アルファベット・パズラーズ (創元推理文庫)

アルファベット・パズラーズ (創元推理文庫)
あらすじ・内容
警視庁捜査一課刑事の後藤慎司、翻訳家の奈良井明世、精神科医の竹野理絵は、彼らが住むマンションのオーナー峰原卓の部屋に集まり推理合戦に興じる。指紋照合システムに守られた部屋で発見された死体、クルーズ船の殺人現場に残された奇妙なダイイング・メッセージ、三転四転する悪魔的な誘拐爆殺事件――名探偵の推理と意外な真相を鮮やかに描く、本格推理界の俊英第一の著書。

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アルファベット・パズラーズの感想・レビュー(159)

改めて再読。 被害者のとった奇妙な行動の謎を解くことができれば、必然的?に事件の全貌が見えてくるというのは、大好きな東川さんに通じるものがあり、その辺だけは再評価。 吹雪の中の山荘のような閉鎖空間ならわかるけど、警察が関係者の指紋を取らないということがあるのかな?など、やっぱり所々「・・・うーん」というような場面のほうが多いのも事実なんだよねぇ。
★1 - コメント(0) - 3月19日

タイトルどおりの他の短編パズラーとは趣を異にする中編「Yの誘拐」が秀逸。登場人物のキャラクターや舞台設定をより一層明確に掘り下げ、心情的な描写も増やして、長編として世に出しても良かったかな。
★2 - コメント(0) - 2月21日

著者初読み。短編集。〈AHM〉という名のマンションの住人がオーナーの部屋へ集まり、様々な事件の推理合戦をする。『Pの妄想』『Fの告発』『Cの遺言』とアルファベットを題材にした作品、本格推理で面白かったけど、中でも面白かったのは『Yの誘拐』。会社社長の息子が誘拐され、犯人から身代金1億円を要求されるのだが...。二転三転する真相、そしてエピローグで明かされる驚愕の事実。二度も驚かされましたよ。他の作品も読んでみたい作家さんです。★★★★☆
★42 - コメント(4) - 1月30日

Pはうーんって感じだったけど後は良かった。Fはトリックが事件と直結してないところがいいね。Cはすべての描写が真相に結びつく美しさ。Yは同じポイントから複数の解決を導き出す構成がすごい。
★1 - コメント(0) - 1月20日

4つの短編集。どの話もちょっとした事から推理が進んでいき解決にいたる。登場人物たちが推理を披露しながら進むため、一つの事件についていろいろな推理が楽しめる。「Yの誘拐」は最後のどんでん返しにやられた。
★19 - コメント(0) - 1月14日

★★★★☆ トリックの実現可能性など、書評では批判も多い作品ですが細かい部分は気にしない性格なので純粋に面白かったです。「Yの誘拐」が素晴らしく途中まで真相が想像できたのですがさらに斜め上をいく衝撃展開。「過去からの声」(連城三紀彦)と並ぶ誘拐物の傑作です。
★9 - コメント(0) - 1月10日

短編3作、中編1作からなる本格ミステリーの連作集。同じマンションに住む住人3人とオーナーらが巻き込まれた事件を推理しながら解決していく構図。特に中編の「Yの誘拐」の切れ味はすばらしい。本格ものとしてのロジックの必然性には、納得できない部分もいくつかあったが、本格もの短編としての出来栄えは秀逸。本格ものが好きな方にぜひおすすめしたい。★★★★☆
★2 - コメント(0) - 2016年12月25日

ちょっと強引な展開もあるけど、読みやすいしまあ納得できる範囲なので楽しめた。いちばんテンポよく読めたのがCの遺言で、いちばん進まなかったのがYの誘拐。
★7 - コメント(0) - 2016年12月6日

デビュー作なんですね。 やっぱり文が丁寧で綺麗だと思います。 安楽椅子物なんですが、最終話のどんでん返しにびっくり。 寝なきゃいけないのに、読み続けてしまいましたが、気持ちよく寝れそうです。
★5 - コメント(0) - 2016年9月13日

ベストは「Cの遺言」。ダイイングメッセージの扱いがうまく、犯人あてもしっかりしている。「Pの妄想」は、発想がとても面白いのだが、若干の不満点が残る。(カプセルって警察が調べればわかるんじゃないの?)
★3 - コメント(0) - 2016年8月20日

