オルゴーリェンヌ (ミステリ・フロンティア)

オルゴーリェンヌ (ミステリ・フロンティア)
あらすじ・内容
再会した英国人少年クリスと検閲官エノを待っていたのは、オルゴールを作り続ける孤島の洋館で勃発した連続不可能殺人だった! 著者渾身の巨編、〈少年検閲官〉シリーズ最新作。

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オルゴーリェンヌはこんな本です

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オルゴーリェンヌの感想・レビュー(448)

絵本みたいに美しい世界観で紡がれる血なまぐさい物語は好みだった。死んでいく者の妄執が生者を縛ることの残酷さを身をもって知っていてなお同じことを友人に強いたあの人の心理や如何に……。
★5 - コメント(0) - 2月8日

近未来の世界で、温暖化で水没を免れた島で起こる殺人事件を推理する。探偵役は少年検閲官と呼ばれる少年。ストーリは、面白かったが、あまり、トリック物は好まないことと、舞台設定が私の趣味ではなかった。
★3 - コメント(0) - 2月2日

ファンタジーすぎる世界観でちょっと苦手だなーと思って読んで読んで後半40ページくらいだけよかった。けどトリックちょっと無理ないかな…。十角館の殺人思い出した。焚書法とかガジェットとか歌を歌えるしゃべれない少女とか好きな人は好きなのでは。あと20年若かったら面白かったかも…。
★4 - コメント(0) - 1月31日

ようやく読めた少年検閲官シリーズ。ファンタジー要素はありつつも、古典的なミステリを扱ってたのが印象的でした。殺人のトリックも物理の要素を盛り込んであって面白かったです。しかし私は1度読んだだけでは理解しにくかったです(苦笑)トリックを理解するためには再読必須だなと感じました。そして真犯人に関しては「やっぱりな」という思いでした。前作から何となくほの暗さを隠しきれてなかったので。それにしてもやっぱり心苦しかった。最後にクリス君に宛てた言葉は重いです。彼に枷をつけたような感じがしました。【2017年6冊目】
★2 - コメント(0) - 1月31日

前作がイマイチだったから期待せずに読み始めたが、予想を覆す傑作だった。久しぶりに物理の北山を堪能できて満足。
★5 - コメント(0) - 1月29日

少年検閲官シリーズ続編。物語も音楽も禁止された世界で生きていかなきゃいけないって辛いなあと思う。生きながら人が自然と欲するものだと思うから。ふわふわっとしたおとぎ話的な世界なのに本格ミステリというギャップが面白い。物語の閉じ方の美しさと残酷さが胸にしみる1冊。
★3 - コメント(0) - 1月7日

ガジェットっていったい何なのですか?全くリアリティの無いファンタジックミステリーでした。物理的なトリックも複雑すぎて無理がありますよ。作者はおそらく女装趣味のあるナルシストなんでしょうね。初版でしたが377ページの上段で「ヤガミ」のはずが「カガミ」になってました。
★1 - コメント(0) - 2016年12月24日

ファンタジーな世界もキテレツなトリックもついていけませんでしたわー…。
★3 - コメント(0) - 2016年12月15日

序章(序奏)の詩的な雰囲気が素敵。トリックの堅さと相反していて、面白かった。
- コメント(0) - 2016年12月6日

「少年検閲官」の続編。確実に前作読了後推奨。前作よりミステリらしく、でも同時に情緒的な物語でもあって好みでした。オルゴールと月、沈みゆく世界、と幻想的なモチーフが素敵。特にプロローグが物悲しくも美しく、血腥いのに御伽噺のような。それにしても何という結末だろう…冒頭との対応が見事すぎますが、あまりにも残酷な。音楽と物語の価値とか、それに懸ける命や誇りや信念とか、全然綺麗事じゃないのに美しい、世界観ごと見事にテーマが貫かれた話でした。綺麗に終わっている気がしますが、三部作予定だとか?
★1 - コメント(0) - 2016年11月16日

