしまう。
- コメント(0) - 2016年11月30日

おしゃれなイラストに、巧妙に張り巡らされた伏線、「永遠」とは「記憶」とはという哲学的問いかけ、見え隠れするのは「不思議の国のアリス」や「オズの魔法使い」。ちょっと「いかにも」が過ぎるとも言えますが、まずはスタイリッシュで都会的な読書を楽しめます。
- コメント(0) - 2016年11月11日

★★★★「雲をつかむような話し」という副題が付いているとおり、最後の最後までどういった話なのか判らない まさしく雲を掴んでいる。内容は、祖父のメモをもとに紛れ込んだアゾットという街。そこに区切られた21のエリアを祖父の足跡とともに番号順に順々に追っていくのであるが、兎に角 これぞ想像のとりとめもない物語。 ここまでくれば、もう内容が面白いとか面白くないとかのレベルではない。ただ言えることは、なんとも上品な空間が味わえる作品であるということ。ちなみに、この作品はハードカバーでのみ読む価値がある作品である。
★48 - コメント(0) - 2016年8月26日

フィクションが現実を凌駕してゆく領域にあるファンタジー。《忘れない》と《忘れられない》の間の揺らめきと煌めき。
★4 - コメント(0) - 2016年7月24日

初読み作家さん。独創的な世界観ですね。旅行記を辿っていくのですが、自分も旅行をしているような感じで楽しかったです。お話しが進みにつれて?マークが増えていきましたが、中盤超えたあたりからわからなかったところが回収されていって気持ちよかったというか、おお!っていう感じでした。涙壺とか、天体オペラとか、壜の解釈とかスゴイ。何回も読んでいき、より内容を理解していきたい。それくらいに変わった、今までに読んだことのないお話だったのでうまく言葉に書き起こせない。
★7 - コメント(0) - 2016年7月9日

もう何冊目かわからない、吉田篤弘さんもしくはクラフト・エヴィング商會の本。毎回、読み終えた時「ありがとうございます」と思う。心や体や頭のどこかが、固まったり軋んだりしていても、この本と過ごしたことで、いくぶん楽になるのだ。今回も期待に違わず。頓服薬のような作家さんと出会えている心強さよ。
★39 - コメント(4) - 2016年7月2日

祖父のトランクから見つかったのは、数十本もの壜とパスポート、そして数冊の古い手帖。わけても手帖には、不思議な国アゾットを巡ったと云う旅行記が遺されていた。孫の〝私〟は、その中身を読み進めていくけれど――。まさしく〝雲をつかむような話〟。祖父による嘘か本当か判らないような旅行記と、それを読み解いていく孫の物語が入れ子構造を取って語られるのですが、旅行記の部分はどこか懐かしい童話的な――裏返せば、寓話的な――趣があり、挿絵の助けもあって独特に柔らかで静かな雰囲気を以て綴られ、(→)
★82 - コメント(1) - 2016年6月17日

一切の無駄なく、すべてが円環を成すように構築された、削り出しの彫刻のような作品。その必然的な造形美に魅了され、まず間違いなく日本語に特化した作品でありながら、英語とのミクスチャーを果たし、その混血的な要素はファンタジーでありながらミステリの体裁を成す構成にも反映されています。ひとつの芸術として捉えて差し支えのない一冊。特筆すべきはメタ小説としての構成を上手く使っているというところ。本筋はフィクションでありつつ、導入と結末はあり得なくもない話だ、と思わせる妙な説得力。まるで言語のパズル。おそろしい発想です。
★6 - コメント(0) - 2016年6月6日

ヴィレッジヴァンガードにて。前から気になっていたけれど…とか思いながらパラパラしていたら遊星オペラ劇場のイラストがバーンッと出て即購入。新書版は写真とのことでそちらもみたい・読みたい。言葉のトリックというか遊びが本格的で圧倒。
★18 - コメント(0) - 2016年5月11日

あっという間に引き込まれる世界観。お祖父さんの残した壜のコレクションを見つけたことから その世界への扉を開き 旅をする。考えさせられる言葉も散りばめられているが、重すぎず ちょっぴり切なくもあり、ちょっぴり懐かしくもあり。再読する時には 日常を忘れて この世界観にどっぷりはまりながら、一気読みしたい作品です。 カラー版も 読んでみたいですし、手元に置いて置きたいです。
★27 - コメント(0) - 2016年4月12日

クラフトエヴィング第2弾 不思議なお話でしたが、こういうの結構好きかも♪ティアーズコレクション見てみたいし、クラウドシュガーなめてみたい♪
★3 - コメント(0) - 2016年3月16日