【辛口注意】収録された中短篇4作のうち、面白く読めたのは「Cの遺言」くらい。他の作品も悪くはないと思いますが、やはり細部の甘さ、そして全体を通しての面白味の薄さが気になってしまいます。「Pの妄想」は、ユニークな着眼点に対し、それらを取り巻くトリックやロジックが巧く機能していません。「Fの告発」も同様、アレとアレを組み合わせる発想は良いと思いますが、あのトリックは流石にバレるでしょう。「Yの誘拐」も仕掛けは凝っているのに、小説として面白くなりために(後述)、その長さのせいでだれている印象を受けます。(→)
★53 - コメント(2) - 2016年7月30日

W-G
ずっと読もうと思って後回しにしていた大山誠一郎。短編中心の作家はつい優先順位を低くしてしまう。コレがデビュー作らしいですが、率直な感想としてはまずまず。奇抜な真相を持ってくるだけに、味気なさ過ぎる描写のせいで逆に説得力が薄くなってしまっているように感じる。ちょっと無理筋なトリックこそ、読者を納得させるようなディティール作りは必要だと思います。それがないと探偵役の妄想がまぐれヒットしたように見える。大山作品はコレ以外も評判良さそうなのでこれらの点が徐々に改善されている事を期待して読み進めます。
★34 - コメント(2) - 2016年6月4日

本格推理って私には向いてないかも。トリックを構築することにこだわりすぎて、小説として面白く読ませるために必要な要素を無視しているように思える。単にこれが合わないだけかな。
★6 - コメント(0) - 2016年5月28日

大当たり!推理モノの連作ミステリー。特に最終話の予想外の結末には、してやられた感満載。おススメです。
★5 - コメント(0) - 2016年5月24日

著者デビュー作。メイン4人のキャラも各話のミステリーも良かった。パズラー、なるほどです。特に『Yの誘拐』犯人は大庭刑事かな…なんて予想してた自分よ。エピローグでびっくり。大山誠一郎さん、前に読んだのも面白かったし、もっと読みたい作家さんに。   Pの妄想/Fの告発/Cの遺言/Yの誘拐
★29 - コメント(0) - 2016年4月29日

全編を通して4人の登場人物のディスカッションから謎解きがされる形式が踏襲された短編集。一見違和感すら覚えないような些細な引っかかりを丁寧に拾い集めることによって、読者の予想の先を行く結末に導く周到なロジックが見所。ベストは「Yの誘拐」途中で一度提示される解決まではある程度予想がつくけど、エピローグでもう一度ひっくり返される構図は完全に不意打ち。身代金の受け渡しトリックもそんな形があったか、と関心した。「Cの遺言」の紙を焼いて書いたCの字のダイイングメッセージから犯人に至るロジックも非常によかった。
★9 - コメント(1) - 2016年4月17日

読みやすい事件パートと見事に展開する推理パート。流れるように手がかりがつながっていくのが良い。そして覆されるのも。ベストは「Cの遺言」。
★2 - コメント(0) - 2016年4月8日

『赤い博物館』の大山誠一郎氏のデビュー作。マンションオーナーの峰原が刑事、翻訳家、精神科医の3人と推理合戦をする。文庫では、単行本に1つ加えて、3つの短編と1つの中編を掲載。どれもいい出来。これが、ベーシックでオーソドックスな推理小説。かと思っていたら、ここには書けないような仕組みがあって、びっくり。それじゃ、ちょっと悲しすぎる結末だなと感じたけど、それを凌ぐ驚きが待っている。深夜に読んでいたが、この仕組みを読んで、目が冴えてしまった(笑) ★★★★4.5 2013年6月、創元推理文庫。
★45 - コメント(0) - 2016年3月4日

