古城ゲーム (創元推理文庫)

古城ゲーム (創元推理文庫)
あらすじ・内容
医学生のバスチアンは、騎士や魔女になりきり14世紀の暮らしを疑似体験するゲームに参加するため、深い森に到着した。そこでは懐中電灯や消毒薬などゲームの時代になかった物の持ち込みが禁止されている。だが参加者が次々に謎の失踪を遂げ、主催者の携帯電話も紛失し外部と通信不能に。さらに閉じこめられた洞(ほら)で大量の白骨死体を発見。想定外の出来事が彼らの心を蝕(むしば)んでいく。訳者あとがき=酒寄進一

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古城ゲームはこんな本です

古城ゲームの感想・レビュー(100)

原題は『Saeculum』、ラテン語で世紀。邦題と設定から『月光ゲーム』のような青春ミステリを想像していたのですが、全然違いました。誰が糸を引いているかはすぐにわかってしまったし、動機も幕引きも……うーむ。酷い奴が何人も出てくる割には、何だか決め手に欠けます。YAだとコードがあるのかな? いっそのこと、息子が事件に巻き込まれて親父が金で解決するというパターンでシリーズ化したらどうだろう、などと思いました。
★36 - コメント(0) - 3月14日

向いてない人が女につられて向いてないゲームに参加して・・・という話。真ん中はグダグダダラダラした印象でラストも微妙。
★1 - コメント(0) - 2月9日

日本の作家の本読むのに追われてて、なかなか海外文学まで手を出す余裕無いんだけど…この本は帯見た時から「間違いない。呼ばれてる」と思ったのでな。LARP(ライブアクションロールプレイング)に好奇心と多少のスケベ心で参加した優等生君が、14世紀ドイツの廃墟と闇の森の中で、狂気と人間不信と周到な犯罪計画に巻き込まれて、散々な目に遭う、という展開。いいなあドイツはー。日本でこれやると、もっぱら吹雪の山荘とかムラ社会とかになりがちで。こういう遊び方はなかなかできないだろうし。ラストは…まあ、多少すっきりしないかも。
- コメント(0) - 2月9日

14世紀の世界を体験するRPGに参加することになった主人公、ゲームが進行していくなかで次々と不穏な事件が……。ミステリというよりはホラーやサスペンスの要素が豊富。この先どうなるんだろうという期待で読むことができた。
★3 - コメント(0) - 2016年12月19日

謎解き系のミステリを期待して読んだので肩透かしを食らったものの、中々読み応えはあった。中でも若者たちが祟りを信じて生贄を要求する様は緊張感があって良かったかなと。あと、LARPのことも知らなかったので興味深く読めた。流石はドイツ、というか欧米圏というか、遊びに全力な姿勢は羨ましい。ことの真相に関しては、始め新手のドッキリかなとも思っていたが、中盤以降の伏線の張り方が雑で大方予想出来てしまったのは少し残念。勧善懲悪とならないオチについてあまり不満はなく、二人が幸せなら十分だと思いました。
★2 - コメント(0) - 2016年12月12日

序盤でいなくなった仲間の所在がずっと分からず、どうなっているのかドキドキした。
★1 - コメント(0) - 2016年12月2日

一気読みしたけれど、最終的には微妙な感じ。死者が出なくてよかったよ。似たもの親子ってことなんでしょうね。それと、作者は視力のいい人なんだろうか。私なんか眼鏡取り上げられたらほとんど何もできないと思う。(バスチアンの視力がそこまで悪くないってことなんだろうけど、かなり目が悪いって感じで書いてある)
★14 - コメント(2) - 2016年11月8日

辛口です。中世の世界観でサバゲーをすることになった二十代の男女が、プレイ中次々に姿を消していく、というミステリです。登場人物が多すぎて名前が覚えきれないのと、主人公のバスチアンをはじめ、キャラクター全員がなんだかひねくれている感じがして、好感が持てませんでした。ストーリーが動き出すまでがとても長く、ハラハラしたり、ドキドキしたり…というシーンも特にありません。何より肝心のオチが酷すぎる…後味も微妙。やはりドイツ語系の作品とは相性が良くないようです(>_<)
★49 - コメント(4) - 2016年10月5日

