仁義なきキリスト教史

仁義なきキリスト教史
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仁義なきキリスト教史はこんな本です

仁義なきキリスト教史の感想・レビュー(451)

キリスト教の歴史を極道の世界に置き換えた娯楽作品。信仰と任侠が似通っているのは、信条が行動規範だから。一方、建前だけでは組織の維持はできない。シノギがないと組の運営ができないように、経済活動なしでは宗教組織といえども求心力が低下し、離反を招く。外部環境の変化につれ、本音と建前の乖離が拡大し、生存本能むき出しの行動に出るのは極道の世界と同じ。第四回十字軍では正教会の都を攻撃した。20世紀には共産主義を嫌うあまりにファシズムと手を組んだ。多くの人を救い、社会制度の発展に寄与したが、歴史には聖的な面が少ない。
★72 - コメント(0) - 2月21日

面白かった!極道の世界に慣れるまでちょっと時間がかかったけれど、読み進めるうちにどんどんこの仁義なき世界にハマっていった。登場人物を整理したり、思考を極道世界から戻すためにも、雑誌Penの特集号「キリスト教とは何か」が役に立った。文庫版には「出エジプトーー若頭モーセの苦闘」が加筆されてるそう。読みたい・・・。
★3 - コメント(0) - 2月18日

キリスト教を「やくざ」に見立てた画期的なキリスト教史。相反するものだろうと思いきや、「騎士というのは今で言えば暴力団員のことである。彼らは暴力を専らとし、暴力により物事を解決せんとする男たちであった」という記述に深く納得してしまぐらい、しっくりくる。教科書で有名なルターも、その所業を知ってしまうと“極道ルター”の呼び名が・・・。「ヤハウェは愛ゆえに妬む。恐るべき嫉妬勘定に突き動かされ凄まじい暴力を振るう」なんだそうだ。面白かった。
★1 - コメント(0) - 2月18日

キリスト教をやくざ組織だったらとして解説した問題作。ヤハウェが大親分で,パリサイ組,とかに分かれているのである。内容は冒頭の「おやっさん…おやっさん…なんでワシを見捨てたんじゃあ!」から察して下さい。もちろん台詞は広島(福山)弁。キリスト教史だけではなく福山弁にも強くなれます。一応「小説」ではあるが,史実,聖書をきちんと踏まえている。後半の第4回十字軍,叙任権問題,宗教改革の部分は周知でもあり,無くても良かったかなと思う。前半のイエス,一二使徒の部分は参考になった。いろいろな意味で一読の価値あり。
★2 - コメント(0) - 2月16日

”Eli, Eli, Lema Sabachthani?”=「おやっさん…おやっさん…なんでワシを見捨てたんじゃあ!」って冒頭から引き込まれてしまった。でもあくまで小説です。面白かった!
★2 - コメント(0) - 2月10日

任侠で学ぶキリスト教。キリスト教で学ぶ広島弁(福山弁)。国教になった辺りからもうわからない。
★3 - コメント(0) - 2月10日

途中から飽きてきた
★2 - コメント(0) - 2月8日

イエスの生き様から、十字軍やルターまで、彼らがもしもやくざだったら、という脚色を加えて書かれた話。これを読んで、キリスト教に改宗しよう!なんて人はいない気がしますが。。。歴史的に色んなことがあったんだなあと、興味を持つ入り口になり得る作品だと思います。イエスはとても人間らしい感じでした。聖書を読み解くのも難しいですし、史実を追求するのも難しいことなんですね。
★3 - コメント(0) - 2月4日

聖書も読んだことなく世界史でうっすらしてたことがこの本でかないすっきり。せっかくなのでルター以後も。やくざ社会とキリスト教界隈のさしたる差がないから現代にいたるまで宗教抗争が終わらないのにも納得
★3 - コメント(0) - 2月3日

本当にこの作家さんはネタをネタとして終わらせずちゃんと面白く、ためになる形に具体化する力に長けている。小学生がクラスの覇権を得るための君主論、教祖のためのマニュアルの形をとった、しっかりとした宗教分析。そして今度は、ヤクザの抗争に見立てたキリスト教史。キリストを始め登場人物全員広島弁。いかにしてユダヤ教の1人の信者だったイエスが祭り上げられ、世界を席巻する宗教の象徴(教義的にあまり使って良い言葉ではないが)となったのか。これ、むしろちゃんとしたキリスト教史の知識を得てからの方が面白く読めるかも。
★6 - コメント(0) - 1月22日

