子は親を救うために「心の病」になる (ちくま文庫)

子は親を救うために「心の病」になる (ちくま文庫)
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子は親を救うために「心の病」になるはこんな本です

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子は親を救うために「心の病」になるの感想・レビュー(127)

最初から最後まで読みながら涙と鼻水が止まらなかった…読むか悩んだけれども、大正解でした。めちゃくちゃ良い本だった〜
- コメント(5) - 3月19日

心の奥底にしまい込んだ感情や情景を、少しだけ探りに向かっても良いかもしれない…っと思いながら読んでいた。もしかしたら読みながらカウンセリングされていたのかもしれない。この不思議な体験は、自分の心を少し柔らかく暖かくした。
★2 - コメント(0) - 2月9日

子供は乳幼児期や学童期にその時の母親のやりとりの中で基本的な善悪の価値観、生き方を学び、それは大人になるまでずっと生活に影響をうける。虐待を受けた子供はその状況が当たり前になってしまい、それとは違う普通のやりとりが窮屈なものになってしまう。母親の存在はとても大事であるということを客観的に気づかせてくれる本である。また最後の章の宇宙期についての考えも中々読み応えがあり、晩年の生き方に対する1つの指標を示している。
★1 - コメント(0) - 1月9日

本書で述べられている「善悪の逆転」という考え方が新鮮だった。身体的にしろ、精神的にしろ虐待を受けた子どもにとっても親は親で、しかもそれ以外の親を知らないのだから従うことが善で、逃げることが悪となる。この仕組みは救いのないように見えるが、そこに「問題がある」ということに気づくことが救いへのヒントになる、という指摘が希望となっているように思える。なぜなら本当にその問題に浸かっていれば問題自体が可視化されないからである。
- コメント(0) - 1月8日

”何かの理由でその当時の感情が表現されないままに抑圧されていたとしたら、それと関連する記憶もまた抑制されていて、想起されることはない。”
★3 - コメント(0) - 2016年12月6日

子を持つ親以外にも気づきがある内容
- コメント(0) - 2016年12月3日

自分の境遇と似ているところもいくつかあり、非常に共感できた。虐待をしたくてしている訳ではない。親からされたことを避けよう、やめようとすればするほど、自分が同じことをしていることに気づくのだ。発達障害の人がいる家庭の人は、他人にはなかなか理解されず、とても辛い。自分の中に基準がないからだ。家庭環境のせいにして行きたくないけど、ふとした時に思い出して辛くなる。そういう自分も丸ごと許したい。読んでいて涙が流れてきた。
★3 - コメント(0) - 2016年10月1日

普通の子と虐待を受けた子では、自分の存在の確認の仕方が異なるというのは目からウロコだった。問題は解決できるときのみ発生する。
★3 - コメント(0) - 2016年8月24日

人はある日突然親になるわけで、その方法は自分の親、親戚、友だち、地域、行政など誰も教えてくれないが、唯一、子がそれを教えてくれるという生物の不思議。すべての親が一読しておけばいいのに。
★2 - コメント(0) - 2016年8月7日

今までの努力は何だったんだろう?無意味だった。時間の無駄だった。はっきりした答えなんかなくていいのだと、いい意味で諦めることができた。普通のこと普通に生きたいそう思ってしてきた数々の努力。自分を知る意味では無駄ではなかったのだろうけど、それならもう少し簡単なやり方があっただろうに。怒り、悲しみ、寂しさ、少し消化できたみたい。ふと顔を出す時もあるけど何より安心感がある。
★3 - コメント(0) - 2016年5月19日

一気読み。わかってもらえないことが、わかった。違う親に育てられていたらどうなっていただろうって、普通は思わないのかな。普通って、何だろう。親から何を教わったろう。私の生まれた意味を聞いたとき、そんな難しいこと考えてんの?と言われたなぁ…。この本を読んで、ほっとした(*^-^*)
★30 - コメント(4) - 2016年4月21日

うちの母は善良な発達障害だ。母がどんなに母なりの全力で私を愛してくれても、私はきちんと育つことができなかった。 母から守られなかった私が今抱える解離性障害、対人恐怖。母はその因果に自分が存在するなんて微塵も考えていない。言ってもおそらく理解できないだろう。母は悪くない。私も悪くない。私はこれから、自分を宇宙と理解し、すべてに均一に触れる代わりに、何ともコミットせずに生きていく事を目指すのか。今の苦しみから解放され、求めていた安心がそこにあるとしても、なんて哀れな人生だろう。悲しくて涙が止まらなかった。
★4 - コメント(1) - 2016年4月18日

