増補 エロマンガ・スタディーズ: 「快楽装置」としての漫画入門 (ちくま文庫)

増補 エロマンガ・スタディーズ: 「快楽装置」としての漫画入門 (ちくま文庫)
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増補 エロマンガ・スタディーズ: 「快楽装置」としての漫画入門はこんな本です

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増補 エロマンガ・スタディーズ: 「快楽装置」としての漫画入門はこんな本です

増補 エロマンガ・スタディーズ: 「快楽装置」としての漫画入門の感想・レビュー(224)

最近雑誌でも「性」についての特集が多く組まれている。クーリエジャパン、サイゾーなどがまさにそれで、多様化した性の在り方についてどこまで認め、寛容になれるかが問われている木がする。「エロ漫画」という一つの切り口ではあるが、社会全体の大きなうねりとも連動しているように思われる。性的嗜好は人の数だけあり、最大公約数だけを「良」としていてはいけないのだ。
★2 - コメント(0) - 2016年11月6日

想像力って本質的に無駄。生産性がない。エロマンガに想像力の本質を垣間見る。それをしてどうして喜べるのか。その絵って何を言いたいのか。まったくその解答なんかない。喜ぶ人がいる、ツーカーで分かる人がいる。それだけ。
- コメント(0) - 2016年10月3日

ガッツリとエロ漫画論を堪能。エロ漫画のみならず今問題になっている児童ポルノの問題、漫画の規制の問題などについても解説されているので一読の価値がある。時間を忘れて一気読み、ずっと積みっぱなしにしててゴメンナサイ。
★5 - コメント(0) - 2016年9月25日

戦後マンガ史の裏をなぞるようなエロマンガの歴史解説と、エロ属性の解題。シモネタやおふざけでごまかす事なく、エロマンガを真面目に論じている。巨乳を巡る論議は特に興味を引かれた。
★1 - コメント(0) - 2016年8月24日

マンガ論は腐るほど出ているというのに、セクシュアリティの結晶であるエロマンガは、オタクにさえ、内心、汚らわしい・低俗なものとして扱われ、論じるに値しないとされてきた。そんな状況の中でついにエロマンガを論じた本書は、たいへん貴重な一冊といえる。エロマンガの歴史はロリコンブーム辺りから、ぼんやりとしか知らないので、劇画やコアな作家まで知ることができたのはかなりの収穫。また読みたいエロマンガが増えたな・・・・・・。資料的価値が高く、一家に一冊は欲しい良書。
★18 - コメント(0) - 2016年8月9日

好奇心と実益を兼ねて読みました。エロマンガはともかく、一般マンガでも全然知らない人ばっかり。マンガ読んでないな~とつくづく思いました。なかなか網羅的には把握しづらい世界なので、おもしろかった!
★2 - コメント(0) - 2016年6月21日

本書を読んだらネット上のエロ広告まで愛おしい存在に思えてきて面白い。それほどまでに二次エロや萌えに関する価値観を考え直させる本だった。自身が心の内に持っている欲望と忌避感の正体についても顧みるきっかけになるだろう。知的好奇心と性的興味がない交ぜになって興奮しっぱなしの一冊である。
★1 - コメント(0) - 2016年5月22日

まさにマンガの裏街道、エロマンガの歴史書であり手引き書、だけに留まらず、表現規制といかに戦ってきたかの戦機物でもある。いったいこのジャンルはどこへ向かうのか。我々のリビドーを満たすコンテンツは、どのような進化するのか、人間の欲望の果てしなさに圧倒される。
- コメント(0) - 2016年5月14日

エロマンガの概史かなり真面目に語ってる良書画像が豊富で感慨深いものがある政治的にどう扱われるべきか
★2 - コメント(0) - 2016年5月8日

二ヶ月かけてようやく読了。圧倒的知識量に裏打ちされた怒濤の引用と年季の入った堂々たる議論運びに目眩がするばかり。なんだか深淵を覗き込んでしまった気分である。特に萌えが一般化した現代オタクカルチャーにとってオタクとセクシュアリティは切っても切り離せない関係にある(当人たちがやたらと純粋アピールをしたがるのはその裏返しだ)ので、エロマンガは基礎教養と言えるかもしれず、本書はまさに教養溢れる『よきオタク』になるための格好の機会を提供してくれている。
★4 - コメント(0) - 2016年4月28日