あらすじからクローズド・サークルと推察したのだが、読了してみると微妙なところだ。ミステリというよりサイコホラーやサスペンスの要素が濃いため、クローズド・サークルでの謎解きを楽しみにしている向きは肩透かしを喰うだろう。しかし、そうしたジャンルだと認識して読めば、十分楽しめる作品だ。邦訳もかなり言葉を選んでいる様子が伺える。人物達が、まさにゲームのキャラクターを思わせる希薄さで描かれるが、それが却って本作の持ち味となる。ただ、読ませてくれる作品でありながら、後味は良くない。石を呑み込んだような読後感が残念だ。
★72 - コメント(1) - 2016年10月1日

タイトルに日本語版の商業主義が表れている。 古城は全く関係ない。 身内の身勝手な行動という胸糞の悪いオチで一応ハッピーエンド的にはなっているが後味の悪い終わり方だった。
- コメント(0) - 2016年9月25日

気になる彼女の誘いで、14世紀の暮らしを本格的に体験するライブアクションロールプレイングゲーム“サエクルム“に参加するこになった医学生のバスチアン。消毒薬、携帯はもちろん持ち込み不可!舞台はとある伝説の舞台となった場所で、祟りがあるとの噂があり…そんな中メンバーが一人消え、二人消え…そして、木片に書かれた予言によりバスチアンを生け贄に捧げようとするメンバー。祟りとは?そして、信頼できるのは誰だ。作者は見事に裏切ってくれたよ!訳者が中学の時からのファン、酒寄進一さんってので、さらにテンションアップ!
★15 - コメント(0) - 2016年9月23日

なかなかエグい話だった。ロールプレイ中の息詰まるかんじ(祟りの話にバスチアンが追い詰められるところとか、すごくつらくなった)と、現代社会に帰ってきたときの生々しさと、どっちも胸が悪くなって、しかし面白かったです。バスチアンはもっと怒っていいと思うけど。みんな忘れてるアルノも。これで兄ちゃんは成功していいのか?父ちゃんもこれでいいのか?なんとなくもやもやする。用意周到なようで無謀なだけの残酷さと罪の意識の軽さはヤングアダルト向けだからなの?ドイツの青少年はずいぶん鬱陶しいの読んでるね!
★2 - コメント(0) - 2016年9月19日

医学生のバスチアンは、騎士や魔女になりきり14世紀の暮らしを疑似体験するゲームに参加する。14世紀にはなかった懐中電灯や携帯電話等は持ち込み禁止。人里離れた森で、参加者が謎の失踪を遂げ、外部と音信不通になり…。参加者が徐々に心を蝕まれていく様子がリアルだった。集団の心理は恐ろしい。実際に、こういったライブアクションロールプレイングゲームはドイツ語圏でよく開催されているらしい。この物語ほどサバイバルな感じでなければ、楽しそうだな。
★27 - コメント(2) - 2016年9月10日

新刊28冊目
★1 - コメント(0) - 2016年9月6日

彼女の誘いでライブアクションロールプレイング「サエクルム」に参加する事になった医学生バスチアン。それは参加者が魔女や騎士や薬師などになりきり中世の生活を疑似体験するゲーム。携帯電話、懐中電灯、医療器具など14世紀以降の物は持ち込み禁止でその時代の人間になりきるルールで外部から隔絶した場所で5日間生活する。ところが参加者が次々と失踪を遂げて隔絶された場所と中世という時代設定が参加者の冷静さを失わせる。さらにこの土地に昔から伝わる呪いにより参加者たちはパニックに陥りやがて互いに対立…そして物語は衝撃の結末へ!
★25 - コメント(0) - 2016年9月2日

これは掘り出し物。かなりハマって読んでしまった。起承転結に富んだYA向けのサバイバル・サスペンスとのことですが…いい年した大人が最初から最後まで楽しんでしまいました。不朽の名作蝿の王、キングの霧〈ミスト〉が好きな方はハマると思います。おすすめ!
★19 - コメント(0) - 2016年8月30日

14世紀を疑似体験するゲームの参加者が、ひとりずつ消えていく。古城に残された呪いのせいなのか……というサスペンス。「5のゲーム」が面白かったから期待したが、謎は途中でわかるし、ラストが呆気ないし、ちょっと期待外れ。解説で「青少年向け」と書かれていて、納得。あまり深みはない。あ、だから人が死なないのか!(いま気づいた)同じ状況に陥ったら、私は最後まで理性を失わずにいたい、と思わせる話だった。
★2 - コメント(0) - 2016年8月27日

