アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
あらすじ・内容
【第25回吉川英治文学新人賞受賞】
引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は――たった1冊の広辞苑!? そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ! 注目の気鋭が放つ清冽な傑作。解説=松浦正人

*第2位「このミステリーがすごい! 2005年版」国内編ベスト10
*第3位 2004年(第1回)本屋大賞
*第4位「週刊文春」2004年ミステリーベスト10/国内部門

*映画『アヒルと鴨のコインロッカー』(2007年/中村義洋監督)原作

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アヒルと鴨のコインロッカーの感想・レビュー(27664)

【2017酉年にちなんで】映画は2度は観たと思うが原作ははじめて読んだ。ボブ・ディランの歌声にのせて切なくてどこか懐かしくて鼻の奥がつんとするそんな物語が心地よく体のなかに広がってゆく。私も彼らの物語にちょこっと巻き込まれたのだろう..きっとそうに違いない。シイナのようにごく平凡で臆病でつまらないほど慎重なわたしも、ちょっぴり冒険した青春の一ページを思い出す。決して甘くて優しい物語ではないが、読後感は爽やかだ。
★62 - コメント(0) - 1月18日

心地よい騙され感。 事件が起きて物語が進んでいくミステリーとは違って新鮮だった。
★14 - コメント(0) - 1月15日

「助けられる人は助けたい」「そう思うこともある」「時々だけど」
★11 - コメント(0) - 1月15日

淡々としててせつなくあったかくて、好きレッサーパンダは家では飼えないんだよねどうするんだろう
★12 - コメント(0) - 1月14日

椎名。河崎。琴美。ドルジ。麗子。
★11 - コメント(0) - 1月14日

三人には三人の物語があって、その終わりに巻き込まれた。とても悲しい話。現在と二年前の話がどんどんと繋がっていき、ドキドキしつつもページをめくるのが止まらなくなった。
★28 - コメント(0) - 1月13日

僕はいかにも自分が主人公であるかのような気分で生きているけれど、よく考えてみれば、他人の人生の中では脇役に過ぎない。そんなことに、今さらながらに気がついた。(182ページ)
★17 - コメント(0) - 1月13日

先が気になりすぎてボブディラン聴きながら一気読み。ペット殺しの描写は苦手だったケド…。想像してた物とは違くて、切なくて苦しいお話だったかな。映像化もされてるのでそっちも気になる。
★46 - コメント(2) - 1月12日

映画を先に観てしまっていたため、読み進めるのが辛く切なかった。映画の前に原作を先に読みたい派ではあるが、順番が前後してしまってもやはり読んでよかった。映画では完全に理解していなかった、本屋襲撃の理由を理解できた。
- コメント(0) - 1月11日

伊坂さん作品順読み5作目。大学入学を控えあるアパートに引っ越してきて風変わりな隣人・河崎と出会った椎名は彼から一緒に本屋を襲う話を持ちかけられる…というところから始まるお話、だけどこれはある別のお話の終わりだった…というお話。河崎の言動に見える風変わりだったりなんでそんなことに拘るの?と思うようなところが終盤になると謎が解ける。伏線の散りばめ方と鮮やかな回収ぶりはさすが伊坂さん。そして河崎の正体や椎名の知らなかったあるお話のなかで語られる友情や登場人物に起こる事件への恐怖とか色々胸に迫るものがあった。
★154 - コメント(5) - 1月11日

思っていたよりなんだか切ない話でした。
★15 - コメント(0) - 1月10日

常に先が気になるストーリーでした。 気になりすぎて徹夜しかけましたが徹夜になる前に読み終わりました。 過去と現在がどのようにリンクするのかと思って読んでいたらこうなるのか!と爽快感を覚えました。 面白い本を読めたと思いますが、これはミステリなのか?という感じです笑 でもほんとにおもしろかった。
★24 - コメント(0) - 1月10日

★★★☆☆『僕』である椎名が語る現在と、『わたし』である琴美が語る二年前が交互に進行し、交錯していく物語。前半からは想像できないラストのせつなさ。ボブディラン、今まで聴いたことなかったけれどちゃんと聴いてみようかな。「次々と過去の場面が溢れる。わたしの氾濫、だ」
★24 - コメント(0) - 1月9日

前半の牧歌的な雰囲気から一転、後半に進むにつれて平穏な世界の裏側に隠されたもう一つの物語が明らかになる。自分自身すらも気づかないうちに「きっとそうなのだろう」と勝手な想像を押し付けているこのセカイは、考えてみれば当たり前だが、自らの了見の外側に複雑にそして複層的に存在している。自分自身が主人公ではない物語もきっとそこにはある。そういう当たり前だが盲点でもある現実世界の冷酷な実像を露わにしたこの物語は一種のミステリとも呼べるのだろうか。
★22 - コメント(0) - 1月8日

