フロスト日和 (創元推理文庫)

フロスト日和 (創元推理文庫)
あらすじ・内容
肌寒い秋の季節。デントンの町では連続婦女暴行魔が跳梁し、公衆便所には浮浪者の死体が転がる。なに、これはまだ序の口で……。皆から無能とそしられながら、名物警部フロストの不眠不休の奮戦と、推理の乱れ撃ちはつづく。中間管理職に、春の日和は訪れるのだろうか? 笑いも緊張も堪能できる、まさに得難い個性。『クリスマスのフロスト』につづく第2弾! 解説=温水ゆかり

*英国ITVで1992年よりTVドラマ・シリーズ化

*第1位「このミステリーがすごい! 1998年版」海外編ベスト10
*第2位「週刊文春」1997年ミステリーベスト10/海外部門

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フロスト日和の感想・レビュー(634)

ウェブスターが最後の最後にフロストを「警部」と呼ぶところにほろっとくるね
★1 - コメント(0) - 2016年12月29日

モジュラー型ミステリシリーズ2作目。今回の相方は元々は警部で無能ではないが、上司も嫁も殴って降格左遷されてきた武闘派ウェブスター。相方としては不平だらけだけど、捜査に関してはわりと普通。今回も不眠不休でデントンの町を襲う難事件の数々を同時進行で捜査します。話中に取り上げられた事件は一通り解決するも、話し前から山と積まれた事件はそのまま放置中。大丈夫なのかデントン。犯人はもちろん、被害者、容疑者、関係者、誰もがちょっとづつ罪を犯していて、人間は罪をおかすものだという温かな視線とフロストの人柄がいいのです。
★19 - コメント(0) - 2016年12月22日

もうホント面白すぎる。何でこんなに読みやすいのか。事件に次ぐ事件の連続なのに、頭が混乱することはない。むしろフロスト警部自身か忘れているのだから覚えておく必要はないのだ。このタイプの小説は推理しようと考えるのは無駄だな笑。フロスト警部の行動力はずば抜けていて、「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」理論でどんどん捜査を進めていく。上司との面会に寝坊してもう間に合わないと踏んだ途端、優雅に紅茶を飲み始めるフロスト警部を思うと元気が出る。
★2 - コメント(0) - 2016年12月12日

★★★★☆
- コメント(0) - 2016年12月4日

幕開け早々から事件が次々起こって、これってなんだっけ、なんてフロストの気分を味わいつつ。いろいろ見逃してあげたり、頼りにされると断れなかったり、フロストの優しさがいいですね。
- コメント(0) - 2016年10月21日

フロスト警部はスケジュール管理が苦手だ。机は未処理の書類が山積み、車の中もめちゃくちゃ、10分前にした約束は当然のように忘れるし、自分が言ったことも忘れる始末。だけどもだけど、仕事中毒の警部は、得意のカマかけ捜査で問題を片付けていく。無作法だが人情に厚い憎めないひと。タバコに関しては気風がいいフロスト、今回も大量のタバコを配りました。
★1 - コメント(0) - 2016年9月8日

フロスト警部の愉快で下品な冗談の影で見過ごされてしまいそうだが、作者の巧緻な物語の組み立てに舌を巻く。読者は毎回、新入りと同じ視点から、フロストという案内人を従えて、デントンの町を探訪することになる。「何だ誰かと思ったらお前か」と、犯罪者を含め出会う人すべてフロストの顔見知り。行き当たりばかりの彼とは違い、アレン警部は、秩序と段取りに五月蝿く、上司であるマレット署長は自惚れの強い俗物でいつもいがみ合っている。難解な事件も、犯人との頭脳バトルもなく、ただどでかいツキ頼みの捜査だが、謎解きは意外に複雑で精緻。
★2 - コメント(1) - 2016年9月3日

オーディオにて 幾つもの事件が平行して発生する。複数の事件を同時に調べていくと交差する箇所が何個も出てくる。踊る大捜査線の映画はこんな雰囲気だった印象がある。
- コメント(0) - 2016年8月17日

次々と事件が起こって人手が足りなくてしっちゃかめっちゃかになるさまがリアルな感じがする。いろんな事件がからまりすぎて、時々、これ誰だっけ?ってなったけど。フロストの事件解決方法はカンと幸運に頼りすぎてて、推理とかほとんど関係ないのもおもしろい。けしてハッピーエンドではないんだけど、最後はちょっとすっきりした。
★3 - コメント(0) - 2016年8月5日

暑い夏は軽快な物語にかぎる。おもしろかった。次から次へと事件が起きて、まるでデタラメな捜査が繰り返されるのだが、運とハッタリで最後に全部解決しちゃった。まだ何冊か続編続くようだから、ブックオフ寄って帰ろう。今日も暑いからね
★2 - コメント(0) - 2016年7月9日

