黒百合

黒百合
あらすじ・内容
「六甲山に小さな別荘があるんだ。下の街とは気温が8度も違うから涼しく過ごせるよ。きみと同い年のひとり息子がいるので、きっといい遊び相手になる。一彦という名前だ」父の古い友人である浅木さんに招かれた私は、別荘に到着した翌日、一彦とともに向かったヒョウタン池で「この池の精」と名乗る少女に出会う。夏休みの宿題、ハイキング、次第に育まれる淡い恋、そして死――1952年夏、六甲の避暑地でかけがえのない時間を過ごす少年たちを瑞々しい筆致で描き、文芸とミステリの融合を果たした傑作長編。才人が到達した瞠目の地平!

*第1位『『ミステリが読みたい!2010年版』国内篇サプライズ部門
*第2位『ミステリが読みたい!2010年版』国内篇ナラティヴ部門
*第4位『ミステリが読みたい!2010年版』国内篇総合部門
*第7位『このミステリーがすごい!2009年版』/国内編
*第7位 CSミステリチャンネル「闘うベストテン2008」/国内部門
*第8位『週刊文春』「2008ミステリーベスト10」/国内部門
*第8位『ミステリが読みたい!2011年版』ゼロ年代ミステリベスト・ランキング国内篇

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黒百合の感想・レビュー(694)

伏線が多く分かりづらい。少年少女の一夏の出来事がメインかと思っていたら、全く違っていた。もう一度読めば分かるかもしれない。
- コメント(0) - 2016年12月4日

世界観がすごい。六甲山の景色が目の前に広がっているような幸せな気分になった。過去との繋がりが複雑だけど面白くて感動した。
★8 - コメント(0) - 2016年12月3日

舞台の六甲山が懐かしかった 短い話なのですぐに読み終わりました。タイトルから予想した内容ではありませんでしたがななか面白かったです。二人の少年と一人の少女の触れ合いがとても良かったです。
★1 - コメント(0) - 2016年11月7日

伏線のための伏線、ミスリードのためのミスリード。使い捨てではなくてそれらにもなにかしら意味を持たせてほしかったと思う。そのあたり、綾辻行人はうまかったなあとなぜか思い出した。
★1 - コメント(0) - 2016年11月1日

ナチス政権下のドイツと戦後間もない時代の六甲山が舞台。まだ避暑地として繁栄していた六甲山の様子や、戦時下の阪急電車、そして小林一三さんがモデルの翁などなど、とても興味深い作品でした。トリックは少し込み入っているので、登場人物相関図を作りながら読むと心置きなく仰天できるのではないでしょうか。
★7 - コメント(0) - 2016年10月6日

4点(5点満点)あっさりシンプルで読みやすいから素直に騙される!避暑地の山中で繰り広げられる少年少女のやりとりもひんやり瑞々しくて、よい作品でした。
★1 - コメント(0) - 2016年9月6日

夏休み、父の友人の別荘・六甲山に行った進はその家の息子の一彦、近くに住む香と仲良くなる。3人で過ごす夏休みは楽しい時間だけでなく。淡い初恋も…やがて香の叔父が撃たれて殺害される事件が起きる。1952年の夏と、過去に起きた事件が交錯する…何気なく読みましたが、滑らか過ぎて理解できず(^_^;もう1回読んで理解できるだろうか。ミスリード・叙述トリックといえばそうなんだけど…私的にはイマイチでした(^_^;
★2 - コメント(0) - 2016年8月24日

星4つ
★5 - コメント(0) - 2016年8月23日

巻末の参考資料からも伺える通り時代背景についてはよく勉強しているという風に思った。しかし、いかんせん話が退屈すぎる。東京の中学生が田舎に遊びに行ったよ~という何の起伏もない話が7割を占めていて、読んでいると欠伸が出てくる。ミステリとしてもあっさりしすぎていて、謎の提示がさらっと行われ、終盤唐突にその謎が解き明かされる。説明も不足気味(とは言えちゃんと読み返せばどういうことかはわかる)で最初は何だか腑に落ちなかった。短い話なのに登場人物が無駄に多いせいでごちゃごちゃになってしまってるのも良くない。
★2 - コメント(0) - 2016年8月12日

