アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
あらすじ・内容
【第25回吉川英治文学新人賞受賞】
引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は――たった1冊の広辞苑!? そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ! 注目の気鋭が放つ清冽な傑作。解説=松浦正人

*第2位「このミステリーがすごい! 2005年版」国内編ベスト10
*第3位 2004年(第1回)本屋大賞
*第4位「週刊文春」2004年ミステリーベスト10/国内部門

*映画『アヒルと鴨のコインロッカー』(2007年/中村義洋監督)原作

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アヒルと鴨のコインロッカーはこんな本です

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アヒルと鴨のコインロッカーの感想・レビュー(28146)

2年前と現在の話が少しずつ重なっていく様子に引き込まれていった。「ゴールデンスランバー」「重力ピエロ」「グラスホッパー」と読んできたが、今まで読んだ伊坂作品の中ではもっとも登場人物それぞれの人となりをリアルに想像でき、小説として没頭できる作品だった。
★4 - コメント(0) - 3月25日

久しぶりに井坂幸太郎の、初期に近い作品を手に取りました。暗い内容を軽いタッチで書き上げ暗く感じさせないのが井坂幸太郎らしさでそれが好きな部分なんですが、暗かった。暗かったけど爽やか。この感覚はいいようがない。井坂にしかできないと思う。
★6 - コメント(0) - 3月25日

【★4】伊坂作品の中では珍しく?普通にミステリー系。『モデルガン』というワードのおかげで、『風に吹かれて』よりも『冬のセーター』がリフレインしていた…。ドルジ…
★13 - コメント(0) - 3月24日

なかなかの作品。二つの話が少しずつ1つの繋がりになっていくところは引き込まれる。世の中楽しくやるには、「クラクションを鳴らさない」「細かいことは気にしない」こと。 なるほど…。
★12 - コメント(0) - 3月24日

現在の僕と2年前の琴美がかたりべとなり、同時進行で話は進んでいく。最終的には2年前の事件に関わっていく僕 。最後の最後で明らかになる真実にほとんどの読者は吃驚してしまう と思う。悲しい結末ではあるけれどど、琴美が見た走馬灯のような風景は、結末を暗示している。上手いなぁ。
★17 - コメント(0) - 3月24日

★★★★☆ 結果的には悲しい話なのになぜかスッキリ爽快な気分で読み終えました。ミステリーということを知らずに読んでいたので後半の驚かされました。
★16 - コメント(0) - 3月23日

酒の席にも良い酩酊と対になる悪酔いと呼ばれるものがあるように、余韻にもまた相反する2つの形があるように思う。今回は限りなく後者に近いものだろうか。2年の時を隔てた地続きの物語は錯綜しつつ奇妙な形での邂逅を迎える。頁を捲ることを止められなかった私の手に宿っていたのは高揚感や後の展開への好奇心ではなく、カワサキが囚われずにはいられなかった使命感のようなものだったのではないかと思えてならない。月とスッポンアヒルと鴨、人と人ともまた然り。ボブディランは読み手の頭蓋の中にも閉じ込められ、今尚止むことなく歌い続ける。
★37 - コメント(0) - 3月23日

久しぶりに著者の本を読みました。著者の作品にはいつも哲学を語る素直な天才肌の人物が登場しているように感じます。この作品では、川崎という人物でした。中でも「彼ら三人の物語があった」「僕はその物語に途中参加しているだけだ」という文章が好きでした。つい人間は自分を主人公に捉えてしまうと思います。他人の気持ちを覗くことのできる作品だと思いました。
★15 - コメント(0) - 3月22日

まんまと騙された!悲しいお話だったけど後味は悪くなかった。河崎の言葉がどれも印象深い。
★43 - コメント(0) - 3月21日

悲しいけど、絶望的でもない。おもしろかったです。残虐的な部分はちょっと苦手。
★16 - コメント(0) - 3月21日

また、伊坂幸太郎に騙されてしまった。いままで何冊も読んでいるのにも関わらず、作者の思うがままに思い込まされてしまう。非常に悲劇的な結末であったが、あまり後味が悪くない。
★14 - コメント(0) - 3月20日

