忘却の声 上

忘却の声 上
あらすじ・内容
「NYタイムズ」ベストセラー
Amazon.comスリラー&ミステリ・ベスト10
医療・健康を扱ったすぐれた文学に与えられるウェルカム・ブック・プライズ受賞
「ガーディアン」最優秀ミステリ
「カーカス・レビュー」フィクション分野トップ25ランクイン
CWAゴールド・ダガー、バリー賞最優秀新人賞、マカヴィティ賞最優秀新人賞最終候補

わたしはジェニファー。わたしは六十四歳。わたしは認知症。ノートにその日にあった出来事を書いている。ある日、貼ってある新聞の切り抜きを見つけた。「アマンダ・オトゥール(75)が不審死。右手の指が四本切断されていた」。アマンダは親友だった。彼女を殺した覚えはない。でも警察が会いにきたし、ノートからは事件当日のページが切り取られている――。親友の殺害容疑をかけられた、認知症を患う女性。彼女の独白とノートに書かれた文章、介護人や娘たちが記した伝言の断片で綴られた衝撃作!

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298ページ
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忘却の声 上はこんな本です

忘却の声 上の感想・レビュー(103)

・幸せな結婚の秘訣。使用時期さでも許すことでもなく、受け入れること。それは相手が間違いを犯す権利を認めることでもある。(本文より)
★3 - コメント(0) - 2016年4月11日

sai
わたしはジェニファー。わたしは認知症らしい。わたしは、親友を殺したの? 親友の殺害容疑をかけられた、認知症を患う女性。彼女の独白とノートに書かれた文章、介護人や娘たちが記した伝言の断片で綴られた小説。
★11 - コメント(0) - 2016年3月23日

[ガーディアン最優秀ミステリ賞]認知症の64歳女性が殺人容疑をかけられ、状況がわからないまま話が進む。一貫して女性視点で進むので、話の時間系列が行ったり来たりする。記憶がリセットされる女性と読者は最初の時点でリンクして、読み進めるごとに自分自身と周りのことを理解していく。そのため序盤はヤキモキするのだが、中盤を超えるとホラーのような恐ろしい感覚を覚えてくる。一人だけ時間軸が違うように生き、変わっていないはずの自分も含めすべてが変わっていってる。認知症になった時の相手が誰だかわからない恐怖を感じる。
★10 - コメント(0) - 2015年12月17日

わたしも、母が認知症になり記憶がまだらで一緒におたおたするのはしょっちゅう。だから、主人公や周囲の人たちのとまどいがよく伝わってきました。そして主人公の青春時代のアメリカの60年代、若者文化は想像を絶するところがありストーリーはスリリングに展開していきます。
- コメント(0) - 2015年9月20日

認知症をわずらうジェニファー。親友が殺されて、その容疑がかかってるらしいけど、ジェニファーを通して語られてるからすべてがあやふやで曖昧。たまに記憶がはっきりする時もあり、また周りの人の言葉などから、少しずつ起こったことや過去にあったらしい確執などもわかってきたけど、事件の犯人は?となるとさっぱり。それよりも認知症の人を、その患者の立場から描いてるということに惹かれます。今まで生きてきた記憶のほとんどを思い出せなくなった時に、私が思い出すのはどんなことなんだろう?って想像したら胸が苦しくなりました。
★2 - コメント(0) - 2015年6月21日

アルツハイマー型認知症老人は殺人による訴追を受けるのか最も現代的なミステリーとなる。
★1 - コメント(0) - 2015年6月8日

語り手は認知症の女性。"信頼できない語り手" 下巻へGO~
★4 - コメント(0) - 2015年6月8日

アルツハイマーの女性の心の内を辿っている。彼女の考えは混濁したり、過去へ飛んだり、また自身や身内や介護人の書いたノートを読んだり。それらの羅列で翻弄されつつ、登場人物たちの微妙な関係が次第に明らかになってゆく。しかしそれも、どこまでが真実でどこからが妄想なのか。そして殺人犯はいったい誰?興が乗ってきたところで下巻へ。
- コメント(0) - 2015年4月11日

興味深い展開… ★★★★
★3 - コメント(0) - 2015年2月14日

殺された親友になんらかの関与している認知症のジェニファー。認知症の側からの物語で語られており、はっきりしているときとしていないときの辛さや思いが描かれている。やはり表現は認知症になったらこんな思いだろうという想像である感じを受けた。
- コメント(0) - 2015年2月11日

