悦ちゃん (ちくま文庫)

悦ちゃん (ちくま文庫)
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悦ちゃんはこんな本です

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悦ちゃんの感想・レビュー(123)

『七時間半』が気になっていたが無かったので手に取った本だったが、読んでよかった!誰もがいい人過ぎず、悪い人過ぎず、人間味がある。えっちゃんとお姉さんのふたりは応援しながら読んでいた。初めて獅子文六の本を読んだが、落語でも聞いているようなテンポのよい文体。林家たい平さんが読んでくれたら楽しいだろうなぁ。あとがきも『そうそう、そうだったね』と思いながら余韻に浸りながら読めた。
★4 - コメント(0) - 2月23日

戦前に書かれた小説。悦っちゃんは10歳くらいの元気で甘えん坊な女の子。 読み進めるに連れ、たちまち悦っちゃんの魅力にハマりました。そして、悦っちゃんを取り巻く人々も魅力的です。 当時テンプルちゃんという子が流行だったらしく、思わずWikiで調べちゃいました。
★1 - コメント(0) - 1月27日

戦前の新聞連載小説。本作の悦っちゃんしかり、獅子文六作品は主人公が魅力的で愛着を持って読めるから大好き。悪役キャラも本当に嫌なやつ!とまでは行かなくて悪役の悪役ぶりがちょうどいい按配なのが物語を温かいオブラートで包んだような雰囲気にさせる。微笑ましい小説で気持ちよく読めました。
★3 - コメント(0) - 1月18日

著者二冊目、時代を越えて読める。簡素な文章でも場景が浮かび面白く読める。
★2 - コメント(0) - 2016年12月28日

鏡子さんに感情移入どっぷり。悦ちゃんがいとおしくてたまらない。中盤の碌さんのあまりの不甲斐なさに「彼のどこがいいのか」と気持ち離れそうになりつつ、最後には戻ってこれた。何とも気持ちの良い読後感!
★1 - コメント(0) - 2016年12月15日

10歳とは思えない度胸のあるタフで甘えん坊な悦っちゃん。たくましいなあ〜こんなに上手くはいかないだろうけど、悦っちゃんなら ありかなって納得。勇気づけられました*\(^o^)/*
★3 - コメント(0) - 2016年10月2日

とっても面白かった!ちくま文庫は高いけどこれは値段相応の価値あり。初読の作家。1936~37年に新聞に連載されていたものだが今読んでも十分楽しい。何より主人公の十歳の悦ちゃんが可愛すぎる。口は悪いしませてるけどパパの碌さんが大好きで、終盤の行方不明のパパと会えない日々は本当に寂しかったんだろうな。ラジオで歌う歌詞を勝手に変えたのも全てはパパに会うため。ラジオ局の入口に碌さんが現れた時の「パパだ!」にはうるっとさせられました。大好きな鏡子さんも本当のママになってくれて良かった。よく頑張ったね、悦ちゃん!
★18 - コメント(0) - 2016年9月23日

母親を亡くした悦ちゃんは売れない作詞家のお父さん碌さんと暮らす。碌さんは再婚を決意し、親戚の薦めたご令嬢日下部カオルとお付き合いする事になるが、悦ちゃんは気に入らない。悦ちゃんは百貨店のお姉さんが良いと主張するが…。碌さんの再婚と悦ちゃんのママを巡る群像劇。悦ちゃんを放ってカオル嬢を追いかけ回す碌さんをはじめ、とにかく大人が嫌な奴ばっかでイライラした。おかげでずっと「悦ちゃん早く幸せになって!」と思いながら読んでました。あと昭和初期の雰囲気とか言い回しが面白かった。「カルピス気分」ってどんな気分ですか?
★20 - コメント(0) - 2016年9月16日

なんとものどかな、微笑ましい小説である。しかし、どこか素直に楽しめないのは、第二次世界大戦のほんの数年前に書かれたということを知っているからか。
★5 - コメント(0) - 2016年8月14日

ヤヴァイ。最高にかわいいよ悦ちゃん。なんて健気なんだ。ファンになっちゃいました。お姉さんも良い味だしてるね。
★3 - コメント(0) - 2016年8月6日

80年も前に書かれた小説だなんて思えないほど、読みやすく、面白く、作者の考えも古臭くない。お転婆で、少々言葉づかいが荒いけど、はつらとして好感がもてる10歳の主人公、悦ちゃん。悦ちゃんは病気でお母さんを亡くしている。父の碌さんの再婚と、継子継母の問題がこの物語の主題。人のいい碌さんみたいな男の人でも、最愛の悦ちゃんが「悦ちゃんに悪いママならパパにも悪いお嫁さんだわよ」という気持ちを知ろうともせず、美人に騙されるのだなぁ。痛い目に合わなければ目が覚めないんだ…。ラストの悦ちゃんの言葉、ママとハハが…に感動
★7 - コメント(0) - 2016年7月30日