次々と奪われていく小さな命。徐々に近づく死神の足音。1度完全に切れてしまった糸をもう1度繋ごうとするピエロ。過去があるから今がある。今があるから過去がある。しかし過去の事はできれば思い出したくないだろう。ピエロは怒りと哀しみの矛先を誰に向ければ良いのかわからず困惑していた。そして見つけた。そして結び付いた。そしてピエロの死より残酷な計画が始まった。この作品は切なかったです。
★23 - コメント(0) - 3月18日

初めての伊坂幸太郎さんでした。 現在と2年前の話が、綺麗につながっていく様は圧巻でした。 チラッと出てきたお話の中の細かい事柄、「そういえば、あれはどうなったのかなあ」「あれ結局どういうことだろうなあ」みたいな要素が残らず回収されていくのがとても気持ちいいですね。 ハッピーエンドではないと思うけど、終わりどこか爽やかな感じもしました
★23 - コメント(0) - 3月16日

面白かった。現在と2年前の物語の伏線が最後に繋がるのが見事でした。ラストは悲しいですね。
★18 - コメント(0) - 3月15日

どっぷりと伊坂ワールドにはまっていたので、もう終わり?と寂しさを感じた。かなり余韻に浸った。今後が気になる。
★23 - コメント(0) - 3月15日

Rin
読んだのが結構前だが、悪くはなかったはず。
★16 - コメント(0) - 3月12日

★★★★☆『裏口から逃げられると、不幸が待っている。裏口から悲劇は起きるんだ』救われない物語かもしれないけど、実際そんなもんだよなあ。
★25 - コメント(0) - 3月11日

ちらっと映画をみかけていたので悲劇的な部分のある物語だとはわかっていたけれど、真面目に観ていなかったので、いろいろな仕掛けに驚きがあり、そして妙に物悲しかった。ちょっとかっこつけすぎ!と思いつつ。いい作品なのだろうけど、伊坂作品で好きな方ではないな。しかし、琴美は無用心過ぎてイライラしてしまった。そこ全然重要なポイントじゃないとわかっているけれども。留守電消すとこで「えっ嘘でしょ」と言ってしまった。めちゃくちゃな希望として、用意周到な琴美が見たい。ほんとにめちゃくちゃだな。
★25 - コメント(0) - 3月11日

前半の描写に少しえぐい部分があって、最初の方ばっかり何度も読んで手が止まってたのですが。えいやーっと一気に最後まで読みました。 なんだろう。誰かを好きになった後にやってくる喪失の痛み(悼み?)は静かに人を動かすことがあるのを改めて思う。それぞれのキャラが面白くてあっという間に読み切りました。 伊坂作品、やっぱり大好き。
★1 - コメント(0) - 3月9日

「存在の耐えられない軽さ」「屋根を突き抜けてハイキック!」を思い出した。
★16 - コメント(0) - 3月8日

軽快な文章、主人公の面白い言い回しでさくさくと読んでいったのだけど、後半の救いのない展開。面白かったけど、悲しい話でした。
★21 - コメント(0) - 3月8日

「一緒に本屋を襲わないか」目的は一冊の広辞苑。ポップな感じに始まる物語がこんな悲しい結末になろうとは。 伏線もしっかり回収できてたし、すごい読みやすかった。伊坂はほんと伏線おばけだなあって思った。あ、クロシバ良かったなあ。
★29 - コメント(0) - 3月8日

やられた、と思った。 そして、その物語の世界にぐっと引き込まれることの気持ち良さを味わった。 やるせない気持ちはあるが、せめて、ずっと続いていくものが彼らにあればと、願わずにいられない。
★26 - コメント(0) - 3月5日

「俺が外人だと分かったら、相手にしなかっただろ?」という言葉には思わずドキっとしてしまいました。知らず識らずのうちに、差別や偏見があるのだろう。
★24 - コメント(0) - 3月4日

zel
現在の椎名と2年前の琴美の二つの物語がつながっていく。始めはよくわからなかったけれど、物語が次第につながっていくと、つながる楽しさとその間の2年間に彼らに何があったんだろうと、頁をめくる手が止まらなくなった。 ドルジ、琴美、河崎、麗子さん、彼らの間の空気感がよいなあ、と。
★26 - コメント(0) - 3月4日

