黒いチューリップ (創元推理文庫)

黒いチューリップ (創元推理文庫)
あらすじ・内容
風車とチューリップの国オランダ、その片隅で神秘の花、黒いチューリップの創造に没頭する青年コルネリウスは、陰謀にまきこまれていまは断頭台へひかれていく運命にあった。風雲急を告げるオランダ戦争前夜の史実を背景に、大自然の摂理の妙と地上の血なまぐさい係争をめぐって展開する、大デュマ会心の恋と戦乱の雄渾なる一大叙事詩!

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376ページ
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黒いチューリップの感想・レビュー(69)

表紙のイメージとはがらりと違うアクション要素のない恋愛小説。場面のほとんどが牢獄内という動きのない話なのにぐいぐい読ませるのは、さすが大デュマ! チューリップバブル時代のオランダの話なんて初めてで、今までただの単語だった受験の時に覚えた世界史用語にぐいっと奥行きが生まれてわくわくした。学生時代に読んでおけばと思ったけれど、よく考えたら、そんなに受験で出る箇所ではないなあ。とはいえ1冊でデュマの面白さを味わえる良作です!
★7 - コメント(0) - 1月29日

チューリップ狂の主人公のダメさ加減をフォローしてまわる美少女ローザが優しすぎる。悪人のような善人のようなオラニエ公の描かれ方が面白い。ラストはお決まりのところに収まるとはいえ爽快。
★5 - コメント(0) - 2016年12月17日

黒いチューリップを巡る陰謀劇、というには、少しスケールが小さかったか。この表紙からはもっとすごい冒険活劇を期待するでしょ普通。しかしいつのまにか話に引き込まれ、後半は夢中で読んでしまった。いいヒロインだ。
★4 - コメント(0) - 2016年12月3日

1672年オランダ。黒いチューリップを創り出す研究に没頭する青年コルネリウスは名付け親コルネイユ・ド・ウィットの書類を預かったことから政治的陰謀に巻き込まれる
★2 - コメント(0) - 2016年9月2日

1672年のオランダ、正式にはオランダ七州連合共和国が舞台の歴史絵巻。ほぼ40年ぶりの再読。三銃士、モンテ・クリスト伯のような壮大なスケールはないが、19世紀のフランス人が見た17世紀のオランダの痛快な物語ですね。しかも、主人公は青年だけど活躍するのはうら若き少女。翻訳の宗左近さんの言葉の使い方(オレンジ公ウィリアムとか)にイラつくけど、面白い。新種のチューリップに高い価値があったらしい理由とか、オラニエ公ウィレムってあの人のことだろうかだとか、いろいろ歴史ネタを掘り起こしてみたくなりました。
★10 - コメント(1) - 2016年4月16日

ハラハラどきどき面白く、また作者の入り方が語り風で独特です。
★2 - コメント(0) - 2016年1月8日

pa
隣人、悪人すぎます…
★1 - コメント(0) - 2015年2月18日

☆2つ。子供の頃、「三銃士」を読んだが、大デュマが好きになれなかった。今回もタイトルに惹かれて買ったもののあまり楽しめなかった。ただ男という生き物の性質についてこの本を読んで興味が湧いてきた。
★6 - コメント(2) - 2015年2月16日

終わりの方はちょっと性急な感じだけど、中盤のチューリップに一喜一憂する主人公が面白くてニヤニヤしてしまった。趣味に夢中になってる人って、だいたいこんな感じよね。牢番の娘との恋も微笑ましい。
★4 - コメント(0) - 2015年1月22日

ヒロインのローザが強い強い! 武力を伴わないバトルヒロインです!
★3 - コメント(0) - 2014年6月29日

チューリップバブルの話はもちろん聞いた事がありましたが、何故、そんなにも、チューリップにのめり込むのかが理解出来なかった。この小説を読み、その感情が分かったような気がします。オランダは二泊三日ぐらい行きましたが、この作品を読んでいるとあの美しい情景が目に浮かびます。
★5 - コメント(0) - 2014年6月22日

最初はウィット兄弟の話だと思っていたらいきなり虐殺されて驚きました。コルネリウスはほとんど投獄されていて動きがないのにこんなに面白いのはさすがデュマですね。終わり方も期待通りで良かったです。
★11 - コメント(0) - 2014年6月9日