『フロスト警部シリーズ』第2作。ウムム……第1作と比べると、なんかなぁ。事件が増えた影響なのか、仲間同僚との信頼関係は希薄になったし、相棒の「新ぼうや」はほとんど全編で嫌なヤツだし、マレットに至ってはもう……フロストの孤軍奮闘ぶりを描きたかったのか? そうだとしても、もうちょいフロストの魅力的な描写がないと、これキツくねえかと思ってしまった。誰よりも結果を残す実力を持った自己中は、質の悪い厄介者でもあるからなあ。でも作品としては面白いから、フロスト警部のファンとしては素直に喜べない厄介者的な作品です。
★2 - コメント(0) - 2016年4月9日

フロストシリーズ2作目。よれよれの格好で下品な冗談が大好き、事件の捜査は直感あるのみ。そんなフロスト警部のもとに次々と事件が舞い込むと、それはもう無秩序としか言いようのない状態になる。だけど何故だか面白くてページが進んでしまいました。一見全く関係のない事件同士が微妙にリンクしてて、解決に繋がるのはお見事。フロスト警部が時折みせる人に対する思いやりが良いなと思います。
★23 - コメント(0) - 2016年3月27日

煙草を吸い、紅茶を飲み、下品なことを言う。次から次へ事件は起こり、それが見事に解決へ。このキャラだから軽い感じではあるが、お見事推理小説。
★2 - コメント(0) - 2016年3月9日

物凄く面白い。お巡りのなかのお巡り。まさにフロスト日和でした。
★2 - コメント(0) - 2016年1月18日

前作では上昇志向の人物以外からは結構慕われてたような気がしてたフロストが今作ではそうでもなく、終盤になるまで苦境に立たされっぱなし。でも面白かった。
★1 - コメント(0) - 2015年12月30日

次々と事件が起こり、フロストは相変わらず行き当たりばったり。よそから来た新人はフロストのバカにして・・という構造は前作と同じですが、より事件同士が絡み合い、とても面白かったです。誰も関心を持たないホームレスの死も他の事件と同じように扱い、レイプされた妄想で度々警察のお世話になるおばあさんへの対応ににじみ出る優しさ。俺もダメな奴だからさ、というスタンスがとてもいいです。今回はやっと新人君に彼の良さが分かってもらえたようで。誰か事務能力の高い部下を付けてあげて欲しいですね。
★3 - コメント(0) - 2015年12月16日

楽しかったです。一度読んでいるのに関わらず、ストーリー全く覚えていない自分に驚愕…人物名はうっすら聞き覚えがあるも。これは、これからの人生、読んで面白かったと思った本を再読して生きていった方が安心して楽しめるかなぁ…
★6 - コメント(0) - 2015年11月23日

はじめ、こんな小さな事件でこの後続くのか!?と思っていたら、複数の事件が同時並行で進んでいきました。 一緒に推理しながら読むのですが、本格推理小説ではないため、どうしても憶測が憶測を生む感じになってしまい、推理は楽しめません。 それ以上に、フロストさんの冗談には十分笑わせてもらいました。
★4 - コメント(0) - 2015年11月17日

一見凡庸そうに見えて実は切れ者、というのではなく、本当に推理を外したり失敗したりの連続で、おまけにだらしなくて下ネタ大好きって、どこもいいところがない主人公のフロスト警部。上司からの呼び出しや指示を忘れて色んな事件に首を突っ込むけれど、この忘れっぽさと切り替えの早さが解決に結びついているのかも。頻発する事件が少しずつ繋がり、意外なところから意外な形で解決していくのが楽しい。あれだけとっ散らかしておきながら、すっきり収束するのが見事である。最初は眉を顰めていたのに、この猥雑さが段々癖になってくる。
★6 - コメント(0) - 2015年11月12日

なんやかんやぎゅうぎゅう詰めになってる
★8 - コメント(0) - 2015年11月3日

前作よりもずっと面白くなっている。複数の事件が同時並行で発生して、中にはあっけない解決もあるのだが、魅力的に描かれたフロスト警部のキャラクターが刑事のカンを頼りに解決する姿は非常に楽しい。フロストの弱者への愛情あふれる目線も魅力だと思う。次回作も読みたい。
★1 - コメント(0) - 2015年7月9日

やらなくちゃいけない仕事から逃げてばかり、下ネタジョークを得意げに飛ばすのに実は人情味溢れていて憎めないフロスト警部。上司からは評価されていないけれど、いざというときの勘の鋭さで見事事件を解決。いろいろな事件が次から次へと起こり、ピースが埋まって解決してすっきり。面白かったです。
★18 - コメント(0) - 2015年6月26日

