あなたは誰? (ちくま文庫)

あなたは誰?はこんな本です

あなたは誰?の感想・レビュー(162)

容疑者が少ないの犯人がわからないのは『ささやく真実』と同じ感じ。ただ方向性が違うけど。探偵の職業が活きないな〜、と思ってたら◯◯ネタでビックリ。でもそれだけじゃ犯人がまだ分からないというのも、よく捻ってあるなぁ。ミステリとしての満足度はちょっと薄いけど、読み物としては面白いかな。エピローグは賛否両論になりそうだけど。
- コメント(0) - 2月25日

心理学、精神医学の要素が強い作品。正直なところ、ラストの真相には拍子抜けしてしまった・・・。謎解きとしては前作の「ささやく真実」の方が好き。でも、このテーマで一つのミステリに仕上げてるっていうのはすごいことなんだろうなぁ。ポルターガイストやドゥードゥルの説明などには興味をそそられる。ウィリング博士、さすが精神科医だよね。余談、アーチーはいいやつなんだろうけど、もうちょっとしっかりしてよね!(笑)そして子犬のターがものすごく可愛い。
★1 - コメント(0) - 2月3日

読み物としては前回読んだ『ささやく真実』より面白く、探偵小説としては前回読んだ『ささやく真実』の方が楽しめた、そんな一冊。 シンプルなプロットだけど引きずり込まれるものがあるが、トリック的に「さすがに無理があるだろ」と思うところが幾つか。
★1 - コメント(0) - 1月20日

うーん、、、期待が大きかっただけにちょっとしらけたかなぁ、、
★1 - コメント(0) - 2016年10月27日

誰からかわからない脅迫電話に怯える婚約者を母親に引き会わせるために故郷に戻るアーチー。そこで起きる殺人事件を精神科医ウィリングが解決する。ウィリングシリーズ。ポルターガイストや二重人格など現代では当たり前に描かれる事柄を作品に上手く取り入れている。派手なトリックなどではなく心理や社会状況を絡めた仕上がりで、時代を越えて読み継がれることが納得できる。
★11 - コメント(2) - 2016年10月27日

田舎に帰ってきた好青年、アーチーが連れてきた婚約者はナイトクラブの歌手。そこで繰り広げられる姑や親族との剣呑なやり取りはドロドロしていて、不快でした。そんな中で起こる脅迫事件や殺人事件。一体、どこに行き着くのか謎でしたがなんと、意外な着地点で驚きでした。一人の人間がそこまで変わるのかにわかには信じ難いものでしたが…。
★25 - コメント(0) - 2016年10月17日

ちくま文庫でも出てるんだ。気付いてなかった。この分だとウィリング博士ものは全部邦訳されそうな感じでしょうか。(文庫化までされるか、となると少々不穏だけど)今となっては結構よくあるネタになっちゃった感があるけど、70年以上前(1942年)に読んだ方々の反応はどうだったんだろう。知識があるっていうのも良し悪しだ。問題の人物が無自覚なのとフリーダの不正直さ(というか隠し事のあるキャラクター)のせいで、クライマックスが大暴露大会に。アーチーいい面の皮ってやつですね(涙)
- コメント(0) - 2016年9月24日

いくら別の人格とはいえ、同棲までしている相手の声が全く分からないものかしら。使用人なんか、顔まで見て話してるのにやっぱり分からないのか。
★2 - コメント(0) - 2016年9月19日

夜明け前目が覚めてしまい読み始めたら最後まで一気に。 ウィリング博士シリーズ。 匿名の電話の警告を無視して クラブの歌手フリーダは、婚約者とともに彼の実家へ向かったが到着早々彼女の部屋を荒らす事件が起き不穏な空気のまま隣人の上議員邸宅て開かれたパーティで毒殺事件が起きる。 人には誰も隠しておきたい秘密がある。ボルダーガイストや1942年に多重人格をミステリーに取り入れてその上に本格ミステリーを作り上げるさすがヘレンマクロイ。
★69 - コメント(0) - 2016年9月2日