伊坂さんの作品と、私が求めているミステリーとではいつも開きを感じています。しかしこれは…やられたー!!現在と2年前を交互に語られ、読者は宙ぶらりんのまま物語は進みます。そのまま後半で一気に繋がる爽快感と悲しみ。ブータンでは生まれ変わりが信じられていると作中で何度も出てくるので、絶望で終わらせないのが伊坂さんのカラーだなと思いました。面白かった!
★34 - コメント(0) - 3月4日

再読。昔妹におすすめされたもので全く本を読まなかった私が初めてチャレンジした本。始めは回想と現在の交互の話についけいけずおいてけぼりをくらったが、中盤からラストにかけての思わぬ展開と細かい所までの伏線回収に感動した記憶がある。神様をロッカーに閉じ込めるラストは悲しくて泣いた。このあとどうなったのか妹と議論した事が懐かしい…読み終わったあとに感想を言い合うことができるのって楽しいよね。
★2 - コメント(0) - 3月4日

ブータン人の輪廻転生の考え方を取り入れたい
★8 - コメント(0) - 3月3日

あまり3/10
★4 - コメント(0) - 3月2日

伊坂さんの物語はやはりスラスラ読めますね。私の周りにはいないけどリアル感がある、、。最後ドルジは死んだのかな、、?
★18 - コメント(0) - 3月2日

猫の場面がグロテスクで嫌悪感。私のミステリーの定義が違ってるのか。もっとぞくぞくするミステリーが読みたいのに、今回も不発。
★15 - コメント(0) - 3月2日

途中から予感できたように、辛くて悲しいストーリーなのに暖かさを感じるのはなぜ?まるで曇っているのに明るい空のような不思議にいい感じ。ドルジも河崎も本当に琴美が大切だったんだな。余韻があってとてもいい本でした。
★26 - コメント(0) - 3月1日

まさかの展開だった。やっぱりいい意味で裏切られた!麗子さん結構好きだわ。二年前と現在でセリフが重なったりしてて微笑ましかった!
★23 - コメント(0) - 2月27日

あらすじを見ただけでは読むことはなかったであろう作品。てっきり強盗モノかと思ってしまっていたよ。現在と二年前が交錯しながら、少しずつあれ?あれ?となっていき、最後にストンとしっくりきた。二年前も現在も悲しい結末に辿り着いてしまったけれど、読み終わってこんなにスッキリしているのは何故だろう。琴美とドルジ、琴美と河崎、ドルジと河崎。三人のバランスがとても良かった。
★23 - コメント(0) - 2月27日

さすが伊坂さん、という印象。予想外の展開に、頭がついて行かなかったけれど、だからといって難解だったわけではない。とても面白かった。
★23 - コメント(0) - 2月26日

期待していたよう叙述トリックではなかったけど、読後感がとてもよく、内容も面白かった。
★17 - コメント(0) - 2月25日

まったりと物語は進んでいくが最後にまとめて全ての伏線が回収されていく。予想外の結末だった。
★17 - コメント(0) - 2月23日

映画をぼーっと見てた記憶があるが、内容を覚えてなくて、あらすじだけなんとなーく分かっていたので、なんでこのタイトルなんだっけ?と思って読み進めていた。なるほど、、、と感心させられた。とても悲しい物語なのに重くない展開で進んでいくのでスラスラと読めた。現在と2年前がどう交差していくのかワクワクしながら読めました。初めての伊坂幸太郎作品がこれでよかった!
★36 - コメント(0) - 2月23日

んーちょっと合わなかった!
★6 - コメント(0) - 2月23日

さざ波のようにスーッと寄せて、そのままサーッと引いていく。伊坂さんの作品は、どこかフランス映画を思わせる。チクリとしたものを心に残しながら、どこか現実感の無い読後感を残して、僕らは徐々に日常への舵を切る。伏線回収もすごいし確かに騙されるんだけど、物語全体のスピード感とか爽快感とか、そういうものを求める読者にとっては少し読後アンニュイ感が厳しい(表現意味不明だけど共感してくれる人いると思う)。丁寧に紡ぎあげられた純文学ミステリ、しっとりしたい夜に読みたい作品です。
★22 - コメント(0) - 2月22日

アヒルと鴨のコインロッカーの 評価:70 感想・レビュー:5316
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