1952年に六甲で出会った3人の少年少女。淡い恋心や避暑地の思い出の合間に描かれた、戦時中の殺人事件。これが、合わさった結末には衝撃を受けました。 これは、ズルい…。ミスリードが多すぎる気もする…。 解説も何もなく、放り出された感は「神様ゲーム」にも似ている気がした(-_-) それにしても、ズルい。
★30 - コメント(0) - 2016年8月9日

久々に多嶋斗志之さんの小説。昔、夏休みに訪れた知り合いの別荘での友情と初恋の一時。ちょっとだけ私も山小屋での生活に参加している気分になって、楽しい一時を過ごせました。ラジオで「君の名は」が流れる描写があり、今話題のあのアニメは昔からあったすれ違い話で有名だったんだと知りました(笑)
★1 - コメント(0) - 2016年8月1日

あぁ…そういうことか~!! このてのミスリードは初めてじゃないのですが、やっぱり騙されちゃうな(笑)。 でも、ミステリーは気持ちよく騙されてなんぼ…だと思うから満足です。 昭和27年の六甲山の避暑地、14歳の少年少女たちの甘酸っぱい恋模様なども良い雰囲気でした☆
★34 - コメント(0) - 2016年7月13日

淡々としているけれど、多島さん独特の味わい深い作品。最後の最後で、「あっ」となり、今までのいくつかの場面を見返して「ははあー…」となり、改めてタイトルを見て「おー……!」となった。そうか、そういうことか。読後に一気にほとばしるものがあった。
★4 - コメント(0) - 2016年6月27日

14歳の三人の少年少女が過ごした一夏。甘酸っぱく美しい、淡い恋の物語。 しかしその裏で別の物語があった。 進と一彦、二人の父親世代まで遡った物語が進と一彦、香の物語にどう絡むのかを予想しながら読んだが、見事に外れた。 進が見たもの、聞いたもの、発見したものは読者と同じなのに、読者の衝撃とは裏腹に、進が夏の思い出の一ページとしてしか印象に残らないところが巧い。
★6 - コメント(0) - 2016年6月26日

★★★☆☆_セピア色に染まる青春と、本来それらとは混じりにくいミステリー要素。 ラストは、ん…おぉ…という感想。確かにどんでん返しといえばそうかもしれないが、しっとり進む描写のためか、衝撃度は低いかもしれない。 それよりも、甘酸っぱい青春部分がかなり楽しめた。 「四年もたったら忘れるよ…」というセリフ、良かった。
★10 - コメント(0) - 2016年6月24日

おすすめいただいた本。3人の少年少女の触れ合いが甘酸っぱくて、とても楽しんで読めました。ありがとうございました。
★20 - コメント(0) - 2016年6月12日

☆☆☆☆✩
★1 - コメント(0) - 2016年5月16日

★★★★☆こんなにややこしい本だったかしらん?
★4 - コメント(0) - 2016年5月5日

一回読んだだけでは真相がわからなく、自分で思うアレで合ってるのかと思いつつ重要な章をもう一度読み直して納得。最後にタイトル見てその深い意味に二重に驚いた。所々の文章が(書き留めてしまうほど)美しい。「君の名は」のドラマとリンクする部分があり、話はあちこち行ってしまうけど何気にスマートに作られていた。
★7 - コメント(0) - 2016年4月14日

文学とミステリーの融合と折り返しに書かれている通り。メインは1952年の避暑地での中学生3人の夏休み、淡い恋愛。そこに良くできた叙述トリックが盛り込まれておりラスト5ページで真相が分かる。といっても詳しく書かれているわけではないのでそのまま文学作品としてミステリーを抜きにして読んでしまう人も居そう。ミスリードが多くそれがまた上手いため本当にややこしい。真相が分かってからここはこうだ、と読み返してみたくなる作品。
★4 - コメント(0) - 2016年4月6日