虐待や親子の愛着について深く考えさせられ、同時に人の心の深淵を感じさせられた。また、愛着障害の症状をかかえる人への見方、接し方について再考させられた。「カウンセリングは悩みを解決する作業ではない、自分を確認する作業である。自分の話をする。自分の心を聞いてもらって、その時の自分を確認する」話の内容は、辛い事でも楽しい事でも、夢や「妄想」でも、どんな事でもいい。「語ることが、話し手の存在感を確かなものにする」「話の内容が、どんなことであっても、自分を認めていく作業は心を安定させる」多くの人に読んでほしい良書。
★5 - コメント(0) - 2016年3月24日

一言で言って、とてもいい本だ。私も彼のカウンセリングを受けてみたい。私の両親も問題があった。思えば、それは私の原点だった。しかし、それは言語化できなかったし、私の全てだったので認識もできなかった。これこら、この本と共に、何度も自分の原点に戻って行きたい。何度も戻れる自由さが欲しいと思った。
★1 - コメント(0) - 2016年3月22日

子どもが親を育てる、子どもが親を親にするという事を考えさせられた。
★2 - コメント(0) - 2016年2月23日

再読。第四章に出てくる皆と同じく、普通の人になるため努力して頑張ってきた。普通はこう考えるのか!普通はこう行動するのか!と、周囲を観察し学んできた。が、そもそも普通の人はそんな事しないし、そういう努力をすること自体もう全然普通じゃないよという一言で、ああ確かに。。。こんな終わりの見えないことするのもう疲れた。普通になる為に頑張るのはもうやめよう、となって今に至る。ただ、読メのレビューを読むにあたっては、みんなはここで感動するのか‼普通はこんな感想を持つのか‼と、驚いたり落ち込んだり(苦笑)
★28 - コメント(2) - 2015年12月21日

この本にある事例のように、解決の方向に転換していければ良いが、大抵は閉ざされた空間の中で親子間の負の連鎖は密やかに続いてゆくんだろうな。。。生き辛くて苦労するだろうけど、後は自己解決あるのみ、か。まぁそれも運命と受け入れるしかないのでしょう(*´-`)
★19 - コメント(0) - 2015年12月10日

正解なんてあるのかなぁ。
★2 - コメント(0) - 2015年12月2日

元被虐待児の自分がなぜ周り、親、社会となかなかうまくいかなかったかがクリアになる。性格の中心にある怒りについては、「辛い生き方を背負っているとその怒りの部分だけが強くなって、他の穏やかな感情が相対的に抑制されてしまう」で腑に落ちた。自分への理解が進んで前を向ける点では、『毒親』本よりこの著者の本がわたしには向いている。エピローグで読む自分への理解について「親をもてなかった人々にも心の解決があった。(略)悩みを解決するということではなく、自分の存在を確認するということであった」まですべてが繋がっていく一冊。
★3 - コメント(0) - 2015年9月12日

人間の心の発達は親に起因するんですね。重大責任ですね。とても興味深く読みました。カウンセリング例をあげて書かれれいるのでよみやすかった。
★2 - コメント(0) - 2015年7月7日

「消えたい」を読んで自分に凄く当てはまったので、タイトルが気になったこちらも読了。当てはまり過ぎてて読んでて苦しかった。でも自分が持つ空虚感みたいなものが何か分かった気がする。摂食障害まではいかないけどあまり食事を摂るのが得意ではないが、その原因が分かった。私は気が長いのではなく我慢強いんだな…。自分のことでも自分が一番分からない。私も宇宙期の安心感を持ちたいと思う。激変する景色を見てみたい。
★2 - コメント(0) - 2015年6月19日

親と子の表面には現れない深い部分の関係性が分かりやすく 解説されています。 表題のテーマで1冊書かれている訳ではありませんでした。 表現、言い回しが専門書の様でした。
★1 - コメント(0) - 2015年6月12日

「心の病」の原因を個人ではなく、親との関係性に求める試み。一方の病理を治癒するのではく、親子がこころを通い合わせ、双方の病理を治癒し、ともに生きるということ。
★3 - コメント(0) - 2015年5月20日

○我が子を病にはしたくない…。
★1 - コメント(0) - 2015年4月25日

inu
「おかしな環境に育って、一人で、普通にやっていこう、普通にやっていこうとしてきたのですね」
★3 - コメント(0) - 2015年3月14日

この前に読んだ「人は変われる」と共に。気持ちが楽になる結論。出来ないこと、本当はやりたくないと思っていることまで、うまくやろう、うまくやらなくちゃと思い過ぎてたような気がする。
★2 - コメント(0) - 2015年2月12日