獅子文六作品が文庫で再刊されて読めるのは嬉しい。特に「悦ちゃん」最高!かなり頼りないパパ、碌さんと暮らす悦ちゃんが最高の「ママハハ」をゲットするまでの大奮闘記だけど、とにかく面白いですね。昭和11〜12年の新聞連載小説で、当時の東京風物詩としても興味深く読める。おしゃまだけどとても健気な悦ちゃんが幸せになるラストでは思わず拍手したくなるが、やはりその後の日本が辿る運命を思うと、悦ちゃん一家がどうなったか気になってしまう。つまりはそれくらい引き込まれちゃう魅力のあるお話なんでした。
★20 - コメント(0) - 2016年7月23日

表紙最高かよ。最後2題が何度読んでも何度読んでもいいんだけど、どうしよう。
★1 - コメント(0) - 2016年7月18日

戦前の話とは思えないくらいモダンでした。いや、こういうモダンな時代だったんでしょうね。面白かったんですが、碌さんがちょっと、な(^^;
★5 - コメント(0) - 2016年7月16日

ラジオで紹介されていたので借りました。めちゃめちゃ面白い!どんどん読み進めてしまいました。ヒロインの悦ちゃんがオマセでコマシャクレで可愛い!読んで楽しくなる名作です。
★10 - コメント(0) - 2016年7月5日

悦ちゃんが大好きだー。お友達になりたい。悦ちゃんと、その悦ちゃんに見込まれた鏡子さんの行動力にはらはらどきどきし、頼りない碌さんにやきもき。ラストにはほっとしたけど、この時点で昭和12年だもん。登場人物のその後が気になってしょうがない。みんな無事に戦後を迎えられたかな?
★4 - コメント(0) - 2016年7月3日

面白かったです。おませな女の子悦ちゃんと、頼りない父ロクさん。二人の静かな生活に突然、ロクさんの再婚話が持ち上がったことから騒動に。ロクさんが本当にダメなお父さんなんですが、悦ちゃんがとにかく可愛い。いつも元気で逞しく、でもお母さんが欲しくて堪らない…。軽妙な文章で戦前に描かれたものには思えません。ただ、道徳観は今とはだいぶ違いますね。当時の世相が興味深いです。ラストの悦ちゃんのセリフが素晴らしいです。
★65 - コメント(0) - 2016年6月30日

さまざまな人間模様がチョット おしゃまな10歳の女の子「悦ちゃん」を中心に展開される。売れない作詞家のパパ 碌さん、デパートガールの鏡子さん・父親の指物師久蔵・妻藤子さん、作曲家の細野夢月、ブルジョワお嬢様のカオルさんといった面々だ。ヤキモチと嫉妬はあるものの善良な人たちの物語。結婚とは?夫婦とは?そして家族とは?教えられることは多い。生涯を共に生きていける人と出会うことができれば、そんな幸せなことはない。自らを磨きつつ共に目指したい。ホンワカと心温まる一冊でした。
★10 - コメント(0) - 2016年6月30日

獅子文六作品の多くに言えるのだが、本作もページを繰る手がもどかしくなるほどの面白さだった。デパートの水着売り場で偶然出会った美しい女性店員との再婚物語、という着地点は序盤から見えてくるのだが、手練れの作者は、そこまでに見せ場をいくつも用意してある。双方にトンでも婚約者が現れたり、小学生の悦ちゃんが駅前の新聞売りで涙ぐましくも生計を支えようとしたりする紆余曲折を織り交ぜ、読者の心を離さない。東京を離れ、思い描いた3人暮らしが福岡で実現するフィナーレ。「娘と私」でも触れられている悦ちゃんのセリフが出色だ。
★5 - コメント(0) - 2016年6月26日

面白かった!!ご都合主義と言えばそうなのだけれど、そんなことを感じない。文章の無駄のなさと、ユーモア溢れる言い回し。「ここ、好き!」とメモを取りたくなる箇所か何個も。ダメな男と分かって書いてるのに、読者に憎ませない人物造形。本当にダメな男しか出てこない。でも憎めない。それを許す周りの女性が魅力的だからかな?悦ちゃんの、大人と子供が同居した、キャラクターが安定感を与えているのかも。魅力的な小説だった。
★4 - コメント(0) - 2016年6月22日

