幸田露伴集 怪談―文豪怪談傑作選 (ちくま文庫)

幸田露伴集 怪談―文豪怪談傑作選 (ちくま文庫)
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幸田露伴集 怪談―文豪怪談傑作選の感想・レビュー(30)

風太郎のエッセイに触発され、再読。博覧強記の露伴の文体は、現代文に慣れ過ぎた頭には取っ付きにくさこの上ありませんが、一度ハマると自然にするすると頭に入ってくるから不思議です。まるで講談をきくように、異世界に連れて行かれる感じが好きです。『幻談』が口述筆記であると、風太郎のエッセイにありました。それを知って、改めて読むとビックリです。
★8 - コメント(0) - 2016年11月11日

読み終わるまでずいぶんと時間がかかってしまった。 理由はひとつ、つまらなかった訳ではなく文体です。 ふだん口語体でしか文書に接していないのに、文語体で漢文がちりばめられている文章は非常に骨が折れました。 でも最後まで読みきる事が出来たのは、難解な表現の中にも引き付ける話を見い出す事がたくさん有り、かつその文体ゆえの音感が心地良かった事が有ります。
★7 - コメント(0) - 2015年12月17日

幸田露伴はやはり漢語が多く、読むのに時間がかかります。幻談と観画談は昔岩波文庫で読んだ覚えがあります。若干泉鏡花に内容的には似ていますが文体はまるっきり異なります。このような幻想的な作品をかなり書いていたのですね。私はあまり多くは読んでいないのですが、せいぜい五重塔などくらいですね。
★51 - コメント(0) - 2015年3月31日

個人の感想です:B+。漢語中心の名文調で書かれているので、声を出して読み進んでいくと、少し時間はかかるものの意味もわかりやすいし、名文を味わえる。東雅夫氏が解説で書いている通り、「露伴世界に手っ取り早く参入するコツは、文章の細部にいちいち拘泥せず、露伴一流の名調子--緩急自在にしてリズミカルな文章の流れに、思いきって身を任せることにある」と思う。「土偶木偶」は狸に化かされて、肥溜め風呂につかり、お小水のお酒でも飲まされるのかと思いながら読み進んだら、何と転生の恋の成就だったとは!感動しました。
★2 - コメント(0) - 2013年6月28日

「魔法修行者」は憑物使役者についての考察だったので大学で調べた者としては知っている知識や偉人の例などが提示されていて興味深かったです。特に鬼女の説話、伊勢物語、小栗判官の逸話や九相図などを連想させる「対髑髏」は文語体だからこそ醸し出すことのできる幻想の妖艶美に陶然とするしかありません><
★29 - コメント(0) - 2013年3月30日

文語体で書かれているものが多くて苦戦しました。
★2 - コメント(0) - 2012年6月24日

『魔法修行者』『怪談』『神仙道の一先人』など、後半に収録されている考証エッセイものがどれも抜群の面白さ。鮮やかに広がる豊富な知識の深遠に魅了されて、何度も読み返したくなる。前半の幻想怪異作品は古い文体のものが多いので難儀してしまうものの、スルメ的味わい。読み進めるほどに惹き込まれていく。
★5 - コメント(0) - 2011年9月21日

文体が難しく雰囲気が妖しい。まさに幻想文学。おもしろい
★2 - コメント(0) - 2011年7月12日

露伴の名文に酔う。「文豪怪談傑作選」全15巻の掉尾を飾るにふさわしい日本語の美しさにとことんひたれるゼイタクな巻。
★3 - コメント(0) - 2010年10月13日

雅俗折衷体で読む幻想文学もなかなか味わい深いもので……。とはいえ読みづらいのは確か。さいわい、本文庫収録作品のうち「幻談」「観画談」「魔法修行者」といった口語体で書かれたものは岩波文庫『幻談・観画談 他三篇』でも読めるので、少しでも抵抗を感じる方はこちらをお求めになるといいかもしれません。ちくま、岩波、さらに国書刊行会『日本幻想文学集成8 幸田露伴』の3冊を読めば露伴の幻想短篇の主要なところには大体触れたことになるでしょう。
★5 - コメント(0) - 2010年9月18日

初幸田露伴でしたが、結構面白かったです。文体がすごく古いので、読んで、理解して、内容をイメージするのにすごく時間がかかり、文庫本1冊読むのにいつもの3倍くらいかかりました。ただ、内容が他の人には無い雰囲気なので一読の価値はあったかなと思います。
★4 - コメント(0) - 2010年9月11日

有名どころでは「幻談」「観画談」から名前だけ聞いたことのある「新浦島」果てはエッセイまで内容的には満足な一冊。ただしやはり文体がかなり馴染みにくい。あと注釈は語句説明ではなく文中の意味している所を解説して欲しかった。ただやはり全集以外で読むことの出来ないような作品を収めてくれたことはありがたい。この前の芥川のアンソロジーが鉄板過ぎて特色がなかったのとは対称的であった。
★4 - コメント(0) - 2010年9月6日

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