ストリート・キッズ (創元推理文庫)

ストリート・キッズ (創元推理文庫)
あらすじ・内容
●宮部みゆき氏推薦――「見事に一本とられてしまいました。」
●東江一紀氏――「傷つけ、青春! せつなく輝け、ニール・ケアリー! 早く4作目を仕上げろ、訳者!」

1976年5月。8月の民主党全国大会で副大統領候補に推されるはずの上院議員が、行方不明のわが娘を捜し出してほしいと言ってきた。期限は大会まで。ニール・ケアリーにとっての、長く切ない夏が始まった……。元ストリート・キッドが、ナイーブな心を減らず口の陰に隠して、胸のすく活躍を展開する! 個性きらめく新鮮な探偵物語。シリーズ第1弾。

*第2位「このミステリーがすごい! 1995年版」海外編ベスト10

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512ページ
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ストリート・キッズの感想・レビュー(575)

ホアンやコリンなどワルのわりに相手に優しすぎる気もするけど、面白かった。後半の逃亡シーンのあたりからは一気読みでした。
★3 - コメント(0) - 3月20日

ライトなハードボイルド⁉そんな感じ
★3 - コメント(0) - 3月6日

ニール・ケアリー、貧民街出身。上流階級を嫌いながらそいつらにとって表に出せない事件を追う雇われ探偵。自分の置かれた状況にムカついて雇い主に悪態つきながらも仕事を受けるしかない矛盾。ガキが大人になっていく様なのかな。シリーズの第1巻だけあって、ニールが探偵になるまでの様子も本筋に絡めながら描いているが一番トラウマな事件についてあっさりとしか描写がないのは今後の複線だろうか。本筋はサスペンスというよりもボーイミーツガールなロードムービーって言ったほうがしっくりくるかな。
★11 - コメント(1) - 1月12日

評判良さげなのでデビュー作から。ヤク中で淫売の母を持つ[ストリートキッズ]のニールがグレアムに仕込まれて探偵として活躍する。詳細過ぎる説明はシリーズ1作目だし、伏線は全て回収されたしどんでん返しも楽しめたのでそこは作者の味として良しとしよう。表紙絵は素敵だが内容にはミスマッチか。上流階級の人間に[ポチ,取ってこい]と命令されれば[ワン]と言って従うしかない底辺の人間...持って生まれた才能も環境が悪ければ開花しないのだ。さて次作へ。
★24 - コメント(0) - 1月12日

海外ものでハードボイルドって読みづらいイメージだったけど、おもしろかった!かわいそうな過去とそれを乗り越える努力と賢さ、そして信頼できる人との出会い。ストーリーもそうだが、キャラのつくりがうまい。あと、個人的には紅茶に蜂蜜をねばつくくらいいれるーみたいな文章表現やキャラの描写とかちょこちょこ好きだった。
★9 - コメント(0) - 2016年12月15日

分厚いながらもスイスイ読める。逃走シーンが何よりも好きだ。父さん!!頼りにしてまっせ!!世の中を斜に見ながらも、青年ながらの希望と(日々暗躍する彼の夢は、どこまでいっても大学教授にありつくことなのだ)矜持をもって、半ばコミカルに立ち回る。探偵業に全く未練がないところもまた憎らしい。
★10 - コメント(0) - 2016年12月9日

☆☆☆☆
★1 - コメント(0) - 2016年11月20日

今さらながら初ウィンズロウですよ。面白かったー。ニールの造形相当いいですね。こりゃ人気でるわー。名作と言われるわけですな。ってゆうか東江さんの訳が素晴らしいや。うん、名作でした。
★6 - コメント(0) - 2016年11月16日

ニールのようなスマートな青年に憧れる。読み終わると切なくなった。
★2 - コメント(0) - 2016年11月6日

いろいろの蘊蓄披露(疲労?)も多いが、かなり強引に終わった。それもよし。
- コメント(0) - 2016年10月15日

再読。最初に読んだ時の感動を思い出した。主要キャラには皆、根底に「思いやり」がある。でもギリギリにべたつかない距離感。二ール、グレアム、レヴァインの関係もハンパ無い☆ 本当にセンスがいい。それにつけても翻訳がすばらしい。原題「a cool breeze on the underground」。かっけー♪♪♪
★35 - コメント(0) - 2016年10月13日

[第71回海外作品読書会]ニールを始めとする魅力的な登場人物たち(除く2名)の造形、ユーモア溢れる語り口、かなわぬ恋で青春のほろ苦さを描きつつも爽やかなラストなど、全てが素晴らしい。いやー、こんな面白い本を読んでいなかったとは誠に以って不覚。「犬の力」も良かったけれどこちらの方が断然自分の好み。
★37 - コメント(5) - 2016年9月28日

上質なエンターテイメントで終始ニール・ケアリーにはらはらどきどきしたり、にやにやしたり、喝采したり...とても楽しい時間でした。
★6 - コメント(0) - 2016年9月1日