キリスト教の歴史を「やくざ」という見立てを用いて、世俗的な側面を強調した「小説」。可能な限り事実に基づいて書いたとのことだが、あくまでエンタテインメント性を優先し、史実と異なる描写も含んでいる。しかし、その方法は上手く行っていて、大変面白かった。「シナゴーグ、と言われても読者諸君には馴染みはなかろうが、これは極道用語であり、要は地域共同体の集会所のことである。」といった時々挿入される極道用語説明が笑える。それにしても、キリスト教史を極道史として置き換えても違和感が無いというのが釈然としないのだけど。
★17 - コメント(0) - 1月20日

ICH
キリスト教の「俗」な部分を強調するために、キリスト教聖職者をやくざに仕立ててた物語。 信仰と任侠道というフィクションを信じ、邁進するところは、それぞれに通じるものがあるのかもしれない。 キリスト教の抗争も、やくざの抗争と同じく、シノギとメンツ(どっちが上か、より「正しい」か)をめくって繰り広げられてきた。 時々現れる原理主義者(パウロやルター)などが、。親分同士の抗争にいいように利用されるのも同じだ。、 そして、そんな様は、今現在の宗教でも変わらず繰り返されている。
★5 - コメント(1) - 1月17日

キリスト教史に興味があったので。高校の頃にこれを読んでいればその方面の世界史をもっと興味深く聞けたかもしれない。宗教は胡散臭さを感じながらも、ひとかけのセイントさも幻視していたが、こうやって書かれるとその俗ぶりが凄まじい。どこまで史実に基づいているのかは分からないが、この作中では信者=やくざと置き換えてもまったく違和感がなかったのが面白かった。
★5 - コメント(0) - 1月17日

こういうの、大好き!宗教に詳しくない人が気楽に読める用にかかれたのだろうけど、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の知識があったほうが笑えると思う。何度も笑った~
★1 - コメント(0) - 1月15日

これはクリスチャンの私には非常に面白くてわかりやすい本でした。しかし、聖書やキリスト教の知識が何もない人が読むと「?」かも。聖書そのものより、キリスト教に関する世界史の説明が秀逸すぎて、目からウロコです。作者は自分より年下の方。こういう方が予備校の世界史の先生になれば、面白くて大人気の講師になること間違いなしでしょう。シャレが分からない生真面目なクリスチャンは目くじらを立てて怒る内容ですが、私は「こういう解釈もありかな」と素直に思えたし、時々吹き出しながら楽しく読みました。
★9 - コメント(0) - 1月12日

キリストやキリスト教徒の口調をヤクザにした歴史本。フィクションではあるけど、史実(や資料)を元にして書かれてるから嘘ではない(たぶん)。 キリスト教信者がみな清く正しく美しいなんて思ってないけど、いざこのように描写されるとヤクザに置き換えて何も違和感のない所業がヒドイ。 教義に対してところどころに見え隠れする著者の正直な感想(そんなのどーでもいいじゃん的な)も、自分と同じ感想で笑えた。 キリスト教の知識なんて殆どないけど、凄く楽しく読めて、さらに知識もつくという人様にオススメしたい本でした。
★5 - コメント(0) - 1月10日

TAK
純粋にエンタメ系かと思ったら、結構真面目に書いている。解説・あとがきとも"ここはフィクション"などと書いてあるので好感がもてた。ただ、広島風弁だけでなく、役回りによって播州・大坂・京都・江戸などに振り分けたほうが幅がでたかもしれないと思った。冒頭の決め台詞。ワタクシ的には”兄貴、兄貴ぃ~ どこに行ってしもうたんやぁ~”である。・・・講釈師。見てきたような嘘をいい。・・・
★5 - コメント(0) - 1月10日

EQR
発想として面白いと思い手に取ったが、キリスト教の発祥についての予備知識がないので頭に入ってこなかった。任侠モノが好きな人ならあるいは、?
★4 - コメント(0) - 1月5日

キリスト教の歴史を宗教=やくざとして面白く扱った小説。 全くキリスト教を知らないですが小説として読めるのでざっくりとしたキリスト教の成り立ちが分かり楽しめました。ペトロやコンスタンティヌスなどの名前をこの本のおかげで覚える事ができたので、もっと真面目なキリスト教史にも手を出していみたいと思います。
★5 - コメント(0) - 1月4日

聖書及びその後のキリスト教の歴史を暴力団の抗争史風に描いた作品。と言っても何が何やらですが簡単に言うとユダヤ教組の大親分にヤハウェってのがいてその下に二次団体としてのサドカイ組やらパリサイ組やら…その中でキリストがヤハウェ大親分から盃を下されたとかなんとかで巻き起こる抗争史と言う感じ。ルター激怒の問題作(笑)まあ真剣にこれでキリスト教史を学ぶ奴はいないだろうしトンデモ本の一つではありますが…ちょっと面白かったのが悔しい(笑)
★3 - コメント(0) - 2016年12月30日

