ねにもつタイプ (ちくま文庫)

ねにもつタイプ (ちくま文庫)
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ねにもつタイプはこんな本です

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夜行
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ねにもつタイプの感想・レビュー(1222)

本作通して感心するのは、おそらく誰もが忘却の彼方にあるであろう過去の些細な記憶をよく覚えているなあということ。自分にも似た経験や感傷があったことが思い出され不思議な気持ちにさせてくれる。まあ自分で記憶をねつ造している可能性もあるが!
★4 - コメント(0) - 1月17日

☆☆☆
★1 - コメント(0) - 1月14日

電車の中で読んでにやにやがとまらなくなって困ったのは、"ゴンズイ玉""むしゃくしゃして""ピクニックじゃない"とりあえず普通に""裏五輪"私も考えたこと、ある。面白い!、と思ったのが、"十五光年""夏の逆襲""生きる""心の準備""作法""黄色い丸の中""watchyourstep""don'tdream""一度きりの文通""目玉遊び""夏の思い出""かげもかたちも""疑惑の髪型""毎日がエブリデイ""ホッホグルグル問題"
★5 - コメント(0) - 1月9日

講談社エッセイ賞受賞作。といいながらエッセイというより日々の妄想的な文章です。読み始めて少々とっつきにくい部分があったものの著者が翻訳を本業としているということでアメリカンジョーク的?なユーモアというか妄想の文章が3ページ1話のオンパレードです。村上春樹の初期の短編集を思い出します。
★2 - コメント(0) - 1月8日

エッセイなのだが、小説のようでもある。描写が面白い。
★2 - コメント(0) - 1月6日

ふんわりパンの本で知った作家さんのエッセイ。自分の母校の大先輩。妄想がぶっ飛んでて、観察眼鋭く、昔の記憶の描写が独特で、知的な文章で、時々くすっと笑って愉しく読了。読んでいて、同級生の友人たちの顔が思い浮かんだ。
★1 - コメント(0) - 1月2日

再読。読んで、内容を全く覚えていないことにびっくり。そして、再び楽しく読んだのだった。エッセイなのだが、想像と妄想の塊で、奇抜な発想に驚くし、変!、と感心する。好きなエッセイはいくつかあるけれど、「作法」の目玉焼きのくだりで、私も月見うどんにきちんと作法があるなあ、と気がついた。岸本さんに親近感。あと「リスボンの路面電車」で新宿丸井ヤング館の前の道路に穴、のくだりで、博多の穴を思い出した。穴に落ちた気で頑張れば、という慣用句は出なかったけど、誰も落ちなくてよかった。今年の時事も思い出した読み納め。
★3 - コメント(0) - 2016年12月31日

きっと岸本さんの地の文章はこんなかんじだろうと、想像してた通りで、ちょっと拍子抜けしてしまったのが正直なところ。へんてこな文章はどうしても氏が翻訳した作品群にはなかなか対抗しかねると思うので、ちょっとものたりなかった。それでも桃太郎のは笑いましたよ。
★2 - コメント(0) - 2016年12月28日

☆☆☆岸本氏、同じ星から来たかも。言葉調べからどんどん無限地獄に陥るあたりや妄想癖、「毎日がエブリデイ」は、調べ物の対象は違えども、私の1日そのものだ。私もいつか母船が迎えにきて、自分の星に帰る日を夢見ている「気がつかない星人」「気がきかない星人」だし、身に覚えのないことや勘違いを小人(岸本氏は妖精)のせいにしているし。10〜20光年前のことが「あぁ…あれはそういうことか」と急に解決したり。あと、一人暮らしのとき「あれ?緑色のテニスボールがなんでここに?」と思ったら、カビの生えたミカンだったことある。
★11 - コメント(0) - 2016年12月24日

前の職場を辞める際にもらった本。くれた人がこの本を好きなのはすごくわかる。が、私からすると、まあまあ、というのが率直なところ。しかし、このくらいでエッセイストになれるなら、おれも全然なれるんじゃん、という不遜なことは思った。常々文章の仕事もしたいと思っているので、彼女のようになるべく、これからも日々努力して文をしたためることにする。
★1 - コメント(0) - 2016年12月23日

駄話会のサラブレッド
★1 - コメント(0) - 2016年12月14日

おもしろい。電車で読んでいてフフっと思わず笑ってしまったりして。想像、妄想が1つの小説になっているから面白いのかしら。
★5 - コメント(0) - 2016年12月3日

そのいち: 特異な、風変わりなことを言ったり行ったりするひとにたいして、俗に、その頭のなかを覗いてみたいとか言うひとがいる。わたしはそんな気持ちになったことはなかった。しかし、この本を読んでいるあいだ、はじめてそんな気持ちがわかった。  そのに: 俗に、雑誌連載時にはなにげなく読んでただけだったものが、単行本になって読んでみて、びっくりした、と言うひとがいる。わたしも雑誌「ちくま」にて読むことがあったが、それほど印象がつよくなかった。しかしこうしてまとめられてみると、ああ、唸ってしまった。
★8 - コメント(1) - 2016年11月28日