「娘と私」が大好きなので読んでみました。悦ちゃんのモデルはマー公なんでしょうか?昭和初期の話なのに、時代背景が今と違いすぎたことにもちょっと驚き。
★3 - コメント(0) - 2016年6月18日

久し振りの文六先生。やっぱりいい!肩の力が抜け、考える前に心にスッと入ってきます。意地っ張りだけど真直ぐな10歳の悦ちゃん。彼女のいじらしさに心がギュッとなります。新しいママが誰になるのか。高飛車で大嫌いなカオルさん?優しいお姉さんのような鏡子さん?答えはわかってるけど楽しく読めます。そしてチョット切ない。なんといってもお父さんの碌(ろく)さん、しっかりせい!と言いたくなります。読む人が嬉しくなるような物語です。文六先生、最高でした。
★4 - コメント(0) - 2016年6月11日

★★★★★ 悦ちゃんが愛らしいの一言。映像も観てみたい!
★3 - コメント(0) - 2016年5月26日

戦前に書かれたとは思えない、モダンな内容。昭和30年代が舞台だと言われても可笑しくない。デパートガールの鏡子さんチャーミングです。カオルさんのように高飛車な女性も居ますよね。また、主役の悦ちゃんがかわいい。10歳とは思えない行動力です。碌さんと鏡子さんと悦ちゃん。3人仲良く暮らしてください。
★2 - コメント(0) - 2016年5月15日

本日読了。この作品は、昭和11年7月~昭和12年2月まで報知新聞に連載された作者初の新聞小説です。作品が書かれた経緯は自伝的作品「娘と私」に書かれています。ヒロイン10歳の少女「悦ちゃん」は作者の娘がモデル。父親の再婚話を中心に軽妙な筆致で読者引き込んでいきます。昭和11年当時の東京の庶民の生活や風景がとても興味深い。春季皇霊祭なんて祝日がありますし。作品の最後に悦ちゃんが言うセリフ、これがとてもいいです。この一言を言わせたいために、今までの紆余曲折があるようです。
★4 - コメント(0) - 2016年5月12日

江戸っ子いいなぁ義理人情に厚く小さな幸せが大切。感も大切。私はカオルタイプでダメだ。鏡子さんに憧れます★理解不能な言葉がたくさんあった。児童書みたいに解説がついてたらなぁ〜気になるから辞書引かずにいられない。
★5 - コメント(0) - 2016年5月9日

書店のポップで読みたくなり、図書館で借りました。 最近再販されたようです。 戦前のはなし。 10歳の悦っちゃんが父親の再婚をめぐって奮闘する物語。 出てくる言葉とか表現とか古い表現がたくさん出てくるが、読みにくさはなく、おもしろかった。
★6 - コメント(0) - 2016年5月8日

獅子文六「悦ちゃん」(ちくま文庫)読了。大好き!!大人だけじゃなくて、子どもにも読んで欲しいなぁ。古さを全然感じないの。当時の流行語っぽいのもたくさん出てくるけど。復刊してくれて、ほんとうにありがとう!!
★5 - コメント(0) - 2016年4月4日

親に苦労かけられてるのに悦ちゃんのひたむきに真っ直ぐ生きていく姿が素敵。どうしようもないパパだけど憎めないのよね〜。これは、素直に面白い小説でした。
★6 - コメント(0) - 2016年4月4日

前々から気にはなってた獅子文六、本屋で本秀康の表紙の復刻本を見てやっと買う気に。結果、ジャケ買い大正解!!悦ちゃんの可愛さもさることながら、鏡子さんの可憐さと愛情深さが胸打つ。男性陣の不甲斐なさもまた愛嬌。教科書に載るような文豪の名作までいくと敷居が高いが、昭和初期の娯楽小説はレトロな風俗や言い回しが懐かしくもあり惹かれるものがある。これ、ドラマ化するなら配役は誰にしようか…なんて勝手に妄想膨らまし中。
★4 - コメント(0) - 2016年3月27日

可愛い!!なんて可愛いんだ!じめっとしたところがなくてアメリカのホームドラマみたい。クレイグ・ライスとかね。適当な配役ができなかったので高野文子さんの絵柄で読んだよ。ずっーーっと積んでる他の作品も探して読まねば!!
★14 - コメント(0) - 2016年3月16日