あらすじだけで面白そうなのはかなり伝わってきたが、スピード感があって読ませる。かなり楽しめた。トリックも爽快にやられたし綺麗にまとまってる。伊坂幸太郎は、これとグラスホッパーくらいしか長編読んだことないけど、こういう感じなら他のも読んでみようかな。
★20 - コメント(0) - 1月5日

“僕”が語る現在と“わたし”が語る2年前の過去が同時進行するカットバックストーリー。僕「椎名」は引っ越し先で隣人の「河崎」から本屋を襲い広辞苑を心を閉ざしたアジア人に渡すという理解しがたい計画に巻き込まれる。わたし「琴美」は同棲するブータン人「ドルジ」と、ある事件を追ううちに、かつての恋人河崎と再会する事になった。このカットバック形式なら当然、徐々に話が絡み合っていくのは予想されたが別方向からどんでん返しが来てたまげた。読後感は良いとはいえないが、このテーマで悪くさせずに終わらせたのは流石!
★49 - コメント(0) - 1月4日

大学進学を機に一人暮らしを始める椎名、ちょっと変わった隣人の河崎とのストーリーが現在。ペットショップ店員の琴美と彼氏のブータン人ドルジ、元カレの河崎のストーリーが2年前。交互に語られて最後に綺麗に一つにまとまるまでに沢山の伏線があり見事に回収されていくのが心地良い。途中のペットをいたぶる様子は生々しくて、琴美もなのか?と考えると本を閉じたくなりました。ちょっとだけ祥子さんが出て来たのにニヤっとしちゃいました。
★25 - コメント(0) - 1月4日

★★★★☆ 映像はまだ観てないけど、誰が演じたかは知ってて、読みながらキャスティングドンピシャやなぁと感心した(´ー`) …ただ…ドルジ…となると1回朝青龍思い浮かべちゃうからネーミングだけ不具合(笑)映画観るのが楽しみになった(・ω・)b
★28 - コメント(0) - 1月3日

不思議なタイトルに魅力を感じなかったものの、『一緒に本屋を襲わないか』という帯に惹かれて手にした一冊。こういうストーリーを読むと、正義は貫かないで欲しい...と思わずにはいられない...。途中から何と無くそれぞれの行く末が垣間見えたが、後半結末、ドルジの神さまを閉じ込めた思いと河崎の思い。そして、麗子さんの『誰かが不幸になるのは、まっぴら』という思い。タイトルとかけ離れたやるせない内容に大満足!!軽快なやり取りの中に可愛さがちりばめられてる、伊坂さんの作品に更に魅力されました。
★25 - コメント(0) - 1月3日

再読。京美のターンは緊迫感や悲しさから飛ばし読みしてしまった。
★10 - コメント(0) - 1月1日

仙台駅に行くとコインロッカーを見入ってしまう。これが舞台だったんだと思うとドキドキする。 少しだけだが住んだことがある。さすがに慌ただしくて小説の舞台全部をまわれなかったが、いつかやってみたいと思う。 現在と過去を行き来するちょっとした旅になるだろうか?
★20 - コメント(0) - 2016年12月29日

タイトルと帯の神様を閉じ込めに行かないか?という煽りに関しては少し強引な気がしましたが、今回も気持ち良いくらい綺麗に騙されてしまいました。青さも含めて秀逸な青春小説として楽しめました。帯を見るとこれもやはり映画化されていたのか。映画は未見ですが、河崎の女性と見まごうばかりの中性的外見と言う一節に失望したくないので、たぶん観ないと思います。
★21 - コメント(0) - 2016年12月29日

衝撃に継ぐ衝撃。哀しくないのに切ない物語。ところでアヒルと鴨の違いわかりますか?
★18 - コメント(0) - 2016年12月28日

ペット殺しの犯人の1人を復讐するために本屋を襲った男が被害者の女性の彼氏やったり、しかもその元彼は女たらしでHIVになってそのことで自殺したり、お、おぉって感じやった。 おもしろかったけど、ん~、一回読めば満足かな。
★17 - コメント(0) - 2016年12月27日

ブータンからきたドルジのキャラが掴み所がないのは、やはり文中にもでてくる、日本人は外国人とは一線を引くことをあえて印象深いものにするためなのかと思った。ストーリー自体はHIV感染、動物虐待など重い背景がありながらも絶望感は感じさせられない軽快さがあった。
★23 - コメント(0) - 2016年12月26日

少し期待しすぎたかもしれない。それでも、最初「?」と思うところから始まってだんだんとその謎が解き明かされていくのは気持ちが良かったし、悲しかった。せめてドルジには幸せになってもらいたかったけど…。
★21 - コメント(0) - 2016年12月26日