被害者が「ショコラ・リキュール」について言及した2時間後に始まった舞踏会でそのショコラで毒殺されるのだが、オーチャードレーンのアパートにあったショコラが何故此処に?オーチャードレーンとの正確な距離は分からないが、其処に呼び出されたフリーダの反応からするとそこそこ距離がありそうだし、犯人は舞踏会の主催者側なので人に知られず長時間不在で居ることは不可能な筈だが。私が何か誤読しちゃってるのかなぁ。
★3 - コメント(0) - 2016年8月25日

古い推理小説であるが、謎解きがメインで非常に楽しめる。登場人物が少なくて、犯人になり得る人物も少ないのだが、最後の最後までこの人が犯人だと確信できないプロットが出色である。精神科医のウィリング博士が謎を解き明かすシリーズの4作目(邦訳は2作目)にあたる。マクロイの処女長編「死の舞踏」に続いて読んだが、このシリーズはあまり一般人と接点がない精神科医が謎解きをするのが面白い。未翻訳のものは早く出版して欲しい。翻訳も素晴らしく、非常に読みやすい。一番おもしろいところはネタバレになるので、紹介できないのが残念だ。
★5 - コメント(3) - 2016年8月16日

ベイジル・ウィリング博士第4長編(1942年)。婚約者の実家へ行く準備をしていると、匿名の警告の電話。序盤から魅力的な謎の提示で引き込まれる。婚約者の母親や幼馴染、疎遠になってたいとこ、隣人夫婦が絡んできて、其々の思い、背景が徐々に明らかになってくる辺りが上手いなぁ。しかし残念ながら、トリックは今ではもう驚かない。既に見たことがある。真相が判明する◯盲とか、またこのネタか!と思ったけど、こっちが古いからね。最後、アーチーの目が覚めて良かった(^_^*)
★21 - コメント(0) - 2016年6月26日

原書を読み始めてからしばらくして、同志を見つけて、いろいろな作品に触れるようになった。この作品も同人誌ROMの36号に感想文を寄稿しているのだが、作品の内容はすっかり忘れていた(自分の感想文を読み直すのが怖い)。それより前に読んだ『逃げる幻』の方はどんな内容だったのか覚えていたのに、この作品はさっぱりで、初めて読むかのように楽しめた。それはともかく、この時代に精神分析をミステリに適用して今でも読むに耐える作品を書いた作者の力量はさすがというべきか。ネタバレになるので書けないが、新しい犯人像である。
★6 - コメント(0) - 2016年6月22日

本格ミステリーのベイジル・ウィリングシリーズ。上院議員宅で発生した毒殺事件を心理学者であり、探偵でもあるウィリングが解き明かす。今となってはありきたりのしかけを使っているが、1940年代当時はまだ珍しかったのかもしれない。マクロイの本格ミステリーの作品レベルからすると平均的レベルだと思う。★★★☆☆
★2 - コメント(0) - 2016年6月18日

〇〇〇〇を題材にした初の小説らしい。なるほど、博士からそれを提示された後の、みなさまの疑心暗鬼ぶりが物語っているかのようだった。ハッピーエンドにまとめられたエンディングですが、それで片付けていいのか?と思うところもあり(笑)。
★3 - コメント(0) - 2016年6月13日

UN
ウィリングシリーズ第4作。あらすじにポルターガイスト云々で少々懐疑的だったが、面白く読めた。当たり外れがないところがマクロイのよいところ(今のところ)
★11 - コメント(0) - 2016年6月7日

「歌うダイアモンド」が面白かったので、初長編ヘレン・マクロイ。意外さとかキャラクターもよかったけれど、雰囲気とか文章が品がありつつも読みやすくて好みだった。引き続き「二人のウィリング」を読む予定。しっかし、アーチーはそんなんでいいのかっていうかなんていうか。
★3 - コメント(0) - 2016年4月29日

