エマ (上) (ちくま文庫)

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エマ (上)の感想・レビュー(273)

IKR
自負と偏見を読んだのでこの本も読むことにした。エマは頭はいいけど思い込みが激しくて、人の話を聞かず突っ走ってしまう感じで、初めは読んでいてイライラした。しかしやった事が完璧に裏目に出た後からはエマには好感が持てた。オースティンの作品は2つめだがどちらの物語でも階級の事がたくさん出てくるため毎度大変そうだなあと思いながら読んだ。
★3 - コメント(0) - 3月10日

エマはハイベリー村の女王様的存在だ。美人で、頭が良くて、お金持ち、全てのものを持っている。だから少々自惚れが強くて、何でも思い通りになるとたかを括っているが、世間はそうは簡単にはいかない。お節介な恋のキューピットは見事にカラ回りするが、育ちの良さか、持って生まれた性格か、素直に反省する姿が可愛らしい。いつの間にか彼女に寄り添って喜んだり、憤慨したりと、すっかりオースティンの世界に引き込まれていた。これからのエマの恋の行方に期待しつつ下巻へ。またまた恋のドタバタが巻き起こる予感が。心ウキウキでとても楽しみ。
★21 - コメント(1) - 2月18日

最近まで、痛快な小説だが『高慢と偏見』には及ばないと思っていた。だが、今は違う。『エマ』は、オースティンの最高傑作だと断言できるほどに変化してしまった。『マンスフィールド・パーク』で、あらゆる社会層に眼を向けるオースティンを知ったのも一因だろう。だが最大要因は、50年前に『高慢と偏見』で浮かんだイメージと思っていたものが、実は『エマ』によって醸しだされたものだったことを今回の読書で気づいたからだ。50年前、河出書房から『高慢と偏見』、中央公論社から『エマ』が発刊。その時間差は一年も無かったのでなかろうか。
★7 - コメント(2) - 2月4日

「高慢と偏見」で有名なオースティンですが、やはりそれ以外の作品も素晴らしかったです。今回読んだ「エマ」は、エマ・ウッドハウスという田舎の令嬢を中心にストーリーが進みます。美人で気立てのいいエマは、お気に入りの友達の縁結びを企みますが、そのお節介が思わぬ混乱を招き、嵐が巻き起こります。身勝手なエマの行動を心苦しく思う義兄のナイトリー氏とのやりとりが面白い!や~義兄っていいわぁ(о´∀`о)憧れます…ウフフ(*^^*)下巻へ。
★48 - コメント(0) - 2016年12月9日

kindle版で読みました。エマの高慢さが鼻もちならないけども、途中で見当違いしていたことに気づいて反省する素直さは好きかも。それに気づくまでの道が長かったけど。ナイトリー氏との掛け合いは読んでて面白かった。ミス・ベイツの長ーいお喋りには驚きました。いや、本当に長い…。でも、これより長いセリフを他の作品で読んだことがあるので、笑ってしまいました。まだ途中なのでこれ以上は何とも言えないなぁ。下巻を読んだ後に総括した感想を書くことになりそうです
★4 - コメント(0) - 2016年11月8日

人間劇の洞察の深さ、平凡な出来事ばかりなのに次々と読みたくなる面白さに溢れている。今回は特に、登場人物の心理が隠されているので、推理っぽく考えても楽しい。筆者いはく、誰もが嫌うであろう主人公であるらしい。確かに、人の恋愛に口出して、身勝手な縁組を画策したり、下の身分には偏見をもったりする誇り高き紳士の賢い娘。でも、悪気はなくて、率直に良いことをしたいという姿勢には、可愛らしく思えてしまう。ナイトリー氏が良い役で、エマの暴走に直言できる男性、この二人の掛け合いは面白い。
★3 - コメント(0) - 2016年10月16日

再読。
★4 - コメント(0) - 2016年10月7日

今回の主人公は美人で苦労知らず、そこそこ器用に何でもこなすお嬢様。ほかの主人公たちに比べて特に階級意識が強い。他人をコントロールして良いことをしたと思っているのも困りもの。エマもかなわない女性の出現で彼女はどう変わって行くのか楽しみ。ナイトリー氏の的確な助言も今はまだ活きてこないが思わぬ結婚話がどう響いてくるんだろう。ほかの本にもあったけどこの時代の40代は老人…なんだし。ばっさり切る文章もときに耳に痛い。
★16 - コメント(0) - 2016年9月11日