アルツハイマー進行中の64歳、元整形外科医のジェニファー。彼女の思考と彼女や家族の日々のメモで綴られる構成。問題なのは、彼女の親友アマンダが右手の指4本を切り落とされた状態で殺されていたこと。殺人事件があった日のノートの頁が破られ、メスの扱いに長けている彼女に警察が執拗に話を聞きに来るが…。自分の身内でアルツハイマーの症状を見た経験があり、本人は死ぬまで訳が分からずいて、ある意味幸福なのでは?とチラッと思っていたことを早くも後悔した上巻。理性で抑えつけていた箱が開き始めた先には何が待っているのだろうか?
★45 - コメント(0) - 2015年1月10日

わたし、ことジェニファーはアルツハイマーを発症している。介護人のマグダレーナに言われて、日々のことをノートにつけている。近所に住む友人、アマンダが殺された。ジェニファーは彼女の死に関係しているのではないかと疑われる。アマンダの右手の指は切り取られており、ジェニファーは優秀な整形外科医だった。が、取り調べを受ける際にも彼女の意識は混乱し、症状は進んでいく。 ――認知症の女性が語り手。これほど、信頼できない視点もないだろう。上巻は彼女の独白とノートの記述で進んでいく。とても面白いと同時につらい。
★1 - コメント(0) - 2015年1月3日

下巻を年末に借り出して来るのを忘れた…orz… ショック!その昔、レディジョーカーの上巻を2冊買った時以来のショックだ!
★3 - コメント(0) - 2015年1月3日

認知症を患う元整形外科医の女性に殺人容疑がかけられる。彼女はその日の出来事をノートに書きつけている。彼女の記憶の断片やノート、まわりの人間の発言から事件の真相に近づけるのか。
- コメント(0) - 2014年12月20日

アルツハイマーの老女の親友が殺された。自分の記憶はおぼろげ、警察からは最後に被害者に会った人物として疑われている。 誰も、そこから帰って来た人のがいないので、認知症の人の頭の中も、老人の心も、本当のところはどうなのか、本人たちがどんな風に感じているのかわからない。でも、そのわからないけれども、実はこんな風なんじゃないの?って読む側に感じさせるようなものがある。
★21 - コメント(0) - 2014年11月21日

【第25回 海外作品読書会 (10月10&11日)】読めば読むほど、ジェニファー状態に・・・。下巻へ続く。
★10 - コメント(0) - 2014年10月10日

ぶつぶつ切れた断片を読み進めると、認知症に侵されている元女医と、その夫、子供達、3件先に住むアマンダとその夫の関係がちらりと見えたり、見えなかったり。彼女の症状を考えると、表紙の絵が怖い。
★4 - コメント(0) - 2014年10月9日

認知症になった元医師の女性。その友人が何者かに殺害される。果たして犯人は…という内容。 認知症の女性が語り手であるため文章が散文的で、読みにくいとまでは言わないがなかなか悪酔いする振り回されっぷり(笑)。 でも実際に認知症になった人の思考はこのような物なのかと感じさせるリアルさが重い。 文章に慣れて物語が少し動いてきたかな?というところで上巻終了。 期待して下巻へ。
★19 - コメント(2) - 2014年9月28日

★★☆☆☆読みにくいし、内容がきつい。なんとか上巻は読んだけど、図書館本なので下巻がいつ手元に来るやら。う~ん(-_-;)テンションが保てるか。
★5 - コメント(0) - 2014年9月23日

こんな不安な思いをしてるのかと想像すると、母にもう少しやさしくしなければと思う。こわいけど、下巻が楽しみ。
★6 - コメント(0) - 2014年9月21日

認知症というか、まだ64歳だし、若年性だとおもうけれど、読み始めてすぐにやめようとおもったくらい。とっても読みにくい。あと、内容もきつい。とりあえず、評判の良さに負けてがんばると、あっというまに下巻へ。
★3 - コメント(0) - 2014年9月19日

「わたしはジェニファー。わたしは・・認知症。」わたしの記憶が薄れ、意識が遠のいていく。その恐怖。以前読んだ「遠い記憶」という本を思い出した。彼女の独白とノートに書かれた備忘録。それに娘たちが記した伝言の断片で綴られている。初めは抵抗があった。しかし、読み進めるうちに、ジェニファーの感情の高ぶりや恐れに同調していった。さらに、親友の殺害に関するミステリアスな展開も気になって仕方ない。下巻が楽しみ!
★7 - コメント(0) - 2014年9月17日

老耄の頃を前にして、準備?のつもりで手にしたのだが・・・・ キツイです。ピンピンコロリと逝けますように。時折戻る記憶、自己認識が現在の境遇の悲惨さを増幅。 え?ミステリーでしたか、ちっとも気が付きませんでした。
★10 - コメント(1) - 2014年9月13日