あらゆるものを深く読みこうと思うなら当然エロも欠かせないと考え、購入。近年の美少女絵の文化が、エロマンガから強い影響を受けてきたらしいことを筆頭に、さまざまなジャンルとエロマンガとの強い相互作用が示唆されている。エロマンガ文化圏に何らかのシンボルが取り込まれては、捏ねられ、融合し、進化し、地平線を延長して帰ってくるイメージだ。当然ながら存在しているいくつかの名作が、なぜ、どのように名作であるかについての考察も深い。愛や関係性、隠れた欲望といった視点から、各作品の意義が丹念に描かれている。
★1 - コメント(0) - 2016年4月14日

正直平成生まれの身としては気が付けば成人向けマークはエロマンガ雑誌にはついていたし現状読んだことのある雑誌も快楽天ホットミルクゼロスなどであり、本書によってまとめられたエロマンガの歴史というのは実に興味深くある意味ではファンタジイでありました。ディズニーあるいは手塚治虫、過去の偉大なる作家から時に派生し途切れながらも綿々と連なるエロマンガのミーム。それらを時系列や属性からやや主観混じりながらもきれいにまとめた本書はエロマンガのみならずマンガに対しても新たな視座を読者に提供するのではないでしょうか。
★1 - コメント(0) - 2016年4月2日

「萌え」という言葉の語義の部分で思い出したのだが、かつてオタクだった自分がこの言葉に出会って抱いた感情は背徳性や閉鎖されたコミュニティでの連帯感みたいなものであった。ひょっとして萌えという言葉の語義は単に「好き」くらいのものでしかなくて、大切なのはそれが閉鎖されたコミュニティでのみ使われた暗号だったという側面なのではないだろうか。昨今萌えという言葉が下火になって久しいが、これはオタク文化が一般化し閉鎖性が失われたことと関係があったりして……?
★1 - コメント(0) - 2016年3月24日

エロ漫画を至極真面目に分析した本。表現規制の概説もあってよいと思う。
- コメント(0) - 2015年12月20日

ディズニー=手塚ミームから始まるエロマンガの通史である第一部と、7つのジャンルに分けてそれぞれの具体的な作品の読解を通してエロマンガの欲望の多様性とマチズモという裏テーマを浮かび上がらせる第二部。個人的には劇画はほぼ知識ゼロで三流劇画ブームとか勉強になった。また読みたいエロ漫画が増えてしまった…。あと、表現規制問題はほんとややこしいな。とりあえず児童ポルノに関しては非実在と実在を切り分けて、実在児童ポルノのみに焦点を絞るということで合意できないのかね。
★3 - コメント(0) - 2015年12月17日

戦後エロマンガの通史と、さまざまな性愛ジャンルとその主要作家などを紹介。こういうのって誰かが研究・編纂しておかないと消えていってしまうからなぁ。たくさんの取り落としはあるのだろうけど、価値あることだと思う。文庫版には最近の「非実在青少年」規制の情勢に関する増補もある。AVも一般化し女優の質も格段に上がり、無修正な画像も氾濫する昨今、エロマンガならではの立ち位置ってどうなってんだろうか。
★4 - コメント(0) - 2015年12月15日

お勉強として読了。「萌え」と「ヌキ」の関連や、非アダルトの方がより扇情的である話など、頷くところがたくさんあった。実作に当たったことがないので、個々の作品に対する批評については保留。しかしこれを読んでも巨乳が増えた理由はよく分からないままで、そこはやや期待はずれだった。
★33 - コメント(1) - 2015年12月10日

エロマンガの通史を1940年代から2000年代まで網羅的に解説しながら、ロリコンやSMなどのジャンルの興隆について解説したエロマンガ史入門書。エロマンガというアングラサブカルチャーを真っ向から解説してくれる良書でした。まだまだ知らないジャンルや読んでないようなエロマンガがたくさんあることにも気づかせてくれる一冊でした。新堂エル先生の表紙にひかれて買ったけどいい本でした。
★4 - コメント(0) - 2015年9月24日

