Nのために

Nのために
あらすじ・内容
みんな一番大切な人のことだけを考えた。
一番大切な人が一番傷つかない方法を考えた。
穏やかな石垣島の浜辺で、杉下希美と安藤望は運命的に野崎夫妻と出会った。その出会いはある悲劇への序曲だった――。二年前の秋、台風による床上浸水をきっかけに、同じアパートに住む杉下、安藤、そして西崎真人の三人は親しくなる。それぞれに屈折とトラウマ、そして夢を抱く三人は、やがてある計画に手を染めていく。すべては「N」のために。タワーマンションで起きた悲劇的な殺人事件の真相を、モノローグ形式で抒情的に解き明かす、著者渾身の連作長編。『告白』『少女』『贖罪』に続く、新たなるステージ。

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絶唱
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Nのためにの感想・レビュー(7881)

ストーリーと関係あるかどうかわかりませんが、疑問に思った事が2点あります。誰か教えて下さい。 ①杉下洋介だけNでは無いのは意味があったのでしょうか? (上田と言う名前もありましたが、登場人物では無いので除外) ②安藤望の性別を勘違いして読み始めてしまい途中で気付いたのは私だけでしょうか? 勘違いさせようとしていたのでしょうか?
★6 - コメント(0) - 3月20日

自分の王子様のためなら何をしてもいいんでしょうか。それが愛?いいえ愛は二人で暖めてやっとできるもの。あの時あんなことをしなければという後悔が希美さんを病気にしたのでしょうか。
★9 - コメント(0) - 3月17日

面白かった。面白かったんだけど、ちょっといろいろ詰め込まれすぎてて胸焼け感。いびつな「愛」がたくさん描かれていて、読んでいて辛かったです。
★12 - コメント(0) - 3月6日

yka
Nがたくさん登場したけど、それぞれの存在感が薄い気がした。希美と西崎はまあまあ印象的ではあったが。希美の野望はどうなったのか?なぜ余命わずかにする必要がある?それより何より、なぜチェーンをかけたのか?どこかに書いてあった?面白かったけど、判然としないというか、納得できないモヤモヤが残った。
★9 - コメント(0) - 3月4日

2017-14 湊かなえ6作目。一つの事件を4人の視点、過去・現在・10年後と追いながら真相が明らかに。お互いが、相手のために罪を共有して行動するが、結果は報われていないような。最後に一つの真相にまとまる、という感じではなかった。各々の行動理由がイマイチ理解しきれなかった。共感できるような人物がいなかったのも原因かも。物語としては楽しく読ませてもらったけど、読後はスッキリしない印象が残ってしまった。読み返せば理解度も違うんだろうけど、【灼熱バード】が苦しすぎて再読する意欲が湧かない・・・
★12 - コメント(0) - 3月1日

面白かった
★3 - コメント(0) - 2月22日

ドラマが面白かったので、読んでみました!個人的にはドラマの方がよかったかなぁ。結局安藤って何でチェーンしてしまったのかな?
★7 - コメント(0) - 2月19日

湊かなえ作品を読むのは4冊目。湊作品に少し慣れてきたかな?第一人称から始まり、それぞれの章で、それぞれの視点に立った出来事、思い、過去を語っていく。過去、現在が錯綜するけれど、流石の文章力で、読みやすく、あっという間に読める。最後まで読んでから、第一章の十年後をもう一度読んで、なるほど・・・と。今まで読んだ作品のように大どんでん返しがある訳では無いけど、いつまでも心がざわつくような、湊作品ならではの余韻がある。面白かった。
★12 - コメント(0) - 2月17日

むーん?ラストでこんな事あったっけ?とよくわからなくて、もう一度読み返そうと思ってやめておいた。どうも複雑な謎解きは苦手。ネットでネタバレを検索するという奥の手を使ったけど、どうもすっきりしないまま終わった。自分の集中力も足りなかったのだろう。
★27 - コメント(0) - 2月17日

4人の登場人物が語るように描かれてて、繰返し同じ場面を、建前と本音で表現されている。自己実現のために、自己を犠牲にする。幼少期に受けた母親からヒステリックが、いかに子供に影を落とすか、湊かなえ作品を読むたびにいつも気を付けようと思う。もう一度読み直したい。
★9 - コメント(0) - 2月15日