★★★★☆ この年になると、もう他人事ではないのよね。
★2 - コメント(0) - 2014年9月10日

ジェニファーも怪しいし、息子のマークも怪しい。だけど、痴呆症患者の認識、家族や周りの戸惑いや辛さも、実際こんな感じなのだろうか。
★3 - コメント(0) - 2014年9月7日

曖昧な自己、信頼出来ない語り手がテーマのミステリが好きなのでどっぷりのめり込んで読んでしまった。朧な記憶の中で親しかったはずの隣人との間に、実は秘密があったことを思い出し真相が見えて来たかもしれない所で下巻へ。
★5 - コメント(0) - 2014年9月3日

記憶や認知能力の変動や不連続性がなかなかそれっぽく、興味深い。読みやすいなぁ。
★3 - コメント(0) - 2014年8月27日

感想は下巻で。
★1 - コメント(0) - 2014年8月27日

認知症の元医者が事件の容疑者!主人公が本人なので、内容が散文的すぎて読みづらい(笑)こういう、とりとめのない事ばかりが頭の中を占めてるのかな?とリアルな感じ!ただ、肝心な事件の話には、まだならない(^_^;)下巻へ!
★17 - コメント(0) - 2014年8月15日

yum
これは面白い。元医師という知性の高い認知症の女性の頭の中の言葉と、周りが彼女の防備の為にとメモっているノートだけで物語が進んでいく。誰が彼女の親友を殺したのか。彼女か、家族か。過去と現在と、事実と幻とが混在する描写が最初はわかりにくかったが、すぐに慣れてどんどん読み進められる。家族の秘密が少しずつベールをはがされていく…すぐに下へ突入。
★19 - コメント(0) - 2014年8月12日

認知症を患う女性の視点から語られる殺人事件とその謎。混濁した記憶のなか。きれぎれに語られる述懐から少しずつ明らかになっていく、彼女のこれまでの人生と、殺された親友との関係。明確になったかと思うとまたふっとまどろんでいく彼女の自意識の表現と殺人の謎の両方が巧く絡み合ってとても面白く読んだ。
★11 - コメント(0) - 2014年8月10日

つらつらと思うところ有り。
- コメント(0) - 2014年8月4日

下巻へ。
★1 - コメント(0) - 2014年8月1日

元外科医で認知症を患っている老女が、親友殺しの嫌疑にかけられた。記憶どころか意識もあいまいな彼女ではあるが、動機や凶器そしてアリバイなど被疑者となる要素を持ち合わせている。果たして...?本書は老女の視点で固定されている。そのため症状の好不調が文章化されている。意識の混濁や時間軸の揺れ動きなど技巧に富んでいる。それでいながら読みやすく、とても面白い。下巻にも期待!
★9 - コメント(0) - 2014年8月1日

認知症を患っている元外科医(手の専門)の女性が、幼馴染のアマンダを殺したのではないかという嫌疑をかけられている・・・誰がアマンダを殺したかというミステリではありますが、どちらかというと認知症の話の要素が非常に強いように私には思えました。どうやって壊れていくか。どうやって記憶を滑り落としていくか。昨日言ったことを忘れ、子供を忘れ、介護人を忘れ。そして過去のことだけがリアルな思い出として甦ってくる・・・・(下巻に続く
★16 - コメント(0) - 2014年7月29日

本が好き!をつうじての頂き物。主人公は殺人事件の容疑者。かつては腕の良い整形外科医だった。それは確かに過去形なのに、彼女は時折混乱し、出勤しなくては、診察をしなくては、手術を行わなくては…と慌てふためく。そう、彼女は認知症なのだ。というわけで長文レビューは↓に。
★11 - コメント(1) - 2014年7月28日

感想は下巻で。
★2 - コメント(0) - 2014年7月27日

余白が多いぞ。
★4 - コメント(0) - 2014年7月19日

認知症患者の視点で描かれるミステリという帯に惹かれて手に取った。主人公は元外科医。現在の自分の状況を把握している時と、いわゆる“ボケ”てしまっている時とが交互に訪れるアルツハイマー型認知症。物語は彼女の視点(現状を把握できていない時も含めて)から描かれている。親友とされていた近所に住む女性が死んだ。遺体の指が死後、主人公の専門であった外科手術を受けたかのように切り取られていたことから殺人の容疑がかけられる。介護人、息子、娘、刑事や元同僚らと認知症の進行している主人公とのやりとりが妙にリアル。
★7 - コメント(0) - 2014年7月12日

忘却の声 上の 評価:80 感想・レビュー:40
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