遅まきながら、これから子どもの成長に関わる仕事に携わろうとしている自分にとって、出会えてよかった一冊。映画「かみさまとのやくそく」のお話にも通じるなあ。
★3 - コメント(0) - 2015年1月27日

読んでいてつらくなった。でも読んで良かった。
★4 - コメント(0) - 2015年1月18日

前半は泣きながら、後半は静かな気持ちで読み終わった。本に対して言うのもおかしな話だが、初めて共感者を得たような、そんな気分である。
★3 - コメント(0) - 2015年1月6日

最後の章、愛情、物質的満足、賞賛によって生まれるはずの社会的な存在感がなかったり希薄だった人たちは、自分がただそこに「ある」という体験、感覚によって求めてきたもの、断念したものに気づき、そんな自分自身を受け入れられたのだという。親、社会との関係を改善、安定しようともがくのをやめて、解決できないことを抱えたまま、目の前に自分が感じられることを少しずつ確かめることを著者はすすめる。患者一人一人の心が居場所を見つけ、安心を感じられるまでがカウンセリングの一つの到達点なのかもしれない。
★2 - コメント(0) - 2014年12月16日

私自身も宇宙期にいる気がする。私を救ったのは神道やアミニズムだった(特定のものとかではない)。もっとこういう本がたくさんの(いまは大人かもしれない)子供の手に届きますように。
★4 - コメント(0) - 2014年11月26日

書名は逆説的だが、本書を読むと確かに親の抑圧した心を映す鏡のように子が心の病になるという主張に肯ける。中二の子を持つ親として参考になることが多いが、思春期の事例は少なく残念。本書で紹介されているケースはカウンセリング成功例であり、同じやり方でいつも成功するとは限らないことも考慮しなくてはならないだろう。人は虚空から生まれ、虚空へ帰るという宗教的な解釈からの治療も、精神医学では「有」かも知れない。
★36 - コメント(0) - 2014年11月15日

著者は精神科医であり、カウンセラー。自分のたった一つの家庭で親は懸命に子供を守ろうとしているのに子供は親の問題を察知している。私は小さい頃どんな思いを持っていたんだろう、私の子供達はどんな思いでこの家で育ったんだろうと思った。また、中年期にも心の病はやってくる。不安はいっぱいあるけれどテキトーに生きて行けばいいのかな。
★46 - コメント(0) - 2014年11月7日

「分かってもらいたい、その気持ちがずっと小さい頃から続いていた。それが人一倍強かった。『分かってもらえないということが分かった』というのが、私のいまの幸せ、そう思おうと決めた。…よかった。それから私は安心している。もう手がないから…」「考えてみれば、いつもいつも慌てて生きてきた。人と同じになれなくて、いつも怯えてきた。自信がないので、人の命令でなんでも動いていた気がする。でも、これからは自分の感覚で生きていいんだと、そう思ったら、いつもの自分を感じて、いつもの私でいられるのがとても気持ちいい」
★14 - コメント(0) - 2014年9月26日

本当に読むべき一冊。
★3 - コメント(0) - 2014年9月12日

わたしは第四章っぽい。そして、「宇宙期」の入り口にいる。最近の本の引きの強さったら自分でもびっくりだ。
★3 - コメント(0) - 2014年7月19日

素晴らしい本。子供が心の病にならないように、と思って読みましたが、親と子の関係、社会と人間の関係、人間の幸せとは何か、などあらためて考えさせてくれる。
★5 - コメント(0) - 2014年6月27日

心のしこりが取れました。 感謝してもしきれないくらいの本。ありがとうございました。
★7 - コメント(0) - 2014年6月14日

同僚が貸してくれた本。タイトルにドキリとさせられたのだが親子の関係って近い存在ゆえ本当に難しいものだなあと思う。社会的存在として生きて「いる」を超えた「ある」という自分をひっぱりだす大切さに共感した。最後の「宇宙期」を読んでいると、かつて読んだ『求めない』『受け入れる』(加島祥造)の世界と重なる気がした。人生後半の「中年クライシス」として著者が説く「心理システムの崩壊=自己否定=死=自殺・・・」の部分は並行して読んでいる『空白を満たしなさい』(平野啓一郎)の復生者が自殺に至った心理を解くカギになりそう。
★2 - コメント(0) - 2014年6月6日

子は親を救うために「心の病」になるの 評価:70 感想・レビュー:40
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