再読したけど、まだなんだかよくわからなかったので、謎解きものを見た。……でもねえ、登場人物の中だけで犯人捜しをするのって、ほとんどリアリティがないのであまり有意性を感じない。リアリティのない作品は、ミステリーとしてもあまり興味がないので、わたしには関心も意義もどうも薄っぺらい作品でした。それとわかってなかったから、余計になんか疲れました。
- コメント(0) - 2016年3月24日

途中まで、「月と蟹」みたいな苦々しい展開かと思ってたが、割とあっさり爽やかなのは良かった。全体的に上手いことできてるなあとは思うけど、少々めんどくささはある。
- コメント(0) - 2016年3月8日

826
短い割に登場人物が多かった。途中、多少混乱したけど最後まで読んでやられました。長さに見合ったオチだったかな。
★2 - コメント(0) - 2016年2月12日

設定も雰囲気もかなり好み。事実を羅列していって最終的に真相が浮かび上がる構成で、きれいに全てがわからないもどかしさとかそれすらも面白かった。でもやっぱり、どうしても知りたい部分とかも多くて、知りたいがために何度も読み返すんだろうな。この作者の他の作品が気になったけど、作者が行方不明らしくてこれが現時点で最終作品らしい。よけい興味がそそられてしまった。
★1 - コメント(0) - 2016年1月7日

戦後まもない1950年代の六甲を舞台に、3人の中学生の淡い青春を周りの大人の過去に触れながら描かれる文芸とミステリーを混ぜた長編です。中学生の純情をもどかしく読みながらも、ヒロイン一家の闇をじっくり考える楽しみが本書にあるかと思います。他に章タイトルも西暦と年号で分けられ、子供と大人の境目とその雰囲気が各章で出ているため、そこを比べるのも読みどころで面白いですね。私は最後の一彦の生い立ちで「!」となりましたが、みなさんはいかがでしょうか。
★16 - コメント(3) - 2015年12月26日

1952年夏休みの六甲山にて14歳の少年二人と少女一人の三角関係を綴る物語と周囲の大人たちの過去の話とで交互に進んでいく。ラスト数ページでミステリーに変わる。それまでは殺人が起こるものの探偵役が居るわけでもなく、ほぼ少年たちの甘酸っぱいやりとりを読んでる感じ。しっかりとヒントを残して終わってくれたものの、モヤッとしたので解説されてるサイトで確認してしまった。ミスリードと伏線が満載すぎる!!タイトルもなるほどです。
★19 - コメント(0) - 2015年12月13日

"追憶の欠片はやがて、驚愕の絵を描き出す"。帯に書かれたそそられる文言。しかし…いやしかし……分かりにくすぎませんかこれ。スルーして読み終えてしまい、どこいった驚愕の絵!?状態で読み返し、怪しいところを拾い集めてようやく合点。ミスリードが多すぎて凄くややこしくなっているのだと思う。これ仕掛けに気付かないまま読了している人もいるのでは…。繊細で流麗で、読んでいて非常に心地の良い文体で描かれた恋物語だと割り切ってしまえば、と言ったところか。
★16 - コメント(0) - 2015年12月1日

《初読作家》 阪急電鉄(物語の中では宝急電鉄)を利用する機会が多いので、何かと感慨深い物語設定。騙されないぞ!と、味わうように、噛みしめるように、ゆっくりと読みました。それなのに読了後は、頭の中が「???」。しっかりと騙されました。読んでいて、各シーンで情景が頭の中に浮かびました。とても表現力豊かな作家さんですね。他作品も機会があれば読んでみたい。
★4 - コメント(0) - 2015年11月30日

初読み作家さん。夏休みの別荘地での、中学生の男二人と女一人の、淡い恋物語に過去の殺人事件が絡み、新たな殺人事件が起きる…。過去の話が、挿入されるので、 年齢や、歳、名前での、ミスリードに騙されないように注意して読んだのですが、見事に騙されました。ミスリードに騙されないようにするには、まず、この人は この人って決めつけない事と、性別にも気をつけなくてはいけない!
★25 - コメント(0) - 2015年10月18日

