心のなかの冷たい何か (創元推理文庫)

心のなかの冷たい何か (創元推理文庫)
あらすじ・内容
失業中のわたしこと若竹七海が旅先で知り合った一ノ瀬妙子。強烈な印象を残した彼女は、不意に電話をよこしてクリスマス・イヴの約束を取りつけたかと思うと、間もなく自殺を図り、未遂だったものの植物状態になっているという。悲報に接した折も折、当の妙子から不可解きわまる『手記』が届いた。これは何なのか、彼女の身に何が起こったというのだろう? 真相を求めて、体当たりの探偵行が始まる。著者あとがき=若竹七海/解説=南波雅

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遠い唇
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心のなかの冷たい何かの感想・レビュー(286)

二部構成。 ほとんどの読者は、第一部ラストでひっくり返りますね(笑)。 そして真相を求めて、第二部を一気読み。 面白かったのですが…人の悪意や狂気に毒されて、主人公共々ズタボロです。 元祖イヤミス? 心理サスペンスとしても楽しめました☆
★34 - コメント(0) - 3月11日

若竹七海もの、その2。あれ、なんか日にちが合わない。他にもところどころ違和感が。若竹氏お得意の企みがあるはずだ。そう思いつつ読むのに、結局第1部の終わりで、やられたーと思う。悔しいけれど、引っかけられたことが嬉しい。第2部は、わたしにとっては混迷を極め、またなんでそこまでと思うが、それが葉村晶に繋がってゆくのだろう。内容は狂気じみて暗いのに、文章は何というか読み心地がよい。若竹氏の小説は本当に不思議だ。後味が悪いのに癖になる。
★7 - コメント(0) - 3月8日

第2部の最初のほうで、アレってなって第一部を拾い読みするッ僕はミステリーが得意じゃない。それでも、文章は綺麗だしついつい買ってしまう作者。ひとつだけ疑問なんだけれど、これも若竹七海シリーズでいいんだよな?そのくらい前作と印象がちがった。ひょっとして、前作何か読み落としているのかなあ?
★2 - コメント(0) - 3月6日

eco
1部のラストではうお~騙された!とどんでん返しにやられました。とりあえず透の闇が怖すぎて…。確かにもう少し早く止められれば…というか親の教育によるものだよねこれは完全に。でも周りももっと気づいて母親を修正する方向にいけただろうに。なんかこういう無差別な感じのは本当にやるせない。そして最後はやはりちょっと後味がわるい部分も。う~んこの作家さん続けようか…どうしようか…て感じ。
★2 - コメント(0) - 1月10日

1部のラストで頭の中にクエスチョンマークが沢山出てきましたwこんなに???????だらけになった作品は初めてwいいミスリードだったなあ。が、2部はあまり理解できず。妙子どころか七海のこともわかってあげられなかったなあ。
★1 - コメント(0) - 2016年12月21日

前半とても引き込まれたのですが、いまいち妙子を理解することが出来ず、話が進むにつれ主人公においてきぼりにされる感じがした。
★1 - コメント(0) - 2016年10月25日

旅先で1日だけ一緒にいた女性の事故の真相をさぐるというお話。1部の途中で、この手記って?(*_*)と何度となく行きつ戻りつしながら読んでみた。まんまと作者の意図にはまった私(笑)
★1 - コメント(0) - 2016年9月6日

一部でのミスリードのさせ方はなかなかすごいと思ったけど、なんかはまらなかった。レビューにある悪意云々というのも個人的にはそれほどでもなかったかな
- コメント(0) - 2016年8月3日

ホント若竹七海はイヤな話を書くなあ(圧倒的に褒め言葉)。第一部ラストでかましたサプライズのために、ミステリとしても小説としてもものすごく歪なプロットになってて、その歪さにちゃんと説明つけようとしてかなり無茶な構成と展開になってるんだけど、冷え冷えとした悪意と心理の歪みを積み重ねていくために、この歪なプロット自体が作品全体のテーマの象徴みたいになってるのが面白い。あとがきで「時代に取り残された」って言ってるけど、これを洗練させると宮部みゆきの『名もなき毒』になるだろうから時代の先取りでしょう。面白かった。
★5 - コメント(0) - 2016年5月28日

フラグは回収してて、そっかってなった後に うーん女ってそうなのかぁ?って思った。素人探偵として、女性の考え方とか行動の仕方とかが発見できた作品
- コメント(0) - 2016年4月2日