恋の駆け引きがよく示されていてなんだか『ルールズ』っぽい記載もあり独身女性にはいまも昔も参考になるかも。それにしてもエマはオースティン作品の中では珍しく美人ということになっているが、一番軽率で愚かではないだろうか。他人を変えようとするほど無駄で無意味なことはないと思う。「特別な能力や知性に頼るよりも、ハリエットを見習ったほうが幸せなのではないか」と序盤で出てくるが、その通りじゃないかな。えらく心配性のお父さん、ちょっとダーシーのようなナイトリー氏と、脇役も個性豊かで楽しめます。ページを繰る手が止まらない。
★12 - コメント(1) - 2016年8月19日

「高慢と偏見」が面白かったため、今度は「エマ」を読んでみる。この作家は本当に性格描写が上手い。思い込みと決めつけが酷い主人公エマや、自分で考えないでエマを崇拝するハリエット、やさしいけれど病気にこだわるウッドハウスなど個性豊かな登場人物たち。なんということのない物語なのに読者を引き込んでしまう文章の巧みさ。長い作品であることをかんじさせない。
★17 - コメント(0) - 2016年7月2日

4年前読んだときは全く面白くなく、途中で読むのを辞めたが、今回読むと面白く一気に読んでしまった。モームは「どういうわけか読むのがやめられなくなる平凡な小説」と確か述べていたが、その意味がようやくわかった気がする。何か深遠、崇高なものがあるではなく、たわいないといえばたわいない恋愛小説なのだがそれがどういうわけか面白い。こういう恋愛ものの裏面までわかった年齢に達したと自負しているが、それでもついつい引き込まれてしまう。
★2 - コメント(0) - 2016年4月9日

上巻読了。オースティンは「高慢と偏見」(同訳者)に次ぎ2冊目。鼻持ちならない階級社会!自意識過剰で思い込みの激しい主人公を筆頭に、狭い社会にひしめきあう人たちが好きになれず、なかなか読み進められなかった。でもその嫌な部分・滑稽な部分は、私含め誰もの中にもあるよなあとストンと腑に落ちると見え方が変わる。気づけば、私や周囲の人間関係のアレコレの記憶を否応なく掘り起こすような苦痛を味わいつつ、彼女たちが次はどんなドタバタに巻き込まれるのかとページを繰っている。作者の容赦ない人間観察・自己観察であることよ。
★4 - コメント(0) - 2016年4月8日

エマはやっぱり面白い。腹たつこともあるけど、可愛らしい。 ナイトリー氏は魅力が無い、とか『〜読書会』で言っていたけど、私的にはナイトリー氏はかなり理想的人物ですよ。
★3 - コメント(1) - 2016年4月5日

場面はまだ馬車が主役の時代で、イギリスの、とある田舎町。とにかく「上から目線」が鼻につくお節介なお嬢ちゃま、エマ。純真だけどちょっとおバカきゃらの子分格、ハリエット。ええ格好しいの軽薄なお兄ちゃん、フランク。抜群の美しさと知性でエマの嫉妬心を掻き立てるジェイン、等々。なあんていかにも少女漫画に出てきそうなキャラが満載!オースティンの作品の特徴でもある、写実的な表現の素晴らしさは言うまでもなしです。で、要所要所で存在感のあるナイトリーさん、下巻での活躍も期待してます?!
★41 - コメント(0) - 2016年3月31日

オースティン作品の中でも一番好きな作品。再読です。オースティンお得意の小説冒頭部分で描かれているのは、いかにも申し分のない女王様タイプのエマ。お歳はまだ20歳そこそこ。エマや、超健康オタクのエマのお父さんの言動は、周りの人を存分にふり回して、クスッと笑ってしまう。時代は違うけれど、アニメやドラマにもなりそうな展開。フランクのチャラさが今風で、岡田将生とかが演じたら面白いかも。
★2 - コメント(0) - 2016年3月18日

そもそもこの主人公は特に女性だと好き嫌いがはっきり分かれるところだと思います。個人的にもあまり好きなタイプの主人公ではありませんが、主人公以外のキャラクターに魅力的な人物がいるのでなんとか楽しく読めています。ここから主人公が変わっていくであろう気配と、周囲の主人公を見守り助言する人々の温かさを感じながら下巻です。
★4 - コメント(0) - 2016年3月4日