エロマンガの苦難の歴史とジャンル(属性)について知ることができる。しかし官民一体のエロマンガ弾圧に朝日新聞が関わっているとは…知性派気取った人間のせいでまったく。それはともかく、自分が知ってる作家さんも出てきたりして面白かったです。 ドキドキしながら読めました(色んな意味で)。
- コメント(0) - 2015年8月29日

勉強になった。
- コメント(0) - 2015年8月19日

エロ漫画全史はふーんって感じやったけど、エロ漫画の突出したジャンルの考察は面白かった。
★1 - コメント(0) - 2015年8月10日

タイトル通り、このジャンルの研究書という位置付けであるが、「研究」というスタンスで深く掘り下げるというよりは、むしろ、ジャンルの発生から現在に至るまでの歴史を紐解きながら、その表現の変遷を丁寧にたどっていく歴史書の趣き。ジャンルに対する愛とここの作品/作家に対するきめ細かな批評姿勢は、非常に好感がもてる。このジャンルの概観をコンパクトに把握できつつ、また未知の作品に触れ得る機会を与えてくれるという意味で、価値のある力作である。
- コメント(0) - 2015年7月12日

異性の登場しないいわゆる日常系は、失敗するかもしれないセックスも、闘争しなければならないライバルもいない、女の子でいっぱいの世界で、言い換えれば不能者のハーレム。みたいなこと書いてあって、性の欲望は本当にどこにでも散らばってると思った。
- コメント(0) - 2015年6月23日

百花繚乱の性的倒錯とそれに関するトピックのショーケースとしては楽しめた。
- コメント(0) - 2015年6月5日

戦後エロマンガ通史。人間の多型倒錯的なエロスを源流にしているエロマンガは、政治的な「公序良俗」による抑圧をすり抜け、常に新たな地平を切り拓いていくでしょう。誤解を恐れずに言うなら、エロマンガは立派に文学たりうるのではなかろうか。ところで、古くから一大勢力を成していたはずの「触手モノ」への言及が一切ないのは、なぜ??
- コメント(0) - 2015年5月29日

ぶっちゃけ言うと増補分以外は資料としての価値しかないんじゃないかな。
- コメント(0) - 2015年4月26日

ミームがーだのマチズモがーだの入れて学術書っぽくしたいのは理解できるけど、考察が浅すぎて全編に渡って「筆者の個人的な感想です」って注釈が必要な本。
★1 - コメント(0) - 2015年3月19日

青年指定マークがいつから出来たのか、等知らない事だらけでしたが、読み易かったです。ざっくり作家なら手塚や少女漫画家等、時代なら安保闘争終了等の様々な仕込みが、70年代の三流劇画ブームにより需要過剰により爆発。以後、大塚・森山の系譜があるも、宮崎事件周辺で弾圧もあり、マイナーが更にマイナーに落ちていっている。という事か? 各フェチについては大雑把なので、またおりを見て読み返したいです。
- コメント(0) - 2015年3月13日

Huz
エロ漫画の系譜,変遷の評論。よくまとまっているし,文章は読みやすい,挿画もそれなりにあり,往時を知っている私(ただし生きている年代が同じという程度)にとっては面白い本でした。エロにおいてはトレンドが変わることはあっても,決してなくならない,というのが印象的なひと言です。何冊か古本屋に探しに行きたくなりました。さて,乙嫁7→エロマンガと流れて(?)きたので,次は池澤古事記にシフトします。待ってろよ,太安万侶!
★1 - コメント(0) - 2015年3月11日

東浩紀とかその界隈が好きなら楽しめるんじゃないかな。内容については再読してからまたあらためて。
- コメント(0) - 2015年2月16日

考察についてはあまり印象に残ってない(だいたいこういうタイプの本はそうなってしまうのは自分のせい)んだけど、エロマンガの起源から現在に至るまでの流れとか、ジャンルの盛衰とか、関連する社会の反応とか通して見られるところはよかった。でもやっぱ考察部分、反復繰り返しで冗長な印象あるな。あと表紙絵がよくないですか?
- コメント(0) - 2015年1月26日