敬虔なキリスト教徒と広島弁はベストマリマージュだ。筆者の天才的なひらめきに感動すら覚える。 仁義をともに最重要視する方々だ。ゴツいお兄様方の悲痛なエイメンという叫び声は哀愁以外感じない。 取るか取られるかの明日なき戦いの中に救いはあるのだろうか?
★7 - コメント(0) - 2016年12月30日

面白おかしい本かと思いきや、いかに群衆や状況に宗教の方が踊らされるか描かれていて、興味深くてあっという間に読めた。人と人がわかりあうことの難しさを嫌というほど感じてげんなりするし、それがいい本だった。同じ神を信じていたって、結局部族レベルの結託が強くなり分裂と紛争を繰り返す。ウンザリするほど繰り返しているのがこの本を読むとよく分かる。
★10 - コメント(0) - 2016年12月30日

キリスト教史を広島やくざ風に紹介している一風変わった本ですが、キリスト教史に詳しくない私が読んでも面白くないです。私は、そもそも無神論者だったorz評価:★☆☆☆☆
★3 - コメント(0) - 2016年12月30日

イエス「おやっさん、おやっさん、なんでワシを見捨てたんじゃあ」を書きたかっただけでしょ。著者は戦闘破壊学園ダンゲロスと、こころ オブ・ザ・デッドの原作者と言えば推して知るべし。問題点は基本的に参考文献は翻訳書しかないこと。あと、そもそもキリスト教学に内在する問題に帰するのですが、ヨシュア自身によるテキストが無いのが痛い。(イスラム教が例外的に優秀な記録者なだけか?)キリスト教が血塗られているのか?人類の本性が残忍かつ、主要な文化・宗教議題がキリスト教だったのか?
★3 - コメント(1) - 2016年12月25日

キリスト教の歴史についてのお勉強本。僕はキリスト教徒ではないし、興味もなかったのだけど、同著者の「完全教祖マニュアル」が宗教を理解するのに示唆をうけることが多くて、それにひっぱられて読んだ。なんと、宗教者を「やくざ」(「仁義なき」はあの映画からですね)に見立てた小説になっているのだが、これが非常にキリスト教史を理解するのにわかりやすい。著者も断っているように、この本は、エンターテイメント作品であり、史実として正しさのみを求めているわけではないが、参考文献等、学問的誠実さに基づいた、立派な作品であると思う。
★34 - コメント(0) - 2016年12月24日

★★★☆☆ ヤクザの抗争に見立てたざっくりキリスト教史。切り口はむちゃくちゃ好きですが、やはりある程度の予備知識かせないとしんどい。欲が絡むと物事は何でも複雑になってしまう。コンスタンティヌスの頭髪がバランスを失ったあたりで無性に笑ってしまった。
★6 - コメント(0) - 2016年10月30日

自分では読んでないのに人に勧めてしまった本その一。キリスト教徒を広島弁のヤクザに見立てキリスト教の歴史を小説風にしたててあるが、始めはある程度の知識がないとどうにも分かりにくいし、広島弁のせいか読みにくい。布教の段階もヤクザのシマ争いみたいだし、最後は金にたどり着くのか。十字軍と免罪符はヤクザそのもので違和感がない。むしろ、神の愛だの神の教えだのをほざいてる方が気色悪い。創始者を亡くしたあとのプロパガンダがその宗教の生き残りを決めるのだろう。それがたとえ神の愛や教えに沿っていようといなかろうと。
★7 - コメント(0) - 2016年10月18日

CCC
「おやっさん……おやっさん……なんでワシを見捨てたんじゃあ!」 見本のような出オチだった。しかし慣れると意外に普通の内容に感じてくる。うん、普通普通。普通のキリスト教史だよ(感覚麻痺)。
★11 - コメント(0) - 2016年10月13日

SSD
予告編。伝説の大親分ヤハウェの流れをくむユダヤ組。形骸化した神殿運営に異を唱える新興勢力イエス。様々な思惑のもと出る杭は打たれるとばかりにあっさり処刑されるが、義理と人情、裏を返せば欲望、打算、陰謀、そして二千年を超えて血で血を洗うミレニアムな仁義無き戦いが、今始まる!「放っといたら争いばかり引き起こす奴らじゃけん」、イエスの子分達の復讐の連鎖は大きく広がり、そして苛烈な内部抗争。何が正義で何が悪か、裏切りと報復の連鎖は止まらない。彼らの行く道は極道か外道か。彼らの業(仏教用語w)に免罪符は意味を持つのか
★12 - コメント(1) - 2016年10月12日