人生ベスト直撃即殿堂入り、すばらしい名「探偵小説」。
★1 - コメント(0) - 2016年8月24日

読了。ううん、こういう探偵モノっていいですよね~、と思いつつもこれは、「大沢在昌の、『アルバイト探偵』じゃない?」というイメージが最後まで付きまとった1冊でした。どちらが先に刊行されたか調べてしまったくらいに。中学生のときに冴木隆に出会ってすごく憧れたのと一緒で、思春期にニール・ケアリーに出会っていたら(そしてなにより、”お父さん”のグレアムに!)、間違いなく憧れていたと思います。息子が大きくなって本を読んでいたらすすめてみよう。男の子が憧れるカッコいい探偵が、ここにいます。続編も機会があれば!
★12 - コメント(0) - 2016年7月21日

ドン・ウィンズロウの源流を見る思いがしました。 と思ったら、デビュー作なのですね! ウィンズロウはやはり特別だな、という印象を受けました。
★4 - コメント(0) - 2016年6月12日

再読。夏の終わりが似合う一冊。探偵物語は、こうでなくっちゃ。スリルとアクション、裏切りにほろ苦い恋。愛を知らない少年ニールは、探偵に拾われ探偵のイロハを個性的な愛の中で叩き込まれ、青年となったある日、行方不明となっている大統領候補の一人娘を探すこととなる。少年が青年そして少しだけ大人近づいて行く姿その姿は、ひりひりしてキュンと切なくなる。
★7 - コメント(0) - 2016年5月28日

★★★★ 再読
★2 - コメント(0) - 2016年5月27日

★1 - コメント(0) - 2016年5月22日

上院議員の家出した娘を探すことになった主人公ニールは、何者かがその仕事を成功させないように妨害していることに気づく。そのため少年時代からニールに探偵技能を教えてくれた、父同然のグレアムも疑わしくなる。そうして裏切りの可能性をちらつかせてから、グレアムから探偵技能を教えられ、可愛がられていたエピソードが描かれるから、いい話だと感じるとともに現状を思って少し切なくもなる。そうしてこの事件で主人公にとって大事なものが失われると思わせておいて、その不吉な予想を覆して大団円で終わってくれたのは嬉しい。
★13 - コメント(0) - 2016年3月31日

ありがちな腕っぷしの強さはないが、学んだスキルで有能な探偵ニール。これ、相当ハマった作品である。続編楽しみ。 
★2 - コメント(0) - 2016年3月1日

☆☆☆☆
- コメント(0) - 2016年2月18日

主人公のニールは11歳の時にスリで捕まり、父親代わりのグレアムに探偵のノウハウを仕込まれる。今ではスポンサーのおかげで大学院で文学を学んでいるが、そのスポンサーから失踪した知人の娘の探索を依頼され、いやいや今の生活を捨てて潜入捜査に乗り出す。 皮肉屋だけど純粋で傷つきやすい感性を持ったニールに惹きつけられる。だから大人たちがよってたかってニールを利用していると感じてしまう。読み終わった後なんとも切ない気持ちがわきおこった。
★3 - コメント(2) - 2016年2月13日

おもしろかったです。人を傷つけたりだましたりすることに嫌悪感を感じているのに、割り切れないながらも教わった探偵術を使って依頼を果たしていく主人公ニールのジレンマが、物語に繊細さをもたらしているのかもしれません。ソフトボイルドな探偵物語です。ニールを見守る2人の大人もいい感じです。
★3 - コメント(0) - 2016年2月2日

擬似家族もの&青春物語&探偵の3拍子揃った作品。ストリートキッズだった主人公が「父さん」(と朋友会)に拾われ、探偵術と正しい家政術を仕込まれ、WASP風教育も受け、無事大学院生となったある日、面倒な事件に巻き込まれー。軽妙な語り口で進行する物語の中で、肉親以上の擬似父子の情愛にほろっとさせられる。とかくマッチョな男性が多い米国探偵業界の中で、喧嘩なんてムリ!本に埋もれてたい!と願うザ・文科系男子の主人公が知恵と軽口で世界を渡ってく姿が新鮮だった。大好きなシリーズ。映画化して欲しいなあ。
★7 - コメント(1) - 2016年1月28日

面白かったが、あらすじから期待したのとは何か違う...という感じ。お好きな方に叱られそうだが、流行の青春ミステリのような読後感。ニールがあまりに若くて青くて「プロ」に徹し切れなかったところがそう思わせるのかな。もしくは彼が「プロ」になる物語だったのかも。語弊があるかも知れないが、女性が好むタイプのハードボイルドの反対と言うか、男性が好むタイプのセンチメンタルさがあるように思う。訳文は読みやすくて好きでした。
★1 - コメント(0) - 2016年1月25日

☆☆☆☆
- コメント(0) - 2016年1月4日

青春小説?のようなちょっと切なさもありの探偵物語。20年前の作品だけど、古さも感じなかった。ヘロインとか麻薬がこわいですね。
★26 - コメント(0) - 2015年12月15日

天才的な探偵ニールとグレアム父さんの関係に痺れます。グレアムは彼を一人の探偵として信頼し、そして心から愛している。ニールはメンタル弱くて喧嘩も弱くてまだまだ若造だけど、グレアムがいればきっと立派な探偵として又、大人として成長していくんだろうなぁ~と思います。
★14 - コメント(0) - 2015年12月2日