筆者の広範なエロマンガ知識は関心するし、通史としては悪くない。が、各作品やジャンルへの評論部分は根拠の薄弱な断定や筆者の主観が多く、一定の説得力はあるが、学問的レベルではない。特に本書全体を貫くミーム関係と各作品への深読みは、もう少し明確に用語や概念を定義しないと居酒屋談義な感じ。…いやまぁ、学術的に云々いうよりも、エロマンガにめちゃくちゃ詳しいオヤジの居酒屋トークを拝聴する、というスタンスの方が正しいのかも知れない。
★2 - コメント(0) - 2015年1月24日

エロマンガの系譜についてが1/3。残りはエロマンガに次々と現れてくる人間の性の複雑怪奇な有り様を解読している。しごく真面目で、分析はほとんど心理学の研究書だ。エロマンガに流れ込む表現や心理傾向を進化論のミーム=文化的遺伝子として解説している。エロマンガは周辺文化であるが故に新しいミームが真っ先に流れ込み、またミームを作り出す。しかし、性に直結しているのだから生物的な進化過程の影響も大きいはずだ。こちらの視点で読む解くとまた面白そうだ。
★1 - コメント(0) - 2014年12月25日

漫画黎明期~現代にかけての、(主に男性向け)エロマンガの歴史と表現を包括的に伝えてくれる一冊。性愛と暴力という普段公には語りづらい――けれど逃れられない――ものについて、誠実過ぎるくらいの言葉によって書かれています。他者の欲望を否定せず、また自分の欲望とも向き合っていたい、そういう生き方を希求する人であれば、本書はよき友となるのではないかと思います(あるいはそうでない人にとってもそうであって欲しいと願います)。
★1 - コメント(0) - 2014年12月25日

こうして見るとエロマンガの歴史って波乱万丈だよなぁ。エロマンガの明日はどっちだ!?
★1 - コメント(0) - 2014年12月3日

戦後の漫画文化圏の誕生と共に萌芽したエロ漫画の拡大と分散、そして出版不況と表現規制のダブルパンチによる衰退までを網羅した、「クールジャパン(笑)」の酸いの部分を学びたい人への良書。ただ、本書内で参照されている図がすべてアレなので(お察しください)、たとえカバーを掛けたとしても通勤中には読めない。解説は東浩紀。表紙はアメリカ人エロ漫画家・新堂エル。
★3 - コメント(0) - 2014年11月23日

手塚治虫の兆候的なエロスから辿り、ロリータ、陵辱、純愛、SM、男の娘から寝取られモノまで、雑多な性癖を遍くカバーした、現代に至るまでのエロ漫画の歴史を分析していく。性癖の戦後史とも呼べる、骨太な評論でした。とりわけ、ジェンダーを混乱させたフェティッシュについての洞察は鋭く(自己投影の対象の混乱)、自分の狭いエロティシズム観が揺らぐような体験でした。自分の性癖が相対化して語られる不思議。本能を変態させ、快楽を追求し、ここまで奇妙な性の迷路を作り上げてしまった人間の精神というものの、不思議を感じました。
★21 - コメント(0) - 2014年11月16日

マチズモの崩壊/多形的倒錯/フラジャリティ/周縁からの浸透・拡散
★1 - コメント(0) - 2014年11月16日

yyg
エロマンガの歴史や意義を茶化さずに、真正面から解説しており、勉強になった。ミームという概念が良かった。エロマンガについて知りたい人がいれば、これを読めば大体の所は理解できるでしょう。欠点としては、本の構成上仕方ないのだけれど、エロマンガのコマがそのまま引用されているので、通勤の読書にはあまり向かないこと。
★4 - コメント(0) - 2014年11月12日

RNC
漫画好きなら必ず読むべき
★1 - コメント(0) - 2014年11月9日

増補 エロマンガ・スタディーズ: 「快楽装置」としての漫画入門の 評価:80 感想・レビュー:73
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