妖異博物館 (ちくま文庫)

妖異博物館 (ちくま文庫)
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妖異博物館の感想・レビュー(51)

読書人である博識な作者の引用元の比較を巧みに用いていて理解しやすかった。正にタイトルのとおり“博物館”に相応しい
- コメント(0) - 2016年7月8日

この種の著作は好きで手に取るがこれは間違い無く名著。 江戸末期を中心の様々な怪異や不思議を多く淡々と続く。 心霊と言うより天狗、狸、キツネや物の怪と言う日本の古典的な謎。 しかし驚く程の冷静さでズバズバ「人の心の成せる技」として切り捨てたり。とても面白く読めました。
★8 - コメント(0) - 2014年12月22日

江戸期を中心に古今東西の怪談奇談集から選りすぐった話を、章立てして紹介する言葉の博物館。話の内容を比較・吟味して、どれが元の話か推理したり、これは怖いがこれはイマイチなどと優劣をつけたり、ただ書き連ねるだけでなく、著者の分析、感想がすこぶる面白い。ちなみに本書の底本が発刊されたのが昭和38年。高度成長期を背景にクレイジーキャッツが茶の間を湧かしていた時代に本書のような本が出されて、続編が出されるほど好評を博したというから、日本人の怪談好きはいつの世も変わらぬものである(しみじみ)。
★2 - コメント(0) - 2014年9月13日

解説で東雅夫氏が言ってますが 豊かな博識と鑑識眼、偶然手に取れた私はまさに怪異。各章の最初と終わりの数行の宵曲氏がたまらなくいい。
★3 - コメント(0) - 2014年7月7日

柴田宵曲氏による奇談怪談アンソロジーといった感じの本。著者はしがきで「~すべて不愉快な怪談になる以前のもので、中には妖異とか怪奇とかいう域に達せぬ話がないでもない」とある様に怪談としてのオチが無い話もある。そこが良いと思う。収録中の「猫の小判」の猫の情と「魚石」の生ける魚を内包する石の話が好きです。
★2 - コメント(0) - 2013年4月28日

似たような奇談をいくつか集めて解説してくれる本なんだけど、宵曲先生はこれは妖気を帯びた感じ、これは神気がある、これはちょっと変なだけの話とか解説してくれる。奇談と一口に言っても色んなテイストがあるとわかる。弁当箱のおかずが消える話とか、ちょっと間の抜けた話がかえって本当っぽくて良い。
- コメント(0) - 2012年9月6日

すいすい読めて面白い。いろんなことが載っててかしこくなった気分になれます。
- コメント(0) - 2011年7月6日

名著
- コメント(0) - 2009年12月28日

「天狗」とか「化け猫」とゆうキーワードで、古今の文献(てゆうか、柴田宵曲の脳内)を検索して出てきた作品やエピソードを列挙陳列するスタイルが気持ちいい。膨大なテキストから機械的に抽出するわけではなく、柴田宵曲とゆうフィルターが確かに感じられる。澁澤龍彦なりボルヘスなりでフィルタリングは変わるのだろう。辞典的であり、アンソロジー的でもあるところが素敵すぎる。検索結果をあんまりくだくだしく解説しなくても、出されたものが即ち宵曲的。
★5 - コメント(0) - 2009年10月2日

客観的な分析もあるし物語のような面白さもある。
- コメント(0) - 2009年3月29日

 舟幽霊、轆轤首、人魂、化け猫、河童、など、江戸期から明治期にかけて書かれた不思議話を蒐集、分類した妖怪博物学の名著。昭和38年に刊行されたが、その内容は現代に至っても時代遅れの感はない。むしろ時を経たことで、かえって素晴らしいものである、と再認識してしまうほどの完成度だ。  水木しげるの妖怪事典にはまった人にはお薦め。
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