本屋さんでPOPを見て手にした本。悦ちゃんのかわいらしさ、碌さんのキャラ、テンポ良く進んで行くストーリーに惹き込まれる。戦前が舞台なのに、銀座も登場人物達もモダンだ。悦ちゃん、君はかわいいよ。本当に。
★3 - コメント(0) - 2016年3月15日

途中から引き込まれて一気読み、戦前に書かれたとは思えない新鮮さ。面白かった!
★23 - コメント(0) - 2016年3月9日

この面白さは何なん?!っていうぐらい愛おしくなる面白さだった。悦ちゃんかわいい!約80年前に発表された作品で登場人物たちの個性豊かで人情に芯があって筋があってコロコロ転がって行くうような読みやすさが非常に良かった☆☆☆
★7 - コメント(0) - 2016年3月6日

とにかく、テンポが良いです。まるで落語のようにリズミカルにお話が展開されます。前半はおバカな碌さんに少々呆れつつも、後半の悦ちゃんと鏡子さんのサバイバルストーリーに引き込まれ、読み切ってしまいました。戦前という文化的な背景も興味深く、80年も前の小説にしては読みやすいことにもびっくりしました。
★16 - コメント(0) - 2016年3月5日

これが有名な「悦ちゃん」かあ。好評なのだろう。ちくま文庫様々である。いくら戦前でもノンキ過ぎないか?とか鏡子さんそれはヤバイでしょって思うけど、別に大した事じゃない、許容範囲である。面白かったからいい。自伝と言われる「娘と私」で獅子文六が幼娘に「マー公」なんて呼びかけていて不思議な感じがしたものだが、そういう類の会話がこの小説にも出て来て楽しい。芸能界とか放送業界が出て来るのも珍しかったのではないか?そこら辺は文六先生の強み。流行へのアンテナと造語は獅子文六の特長だと思うが、続く
★31 - コメント(1) - 2016年2月24日

昭和11年の新聞連載小説。お薦め!後半になるにつれて加速度的に面白くなってゆく。当時新聞を読んでいた人はさぞ次の日が待ち遠しかったろうなと思う。(人の良い)お父さんをやりこめてしまう10歳の少女・悦ちゃんが主人公。え?本当に戦前の小説?ってくらい女性が強い。銀ブラとかデパートとかとても戦争前夜とは思えない風景。本題とずれるけど「小さいおうち」同様、ちょっと油断していると急に戦争になっちゃうよという教訓も感じる。
★9 - コメント(0) - 2016年2月21日

物語としてはよく纏まっており読み易く解りやすい。 ただ、この『悦ちゃん』に関してはどこか落語のような筋書で偶然の出会いの連続がストーリーを構成している。 ちょっとばかり情けないような父親、碌太郎の再婚相手を巡って悦ちゃんが奔走するような話しだが如何にもフィクションで、こんなに何回も偶然があるかと思わせる点が少し疑問の余地。 因みに父の碌太郎は文六本人がモデルだとか。 当然、悦ちゃんは娘がモデルである。 ともかく、この獅子文六シリーズはいつまで続くか知らないが、こうなったら全部読むつもりでいる。
★7 - コメント(0) - 2016年2月19日

悦ちゃんはお父さんの碌さんと二人暮らし。碌さんは暢気なその日暮らしの生活をしているので悦ちゃんは十歳にして大変しっかりしたお嬢さんです。とにかく登場人物が大変生き生きしていて、情けなくて憎めない人たちなので大変楽しかったです。何より悦ちゃんが魅力的です。こましゃくれていて強がったりする可愛くない子なのですが、健気で一生懸命で、彼女のママハハ探しを応援せずにはいられません。この物語の最後を飾る悦ちゃんのセリフはとても気が利いていて、おしゃまな悦ちゃんらしいうえに大団円にふさわしく、素敵な気持ちになれますよ。
★21 - コメント(1) - 2016年2月19日

戦前の東京を舞台にした獅子文六の大衆小説、とても面白かったです!昭和11年の新聞小説だったようで、小さなヤマ場が繰り返し訪れる構成にページをめくる手がもう止まりませんでした。当時の世相風俗や東京の街の様子がイキイキと描かれているのもよかったですね。ぜひ読んでみてほしいです。絶対面白いっていうから。
★11 - コメント(0) - 2016年2月17日

悦ちゃんの 評価:100 感想・レビュー:64
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