久々に端正な本格物。古城?、イラスト、密室、繰り返される推理、意外な犯人とてんこ盛りで堪能できた。前作を読んでいない為世界観がイマイチ理解し難いのが残念。この世界観や魅力的な登場人物を活かした次作を期待したい。
★9 - コメント(0) - 2016年10月15日

★★★★☆
★1 - コメント(0) - 2016年8月10日

がっちがちの本格。無理に新たなトリックを捻り出さなくても、組み合わせや見せ方によって、十分魅力的なミステリを生み出すことができる好例。特に第三の事件におけるトリックの奇抜さ、美しさたるや。加えて、検閲官をトリックに利用するなんざ、何とも大胆でおしゃれな発想。ラストの意外性も想定外。まあ、現実的にはとても実現できそうにないけど。
★85 - コメント(0) - 2016年7月31日

 前作が世界観をうまく利用したミステリだったのに対し、こちらはただの本格ミステリの傑作。とはいってもトリックの一部はこの設定が盲点となって機能しているのだけれど。意外性だけが本格ではないけれど、やっぱ意外な結末っていいよなあ。あとユユが名ヒロイン。  泡坂妻夫の某作品と綾辻行人の某作品が組み合わさったような作品。
★3 - コメント(1) - 2016年7月21日

少年検閲官シリーズの二冊目「オルゴーリエンヌ」読了。ミステリー要素の詰め込まれた「ガジェット」、音楽を詰め込まれた少女「オルゴーリエンヌ」。どちらも夢とロマンあふれる設定を内包していて一つの完結した楽園のように存在している。オルゴールの館で起こる連続殺人事件は作者の別シリーズを思わせる密室と不可能犯罪性にミステリ的に大満足でした。ラストも物語として美しい幕引き。
★4 - コメント(0) - 2016年7月19日

『少年検閲官』続編。 ファンタジー設定を活用した本格ミステリは北山の得意分野。舞台は孤島、「カリヨン邸」なる建物、密室殺人などのミステリ読みの注目を誘うワードも登場。そして物理の北山。事件現場の見取図はやはり見るだけでワクワクする。 また、設定の活用と言うよりかはミステリのための設定と言うか、ご都合主義と言われかねない部分も存在するが、何故か北山であれば許したくなる。本格ミステリに対する真摯さが感じられるからだろうか。
★3 - コメント(0) - 2016年7月18日

書物や音楽が駆逐される世界。ミステリー作家を目指すクリスは、検閲官に追われていたユユと偶然出会う。海に取り残された陸の孤島「海墟」へと向かう二人に、少年検閲官のエノが加わり、そこから連続殺人の幕が切って落とされる・・・。「序奏」で語られるカリヨン邸の娘とオルゴール職人の話が、独特の世界観で包み込んでしまうので、読者は冒頭から幻想的な世界に浸りながら、後半の謎解きまで飽きることなく十分に楽しむことができる。トリックの実現可能性は別にしても、オルゴールを使った密室殺人は正統な本格ミステリーであり(続く)⇒
★8 - コメント(1) - 2016年6月27日

本や楽器の存在が、人としての存在に大きな意味を持っていることをこの本を読んで再認識した。物語の世界では「焚書」が行われており、若者たちは文字によって世界を表わすことを知らない。序章のややグロい殺人描写もそれ以後はなく、不思議な世界観をもった作品として進行していく。小説をよむことは別の人生を体験することだと中学生の時の国語の先生に教わった。「焚書」される世界ではそれがない代わりに殺人や犯罪もない、と作品中で少年検閲官がそのようなことを言ったと思うのだが、想像力の働かない世界はとても淋しいと思った。
★2 - コメント(0) - 2016年6月25日

地球温暖化が進み海面が上昇し、本土から切り離された陸地を海虚という。戦争を起こさないために書物を取り締まる検閲官。極端すぎる背景は、ありえそうな気もするし、ありえなさそうな気もする世界でおこるミステリー。ファンタジーの要素を含んでいる本は、あんまり読んだ記憶がないが、なぜかすーっと吸い込まれた。素直なクリス、大きな深い過去を背負ったユユ、冷たさの中でも人間味のある検閲官エノ、独特な雰囲気を持つカルテ、海虚の主クラウリ、恩師キリノ先生。分かりやすい文章で面白かった。こういうエンディングも悪くないと思った。
★7 - コメント(0) - 2016年6月4日