この小説で出てくるような中世のロールプレイングゲームは、実際に海外でよく行われているらしい。私はそういった遊びの存在を知らなかったので、新鮮な設定に感じた。 伝説通りの出来事が実際に起きていくのが読んでいてとても怖く、すごくひきこまれた。 ただ犯人の動機が同情できる部分もあるものの、巻き込まれた人達が可哀想すぎた。 また命の懸かった状況で意思の弱いメンバーが徐々に洗脳されていくさまがリアルだと思った。
★2 - コメント(0) - 2016年8月22日

彼女に誘われ人里離れた森で14世紀中世の疑似体験ゲームに参加する医学生の主人公。行くなと謎の警告があったり、その彼女とはどうみても付き合ってないだろとか、主催側に医療知識を期待されてると言われながらも中世には無いと眼鏡没収されたりとか最初から不穏な空気が一杯です。さらに失踪者が出たり、帰れなくなったり、実はこの土地は呪われててとか、ホラーでクローズドサークルな展開に。でもミステリではないんですね。ミステリ者的に気になる点は避けている。わざと書いていないと理解すると…。演出とはある意味現代の魔術なのかも。
★26 - コメント(1) - 2016年8月16日

ライブアクションロールプレイングゲーム(LARP)とか、『そして誰もいなくなった』&『蠅の王』!とか、宣伝ウマすぎ。それは読まずにいられないでしょう! ということで読みました。はじめのうちこそ、うまく世界観に馴染めないところもありましたが、けっきょく一気に読了。おもしろかったです。ラストも好き。
★2 - コメント(0) - 2016年8月9日

もう設定が好きすぎて。物語は想像と違う方向に行くとは聞いてたけど。そうか、そう来たか。うーん、人物紹介にお父さんはいない方がいいんじゃないかな。あと、ゲーム参加者のキャラがもうちょっと立ってて欲しかった。特に男子。だれがだれだかあんまり考えないでも読めてしまった。なんだかんだ文句も言いましたが一気読みです。最後、「あ、もうここで終わりなのかな」と思いつつ、めくってもめくってもエピローグだった。あれほどの事件のあとでもみんな付き合ってるのがなんか可笑しい。(どんだけ狭い町?・・・)
★4 - コメント(0) - 2016年8月5日

思ってたより、面白かった。翻訳が酒寄さんだとめちゃくちゃ読みやすい。 14世紀を再現して森でゲームをするサークルで、次々と消える人、呪いの伝説の通りに起こる出来事…と雰囲気はバッチリ。徐々に追い詰められてみんなが壊れていくのも臨場感ある。ただ黒幕は結構早く分かるのと、結末の胸糞感はいただけないが…でもこの作者さんの題材は面白そうだから、他も読んでみようかな。
★10 - コメント(0) - 2016年8月4日

祟りの話をぶっ込んできたり、早く森から出ればいいのに出られないといった定番な感じのストーリー展開だけれど、ラスト、違う感じの着地点を見せて意外だった。★★★☆
★2 - コメント(0) - 2016年7月18日

中世RPGを実地でやるなどという若者の無分別に呆れながらも、それを上回るハラハラドキドキでこちらも囚われてしまった。生きるか死ぬかの文字通りの緊迫感とそれでもなにか裏がありそうな引っ張り方。ラストはかなーりもやもやして、このラストを受け入れられるかどうかは分かれそうだが、よく練られた話ではある。ただ登場人物の一人に言いたいのは「おまえはそれで満足なのか」ということ。
★22 - コメント(0) - 2016年7月15日

読了して思ったのはドイツの20歳前後って、日本に比べて大人ということ。生きるか死ぬか、小説の中とはいえ、日本ではこれはなさそう。この小説すごく、爽やかとかいう話ではなし、読み終わって満足度高いというほどでもない。1/3くらいからは、ものすごく早く読み進んだのだから、面白かったんだろうが、最終的な場面の前に、誰が仕組んだことかは、わかってしまうし、登場人物も、主人公とイリーナ以外は、気持ち悪い感じだった。
★1 - コメント(0) - 2016年7月14日

14世紀の暮らしを疑似体験するゲームに主人公が参加するのだが、一番辛いだろうと思ったのは眼鏡を取り上げられちゃったこと。主人公は軽い近視だったのか頑張って動いてる、感心。私だったら怖くて森の中なんて動けない。話は面白かったです。どうなるのかドキドキ。でも主人公の父親に対する嫌悪感が容赦ない。日本人だと根本にはそれなりの親子愛があるんだよとなりそうなのに。
★9 - コメント(0) - 2016年7月14日