そうそう、求めていたのはこういうミステリ!「Pの妄想」「Fの告発」「Cの遺言」「Yの誘拐」の四編を収めた、まさにパズル的ミステリ連作集。条件付きでの事件を提示され、それを安楽椅子探偵が解く、といった趣向。各話のトリックや真相は、それが現実的に実現可能か?ということよりも、あくまでも創作上こういった可能性が考え得る、といったレベル。私はミステリに現実味を求めていないので、とても楽しめた。が、人によっては許容できない話もあるかも。「Pの妄想」のユニークさと、「Yの誘拐」の大胆さが好き。他の作品も読もう。
★24 - コメント(3) - 2016年2月21日

以前読んだ『密室蒐集家』がよかったのでこちらの作品も読んでみる。アルファベットのP・F・C・Yに纏わる4つの事件の短編集。刑事、翻訳家、精神科医の3人が自分達の住むマンションのオーナーに謎を持ちかけ解決してもらう安楽椅子探偵物…と思いきや最後の展開にビックリ!まさかのどんでん返しが待ちうけてた。全然気がつかなかったし、この結末は想像してなかったよ。
★27 - コメント(5) - 2015年12月25日

文字が小さいのと、文章がかなり詰めてあるので読むのに苦労しましたが、読んでよかった! 最初は「短編集で、ミス・マープル物みたいなシリーズにでもなるのかな?」と思っていたのですが最後でビックリ! 最後の方までなかなか尻尾を出さなかったのに「おや?」と思ったらエピローグで納得。これがデビュー作のようなので、今後の作品も楽しみに読ませてもらいたいと思います。
★7 - コメント(0) - 2015年12月15日

赤い博物館を読んだら過去の作品も読んで見たくなって、デビュー作。アルファベットにまつわる安楽椅子探偵もの、と思って読んでいたら最後にびっくりした!峰原さん、ただ者じゃないとは思ったけど、全然気づかなかった。まだ文庫になってない2作目も読んでみたくなった。
★10 - コメント(0) - 2015年12月5日

極めて純度の高い本格ミステリを久々に読んだ、という満足感あり。ただ、どのトリックやロジックもちょっと無理めな印象が残ってしまうところが残念。例えば島田荘司や綾辻行人や有栖川有栖のように、多少強引な結末でも読み手を説き伏せてしまうくらいの語り部であれば、大傑作になっていたかもしれない。とはいえ、初の作品集でこれだけ読みやすい文章と構成力を持った本格ミステリ作家の登場、ホントに嬉しいです^_^
★23 - コメント(1) - 2015年11月18日

短編ひとつに一つ以上粗さというか無理矢理押し通すような点が見られる。最後の短編『Yの誘拐』は、第一部ではこれでもかと不幸に見舞われることに胸が痛む。第二部では二転三転する展開に胸が高鳴る。強引だけど細かいことは気にせず読んで真相に驚嘆すべき。
★8 - コメント(0) - 2015年10月19日

創元推理文庫で,あまり知られていない日本人作家の作品を古本屋で買うと,思わぬ掘り出しモノに遭遇することがある。アルファベットパズラーズは,傑作とまでは言えなかったけれど,なかなかの秀作で,掘り出し物と言っていいと思う。「Pの妄想」,「Fの告発」、「Cの遺言」,「Yの誘拐」という4つの短編からなる連作短篇集。書評サイトなどを見ると,辛口のレビューがされている。しかし,個人的な感想としては,各短篇は文章も読みやすく,トリックも分かりやすいので嫌いではない。最後の最後のオチも素直に驚けた。結構,オススメ。
★12 - コメント(1) - 2015年10月7日

「密室蒐集家」でブレイクした本格推理の俊英の第1短編集!多少無理はありますが、ガチガチのロジックで攻めてくる様はさすが。最後の「Yの誘拐」では多重どんでん返しを仕掛けて、最後には思ってもみなかった意外な犯人や犯行動機を炙り出しますが最後の最後ああすることによって物語を無理矢理終わらせてしまったのはちょっと強引だったかな笑まあ、この全編に漂う強引さを楽しめるか否かでこの作者の作品を好きになれるかなれないかが決まる気もしますが笑
★7 - コメント(0) - 2015年5月26日

個人的にはあんまり好みではなかった。あんまり強引なこじつけてきな推理よりも、論理的に謎が解けていくほうが自分に合ってるのかなと思ってしまった。
★2 - コメント(0) - 2015年3月20日