続きがきになって半日で読了。没頭できて、いい気分転換ができました。面白かった。灼熱バードが超怖い!
★15 - コメント(0) - 2月12日

reo
ドラマを見てからの、小説。 語り口調であっという間に読めた。 ドラマは、ざっくりとした内容で、ラストはドラマチックに。 小説は、西崎の部分が濃くて、納得できてドラマで濁してた部分がわかって楽しかった。ラストはドラマの感じが好きだったかな。 ドラマは希美と成瀬が主にててたけど、こっちは希美と西崎がメインだった。
★9 - コメント(0) - 2月10日

ドラマにはまっていました。ドラマは成瀬と希美中心だったから、本を先に読んでいたら印象が違っていたかも。 苦しくて痛くて歪んでて、でもどれも本人にとってみれば「愛」。 この話に出てくる「愛」は、なんて、悲しくて苦しくて滑稽なんだろう。 私にとっての愛が、温かくて優しくいものでありますように、と願ってしまいました。
★12 - コメント(0) - 2月5日

全体的に暗い話でした。告白のような終盤でゾワっとさせられるような感じもしなかったけれど、それぞれが少し歪んだ愛の精神の下で誰かのために動いて行く描写は面白かったです。
★9 - コメント(0) - 1月29日

都内の高級タワーマンションの一室で、N夫妻が殺害された。現場に居合わせた「N」たち。彼らは「N」を思い、守ろうとした。誰も報われなかったのではないか。全ての思いを知っているのは、読み手だけ。切ない。
★17 - コメント(0) - 1月19日

ドラマは面白かったけど、小説はイマイチ。なにがなんだかわからなかった。
★6 - コメント(0) - 1月14日

歪んだ愛だな
★11 - コメント(0) - 1月13日

登場人物のほとんどがくるっているような気がした。読むたびに嫌な感じはしたけど、そこがまたいいような気がした。今回はイヤミス感は強かったような感じ。
★12 - コメント(0) - 1月11日

報道される事件には明らかにされない事実があるんだろうなと感じます。 それぞれに想いがあるようでそれぞれに勝手で、そうして世の中が成り立っているんだろうなと思います。 読みやすさと適度な想像力を掻き立てられ、人気があるのが納得の作家さんです。
★11 - コメント(0) - 1月9日

愛のいびつな形が、傷を舐めあうかの様に絡み合う。章が増す毎に、描かれる深層心理には唸る。 中でもご飯をもらうために土下座させるシーンは酷い。眉間にシワがよった。これが嫌ミスなのねと。憎しみよりも愛深い故と言う理由がなんとも苦しめる。 同じシーンが視点を変えることで、全く感じ方が変わる。同じモノ食べているのに、途中で味が変わるガムを噛んでるみたいな感覚だった。
★28 - コメント(0) - 1月8日

実は湊さんと同じ島の出身なので、風景の描写や杉下や成瀬を取り巻く島の状況が、手に取るようにわかった。罪を共有しようとした成瀬への想いが、原作の方では今一つ伝わってこなかった気がする。ドラマではその辺りが丁寧に描かれていたので、脚色と演出の素晴しさに今更ながら感心した。原作を読んでドラマの方が際立ってしまったという残念な結果…
★16 - コメント(0) - 2016年12月24日

高層マンションの一室で、夫は殴打され、妻は包丁で刺されて亡くなるという事件がおこる。現場に居合わせた男女4人が、それぞれの視点で、事件とそこに至るまでの過去を回想する…。 男女間、家族間、友人同士における様々な愛の形が描かれていた。客観的に見ればとてもそうは思えない言動も、当事者からすれば愛だという。その線引きはとても難しい。
★31 - コメント(0) - 2016年12月20日

再読では、「灼熱バード」が気になってしょうがなくなった。そして奈央子さんのゆがんだ気持ちがわからない
★15 - コメント(0) - 2016年12月19日

久しぶりに読書
★4 - コメント(0) - 2016年12月18日

テレビドラマの放送が大好きで、原作はどんなものだったんだろうと思って読みました。 映像として先に見たからか罪の共有はドラマの方が色濃く出ていたように感じました。
★14 - コメント(0) - 2016年12月11日

【娘オススメ本】 怖いケド…優しい話かなぁ〜、まぁ、でも、怖い。
★8 - コメント(0) - 2016年11月30日

★4 - コメント(0) - 2016年11月29日

少し前にドラマでやっていたのを観ました。それぞれ相手には気づかれないように、Nのためにやれることをやる。ドラマの映像を思い浮かべながら1日で読了。
★13 - コメント(0) - 2016年11月24日

それぞれがそれぞれの「N」のために動く話。最後まで読み全てが分かると切なさがこみ上げてきました。愛とは「罪の共有」というのがとても印象に残りました。
★15 - コメント(0) - 2016年11月8日