最初の方はとてもエマを好きにはなれなかった。ハリエットに求婚するマーティンへの偏見や思い上がった態度が鼻についた。でも下巻ではエマの欠点を叱ってくれるナイトリーの誠実さと自分の間違いに気付いて反省し改めようとするエマの素直さに胸が温かくなった。エマはナイトリーの愛情を受けて、外見や財産だけでなく本当の意味で素晴らしいレディに変身していったのだと思う。
★2 - コメント(0) - 2016年3月2日

「ばかなお嬢だけど憎めない」という感想が多いようだけど私は全く好きになれない。他人人生を引っ掻き回し、階級や外見による見下しと意見をコロコロ変えて結局自分のいいように持っていくところ。ナイトリー氏にはもっとバッサリと切り捨てて欲しいとS的に読んでしまう。もちろん下巻に進むが、最後にはきっとこのバカお嬢が幸せになるんだろうな。理不尽。
★17 - コメント(0) - 2016年2月14日

『エマ』19世紀のイギリスを舞台にした結婚話。下巻も読みました恋愛小説は主人公が誰とくっつくか大体予想がついている。だけどエマは違う!最後まで結末がわからない!それが面白い!!美しい主人公エマが誰と結婚するかに注目!個性豊かな登場人物の皮肉とユーモア溢れた会話に注目!
★4 - コメント(0) - 2016年2月7日

映画は観た事があるのですが、結末を忘れてしまったので下巻が楽しみです。エマのお節介なところやナイトリー氏の毒舌やウッドハウス氏の心配症なところも楽しい。上巻の締めはミス・ベイツの怒涛のお喋りで幕引きでした。
★24 - コメント(0) - 2016年1月19日

図書館本。ジェーン・オースティンは初読。典型的なラブコメ小説ですが、コメディーの比重が高いです。ちくま文庫の中野さんの訳は、最近の訳だけあって親しみやすいところと、格調の高いところがバランスがよく取れていて、素晴らしい。先の展開が気になって早く次を読みたい気持ちと、じっくりと細部を味わおうという気持ちとがお互いに牽制しあうような贅沢な読書の時間を持つことが出来ました。いざ下巻へ(G1000)。
★13 - コメント(0) - 2016年1月15日

BBCのドラマを先に見たので登場人物に混乱せずに済んだ。訳がとても読みやすくてよかった。ミス・ベイツの流れるようなお喋りには笑ってしまった。 若くして大地主の娘として館を取り仕切るエマは溌剌として好ましく、一方で彼女の決定的な欠点が悲しい。ナイトリー氏が根気強く叱ってくれるのが救い。内容は分かっているので、所々でにやけてしまう。下巻が楽しみ。
★2 - コメント(0) - 2015年12月18日

感想は下巻にまとめて。
- コメント(0) - 2015年12月6日

ちくま文庫版にて再読。訳が素晴らしく読みやすい。今後読む方はこの中野訳をお勧めします。恋のキューピッドを自認するエマだがことごとく勘違い。だが、そんなエマがなんともキュートで可愛い。下巻ではそれぞれの恋は落ち着くところに落ち着くのか?
★7 - コメント(2) - 2015年12月1日

M
【ガーディアン必読1000】【ジェーン・オースティン・ブック・クラブ】自分は一歩引いた場所からハリエットの人生を振り回しているエマには軽く嫌悪感を持ってしまうが、他人に対して良いイメージを持つと見方を一変させられる素直さは可愛らしい。彼女自身の恋愛が始まらないのが残念だけど、ナイトリー氏の結婚に対する反対意見には嫉妬も含まれているのだと深読みしてしまう。
★6 - コメント(0) - 2015年11月23日

再読
★1 - コメント(0) - 2015年11月6日

エマは思い込みが激しい。ハリエットはマーティン氏の結婚をことわってしまってかわいそう。この先マーティン氏と結婚できるのか気になる。エマは結婚するのかも気になるところです。
★4 - コメント(0) - 2015年10月8日

美人さんのエマ、独善的で嫌なやつですが憎めない。
★2 - コメント(0) - 2015年10月7日

mm
「自負と偏見」が面白かったので、ジェイン・オースティンにまた挑戦。好みの問題だけど、自負と偏見の方が好きかな。女性と男性では、同じ現象を目にしても処理する脳内のプログラムが全く違っているのではと思える様な、すれ違いが巧みに捉えられていると思う。観察力あったんでしょうね。今回は財産も社会的ステータスもあるエマが主人公。幸運が予想される結婚、不幸の始まりの結婚、いろいろな人生模様を小説として眺めるのはゴシップ記事を読むのにも似た感覚。さてさてエマは誰と結婚するのかな?下巻に進みます。
★15 - コメント(0) - 2015年10月5日