相変わらず、妄想のクセが強い!思考のクセも強い!!
★4 - コメント(0) - 2016年11月27日

笑った
★1 - コメント(0) - 2016年11月24日

大人になれば「何であんな変なこと考えてたんだろうね。わかんないや」と忘れてしまうような子どもの頃の奇妙な発想、どう言い表していいかわからない「それ」に的確な言葉を与えてくれるエッセイ。いや、ショートストーリーなのか?見た夢の話を聞かされているようでくだらなくて合わない人もいるだろうし、やばいそれ私もわかるぞと共感してしまう人もいるだろう。私は後者。合えば「んふふふ」と笑ってしまう話ばかり。
★6 - コメント(0) - 2016年11月22日

とにかく読んで、と言いたい傑作の文集。読み終わるのが勿体ない位だが、エッセイ特有の均質性を具えているのでいつでもどこからでも繰り返し読めて遠慮なく読みきれます。だが、読んでいる時から感じていたのだが、これ、小説なのかもしれない。体裁はどう見てもエッセイなのだが、小説の本当の必須の要素とか真面目に考えた事もないが、これは小説と呼ぶべきものとなぜか感じてしまう。エッセイの均質性をとりこんだ小説?要ると思われていたものをバンバン捨ててみた小説?そこは今はわからないまま放っておきますが、無茶苦茶面白かったです。
★9 - コメント(0) - 2016年10月29日

何年か前に一度読んでるはずなのにほとんど何も覚えてなく、初めて読むかのように楽しめた。どうでも良くない話がひとつもない。「毎日がエブリデイ」とか最高すぎる。
★2 - コメント(0) - 2016年10月29日

読みました。「罪と罰を読まない」の岸本さんのコメントが好きだったのですが、あっちは三浦しおんさんを機動力とした怒涛のコントだったのですが、こちらは岸本さんの1人語り。知的にくすりと笑う可笑しみであった。そして、本当に静の世界。動と静の静の世界でした。
★18 - コメント(0) - 2016年10月18日

ちょんまげ…確かに不自然で無理のある髪型だ…
★10 - コメント(0) - 2016年10月10日

図書館。
★12 - コメント(0) - 2016年10月4日

『気になる部分』がとても面白かったので続いて買ってみたエッセイ。より空想世界と現実世界の間をふわふわ漂っている感じが強く、本当のことなのか何なのか分からない章も多数。爆笑というよりはクスリと笑える一冊でした。女子校出身者は共感できる記載がたくさんです。翻訳家になりたい若い方への言葉は、私の翻訳の先生が言っていたことと全く同じだったのでそうだよねー!と納得。
★12 - コメント(0) - 2016年10月2日

人としての魅力が、そのまま文章になって表れるエッセイというのは、読んでいてとても楽しい気分になる。このエッセイはまさにそのタイプで、できることなら岸本佐和子とワルツを踊りたいと思うほど、心がワクワクしてくるものだった(岸本佐和子がワルツを踊れるかどうか、残念ながら、このエッセイには書いていなかった。私は踊れない)。多分それは、この人が独特の日本語を持っているというのと、一方でその独自の感性に自惚れず、翻訳家らしく、言葉を疑うセンスを持ち合わせているところに由来しているのだろう。
★10 - コメント(0) - 2016年9月23日

独特の世界観があり電車の中で読み耽りました。短編集なのも読みやすかったです。
★2 - コメント(0) - 2016年9月17日

岸本さんの思考回路が大好き
★1 - コメント(0) - 2016年9月13日

最近読んだリディア・ディヴィスの「サミュエル・ジョンソンが怒っている」の翻訳者だったことが判明。運命的。日常と妄想の交錯。ブラックでユーモラス、でもついてなくて。ついてなさを面白みに変える発想が、とてつもなく面白い。本を読んで、自分と似ている。。!と思った著者をにやけながらgoogleで検索すると、ほとんどの場合、写真からは上品で知的さが伺えて、ショックだけど、ギャップにじんわりしたりする。今回もそう。
★2 - コメント(0) - 2016年9月7日

「このトイレの扉の向こうが異世界なら」「歯磨きチューブから虫が出てきたら」なんていう妄想は誰もがしたことがあるでしょう?でも現実のすぐ隣にある妄想は限りなく現実でもあることがあって時々妙に拘ってしまう。そんな彼女。友達になると面倒なタイプ?ひと味違う軽妙な・・妙な・・変?なエッセイ。それなのに「あれ?私と同じだわ」と思うところがあちこちにあるのですよね。
★16 - コメント(0) - 2016年9月2日

Q
あはは、、、「ぜっこうまる」「お隣さん」好きです。
- コメント(0) - 2016年8月29日

日常生活の片隅に潜んでいる不思議な世界たち。電車に乗っていると、建物や電線の上を忍者が走っていたことはないか、遠い記憶が現実か幻かわからなくなったことはないか。そんな不思議な世界を描いた岸本ワールドに浸る一冊。雰囲気がなんか似てると思ったら、クラフト・エヴィング商會が絡んでいたか。
★17 - コメント(0) - 2016年8月7日