若竹七海のわりにひねりがないような。あるいは一部の終わりに大捻りをしたので、力尽きたか。静二はただの静二で、高畠はただの高畠だったのがちょっと意外。力也(高畠)=静二!?なんてのを期待していたのですけど。今度二日酔いになったら梅干をこめかみに貼ってみよう。
★4 - コメント(0) - 2016年3月12日

ミステリというよりサスペンスかな。失業中の若竹七海が旅先で出会った、自己中心的な美人・一ノ瀬妙子。ある日、彼女から『手記』が届く。手記の中に男性が姉に向けて書いた手紙の部分も存在して、入れ子細工のような複雑な構成。さらに虚実が入り混じり、何が本当かわからなくなる。初出が1999年なので、あとがきで作者も書いているように、システム面等で変わったことが多い。確かに、誰もが所構わず喫煙してる(笑) 若竹作品では毎回結構自殺者が多いな、と思った。
★10 - コメント(0) - 2016年2月24日

函館市中央図書館から借りた一冊。先日読了した〈有能だが不運な女探偵・葉村晶シリーズ〉の『さよならの手口』(文春文庫)がことのほか面白く、いろいろ再読し始めている若竹七海ですが、本書はどうやら初読でした。巻末に「本書は1991年10月、東京創元社から刊行された作品の文庫版です」とあって、携帯電話がなくてタバコがどこででも吸えてワープロが主流だった時代を懐かしく感じていたところ、2005年に書かれた「文庫版あとがき」に同様のことが書かれていて、ヤッパリ!
★6 - コメント(0) - 2016年2月11日

なんかつらい本。ひょんなことから送られてきた、知り合いからの手記をきっかけに調査を開始することになるんだけど、真実と虚が混ざり合い、また、いろんな人の悪意というか、責任の押しつけというかがそこかしこに出てきて苦しく終わりを迎えた感じ。
★14 - コメント(0) - 2016年2月2日

ふ~むって感じでした
- コメント(0) - 2016年2月2日

人間のダークサイドがこれでもかと描かれてる推理小説でした。
★18 - コメント(0) - 2016年1月21日

☆☆☆+
- コメント(0) - 2016年1月16日

若竹七海その2。途中から手記か現在の方かがよくわからなくなって少し混乱。
★107 - コメント(0) - 2015年12月16日

旅先で知り合った女性が自殺を図り、自分宛てに鬼気迫る手記を送ってきて…という展開に気をとられて、第1部はまんまと騙されました。今作も人間の嫌な部分をさんざん見せつけられ後味はすこぶる悪いですが、カラオケバーの店員とのやり取りには何だか癒されました。
★12 - コメント(0) - 2015年12月13日

「ぼくのミステリな日常」後の若竹さんの話。やっぱり会社辞めますよね。全体の感想としては、妙子の真意がよく分からずいまいち。でも妙に引きずる読後感。『手記』編と探偵編の二部構成。クリスマスイヴの約束をした人間が自殺するはずない、ということで調査を始める若竹氏。第一部自体がいつの間にか手記になっててびっくり。よく読めばちゃんと気づけるようになってた。妙子が瀬沼にキスする場面が印象的だった。
★5 - コメント(0) - 2015年11月19日

若竹七海シリーズ2作目。何だかもやもやと怖く、気味が悪く、全面に押し出されたひとの悪意に心がやられてしまった。つまるところ、それは「心のなかの冷たい何か」なのだろうけど…。物語のこの幕の引き方、私は救われなかった。確かに上手い、若竹作品であるから、勿論技巧的に優れてはいる。けれど、私の心は追い付いていかなかったかな…。
★13 - コメント(0) - 2015年10月20日

1部よくわからんかった(^^;
★1 - コメント(0) - 2015年7月14日

仕事が忙しかったせいでちまちまと断続的に読み進めていたら、誰がどういう役回りだったのかがよくわからなくなってしまい、後半の畳み掛ける展開についていけなくなり、とても残念な読み方になってしまいました…。でも、若竹テイストがたっぷり詰め込まれていて、満足感いっぱいです。やっぱり若竹さんの作風はクセになりますね。
★16 - コメント(0) - 2015年6月22日

あとがきでは、「時代に追い抜かれ取り残された作品」みたいなことが書いてあるが、バブル云々は関係なく、物語として、ミステリとして十分に堪能できる。「ぼくのミステリな日常」は先に読んでおいた方がどちらかと言えばよい。
★4 - コメント(0) - 2015年6月20日

あまりのミスリードの巧みさにまんまと騙され、百何十ページ読んできたこれまでの自分は一体?ってなった。 これ、読むの二回目なのに。。 そして「スクランブル」の文芸部部長ラビさんの登場はやっぱり凄いご褒美。
★3 - コメント(0) - 2015年6月17日