何作かオースティン作品を読みましたが、もうこの詰まりまくったベイツ老嬢の話のボリュームに初めて途中で挫けそうになりました。とはいえ、密かに支え諭してくれるナイトリー氏の格好よさに、最後まで読まずにはいられない。エマ自身は決して他の作品のように突出して教養のある主人公ではないけれど、その妄想や女子らしい自負心が可愛らしくて、相変わらず愛すべき主役カップルでした。今の所4作読んだけれど、やはり高慢と偏見、が一番かなぁ。
★5 - コメント(0) - 2015年9月4日

主人公の視点から人間観察をしていて善人または悪人かと思ったら、実はこんな人だった!という描写がオースティンの小説の面白さの一つ。当時のイギリスの上流階級のお嬢様は、こんなこと考えて暮らしていたのかと楽しみながら、下巻へ。
★16 - コメント(0) - 2015年8月24日

エマの思考回路に、ウッドハウス氏の悲痛な健康志向と思わずクスリと笑ってしまうオースティンのブラックさ。これほど面白いとは。下巻にはエマ自身の恋愛も描かれるのかしら?
★27 - コメント(0) - 2015年7月13日

もー!余計なことしなくていいのに!と、自信家で世話好きだけど世間知らずなエマにハラハラ。鬱陶しいけど憎めないのがエマの魅力よね。映画は何度も見たけど原作は(オースティンの中で唯一)初めてなので下巻も楽しみです。
★3 - コメント(0) - 2015年6月26日

恵まれた境遇で、自分はいつも正しくて、見る目があって、親切とお節介の境界を越えちゃうエマのような勘違いな人、居る居る~~。決して悪い人じゃないんだけどなぁ。常にエマの視点で書かれているので、本来ならエマに共感しながら読み進める事になりそうなものだけれど、逆に欠点が目立つ事。
★56 - コメント(0) - 2015年6月6日

エマって頭が良いのか悪いのか…。自分はとびきり頭が良いと思い込んで周囲を見下していて、なかなかイタイ人ですね。でもこの思い込みの激しさ、妄想が面白くって読み進めてしまう。下巻も楽しみ!
★2 - コメント(0) - 2015年4月13日

心理描写がすごい!主人公エマが他人を観察しながら、あれこれ誤解も多いのだけれど、うだうだ考えては勝手に決めつけてってあたりの描き方が実に細かくて分かりやすく、嫌な娘なのにどこか自分にも似てて、いやになっちゃう。どんな時代にも妄想族は存在したのだなぁ。
★3 - コメント(0) - 2015年4月4日

全ての人物が、あーいるいる、こういう人いる、って思えるのに、この物語が書かれたのが今から約200年前っていうのがすごい。エマは作者いわく、誰からも好かれないヒロインらしいが、私は結構好き。友達にいたら楽しそう。
★3 - コメント(0) - 2015年3月9日

エマ=高慢で、視野が狭くて、お節介で、階級差別意識バンバンで、自分より魅力的な女性に対してあからさまな対抗意識を燃やす、といった究極の勘違いムスメなのだが、何でこんなに愛らしいのだろう。たぶん読者の大半がナイトリー氏の視点で彼女の言動にイライラハラハラしながら読むと思う。エマの無邪気さと天真爛漫さは、裕福な生まれで苦労ひとつ知らない身の上によるものだけど、それって誰もが求めてやまないものだよなあ。オースティン作品は巻頭の登場人物紹介で大体結末がわかってしまうのだが、その予定調和を楽しみながら下巻へゴー。
★39 - コメント(2) - 2014年10月7日

オースティンの長編で主人公の名前がタイトルになっているのはこれだけだし、他五作と違ってお金持ちで美人で賢いということも違っている。上巻では若さと自信ゆえにいろいろ(^◇^;)えっ?という勘違いもするエマだし、お相手ももうフラグ立ってるけど、どうお話が転ぶのかたのしみに下巻へ参ります。ええ。参りますとも!
★15 - コメント(0) - 2014年8月25日

エマ (上)の 評価:80 感想・レビュー:85
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