前作を読んでいなくても問題なく読めました。 まさかの犯人……!
★2 - コメント(0) - 2016年6月3日

とかくストーリーよりトリックが優先されがちな「本格」だが、本作ではその両方が必然性を保ちつつ絶妙なバランスで融合している。最近は物語の長さのわりに最後に明かされるトリックがショボくて肩すかしを喰らわされたような気になることが多いなか、少年検閲官が解き明かすトリックはけっして短くはないストーリーを読んできた甲斐があったと思わせるだけの意外性がある。しかし、もはやトリックを活かそうとするとファンタジーや特別な設定でしか描けないのだろうか。僕らが生活するリアルな世界ではもう「本格」は成立しえないのかもしれない。
★10 - コメント(0) - 2016年5月26日

前作があることを知らずに読んでしまった…ちょっと無理やりな感じでの設定やトリックだったけど、ファンタジーってことで。少年検閲官、ガジェット、オルゴール。海墟。
★2 - コメント(0) - 2016年5月19日

序章の儚い物語に引き込まれ、本編パートは淡々と読み進めていましたが、ラスト数ページの展開に思わず叫んでしまいました。 なんて鮮やかで切ないエンディング…。久々に気持ちよく騙されました。 しかし第三の殺人は状況次第で誰でも引っかかってしまう気がして怖いかも。 カルテは事件の全貌を全てお見通しだったのでしょうか、終始だるそうにしていたのに何とも手強い…。 先に少年検閲官を読んでいて正解でした。次回作も楽しみにしています。
★6 - コメント(0) - 2016年5月9日

焚書により書物が、ミステリが隠された世界で起こる犯罪。伝え残すものがないわりに、言葉が残っているのが不思議ですが、その謎は今後解明されるのでしょうか。前作の「少年検閲官」がなかなかエグい犯罪だったのに対し、今回は北山節が炸裂する物理トリックのオンパレードで楽しかったです。ファンタジックな世界観の中で、少年少女が活躍する様子がとても好きな作品なので、続編が出るのを心待ちにしています。
★10 - コメント(0) - 2016年5月6日

少年検閲官シリーズ第2弾。2段組みの381ページという量に恐れをなしたこと、前作がつまらなかったこともあって読むかどうか悩んでいたが、冒頭を少し読み「あれ?文章の拙さと下手な比喩が改善されてるし、結構いいな…」と感じたのでそのまま読み進めたところ…面白い!海墟という孤島で起こる連続殺人事件は雰囲気抜群。図解も豊富でワクワクが止まらない。終末的世界観に伴う崩れた廃墟ビルに水没道路…好みだ。推理も必然性のある多重ものとなっており、それぞれが面白く退屈しない。物理トリックもさすがの本格もの。読んで良かった。
★29 - コメント(1) - 2016年5月5日

少年検閲官の続編。トリックはやはりそんなの上手くいく?というようなものでしたが、このファンタジーのような世界でしか通用しないところが面白く、全体的に好きな雰囲気でした。狂気的で美しい、月の詩のよう。それにしてもラストは哀しい。まさかの犯人でした…次が出たらまた読みたいです。
★45 - コメント(0) - 2016年5月3日

あるミステリ小説そのものがガジェットととしてこの世界に存在するんじゃないかと思った。よかったです。
★4 - コメント(0) - 2016年5月2日

○ 少年検閲官シリーズ第2作目。世界背景や登場人物にすでに馴染みがあるからか、すんなり物語の世界に入りこめた。孤島のオルゴール工房を舞台に展開する、美しく哀しく、そしておぞましい物語。一篇の童話のような序奏だけでも読む価値十分にあり。
★6 - コメント(0) - 2016年4月23日

まったく予想していなかった結末に驚きました。切なく悲しいのに、世界観のおかげか、どこか美しく思えました。少女自奏琴でオルゴーリェンヌと読むのが綺麗で好き。クリス、エノ、カルテは理想の少年です...。次回作ではまた別の少年検閲官がでてくるのでしょうか。楽しみです。
★5 - コメント(0) - 2016年4月22日