本当に雲を掴むような不思議なお話。たけど心地よい。単行本のほうも読みたい。
★4 - コメント(0) - 2016年3月4日

まさに雲をつかむような話。読んでよかった、としみじみ思う。
★3 - コメント(0) - 2015年12月26日

素晴らしかった。 子どもにかえって夢中で絵本を読んでいたきもちを思い出させる。 不思議で、奇想天外で、でもどこか懐かしい。 この本に出会えて本当に良かったと思う。
★7 - コメント(0) - 2015年10月26日

1943年、戦時中ということで商売ができずにいたクラフト・エヴィング商會の二代目・吉田傳次郎が旅をした、21のエリアに分かれているアゾットという国の旅行記。三代目・吉田浩美さんの注釈つき。単なる旅行記のはずはない、絶対。フィクションであるはずなのに、現実との境界線まで危うくなってきます。“―目に見えぬ「さかさまに降る雨」。私たちは、いつでもその中を歩いている……”その、「さかさまに降る雨」は、私たちの記憶、心、存在。どんどん蒸発して消えていく、私たちから出て行ってしまった何か。そんなおはなし。
★6 - コメント(0) - 2015年10月25日

やっぱりこの世界感好きだなぁ。洒落がきいてて不思議な世界。第17エリアに行ってみたい。
★5 - コメント(0) - 2015年9月26日

ちょっと変わった本。祖父の遺品の中から、架空世界の旅行記を見つけて、読み解いていくという話。「冒険」ではなく、観光旅行という感じ。設定はユーモアたっぷりだけど、どこか寂しい、静かな世界観だった。「孫」による解説は蛇足かなあと思ったけど、解説がないと遊び心が伝わらないという、凝った作品だった。「星の劇場」には行ってみたい。
★6 - コメント(0) - 2015年9月25日

お借りした本であります。ざっくり読みで大変申し訳ございません・・架空の世界の不思議な品々にまつわる物語。が哲学的に語られていくのですが、大変につかみどころがない、煙に巻かれるような読み心地であります(単にわたしの理解力読解力が至らなかったというね・・・)。でも中にある広告やらなにやらの絵柄がレトロ風で懐かしく古めかしく好きなデザイン・・この絵柄デザインの小物とかステーショナリーが売ってたら間違いなく心鷲掴まれて買ってしまうなあ(笑)
★8 - コメント(0) - 2015年9月19日

祖父の残した手帳で空想の世界で旅をする。当たり前の事が忘却の中では当たり前ではない、不思議な世界で不思議な出来事を一緒に体験するような浮遊感。誰も知らないアゾットへの旅はみっつ数えるだけ。ひぃふぅみぃ。ラストのひぃふぅみぃ、おお!となる終わりが心地よくて、読んでる間もトリップできるとても楽しい本でした。単行本も、もう一冊も非常に気になります。
★45 - コメント(0) - 2015年9月17日

ちょっと哲学的な雰囲気が漂う作品。世界はまわり、太陽は東から昇り西へ沈む。多くの人が生まれ、死んでいき、人は忘却をすることで、日常の営みを時代を繰り返す。自分を求めて、まわりめぐって、ココを見つける。ココ。いちばん、遠くていちばん、近い場所。自分がいる場所。なんとなく、そう。確信的にそうだ!とは、思わないのだけど、朧気にそうだなぁって思う。「つむじ風食堂」にも出てくる『ココ』人はクルクルクルクルしながら、ココを見つけて、ココで生きていくのだな。
★47 - コメント(1) - 2015年8月1日

クラフト・エヴィング商會という2人組。祖父の代には、いろいろな物を仕入れて売るという仕事をしていたが3代目の彼らは本の装丁の仕事をメインにしている。3代目の彼らが祖父のカバンから奇妙な手帖を発見した事から始まる。雲売りますと書かれた広告らしき物や変わった絵柄のタロットカードなど、祖父の手帖により何なのか判明する。架空の国・アゾットの旅行記、アゾットへ訪れたという設定で書かれた旅行日記。ちょっと変わった物語を読み解きながら実に面白かった。
★46 - コメント(0) - 2015年7月26日

空が雲で覆われた日に再読。アゾットの構造の美を思うたび、心底惚れ惚れしてしまう。商會が生み出してきた「ないもの」の中でも最高傑作ではなかろうか。旅の果てはやはり切なくなって思わず口ずさむ。サームウェアーオーバザレインボー…「ひい、ふう、みい」と数えてアゾットを追い求めるのは「He,Who?,Me」自分の背中を追う旅だったのだ。アゾットを構成するのが過客の「忘却」ならば、私たちはこんなに素晴らしいものを忘れてしまったことになる。それは寂しいことだが、消えて無くなるより、雲となり彼の国を潤している方が嬉しい。
★50 - コメント(0) - 2015年6月17日

