不思議島 (創元推理文庫)

不思議島 (創元推理文庫)
あらすじ・内容
《多島斗志之コレクション》
二之浦ゆり子は青年医師・里見に誘われ、瀬戸内海の小島巡りに同行するが、その際、ひとつの無人島を目にしたことで、過去の悪夢が甦る。彼女は15年前誘拐され、その島に放置されたことがあるのだ。里見と交際を始めたゆり子は、彼とともに過去の謎と向き合う決意を固めるが、浮かび上がってきたのは驚愕の真実だった。『症例A』の著者が贈る、ドラマとトリックが融合した傑作。解説=千街晶之

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不思議島の感想・レビュー(153)

『追憶列車』で得たグレーな読後感が印象的で、以後著者の作品を幾つか“読みたい本”に挙げていました その中の一作です 舞台は瀬戸内海の島々 近隣に在住している点からロケーションも思い浮かべ易く、作中に登場する島の一つが母方の田舎でもあり馴染み深いコトなど、贔屓目な面もあると思いますが、変わらずグレーな読後感が健在で好印象です また、歴史の転写を匂わす奥行のある作品でもあります    
★5 - コメント(0) - 2016年9月30日

6点。「海峡の前と後ろに同じ世界が現れた」という,村上海賊にまつわる不思議な話,ゆり子が12歳のときに誘拐された事件について調査を進めながら,青年医師である里見と島の数学教師のゆり子は仲を深めていく。里見がゆり子に近づいた動機や,誘拐事件の真相など,ミステリとしての見所もあるが,二人の周囲の人物についても,きっちりと人物が描かれている。ミステリとしての話の見せ方は,そこまで洗練されていないので,驚愕というほどではないが,ラストシーンは余韻が残る終わり方であり,やや読後感は悪いが印象に残る。秀作といえる作品
★7 - コメント(0) - 2016年8月6日

地元の中学教師であるゆり子は診療所の医師の里見と十五年前の自身が誘拐された事件の謎を探り始める。展開が早く、読みやすかった。その昔、村上水軍が支配していた瀬戸内が舞台だったので、村上水軍のことをよく知っていたら、もっと楽しめたのかな。
★20 - コメント(0) - 2016年7月23日

切ない男女の物語だが、根っこの部分で絶対にうまくはいかないことがわかっているのに、色恋に無知であるがゆえに純粋に惹かれてしまう。わかる気がするけど、それってやはりお育ちのよさなんだなと思いました。
★1 - コメント(0) - 2016年4月1日

良作。ミステリ好きにはおすすめ
★1 - コメント(0) - 2016年2月27日

つらい。
★2 - コメント(0) - 2016年1月25日

だいぶ以前に読んだ「症例A」の作者の本か、と古本屋で購入。 良質なミステリーだと思った。
★1 - コメント(0) - 2015年9月6日

再読。相似と合同。コンパクトにまとめあげられた濃い内容。気持ちよく弄ばれる感じで気持ちいい読後感。
★13 - コメント(0) - 2015年5月15日

上手くできているミステリ。二時間サスペンスか東海テレビ制作の昼ドラにしたら面白いんじゃないかしら。
★5 - コメント(0) - 2015年4月2日

さっぱりとした内容でした。面白かったのですが小綺麗にまとめられていて少し物足りなくも感じました。
★16 - コメント(0) - 2015年2月27日

ひと昔前の瀬戸内の話。ストーリーのテンポが良く、一気に読めた。が、計算高い青年医師に好感を持てなかった。
★2 - コメント(0) - 2015年1月7日

こちらの推理を二転三転させられる面は面白いけど、なんとも気分が悪くなる文章というか、話の運び方。 そういった印象を受けた。 初めは探偵がヒロインを思う気持ちが見えないからかと思っていたが、そうではないらしい。 自分の読みたい文、読んでて楽しいと思える文とは違うのだろう。
★2 - コメント(0) - 2014年10月27日

久しぶりの多島作品。昔から著書を集めていますが、『症例A』のブレイクで天邪鬼なワタシは読む気が失せ、しばらく近づきませんでした。反省。本書は創元が復刊しただけあって、隠れた名作だったんですね。ページ数は少ないものの、瀬戸内海を舞台にした濃密なミステリ。村上水軍の話も出てきて、とても興味深く、ネットで地図を見ながら、風光明媚なご当地小説としても楽しませてもらいました。主人公のゆり子が経験する「風景の角度が変わった」経験を何度も味わわせてもらい、ひさしぶりにクラクラしました。良作です!
★11 - コメント(0) - 2014年8月31日

タイトルが安っぽいからさして期待せずに読み始め、裏切られた。本格離島ミステリー。四国が舞台。
★7 - コメント(0) - 2014年8月18日

こんな事あるんだなって作品。途中までは良かったように思えたのだが、ただ謎なんて解いてしまえばこんなものと考えればこれもそういうことなんだと納得できるかもしれない。
★4 - コメント(0) - 2014年7月1日

閉鎖的な島、トラウマを持つ被害者の女性、よそ者の青年医師・・とくると横溝正史氏じたての雰囲気もありますが、おどろおどろしさはなく、瀬戸内の太陽や風も感じられる明るさも行間にあって終盤にかけての展開に一気読み。多少2時間ドラマっぽさもありますが、作者の背景への愛着が洗練に変えているとも思います。
★17 - コメント(0) - 2013年11月7日