37
多くの探偵にあるようなペダンチックで独りよがりの所がなく、人を不快にさせない話し方ができるのはさすが優れた精神科医。 推理ももったいぶらずに話してくれるので読者としてもストレスがない。 死人も、容疑者の数も少ないながら、最後までフーダニットの楽しさを味わえた。
★2 - コメント(0) - 2016年4月27日

割と何でもありになりかねないネタを取り上げつつ捻りを加え、一方犯人を指す手掛かりはシンプルに提示していて、確かに巧みだと頷かされる それでも心理学とか精神分析の方面から絵解きされるとやっぱり何でもありじゃないのかと感じてしまうから、あまり好みではない
★2 - コメント(0) - 2016年4月16日

原著が70年以上前の作品なのでネタの古さは当然として、その使い方が予想以上に巧かった。むしろ昨今ではあまり見かけなくなった(気がする)このネタを、当時これほど巧みに、本格ミステリとして物語にしていたことが驚きだ。しかも、それに安易に頼った真相でないこともポイントが高い。面白かったです。
★5 - コメント(0) - 2016年4月9日

「こんな面白い人が殺されるはずがない」なんて章タイトルありか? 古い作品なのに読みやすいのは、原作もいいんだろうけど軽快な訳文のおかげでもありそう。賢妻として辣腕をふるうジュリアに「彼女が自分のキャリアを持つ方が夫にとっても良かったのでは」と思うイヴ、まともというか先駆的というか、でもどこか愛嬌があってフフッと笑える。
★3 - コメント(0) - 2016年3月25日

筋回しは面白いと思いましたが、二重人格が本ネタで真犯人の決め手が色盲、ってドッチラケです。しかも探偵の最初の推理披露のあとに、容疑者たちがそれぞれ独白パートが順番に並ぶそのテンポの悪さに辟易。散文詩のような調子で1ページずつなら印象にも残るだろうけど。
★2 - コメント(0) - 2016年3月24日

私は大好きです。このクラシカルな美しい文章。舞台を見ているようです。特に、最後の一行のセリフはいい。希望のある最後でした。登場人物は少なく、洗練された、ストーリー展開。今まで、この作者のは読んだことがありませんでしたが、真珠湾攻撃が、出てくるほど、古い時代の感はありませんでした。かえって、新鮮。大好きです。
★2 - コメント(0) - 2016年3月8日

どこの誰かは知らないけれど「あなたは誰?」のヘレン・マクロイです。重めなのか軽めなのか良く分からない全体のトーンをぶち壊すかのように発生する面白い人の殺人(笑)のあとも様々な疑心暗鬼が交錯するが、基本的に容疑者が5人(6人?)と少ないので読みやすかった。あるジャンルの先駆者的小説というだけでも感慨深いが、過不足のない説明で通している文章力に加え、新機軸であるネタを全面に押し出さない本格ミステリ力も好感が持てる。それにつけてもやはり「こんな面白い人が~」のセリフは素晴らしい。この反証こそミステリ史に残るわw
★5 - コメント(0) - 2016年2月9日

少ない容疑者の閉じた関係性の中でも疑いを散らし、ピリピリとした嫁姑関係と不穏な空気を感じさせるストーリー展開の妙。精神科医探偵とは言え「ポルターガイスト」の正体については推理可能なのか?とは思うし、謎解きのタイミングで出てきたのがご都合主義に感じてしまった。ただし、そこからのツイストのかけ方はさすが。フーダニットのロジックの伏線もちゃんと置いてあって綺麗に着地させている。まあ、さすがに今読むとネタは古臭いし、このネタと本格ミステリとは相性が悪いと思う。
★33 - コメント(0) - 2016年2月6日

これを40年代に書いたマクロイやばい。未訳のウィリングシリーズの長編4冊を早く出すのです!
★4 - コメント(0) - 2016年1月30日

Kom
今となっては見慣れたネタだが、やはり使い方がマクロイはとても巧い。誰が犯人かで緊張感のある終盤から、苦味のある秀逸なラストまで楽しめる傑作。
★7 - コメント(0) - 2016年1月28日