循環、回転、世界、記憶、音楽。世界は何で出来ているのか。ここから一番遠いところ、それが自分の背中。「ここ」から出発して「ここ」に戻ってきた傳次郎は、永遠にたどり着いたのでしょうか。
★5 - コメント(0) - 2015年6月3日

なにか私達が存在する世界の真理が書かれているような不思議な1冊だった。とても入り組んだ構造の物語。亡き祖父が愛用していたトランクから出てきたのは、数冊の手帖と不思議な品々。手帖に書かれていたのは「アゾット」を旅した記録。「アゾット」とはなんなのか、どこなのか。自分から一番遠くて、一番近い場所はどこか。〈記憶〉というのは人間にとってひとつの重力のようなもの。〈記憶〉のなかで〈世界〉がまわる。そして、〈涙〉は人が〈記憶〉を削除するためのひとつのシステム?タロットは美しいと思う。
★12 - コメント(0) - 2015年5月17日

★★★★★(o^^o)感想が難しい作品。よかった。私もアゾットへ旅してみたい。七色の虹、レコードや音楽、クラフトエヴィング商會の世界そのままの国アゾット。そして、初代の生きた時代。時代に翻弄されながらも遊び心を忘れない気持ちは見習いたいとおもう。単行本でまた、この世界を堪能したいと思い、即買いました(笑)
★50 - コメント(2) - 2015年3月11日

不思議で愉快な「雲をつかむような話」。「すぐそこの遠い場所」と併せて読むとなお楽しめる。記憶と忘却が本作のキーワードかな。途中に出てきた視覚と聴覚の話が印象的だった。
★29 - コメント(0) - 2015年3月10日

pm23:00 雲をつかむような物語が続く。普段忘れてしまっていることつまり忘却していることを思い出させてくれる。挿し絵の雰囲気も好き。虹の7色、雲と言葉、レコード盤、音楽、様々な要素を重層的に重ねているように思う。その「層」を「先生」のように分析することは難しい。筆者らに脱帽。層が見えなくても、その不思議な雰囲気は楽しめる。個人的に『オズの魔法使い』がモチーフになっている部分があったのが嬉しかった。佐野洋子『おじさんのかさ』を思い出した。視界をみがいてくれる一冊。
★16 - コメント(0) - 2015年2月17日

この世界観を体現するbar『クラウド・コレクター』があったらきっと私は通いつめてしまうでしょう。お茶目な老紳士のバーテンダーさんにちょっぴりウィットの効いた蒸留酒『ムーン・シャイナー』ホーナーもいいが、サンダーも捨てがたい。だけど何といってもプラネットでしょう。星酒なんてとってもロマンティック。お店の実現は当分叶わないので、ベッドサイドブックとして傍でお預かりしておく事にします。単行本は一味違うとか、姉妹本もあるとか、聞き捨てなりません。どうやら当分クラフト・エヴィング商會の味わいにくらくらし通しの様です
★90 - コメント(0) - 2014年12月31日

単行本は内容が異なるとか言われるとまだまだ気になるじゃないか。
★20 - コメント(0) - 2014年12月25日

吉田篤弘さんの本を読んで、こちらにも興味を持ったので、読了。不思議なファンタジーの世界に入り込みました。
★9 - コメント(0) - 2014年12月22日

つながるようなつながらないような、わかるようなわからないような、ふわふわとした雲みたいな話。印象に残る文章やシーンがたくさん。あぁ、楽しかった。
★12 - コメント(0) - 2014年12月8日

確か読書会で紹介された本。不思議な本。面白いかどうかもよく分からなかったけど、寝る前にちょっとづつ読んで、読み切ったので面白いかったのだろう。なんとなく読むたびに、CLAMPさんの夢の風船の話を思い出したりもした。
★5 - コメント(0) - 2014年11月9日

ぜひ本棚にお迎えしたい一冊。遠いような近いような世界。ムーン・シャイナーの酩酊感と相まり、過客となってふわふわと雲の上を旅しているような気持ちになります。挿し絵がいちいちかわいい。私も、雲を壜集入れてめたいな。クラフトエヴィング商会のことが少しわかったような、わからないような。とりあえず、素敵なおじいちゃんだなぁ。
★3 - コメント(0) - 2014年11月7日

新版 クラウド・コレクターの 評価:78 感想・レビュー:179
ログイン新規登録(無料)