バラ(ローザ)とチューリップ(これでは横溝正史だな)。ヒロインの健気さではデュマ作品でも屈指。ラストの爽快さでも。
★3 - コメント(0) - 2013年10月8日

この訳では初読。初めて読んだのは中学生のとき。眠いので仮レビュー。後で書き直し、書きたい事たくさん。
★2 - コメント(0) - 2013年5月20日

「自分は幸福だといわない人こそ、本当に苦しんだことのある人なのである」
★4 - コメント(0) - 2013年4月17日

さすが…デュマ。止められずに一気に読んでしまった。一番好きです。
★4 - コメント(0) - 2012年12月1日

面白い!やや分厚いかと思ったが、グイグイ読めた。オラニエ公が善人とも悪人とも付かない描き方をされていたのも良い。舞台は1672年のオランダ。当時はネーデルラント連邦共和国だったが、総督(本書ではオランダ七州連合国長官)の地位はオラニエ=ナッサウ家がほぼ独占していた。そこで共和派とオラニエ派が対立し、共和派のウィット兄弟は民衆の反感を買っていた。ウィット兄に名付け親になってもらったコルネリウス・ファン・ド・ぺルルはチューリップの栽培に打ち込んでいたが、ふとした事からこの争いに巻き込まれて投獄されてしまう…。
★3 - コメント(0) - 2012年10月31日

古典なのに、どうしてデュマの作品は今読んでも面白いのでしょう?話の展開が読めても面白さが半減することなく、最後までぐいぐい引っ張っていく秀逸さ。チューリップ栽培家のマニアックな描写も面白く、ヒロインのローザの大活躍が、男性陣のダメダメなところを完璧にフォローしているのが小気味良かったです。
★6 - コメント(0) - 2012年1月29日

やっぱデュマ天才! チューリップづくりに明け暮れるだけの話がどうしてこんなに面白くなるのか。途中までほんとにこれチューリップ作るだけで終わるんじゃと思って半ば苦笑して読んでましたがほんとにチューリップ作るだけで終わったのに凄い満足。
★5 - コメント(0) - 2011年12月16日

デュマの物語らしく安心して読むことができ、盛り上がりもハラハラも自由自在。人々をここまでわくわくさせる作家は、現代でもそう出るものではない。悪役も味方も非常にシンプルな配置でありながら、このような見せ方ができるのはひとえに作家の実力である。また、オランダについて学んだことのあるものなら、まずはフランス語読みで綴られるオランダの人名や地名が聞き慣れず戸惑うかも知れない。それにしても、人を閉じ込めるのが好きな作家である。
★3 - コメント(0) - 2011年10月14日

流石A.デュマ。無実の罪で投獄された主人公と、彼と心を通わせる美しい獄吏の娘、主人公を妬む悪漢が巡らす陰謀と獄吏の無知が引き起こす悲劇。ほぼそれだけを要素とした小説なのに物語から目が話せず、展開が気になって仕方がない。三銃士やモンテ・クリス伯のような活劇こそないけれど、実に読み応えがあり、デュマの持つペンの力をひしひしと感じる一冊。
★4 - コメント(0) - 2011年2月8日

主人公が牢獄に入りっぱなしで動けないのが残念。美少女ローザがむしろがんばった。はらはらはするんだけど、身勝手な権力者に身を委ねるしかない結末がなんともかんとも。
★5 - コメント(0) - 2010年6月21日

運命に翻弄された男が作り上げた黒いチューリップ。陰謀と血で覆われた暗い世界に咲いた黒いチューリップは、その世の暗示というより希望だ。最後は正に大団円で、読みごたえがあった。
★4 - コメント(0) - 2010年2月6日

ユゴーより新しい所はヒロインの身分とチューリップを巡るオランダ社会と政治に関する所。オレンジ公の非情さ。「正義は勝ち、敵は滅ぶ」、これを民衆は小説の中に求めたのだろう。
★2 - コメント(0) - 2008年5月12日

恋と陰謀の冒険活劇。大デュマプロデュース。
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2006年以前
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