あっと言わせる伏線とストーリー。現在と過去が美しく折り重なって意外な結末へ。面白い。
★24 - コメント(0) - 2016年12月26日

再読。下宿先で出会った男から「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけられた椎名。目標は広辞苑一冊。2年前と現在とか交差する中、ラストは思いがけない急展開。初読であらすじを知っているからこそ、個々の伏線を味わうことが出来た。立派な推理小説だと思う。
★24 - コメント(0) - 2016年12月26日

評価がいいので楽しみして読みましたが、動物虐待が重く、読むのは何度か止めようと思いましたが、後半になると二年前の話と繋がっていき一気に読み終えた
★12 - コメント(0) - 2016年12月25日

伊坂幸太郎と出会うキッカケとなった大切な一冊。たった一冊の広辞苑を奪う、という突拍子ない行動から始まり、語られる現在と過去。全て読み終わった後タイトルを見返すと、そこに込められた想いに胸がぎゅっと締め付けられる。再読すると「現在」の至る所で「2年前」が顔を出し、その度に泣き笑いのような表情になってしまいます。
★4 - コメント(0) - 2016年12月25日

タイミング良くボブディラン、アヒルと鴨のことも鳥インフルエンザで調べたところ。何だか嬉しい。現在と二年前を交互に読み進むにつれて、だんだん関わりが見えてくる。しかし、河崎とドルジが同一人物とは!そうきたか。琴美と河崎のその後もじわじわ分かっていって、心の準備はしていたがショックだった。琴美と河崎の会話が、分かり合えている者同士、漫才みたいで面白かった。
★18 - コメント(0) - 2016年12月25日

広辞苑を盗むという訳のわからないことが最後にはこうなるのか•••。伏線の回収も流石ですし(ゴールデンスランパーとかならは違う感じ)ブータンの教え「生まれ変わりの長い人生の中で出会った世の中の動物や人間と仲良くなろう」も良かった。あとボブディランがタイミング良すぎるなぁ
★28 - コメント(0) - 2016年12月25日

なんかいい本だった。今まで読んでなかったのは読み忘れてただけなんじゃないかな。
★19 - コメント(0) - 2016年12月25日

再読。「本屋を襲って広辞苑を奪う」という突拍子もない話から始まり、その不可解さにグッと引き込まれます。その後は現在と2年前のストーリーが交互に語られ、次第にその関係が明らかになっていく展開。切ないけれど、伊坂さんらしく綿密に練られたストーリーは秀逸で、結末を知っていても最後まできっちり楽しめました。2年の時を経て語られる言葉は二つの時間軸を結びつけると共に、登場人物の心に変化を与えた様に感じます。伊坂作品恒例の他作品とのリンクには思わず微笑。椎名の叔母は…。バッティングセンターの少年は山田王求かな?
★23 - コメント(0) - 2016年12月23日

現在と2年前の話が交互に進み、徐々に話が見えてくる。 2年前の出来事の結末がどうなるか気になりどんどん読み進めていく。 切ないお話。
★14 - コメント(0) - 2016年12月22日

★★★☆☆
★6 - コメント(0) - 2016年12月22日

まさに三人の物語に飛び入り参加しているという感じ。会話の一つ一つがその後の物語にかちっと収まっていくのが気持ちいい。日本人は即効性を求めるが、ブータン人は来世で返ってくればいいかと考える。ブータンとチベット仏教の転生と因果応報の思想と背景で流れるボブディランが印象的。
★18 - コメント(0) - 2016年12月21日

琴美について、ドルジについて、河崎について、中盤でわかってきたら、すごく切なかった。琴美が現在に出て来ないことに、疑問だったが、わかってすごく悲しい。椎名は今後、どんな人生を歩むのかな。椎名の叔母が結婚した人が響野さんって、どこかで聞いた名前!
★21 - コメント(0) - 2016年12月20日

勧善懲悪物語はここでも健在。悪い奴には見せしめが必要。その面では共感できるが、善人が無情に死んでいくのも伊坂らしい。人から動物への転生を信じるブータン人ドルジにとって、ペットを残虐に殺害する3人組は最悪の存在。神の声であるボブ・ディランのCDをリピートさせたまま、コインロッカーに閉じ込める。儀式を重視するドルジにとって、悪人を鳥葬に処する刑罰もボブ・ディランを閉じ込めることも同義なのだ。完璧な日本語を覚え河崎になりきるドルジは、現世で既に生まれ変わりを実現した。ボブ・ディラン信仰の僕が選ばれた理由も納得。
★20 - コメント(0) - 2016年12月20日

過去と現在がうまくスピード感があって作品としては、素晴らしいと思うが、なんだか誰もが救われていない感じで、後味が悪かった。哀しい青春の物語です。
★30 - コメント(0) - 2016年12月18日

アヒルと鴨のコインロッカーの 評価:68 感想・レビュー:5212
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