日常なのかなんなのかよくわからない岸本ワールド。使う日本語、文を繋ぐ接続し一つ一つが道端で見つけた百円玉のようにきらきらしている。お金を拾って交番まで届ければ、警官とのを悪口雑言を交えた掃討戦。俺のもんだ、と。いやいやこれは日本国、さかのぼれば大日本帝国のものだ、と。こんなような(いやはや太刀打ちできるはずないな)ろくでもない、それでいて誰かに伝えたくなるほど面白い至極のエッセイ、全?編。
★15 - コメント(0) - 2016年8月5日

文庫版も読んでみた。最後に、文庫版は何が増量したかが書いてある。■それにしても面白い人だ。いや違う。面白くない人かもしれない。作家と作品は全くの別物だから。でも、それにしてもだ、発想が豊かな人だと思う。■ところで数年前、NHK-FM『松尾堂』に出演されたとき、この本の作者と知った上で聴いた。本の印象と同じ面白い人だった。録音しておけば良かった。
★5 - コメント(0) - 2016年8月3日

ここまで想像力が豊かであると普通は生きづらくなってしまいそうなものなのだけれど、それを捉える楽観的な視点と表現するための語彙力がずば抜けているが故にその深みに嵌まり込むことなく楽しい読み物に昇華されていて、すごい。筆者のその性質が心底羨ましいなと思った。
★1 - コメント(0) - 2016年7月22日

「ねにもつタイプ」と聞くと暗ーくネチネチといつまでも恨んでる…そんな感じを想像していましたが、これは違いました。いつまでも忘れられない過去の珍妙な経験や、一風変わった嗜好や願望、脳内で繰り広げられる極端な妄想の暴走などが語られていて、とても面白かったです。気がつかない「星人」、東京タワーのてっぺんの話し、自分の間違いを小人の仕業だとする話し、ちょん髷、電車から見る細切れの場面、図鑑、心の準備、裏五輪、むしゃくしゃして、マイ富士、が共感と爆笑の嵐でした。「訳のわからない供述集」!底無しにヤバい!ウケました。
★31 - コメント(0) - 2016年7月21日

好きな雰囲気のエッセイ。読みやすいので、電車の中で一気に読んだ。なかなか馴染みのない翻訳家の方のお仕事も垣間見流ことができてよかった。
★7 - コメント(0) - 2016年7月7日

祝888冊目!「ハハハのおすすめ本」です。先に読んだエッセイでもしかしたらと思ってはいましたが、この方、私が支援しているお子さんたちと同様の特性を持っていますね。いわゆる「非障害型」という、特性を活かして成功してるタイプの人。そりゃ、私が好きな文章を書かれるわけだわ。私は彼らに夢中ですから。しなきゃいけないことがある時にどんどん妄想の海に溺れていくさまはとてもステキで、「療育」という名の下にそういうステキな才能を封じ込めようとしているんじゃないかと日々の自分を反省。楽しい本なのに、深いこと考えちゃったよ。
★59 - コメント(8) - 2016年7月7日

これだ。いつかどこがで読んだ、一年に一度思い出したり思い出さなかったりする、ちょんまげに関する考察や、ミステリーサークルをつくるボランティアの存在は、私の15光年はこの本の中にあったのか。もはやネットで見たのか、紙媒体で読んだのかすら思い出せなかったから二度と読む機会はないと諦めていたのに。エッセイ(?)なのにSFのような奇妙さを感じる。無機質さと生活感と少しの世俗っぽさと、浮世離れした感じと個人の特異的な感受性と、現実味と、空想的雰囲気とが、誰かの頭の中だけで展開されているような、世界。
★6 - コメント(0) - 2016年7月1日

Eee
独特の世界観へ引き込まれました!あーわかるなーと思いながら読んだところもあります。ときどき、フィクションかノンフィクションかわからなくなったりしますが、それはそれで面白い。「奥の小部屋」「戦記」「Watch your step」がお気に入りです。
★34 - コメント(0) - 2016年6月19日

今回も岸本さんのエッセイに笑わせてもらいました。何日かに渡って少しずつ読み進めると、なんだか自分まで面白い人になったような気になります。色んなひとにおすすめしたい本だけれど、同時に絶対に電車の中や外出先で読んではいけない本だと忠告して回らなければなりません。
★9 - コメント(0) - 2016年6月10日

翻訳家のエッセイ集。読友レビュや本業の翻訳で名を知っていてで気になって手に取る。妄想とノスタルジーのスケッチ。「ふしぎちゃん」ものかと。個人的に穂村弘を連想したのだが、文体に面白さを感じる。海外の幻想小説風の印象がある。ミシンの描写に感心した。心情などで、言葉にならない部分をすくい取るのは見事だ。ハマる人がいるのが納得。
★63 - コメント(0) - 2016年6月9日

妄想全開で益体ない素敵エッセイ集。コアラの鼻、気がつかない星人、ホッホグルグル、べぼや橋、小さい小さい富士山。こういう馬鹿馬鹿しくてヘンテコなやつは大好物だから、大変楽しんで読めた。
★74 - コメント(0) - 2016年6月4日

ねにもつタイプの 評価:94 感想・レビュー:547
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