騙されないよう少しずつ整理しながら読んでいったはずなのに綺麗に騙されました。ですが最後まで読んでもえ、ちょっと待って分からない、となったのでどこかではっと気付くと言うよりじわじわそう言うことだったんだと分かる感じでした。まあそれはわたしの理解力のなさのせいですが。タイトルがヒントになってるかも?普段こう言う少年少女の甘酸っぱい思い出のようなものは苦手なのですが、作品の半分を占める少年時代も苦なく読めたのは繊細で情景や匂いまでも想起させる文章のおかげですかね。
★5 - コメント(0) - 2015年10月16日

少年期の色褪せない夏の思い出。その部分だけでも充分に読ませる作品だったが、"ミステリ"との触れ込みがあればやはりそちらに期待が高じてしまう。読み進めるうちに絡まる頭の中の相関図。ラストに到ってもピースが余った感があり、カタルシスまでは感じられなかった。ミスリードが過剰だった気がする。小説としては非常に読み心地が良く好感が持てた。
★7 - コメント(0) - 2015年9月30日

再読だけど、”六甲山の別荘を舞台にした青春ミステリ”ということしか覚えてなくて、新鮮な気持ちで読めた。ミスリードを誘う記述があちこちに仕掛けてあり(二度目なのに)見事に騙された。終盤やっと昭和10年と27年の出来事がつながるが、読み解けない部分も残り、思わずネタバレサイトを見てしまった。なるほど、情報の取捨選択が必要なのね。ミステリだけど、少年時代のみずみずしい気持ちを思い出させる爽やかで郷愁を誘う作品。
★62 - コメント(0) - 2015年9月29日

再読して。伏線というより、ミスリードがここまで多いとは思わなかった。着陸の巧みさに、そのミスリードされた部分に対し、怒るに怒れなくなった。
★1 - コメント(0) - 2015年9月13日

上質なミステリを読んだという充実感でいっぱいになった。色々考えながら読んでいるつもりだが全くもってまんまとだまされてしまった。少年少女がとても瑞々しく、私の知らない1952年の夏を擬似体験させてもらったような、内容は甘酸っぱくはないけれど、戻ることのできない私の幼少時過ごした田舎での夏など思い起こされ、胸がキュッとなるような、そんな物語でした。
★9 - コメント(0) - 2015年9月8日

久々に(7年ぶり?!)に再読。やっぱり面白い!と思いました。全てがわかっていても最後のところ、からーん、で度肝を抜かれます。ミスディレクションがたくさんあるので、これが?この人が?と色々思うのですが、そのあたりもとてもよく出来ています。なんと言ってもある夏の六甲別荘での淡い初恋物語にくるまれていてそこがとても心地よく瑞々しく、それと殺人事件と過去の物語がどのように絡んでくるかというのが読む醍醐味でした。時制が昭和年号と西暦で書かれているのでそこも一種の目くらましかも。
★13 - コメント(0) - 2015年8月8日

読みやすいが意外に凝っている。真相はなんとなくわかったつもりだが、断言できる自信なし。再読すればまた違うのかもだけど、それほどの面白さはないなー。・・・ネタバレサイトを読んで再読してやっと理解w。かなり凝りまくってるよ、この本。イニシエより断然面白い
★8 - コメント(0) - 2015年7月6日

オチがよくわからず、再度読み返してしまった。まんまと、違う人を犯人と思い込んでしまいました。ミステリーだけれど、戦前と戦後の話が複合的に絡み合い、少年少女の淡い三角関係もあって、飽きずに読めました。著者のほかの作品も読みたい。
★7 - コメント(0) - 2015年6月19日

★★★★★★☆☆☆☆ 古きよき時代のノスタルジーな雰囲気漂う。読み終わっても誰が犯人なのか分からなかった。
★1 - コメント(0) - 2015年3月4日

♥♥叙述トリックとかいうけれど、「やられた!」的な騙された感もまったく無いし、な〜んか全てが中途半端な気がする。。
★2 - コメント(0) - 2014年12月20日

KM
自分の読解力の無さを感じた…青春ドラマに癒されました。
★1 - コメント(0) - 2014年12月15日

黒百合の 評価:96 感想・レビュー:306
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