2時間ドラマを読んでるようにキッチリまとまっておりました。他の作品も読もう。
★3 - コメント(0) - 2013年10月20日

題名からおどろおどろしい作品かと思ったら、少し寂しい読了感のする物語だった。多島さんにしては人物の心理描写が弱かったように思う。里見医師の実像が最後まで掴めなかった。天才的なトリックを考えるのは天才に任せて、多島さんは人を丁寧に描いてほしいと思った。しかし作者は失踪してしまっているので今更こんなことをいっても仕方ない。「症例A」くらい読み応えのある作品は他にもあるのだろうか?あれを上回る作品を読んでみたい。
★7 - コメント(0) - 2013年10月12日

何だかイマイチな感じ。前フリよりもオチが弱い。
★2 - コメント(0) - 2013年7月21日

古書店で何気なく手に取ってみたところ、恋愛冒険ミステリーのような面白さがありましたが、後半からその裏側があきらかになり‥。 創元推理文庫ははずれが少ないですね。90年代の作品らしいので、それも私にはあっていたのかも。悲しい結末ですが面白かったです。
★3 - コメント(0) - 2013年5月20日

いたってシンプル。軽く読みたい時に。
★1 - コメント(0) - 2013年4月25日

多島さんは期待を裏切らないですね。ゆり子と里見、そんな因縁があったら絶対に一緒になることは出来ないのが悲しい。☆3.5
★4 - コメント(0) - 2013年3月14日

大好きな多島さんの作品だからと期待しすぎたかも。タイトル負けしちゃってる気がします。
★5 - コメント(0) - 2013年3月2日

暗いくらーい話。タイトルに惹かれて購入したが、思っていたものとは違っていた。
★1 - コメント(0) - 2013年1月25日

少し微妙な感想。悪くはないんだけどこれは良かったと思えるほどの印象もない。 【書評】不思議島「多島斗志之」 http://blog.livedoor.jp/ecwebjapan-books/archives/21486561.html
★3 - コメント(0) - 2012年12月24日

☆☆☆
- コメント(0) - 2012年10月16日

前回に読んだクリスマス黙示録に比べると内容もドメスティックで、全体的に小粒な感は否めない。トリックも無理矢理感があり、進行も添付の地図を見ながらの場所確認でも入り込みずらい。 結果として、表題ほどには内容にインパクトもなく、名前負け気味。
★9 - コメント(0) - 2012年8月14日

離島ミステリー。少し古いトリックのような気がしたが、スピード感がありとても面白く読めた。ゆり子の恋の行方を推理するのも楽しかった。
★15 - コメント(0) - 2012年2月18日

ハデさがないぶん、ワクワク・ドキドキが少なめ。慣れてくればそれが面白いのだが。事件の真相やトリック自体はかなり上質。ただ、ラストはぐだぐだな気がする。あの人が生きていたという救いがかえってダメダメになってしまったのでは?
★2 - コメント(0) - 2012年2月9日

名人芸とは正にこのこと。読み通して素直に唸ってしまった。『不思議島』というどこかユーモラスなタイトルとは裏腹に本編で展開されるのは恋愛色を取り入れたどこか悲しいドロドロ劇。主人公、ゆり子と探偵役の里見の関係が深まれば深まるほど、過去のとある事件の様相が浮かび上がってくる。ただ、それは霧に包まれたようにぼやけていて、最後まではっきりと読者には分からない。やがて明かされる真相は「驚愕のどんでん返しッ!」というよりも、「うわぁ、マジッすか」というちとドン引きなものに。伏線の張り方が完璧すぎて呆然とするレベル。
★3 - コメント(0) - 2011年12月1日

同じく瀬戸内海が舞台の“海上タクシー寺田船長”のお話は大好きだったので、こちらも期待して読みました。里美が怪しいことだけ(手が早すぎるよ!)は分かったけど、昔の真相にはびっくり。島の人たちの方言、特に語尾につける「ぞ」「けん」が、四国に馴染みのある私には親しみを感じました。
★4 - コメント(0) - 2011年9月25日

sai
二之浦ゆり子は青年医師・里見に誘われ、瀬戸内海の小島巡りに同行するが、その際、ひとつの無人島を目にしたことで、過去の悪夢が甦る。彼女は十五年前誘拐され、その島に放置されたことがあるのだ。里見と交際を始めたゆり子は、彼とともに過去の謎と向き合う決意を固めるが、浮かび上がってきたのは驚愕の真実だった・・・。
★2 - コメント(0) - 2011年7月24日

有栖川有栖さんが強力に推してらしたので購入、読了。真相にびっくりです。派手さはないものの、しっかりしたつくりの印象で、読みやすいこともあり、とってもおもしろかった!
★5 - コメント(0) - 2011年7月21日

瀬戸内海に浮かぶ島を舞台にしたミステリ。地味目な仕上がりだけど、丁寧に読んでいると小さなエピソードのつながりが見えてくるかも。
★6 - コメント(0) - 2011年6月3日

トリック自体は対したことないし、登場人物も特に魅力的というわけではないが、村上水軍がいかにして瀬戸内を支配していたかという逸話が興味深い。
★8 - コメント(0) - 2011年5月24日

とても面白く読めた。小さくまとまった話で、物足りなさをおぼえはしたものの、これはこれで十分か。解説の「舞台が島であることもあわせ、主人公自身を反映してこじんまりした話になった」という意見には納得。ちょっと恋愛要素が安易すぎる感もあるが、伏線の見事なばらまき方といい、伝説の使い方といい、とてもよいバランスのミステリだった。
★4 - コメント(0) - 2011年3月17日

古典的な手法ですが、ミステリーに恋愛小説の要素を加えると良質なサスペンスになるというお手本のような作品。 盤石だと思っていた足元が揺らぎはじめる不安や焦りがよく描けていたように思います。 直木賞候補のわりにはジミですがこういうタイプの作品はすごく好きです。
★5 - コメント(0) - 2011年1月7日

不思議島の 評価:92 感想・レビュー:64
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