精神科医を探偵に据えた推理小説。海外作品にしては読みやすい。雰囲気も明るくて、わりと好みだった。巧妙で丁寧な伏線には唸らされる。なかなか楽しめた。
★10 - コメント(0) - 2016年1月23日

あらすじにポルターガイスト云々って書いてあったから大丈夫かちょっと心配だったけど、なるほど面白い。精神医学という専門分野の内容が出てくるが、その薀蓄にも無駄がなく、シンプルな謎にも捻りがあって騙された。ラストも良さ。
★4 - コメント(0) - 2016年1月21日

結婚を前にした女性にかかってくる謎めいた脅迫。謎めいた冒頭から興味を一気に持って行かれる。ただ事件自体のトリックというか真相は当時としては画期的なものだったみたいだが、流石に今となってはいささか手垢に塗れすぎているような気がした。それにそれが提示される場面がいささか唐突で、何故それが判明したのか読者としてはいささか腑に落ちない。あとメインヒロインが知っている事実が、最後の部分まで読者に提示されていないのが気になるなあ。それが書かれていたら冒頭で犯人わかったろうに。ミステリよりサスペンスとして楽しめました。
★47 - コメント(0) - 2016年1月10日

登場人物は少ないながらも加害・被害者関係が入り交じりった人間関係や、その人物描写(特にイブやマーク・リンゼイ)がしっかりしており、読みごたえのあるサスペンスになっている。無意識下の殴り書きの分析等々ウィリングによる心理学的なアプローチも面白い。ミステリー部分のコア自体は古いものとはいえ、スリリングに読ませる作品。
★6 - コメント(0) - 2016年1月9日

★★★★☆ 今ではおなじみとなったテーマの先駆的作品らしいですが、さらに一捻りあって驚き。精神科医が探偵役ですが難解な薀蓄に終始せず、しっかり謎解きに絡めてあるのが上手いですね。誰が犯人かますます混乱する10章が秀逸でした。
★15 - コメント(0) - 2015年12月26日

今ならば、殊更に騒ぐ事はないのだが、当時は大変な騒ぎだろうなと想像しますが、お話の運びは素晴らしいですね。 特に姑の気持ちが良く表現されていますね〜
★19 - コメント(0) - 2015年12月12日

今だと何とも思わないトリックが、発表時は画期的だったんだな。☆3
★1 - コメント(0) - 2015年12月9日

とてもおもしろかった。ミステリーとしての物語のみならず、細部の描写や人物の造型がしっかりしているところに読み応えがある。特に、マーク・リンゼイ上院議員。政治家は主義を持ってはいけない。偏見やポピュラーな政治上の迷信は共有しつつ、どちらかではなく、すべて一緒に約束するといった信条は、まさに現代に跋扈する政治家の姿そのものである気がした。それは凡庸さへの積極的な信仰でもある。またウィリング博士の存在感が希薄なことに、謎解きをする者(探偵)の得体が知れないというミステリーによく感じる印象をもった。
★4 - コメント(0) - 2015年12月3日

マクロイっぽい上手い話。 お洒落なミステリー。 今読むと流石に古くなってる部分はあるけど、当時は相当先駆的だったはず。
★3 - コメント(0) - 2015年11月29日

クラシックな本格モノなので読んで損はないが、ちょっと微妙。70年前だと例の「精神医学上の問題」は衝撃的だったかもしれないが、現在だと「またこれ?」と思ってしまう。スレた読み手だと既視感を感じるのではないだろうか。
★15 - コメント(0) - 2015年11月17日

1942年の作品なんですね。たまにはこういう古典的なミステリーもいいですね。登場人物が多くないのは私向きです。多重人格というのがいまいち私には理解しにくかったけど。
★15 - コメント(0) - 2015年11月13日

あなたは誰?の 評価:84 感想・レビュー:68
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