再読。旅先で1度会っただけの女性妙子とクリスマスイブを一緒に過ごす約束をした若竹七海。だが、妙子は自殺未遂をしてしまう。七海のもとに妙子からの手記が届く。妙子は本当に自殺なのか?調べ始める七海だが。。この容赦のなさ、イヤな感じ、、これぞ若竹さんという作品です。
★16 - コメント(0) - 2015年5月27日

イヤミスってことになるんだろうか・・・感想書きづらい内容。
★1 - コメント(0) - 2015年4月29日

今回の作品は私にはあわなかった。主人公の若竹さんにも感情移入できなかったし、葉村シリーズのような探偵ではなかった為か、迫力やスピード感も感じず残念に思えた。
★2 - コメント(0) - 2015年4月29日

感想が難しいですがおもしろかったです。非常に重かったですが。手記に残忍な衝動、行動の告白が書かれているところは某作品に似てるなぁと思いましたがこちらが先ですよね。一章の終わりは作者の思惑通りの勘違いをしていてはっとしました。結局主人公が追ってたことは事件ではなかったんでしょうがやるせないです…しかしここまで殴ったり殴られたりするヒロインはなかなかいないと思う。前作では気づかなかったけど血の気が多くて驚きましたw
★21 - コメント(0) - 2015年3月12日

うーん・・・一言で言ってしまえば「若書き」の作品だなぁ。マンガ家は初期衝動の強い、若い時代に名作を生む人が多数。小説家は面白いことに初期作品は×のことが多く、試行錯誤を繰り返して初めて名作を生むことが多い。これってピアニストとヴァイオリニストの違いに似てるかも。ところで、若竹ファンではない私には作者と同名の登場人物に「?」なんですけど。なんなの、これ?作者の分身と言いたいのか、ペンネームをこのキャラから採ったと言いたいのか。どちらにせよ、時代のせいもあるけど肩ひじ張ったバブル世代感覚に辟易ー。
★1 - コメント(0) - 2015年2月17日

面白かった!前半はとても面白かったが、後半の最後はモヤが残った
★1 - コメント(0) - 2014年8月15日

「手記」の内容と作中で実際に起きたこととが最初の方では明確に区別されていなかったので、途中で登場人物の把握がしづらかった。 主人公は真実を知ろうと突き進む過程で人の暗部にさらされ、自分も傷ついてしまう。読んでいる私も感傷的になってしまった。
★1 - コメント(0) - 2014年6月29日

事件解決した終わったと思ったら、始まってすらいなかった。最初何が起きたのか全く分かんなかったよ、一部のラスト。 「スクランブル」の文芸部部長ラビさん出てきた!!
★2 - コメント(0) - 2013年10月8日

この作家さんの読み残してた最後がこの作品だったのはらっきぃだったのかも。構造が複雑で、一回では消化できず即再読。消化した今は、何か心が重たいです…。
★10 - コメント(4) - 2013年9月6日

本の面白さは、読み手の年齢や気分で大きく変わる。その時の自分にとって面白い本に出会えるのは非常に幸運だ。この本は今の私にとって、丁度面白かった。「運の悪いのは生まれつき、だから本なんか読んでいるんだ」という台詞はなんとなく腑に落ちる。
★3 - コメント(0) - 2013年8月21日

2編収録されているのかと思ったら、多重構造になってるのね。面白い。1編の最後に用意されたどんでん返しがわたしには最もどきどきでした。
★1 - コメント(0) - 2013年8月9日

スッキリしない。「砂の器」の現代トレンディー版。いっそのことミステリーの冠を外し、人間ドラマとしてもっと濃厚に描けば傑作になったかも・・・
★1 - コメント(0) - 2013年7月22日

登場人物達が良い意味でも悪い意味でも人間臭くて魅力的でした。何度も腸が煮えくりかえりそうになりましたが、時々ホッとできるシーンもあり、仕掛けにもびっくりできておもしろかったです。感情移入しすぎてお腹の中が冷たくなったり熱くなったり苦しくなったりと忙しかったなぁ。
★1 - コメント(0) - 2013年4月13日

堪能しました!これがデビュー当時に書かれていたなんて。原点なんですね。一日だけ出会った友人が自殺未遂?殺人?嘘と噂がいりまじり、どこが本当なんだろう。探し出す主人公。悲しいくらい人間だねぇ。たんたんとした文章が葉村シリーズのはじまりを感じさせてくれる。もっと読みたい!
★28 - コメント(0) - 2013年4月8日

心のなかの冷たい何かの 評価:80 感想・レビュー:78
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