犯人当て小説のような無駄を排除した作風で、一見するとガチガチのパズラーのように見えますが、解説にある通り論理性よりも推理の意外性を重視しています。なので推理の飛躍ぶりに戸惑うこともあるかもしれませんが、ここは探偵役と同じように推理するのではなく、鑑賞するように読むべきなのでしょう。実際、無茶をしている部分もありますが、段階を踏んだロジックの構成には短編ながらも大きなカタルシスがあり、密度の高さが伺えます。
★6 - コメント(0) - 2015年1月25日

3つの短編と1つの中編から成る連作集。短編3作は峰原の事件のネーミングセンスの無さや、あまりに無能な警察に苦笑しつつ読んでいたが、中編でグッと引き込まれた。そしてエピローグにニヤリ( ̄ー ̄) 余談だが、後藤刑事の名前が別の作家さんのある作品の登場人物と同姓同名な事に気がついた自分にもニヤリ(・∀・)
★29 - コメント(1) - 2015年1月2日

☆☆☆
★1 - コメント(0) - 2014年10月9日

刑事、翻訳家、精神科医、彼らのマンションのオーナーの部屋で、関わった事件の謎を検討しあう。毒殺されると訴える妄想家の毒殺事件。指紋照合システムで出入りに限りがある部屋での殺人。クルーズ船での奇妙なダイイング・メッセージ。悲惨な結末を迎えた過去の誘拐事件。見事なパズラーぶりに楽しめました。オススメは最終話「Yの誘拐」被害者の手記から辿り着く意外な真相。こんな結末…アリですよね。
★1 - コメント(0) - 2014年9月29日

刑事、翻訳家、精神科医、彼らのマンションのオーナーの部屋で関わった事件の謎を解く。毒殺される妄想家の毒殺事件。指紋照合システムで出入りに限りがある部屋での殺人。クルーズ船での奇妙なダイイング・メッセージ。悲惨な結末を迎えた過去の誘拐事件の短編3つと中編1つからなる作品。大山氏の作品は初読み♪見事なパズラーぶりに楽しめました。オススメは中編「Yの誘拐」被害者の手記から辿り着く真相、こんな結末…(@゚▽゚@)b アリですよね♪
★12 - コメント(0) - 2014年9月29日

【図書館本】 ★★★★★☆☆☆☆☆
★3 - コメント(0) - 2014年8月3日

安楽椅子探偵ものの本格ミステリ短編集。最後の「Yの誘拐」は手記から論理的に犯人を突き詰めていく様子がすごく良い。加えて、エピローグのどんでん返しには呆然とさせられ面白かった。ただ最初の3話については腑に落ちない点がちらほら…。特に気になったのが警察の無能過ぎる描写。当然すべき捜査をせず、あからさまな証拠に誰も気が付かない。普通に捜査すればわかりそうなことを2週間以上悩み続けるっていうのはちょっと…w それでも、最終話がかなり好みだったので読後感は良かったです(^_^)
★22 - コメント(0) - 2014年5月27日

謎解き中心の、まさにパズラーの作品。最後の最後の解決篇にぶっ飛んだ。
★5 - コメント(0) - 2014年5月16日

素晴らしい本格ものだと思います。とてもフェアで解決へのヒントや伏線は余すところなく書かれているので、読み終わったときに「なるほどな」と納得させられます。最後の最後には驚きもあって満足できる一冊でした。本格好きの人にはぜひ読んで頂きたいです。
★21 - コメント(0) - 2014年4月10日

アルファベットにまつわる作品、4編を収録。最後の中編、「Yの誘拐」が意外性あり、読み応えありで良かった。パズラーと言うか、こういう作風は得意じゃないと思っていたが、楽しく読めた。よくわからないうちに納得させられてしまう。
★10 - コメント(0) - 2014年3月23日

おお!パズルなのに、力技。びっくり。
★4 - コメント(0) - 2014年3月16日

短編3編に、中編1編。一つ一つはロジック的にも納得できるもの。ロジックを積み上げた上でのラストのエピローグは衝撃的で、大満足。次作以降も追いかけたい感じです。
★39 - コメント(0) - 2014年2月9日

アルファベット・パズラーズの 評価:98 感想・レビュー:72
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