真面目な本で読むと寝てしまいそうなキリスト教の成り立ちから近代までの血塗れドロッドロな歴史をざっくりながら広島ヤクザの抗争に見立てて楽しく読ませる一品。各章ごとの解説がまたよし。ビジュアルみんな聖☆おにいさんで想像しちゃったのも相まってとてもおもしろかった!
★6 - コメント(0) - 2016年10月2日

「おやっさん、おやっさん、なんでワシを見捨てたんじゃ! 」 「あいつら、言うてみりゃ人の罪でメシ食うとるんで」 煽りにつられて読み始めたけど長かった…。 キリ教の授業でやったのとざっくりまあ同じ内容だった(筆者いわく「新約は内輪揉めと罵倒に満ちている」)ので真面目に読んでるとだいぶうんざりするが、「意味がわからない」といった突っ込みが要所要所に入るのでホッとする(笑)
★6 - コメント(0) - 2016年10月1日

面白い。ヤコブずる賢い。ルターは強烈。俗的なキリスト教の話。これから自分の中で、キリスト教に対するイメージはこの本の影響が大きくなりそうだ。
★8 - コメント(0) - 2016年8月21日

おやっさん・・(笑)キリスト教誕生から現在に至るまでの血みどろの内紛の歴史を全編広島ヤクザVシネ任侠道風味でお送りしております。出入りに内部抗争、派閥争いと確かに並の武闘派ヤクザよりも今に至るまで二千年に渡って大モメですもんね。十字軍に魔女狩り等々の黒歴史も宗教改革の政治的側面や内部裏事情の薄暗さ陰惨さも『ヤクザの派閥抗争』に置き換えると割としっくり(笑)。宗教の排他的で暴力的な面がこれでもかと。時代の折々に電波じみたカリスマが出てくるのがご愛嬌。もうそろそろ争わずいい加減手打ちにしたらいいのにね(笑)
★12 - コメント(0) - 2016年8月17日

おやっさん、おやっさん
★2 - コメント(0) - 2016年8月17日

キリスト教のダメダメな歴史をヤクザ風に小説化した作品。キリスト教はかなり血塗られた歴史が多いのだけども、ヤクザの抗争と捉えると結構ハマる。ちょっとヤクザネタに寄せるあまり、悪い方向に脚色しすぎじゃない?という面もあるのだけど、実際中世キリスト教なんかはヤクザ映画顔負けの陰惨さを誇ったりもするので、あながち間違いでもない。作者はキリスト教とは距離を置いているようで、三位一体や、聖餐のキリストの血と肉にみなすことを「意味がわからない」とバッサリ切り捨てているところは、キリスト教本としてはかなり珍しいかも。
★8 - コメント(0) - 2016年7月26日

架神恭介『仁義なきキリスト教史』読了。キリスト教史をやくざ抗争史に例えたエンタメ本。とっつきやすくわかりやすい!しかも面白い!世界史に触れる度に躓くキリスト教だけど、ようやく少し飲み込めたかも。少し置いてから必ず再読したい!#読書
★4 - コメント(0) - 2016年7月20日

キリスト教発祥から近代までの,キリスト教に係る様々な衝突を,ヤクザ抗争劇風に表現。イエスの受難,原始キリスト教会のヘブライストとヘレニストの対立,パウロを中心とした伝道旅行,ローマ皇帝によるミラノ勅令,カノッサの屈辱に代表される聖職叙任権闘争,キリスト教徒がキリスト国家を滅ぼした第4回十字軍,ルターの宗教改革,バチカンとナチスなどなど。宗教の中身の話は一切なし。こいつら二千年ずっと抗争しとるやんけwと言いたくなる。ヤクザ抗争劇にぴったり当てはまる。しかし,テーマといい形容の仕方といい,危ない橋渡ってるなぁ
★8 - コメント(0) - 2016年7月18日

★★★
★1 - コメント(0) - 2016年7月15日

イエスもヤハウェも教皇もパウロもヨハネもルターも、みーんなヤクザになって抗争と内ゲバに励む、史実を元にした娯楽作品。ヴァチカンがファシストと手を組むラストシーンは皮肉が効き過ぎてて笑う。今まであやふやだった聖パウロがイメージできたし第4回十字軍の滅茶苦茶さにも驚く。真面目なところは解説で補足されるのだが、それもかなりためになる。
★8 - コメント(5) - 2016年7月5日

設定が行き過ぎな感があったが、まさに書名のとおり「仁義なき」だった。歴史の授業で習った範囲でキリスト教徒の行為は知っていたとしても、やな感じだ。権力と金にまみれていて、なんとも言い難い。
★26 - コメント(0) - 2016年7月2日

仁義なきキリスト教史の 評価:100 感想・レビュー:233
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