白楼夢―海峡植民地にて (創元推理文庫)

白楼夢―海峡植民地にて (創元推理文庫)
あらすじ・内容
1920年代の英国領シンガポール。様々な勢力が入り乱れる街で顔役として名を馳せる青年・林田は、大物華僑の娘・呂白蘭殺害の容疑者として、警察と呂一族双方から追われる身となる。林田は執拗な追跡をかわしつつ、己を陥れた黒幕を捜す決意を固める。追う者と追われる者、各々が見出す驚愕の真相。鮮やかなどんでん返しが相次ぐ、ミステリの名手が趣向を凝らした逸品、初の文庫化。解説=日下三蔵

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白楼夢―海峡植民地にてはこんな本です

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白楼夢―海峡植民地にての感想・レビュー(41)

白蘭の秘密にはショエーッと驚く。それが真相に結びつくと思ったら違うし、最後があれでモヤモヤする。
- コメント(0) - 2016年7月3日

1920年代の英国領のシンガポールを舞台にした歴史小説風のミステリ。日本人の林田,華僑の子息の呂虎生,英国人のチャールズ・ケインの三人の視点から描かれている。林田の活躍の裏には真の目的を秘めた者達が存在する。一つの殺人事件がきっかけとなり,計画は変更されるのだが,その中で「林田が日本人の代表の地位に上りつめることができなのはなぜか?」という問への真相が明らかになる。こういう作品が好きな人にはいい作品なのだろう。多島斗志之の文章は肌に合い,読みやすいので好きなのだが,この作品は設定が肌に合わなかった。
- コメント(0) - 2015年9月6日

inu
林田とツンデレ白蘭の恋愛模様は少ししか描かれていないけれど、そこがまた凝縮した感じでよかった。林田のような淡白な男性の描き方が上手いなぁ。用心棒・片桐が好き。ラストの夢の跡感も素敵。
★1 - コメント(0) - 2015年6月10日

多島氏の作品は初読。たまたま手に取ったのだけれど、かなり面白かった。シンガポールを舞台に、無実の罪で追われる林田を中心に過去と現在が交差しつつ、事件の真相とそれにからむ国同士の思惑。文章は淡々と進むが、先が気になって読んでしまった。他の作品も読もう。
★2 - コメント(0) - 2014年2月7日

素晴らしく面白くて、一気読みしてしまった。冒頭からいきなり事件が始まり、過去と現在がカットバックで描かれる構成が秀逸。過去だけ、現在だけで読んでも十分面白い、というのがすごい。ミステリ、一代記(というには短いけれど)、恋愛小説としても秀逸。白蘭のキャラがいい。しかも、それがミステリ部分とも結びついているのが、なおいい。いや、素晴らしい作品だった。
- コメント(0) - 2013年10月24日

☆☆★
- コメント(0) - 2012年10月16日

相変わらず淡々とした語り口ですが、面白かったです。流石に多島さん。戦前のシンガポールを舞台にしたミステリー&冒険小説です^^
★3 - コメント(0) - 2011年7月3日

ケインの部下の警官と林田の用心棒とかなんか脇役が素敵です。地味だけどおもろい
★10 - コメント(0) - 2010年11月29日

とても面白かった。帯に期待しすぎてどんでん返しはあまり驚けなかったけど、逃亡劇や恋愛、争いごとなど、とても面白い^^雰囲気もとても良かったです^^
★1 - コメント(0) - 2010年4月11日

大正半ばのシンガポールが舞台。あとがきの作者の言葉で、こんなものがあります。 <歴史の背中にはジッパーがついている。そのジッパーをそっと下ろすと、隠された素肌があらわれる。 ─ その素肌を、しかしわれわれは気軽に見せてもらえない。となると余計に見たい。 ─ 歴史の衣をこっそり剥(む)いてみるのはぞくぞくする作業だけれども、なかなか骨が折れる。ジッパーが堅く錆びついていて、近頃の女性のドレスのように簡単に開かないのだ>  歴史小説の醍醐味ではありませんか、これ。
- コメント(0) - 2007年11月28日

現在のパートと林田がシンガポールに乗り込んできて顔役としてのし上っていくさまを描いた回顧のパートが交互に配され事件の背後にある相関関係が無理なく提示されていく。白蘭を殺したのは誰か?どうして白蘭は殺されたのか?ミステリ的な興趣もさることながら、回顧パートの林田が次第に英国領シンガポールで顔役として成功していく過程が読ませる。当時としては国際社会の桧舞台ともいえる海峡植民地で名も知れぬ日本人が自分の思惑外のレールに乗って華僑や英国人にまで名を知られるようになるのである。いってみればビッグ・サクセスの物語だ。
- コメント(0) - 2007年8月2日

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白楼夢―海峡植民地にての 評価:59 感想・レビュー:12
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