下品で勝手なおっさんだけど憎めない愛すべきキャラ、フロスト。今回も複数の事件を野生の勘するどく見事に解決していきます。面白かった!
★2 - コメント(0) - 2015年6月21日

でたらめで、ぽんこつで、ぐうたらで、どうしようもない中年おやじのフロスト。だめなところは無数にあるが、でもなぜかここぞ、というところでポイントをおさえていて、かっこよく見えるのがすごい。やっぱり、フロストはすごくいいやつで、大好きです。
★3 - コメント(0) - 2015年6月6日

相も変わらず、大笑いの連続。しかし、これを犯罪小説と呼ぶべきか、あるいは推理小説、それとも探偵物語か、はたまた喜劇、くくるのは難しいね。フロスト、稀有な動物的勘の持ち主。慧眼の士であることも確か。しかし、どうにもだらしがない。これが、たまらなく愉快。どういう頭の構造でしょう? 面白いことは疑いなし。
★2 - コメント(0) - 2015年4月29日

加速するだらしなさ、その書類ほっといていいの?とか、その下ネタは・・・と、ツッコミどころは満載なのにやはり憎めなかった。ソブリン金貨のつなぐ輪がすごい。
- コメント(0) - 2015年3月13日

フロストシリーズ第二弾 ゆるくて、下品で、切れ味鈍い主人公の人間味あふれる刑事小説。日本の⚪︎⚪︎サスペンス劇場に似た人情ものだと自分は思うのだが、人に寛容であることの素敵さを知る。
★1 - コメント(0) - 2015年3月3日

公衆便所に浮かんだ浮浪者の死体。森の連続殺人、老人のひき逃げ等またもや複数の事件が平行してすすむ。フロストの皆への態度の優しさが全面にでていて楽しかった。
- コメント(0) - 2015年1月11日

2015年最初の1冊。フロスト日和=事件多発(想像を絶する勃発ぶり)で不眠不休のヨレヨレボロボロ…といったところ。鳴り止まない電話、絶え間ない署長の呼出し、片付かない山積書類、これ程のカオスにいても全く動じず、流されるまま、自然体で飄々としているフロスト。前作よりもお下劣な切り返しがキレキレで、笑いっぱなしだった。十八番のレイプジョークをかましたり、本当にどうしようもないおじさんだけど、冤罪は断固と許さず、街中の弱者に気を配り、署内でも若い警官にさりげなく道理を諭す姿はいぶし銀(煙草で燻されたのかも??)
★57 - コメント(1) - 2015年1月8日

フロストシリーズの三作を読了。700ページのボリュームを感じさせない、次々起こる事件にも何故か読みやすい文脈、本当にフロスト作品には「読書の喜び」を教えてもらってます。 また、フロストの社会的弱者に対する温かい眼差しが好きです。 次は遅ればせながら「夜のフロスト」を読みたいです。
★1 - コメント(0) - 2014年12月25日

フロストの魅力もさることながら、登場人物全てがしっかりと書き込まれていて厚みがあって人間的で、ホントにホントに素晴らしい。笑わせてしんみりさせて泣かせて…。あれだけ脈絡なく並べ立てられていたはずのたくさんの事件が、最後の1ピースまでハマっていきながら、でもふっと肩すかしをくらわす技ありのラスト…。翻訳文のうまさもまた秀逸だった。
★9 - コメント(0) - 2014年12月12日

Reader版で
- コメント(0) - 2014年12月4日

前作本文524ページ、今回は本文699ページ。続いて読むべくベッド横に堆く積まれた中に待機中の第三作目「夜のフロスト」746ページ!大部冊ですが、面白いことこの上なし♪ろくでなしで、いい加減、その上に下品ときては、警察小説の主人公には相応しくなさそうだが、時折垣間見える優しさと、警官としての矜持が格好いい。"おれは捏造された証拠を黙って見逃すために、お巡りになったんじゃない。"
★5 - コメント(0) - 2014年10月25日

やっぱりフロストがいい。いろんな事件が次々に起こって途中で何が何だか分からなくなりそうだったが、これが火曜日から土曜日までの5日間のことだというからフロストもくたくたになるわけだね。フロスト、いいやつだな。
★20 - コメント(2) - 2014年10月5日

狂ったように仕事が積み重なっていく感じ。 残業しすぎなのは日本人だけではない! それにしてもフロストのキャラは好きだ。
★1 - コメント(0) - 2014年10月4日

☆☆☆☆
- コメント(0) - 2014年9月27日

実に英国らしい皮肉さと陰鬱さに彩られた作品で好きです。これだけ人手が足りず忙しいのに何だかんだ悪態つきつつ頑張ってしまうフロスト警部。読めば読むほど無能扱いの意味が分からなくなるなぁ。
- コメント(0) - 2014年9月10日

フロスト日和の 評価:68 感想・レビュー:162
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