こんな面白い本今まで読んでなかったの勿体なかった!いや、扱ってる素材はなかなかハードですが、裏表紙の紹介文では伝わらないもどかしさ。ニールの生い立ちとジョーとの関係が良いよね。ハラハラドキドキしながら頁をめくりました。「元ストリート・キッド」の意味が分からない。携帯も無い時代のアメリカ版『オリバー・ツイスト』が、海を渡って活躍する感じ。東江さんは「ストーナー」を読んだので、英文学の教授好きだなぁと思ったり。
★10 - コメント(1) - 2015年11月14日

いつ読んでも、何度読んでも、その度に面白い。
★12 - コメント(0) - 2015年11月12日

 ドン・ウィンズロウを初めて、図書館で借りて読む。面白い。  3部構成、1部ですっかりファンになりました。2部のもたつき、このレベルの探偵と組織にしてはと納得できない部分もある。アクションもあって詰め込みすぎだが、終わり方がきれいで良い。次作も読む!
★6 - コメント(0) - 2015年11月7日

面白かった。探偵業を仕込まれてゆく二ールが学校に通わせてもらい、そこで主人公に自分の境遇を重ねディケンズを好きになるのがいい。どんどん本が好きになりいよいよ大学院生となって18世紀英文学の教授になりたいと思っている。でも探偵。それも腕ききの。だからスモレット幻の初版本とかその手の話題も面白いながら、朋友会という組織やグレアムとの関係、探偵術と依頼の遂行とテンポよく小気味良い。強くはないから痛い目に遭ったり切なくさせたり、でも爽やかで。
★9 - コメント(0) - 2015年10月31日

苦しまなくていいんだ、彼女の心を救える言葉があり、口に出せない理由がある
★1 - コメント(0) - 2015年10月21日

んー、まいった。まいったなあ。なんもいえねー。
★5 - コメント(0) - 2015年8月11日

★★★★☆青春ハードボイルドと言ったらいいのか、わりと珍しい設定が新鮮で楽しめた。日本の青春物は青臭すぎて辟易しているわたしでも不思議と抵抗なく読めたのは、ユーモアのある余裕たっぷりの語り口のおかげだと思う。処女作のためかプロットはシンプルなわりにぎこちないのだが、それを余りある筆力の勢いが吹き飛ばしていく。乱暴なようでいて、所々見え隠れする知性もすてきだった。海外のエンタメ小説はあまり読んだことがなかったのだけど、肩の力を抜いて読めるこの手の長編小説が流行る理由もなんとなくわかった気がした。
★8 - コメント(0) - 2015年7月5日

面白かったっ‼︎‼︎アリーの身に起きた事はとても辛いけれど、いい意味で軽くてとても読みやすかった!ニールと父さんの関係が凄く良くて、二人が同じものに同じように嫌悪感を抱くところ(まぁ当然なんだけど)なんかは親子!って感じがしました。車で大暴走は笑いを堪えるのに必死で、ほんと電車内で読まずに済んで良かった笑 父さんの探偵業における矜持もとても格好良かったし、大学院生なのに15、6の男の子ようなニールの感性の柔らかさが愛おしかった。皮肉も効いていて、ニヤリとしたのは数回では及ばず。続きも勿論読みます!
★16 - コメント(0) - 2015年6月9日

「フランキー・マシーンの冬」を読み、これは面白いと続いて「犬の力」を読了。著作リストに「ストリート・キッズ」が。20年近く前、「このミス」第二位だったので購入したまま、積ん読状態だったのを本棚の裏で見つけました。ストーリーも熟れているし面白い。青春、探偵物語ですね。岩塩には思わず笑っちゃいました。
★2 - コメント(0) - 2015年6月2日

掏摸で日銭を稼ぐストリート・キッドだった幼きニール・ケアリーが、探偵指南役のグレアムに拾われて一流の技術を身につける。二人の愛情に満ちた師弟関係というか、擬似父子関係が、物語に繊細な感情を産む。これは、やがて青年に成長したニールが挑む潜入捜査の一幕。荒事よりも英文学に興味をひかれる彼が立ち向かう障害の先に待ち受けるは、切なくもほろ苦い結末。――そこは自分の心臓の鼓動が聞こえる場所。第三部のニールとアリーのひとときの穏やかな生活が印象深い。軽快な展開ながらナイーブな雰囲気を纏う文章が素晴らしい。
★51 - コメント(0) - 2015年6月1日

初読み。面白いと聞いていたけど本当に面白かった!グレアムの懐の深さにうるうるしてしまったわ。でもパーカーの初秋と被るのはグレアムとニールではなく後半のニールとアリーのあの穏やかな時間のことなのかなあ、と。肝心の事件の展開はもうニールは度胸あり過ぎというか無茶し過ぎ感ハンパなくてむっちゃ肩に力が入ってしまいラストは一気読み(^^;;
★3 - コメント(0) - 2015年5月27日

ストリート・キッズの 評価:88 感想・レビュー:198
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