最初は読みづらく途中からは犯人と動機が予想できつまらないかと思いきやぐいぐい引き込まれた。まさか、あれだけ卑劣なまねをしたパウルの作戦が成功するなんて。
★7 - コメント(0) - 2016年6月30日

ライブアクションロープレの楽しさはほぼ伝わってこない。ので、ちょっと期待とはちがった。ミステリというよりサスペンスなのかな。なんとなく冗長。ラストがあんまり好きになれなかった。
★3 - コメント(1) - 2016年6月29日

事件が起こるまでがちょっとだれたけど、そのあとはなかなか面白かった。ドーロとラウルにはイライラさせられたが、現実世界になじめない人っているよね。
★4 - コメント(0) - 2016年6月25日

14世紀の住人になり切って当時の生活を疑似体験するゲームのさなか、参加者が一人また一人と消えていく。舞台となる土地には陰惨な呪いの伝説が秘められていた。という設定はあくまで極限状況を演出するための装置でしかなく、ガジェット盛りだくさんなクローズドサークルでの謎解きミステリ、ではないのでご注意を。その上で、人間心理の危うさの描写が巧みで読ませてくれる。視点人物を固定している点もリーダビリティに拍車をかけている。全体としての仕掛けの割り切った人工性や、モラトリアムな香り漂う結末は、「あの頃」の新本格っぽい。
★31 - コメント(1) - 2016年6月22日

14世紀の世界を体験するロールプレイングゲームに参加していると仲間が一人ずつ消え、外界との連絡手段も断たれてしまう、という設定がとても好み。しかし、この中に犯人が?!というものでもなく。閉じ込められた若者たちの人間関係や心理状況から起こるサスペンスなのかな。結末は意外というかなんというか。面白かったですけど、ただただ思ってたのとは違ってた。
★8 - コメント(0) - 2016年6月20日

うまくまとめたのか、うまくばらけたのかよくわからないけど、ゲームの時代設定が好きなので、ふつうに面白かった
★2 - コメント(0) - 2016年6月20日

「そして誰もいなくなった」とかその手の、人が次々いなくなる系ではなかったです。 面白かったけど。
★1 - コメント(0) - 2016年6月16日

★4 医学生の主人公が騎士や魔女になりきり14世紀を疑似体験するゲームに参加する。最近よくある感じのゲーム系サスペンス?ミステリではないかな。14世紀ヨーロッパという設定はとても魅かれるけれど、期待したのとは少し方向性が違うような。それでもなかなか面白かったけど。
★4 - コメント(0) - 2016年6月13日

現代の若者が中世ヨーロッパを疑似体験するという設定のミステリー。そこには14世紀に無かったものは持ち込めないというルール。なにこれ面白そうって読み始めたけれど、なかなか入り込めなかった。
★5 - コメント(0) - 2016年6月8日

パウルすごい。最初から最後まで思い通りな、それだけで面白い。
★2 - コメント(0) - 2016年6月5日

わたし的には中世の体験型ロールプレイングゲームなんて面白いかなと思って読み始めたんだけど、なかなか入り込めず面白いと思える頃にはもはや後半になっていたし、イメージとしてはそして誰もいなくなったとかインシテミルとかそんなミステリを期待していただけにちょっとがっかりだった。
★10 - コメント(0) - 2016年6月5日

インシテミルみたいなのを期待していたが全く違った。これはこれで面白かった!
★4 - コメント(0) - 2016年6月3日

読ませはするし、若者達が14世紀を疑似体験する体験型ゲームに入る、という魅力的なストーリーなのですが。どちらかというと、ミステリ部分は薄いと思いました。それぞれの若者が秘密を抱えていて、それが大きくこの物語に関係していきます。あるところで意外な真相はわかるのですが・・・そして私はごめんなさい、乗り切れませんでした。決してつまらなくはないんだけども!も!
★12 - コメント(0) - 2016年5月30日

山奥に取り残された参加者達が恐怖と疲労から疑心暗鬼に陥り、徐々に壊れていく姿は読んでいてハラハラしましたが、結末の超現実的なビジネスライクな幕引きにはわたしもびっくりです。これがなんともいえない後味の悪さを残しました。この結末にいたる伏線は、序盤からところどころにちりばめられていましたが、読者と主人公をあれだけ怯えさせておいてこの幕引きはあるのか!? へタレな主人公が自分の殻を破った的なラストではあるのですが、最終的に主人公が手に入れたものは本当に価値あるものだったのかな。
★3 - コメント(0) - 2016年5月20日

古城ゲームの 評価:94 感想・レビュー:47
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