スラスラ読めた。 人間は理屈ではなく感情で動く生き物だ。 起きた出来事に対して、勝手に自分の過去と照らし合わせ、想像を膨らませる。 ほとんどは自分の都合の良いように。稀に他人のために。
★16 - コメント(0) - 2016年10月24日

終わり方が微妙。幾つも謎が解けたけど、その歯車が噛み合っていたかは別問題。もっと期待してたんたんだけどね。
★11 - コメント(0) - 2016年10月23日

湊さんにしては登場人物にいいひとが多くて、しんみりと悲しくなるラスト。希美がかわいそう。西崎それでいいのかい?成瀬も安藤も野原おじいちゃんもいいひと。野崎夫婦は彼らと知り合わなくても遅かれ早かれ似たようなことになっていただろうな。外からチェーンをかけた描写があったかな?読み落としたかな。「灼熱バード」部分は引きつけられず飛ばし読み。
★14 - コメント(0) - 2016年10月23日

人も羨むタワーマンションに暮らす夫婦の殺害事件。その事件に関わった人物達の、事件当時と十年後のモノローグによって、事件の背景が見えてくる構成です。誰かが誰かを思い、あえて口にしなかった事、小さな嘘をついた事。真実が徐々に姿を現す過程で、どこか傷を負ったままの彼等はお互いの思いを知る事はなく、読者だけが真相を目の当たりにするという切なさ。登場人物達の造形と、女が嫌いな女を描く見事さに脱帽です。
★34 - コメント(0) - 2016年10月19日

自分よりも大事な「N」のために何人もの登場人物が行動した結果、思いもがけない悲劇が起こる。最初は事件の表面しか見せられていないが、章が進むたびに真相がほどけていく。いかにも一癖ありそうなあの登場人物は、実は実直ないい人だった。 「夜行観覧車」の登場人物に匹敵するイヤな登場人物は杉下希美の母親だけ(^^;。 それにしてもこの作品もドラマになっていたとは!? 今度DVDを探してみよう。「夜行観覧車」の裏返しのような小説だった。ラストも切ない。
★57 - コメント(2) - 2016年10月18日

モダンな江戸川乱歩劇場?
★7 - コメント(0) - 2016年10月18日

怖かった。 展開が読めなかった〜
★11 - コメント(0) - 2016年10月16日

hk
「究極の愛とは罪を共有すること」 ヒロインである希美の台詞がそのままテーマとなっている小説だ。劇中において閾値を超えた4人のNによる過度な忖度、すれ違い、おもんぱかりが交錯。結果としてすべてのNで罪を共有し、究極の愛が完成することとなる。ところが登場キャラは誰一人としてその奇跡を知ることが叶わない。読者だけがNたちによる罪の共有という大団円を見届けることとなる。…実世界においても、おのおのは罪の共有に無意識であるけれど、傍からみれば仲間内において究極の愛が実現されているケースがままあるのではないだろうか?
★25 - コメント(0) - 2016年10月12日

Nのために、いろんな嘘が交錯する殺人事件。みんながそれぞれのNを思う気持ちが切なすぎる。望と安藤のシーンが、榮倉奈々ちゃんと賀来賢人君で脳内再演されてジ~ン。お幸せに~!!
★14 - コメント(0) - 2016年10月6日

『告白』『夜光観覧車』『往復書簡』ではイヤミスなんて作風ちっとも思わなかったけど、この4冊目にして初めて感じ取った、だんだん重苦しくなっていく嫌な感じを。苦しさのピークは、杉下希美の義母の横暴さと『灼熱バード』辺りだった。Nは複数いる。身勝手な父と壊れた母から弟と自分を守るために。虐待を過剰な愛として押し付ける母を乗り越え出会った愛すべき女性のために。自分の未来のために。同級生の彼女のために。報われないかもしれないけど、これ以上悪い状況にはしたくないと願うNたち。これは守る物語。
★15 - コメント(0) - 2016年10月6日

相変わらずスッキリしない。それでも読んでしまう湊かなえさんのミステリー 少なくとも二人は救われ何が起こったのかはっきりするだけましかな?後半に登場するドーム・コンサートの集客より少ない人口、東京タワーより低い標高と表された主人公の生まれた島 現在私も同じ条件に当てはまる離島に住んでいる事に気付いて思わず声を上げてしまった。
★14 - コメント(0) - 2016年10月4日

Nのためにの 評価:58 感想・レビュー:2237
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