少年検閲官シリーズ第2章。美しくも悲しく切ない物語。オルゴールって悲しい音色が似合うと思っていたが、この本からその音色が聞こえてくる気がした。エノが随分人間味が出てきた感じ。いろいろ悩んでる。そしてユユが可愛い。萌えw
★61 - コメント(0) - 2016年4月21日

このミス10位の作品。 読み始めたら、これミステリーじゃなくて ファンタジー?そして進むうちに次は ロールプレイングゲームをやっているような 感覚になり、気がつけば本格ミステリーになり 意外な結末に。 2段で380ページは、少し長かったかな。 シリーズ物とは知らなかった。前作も読んでみようっと。
★5 - コメント(0) - 2016年4月21日

〈少年検閲官〉シリーズですが、初読みでした。少年クリスが旅をしながらミステリー(事件)と出会い検閲官エノとともに解き明かしていく。旅+冒険+ミステリーと大好物ですがこの本にはあまり引き込まれなかった。シリーズ最初から読んでいたら少しは違っていたかも?
★5 - コメント(0) - 2016年4月21日

地味に面白かった。とはいえ伏線とか人物描写とかは粗いような。もしかして前作忘れてるからかな…
★6 - コメント(0) - 2016年4月18日

少年検閲官シリーズの(多分)2巻。前回でグロさを知っていたので、今回はめげなかった。事件全貌を語る謎解きが3(または4)回あるところが面白い。探偵小説の前提の、探偵も犯人も概念が不在な世界の連続不可能殺人。(あとははっきりネタバレするのでコメントへ書く)
★3 - コメント(1) - 2016年4月17日

地図や図がある、親切な作品。他の作品も見習ってほしい。楽しめましたが、犯人については、人物描写、動機、証拠不足のような感じがした。
★4 - コメント(0) - 2016年4月3日

異常気象により水没し、滅びゆく世界と、孤島でオルゴールを作り続ける職人たち。不可能殺人を巡る推理小説ですが、静かな筆致で描かれる終末的な情景は美しく、ファンタジー小説としても完成されているように感じました。凝りまくりの物理トリックを始め、綿密に組み立てられた仕掛けは圧巻の一言。「もっと読んでいたい……!」と感じられる作品です。嗚呼、オルゴーリェンヌよ。
★9 - コメント(0) - 2016年3月30日

独特の世界観に慣れるまで少し時間がかかったものの、終盤の多重解決展開は引き込まれました。自分はトリックの実現性とかあまり気にならなくて、道具立てとか幻想性とかが好きなんですよね。本書はファンタジーな世界観でのミステリーなので自分好みでした。
- コメント(0) - 2016年3月22日

読みはじめてからシリーズ物だと知りました。前作を知っていたらまた感じ方が違うのかもしれません。ミステリが禁止された、犯罪のない世界の割に館の人達の反応が普通な気がして…世界観が活かされていないように思いました。犯人の立場はわかりましたが、その人だとは気付かなかったなあ。
★4 - コメント(0) - 2016年3月22日

ファンタジーとミステリは相いれないと思っていたが、意外や意外、とても楽しい読書だった。儚げな世界観も良い。トリックは、確実性という意味では大いに疑問。相当な練習や微調整をしても難しそうなものばかりで、かなり強運の犯人・・・。しかし、個人的に図解が大好きなので、図が出てきた瞬間に不満も吹き飛び、ゆるせてしまった(笑)。<2016-036>
★6 - コメント(0) - 2016年3月19日

キャラクターの背景、設定、前日譚、事件前の会話、事件中の会話、ギミック。すべての要素がどんどんとかみ合っていく終盤そしてラストは非常に秀逸。多重解決的でもあり、そのすべての解決がそれぞれに意味を持っているのが非常に重い。1作目の微妙さからは想像もつかないくらいの良作。
★5 - コメント(0) - 2016年3月10日

オルゴーリェンヌの 評価:100 感想・レビュー:213
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