ラヴクラフト全集〈6〉 (創元推理文庫)

ラヴクラフト全集〈6〉 (創元推理文庫)
あらすじ・内容
クトゥルー神話の創造主にして20世紀最高の怪奇小説家ラヴクラフト。本書には、ランドルフ・カーターを主人公とする一連の作品、および、それと関連する初期のダンセイニ風掌編を収録。猫を愛する読者なら快哉を叫ぶ佳編「ウルタールの猫」、神々の姿を窺わんとする賢者の不敵な企てを描く「蕃神」、巨匠が遺した最大の冒険小説「未知なるカダスを夢に求めて」等全9編は、諸氏の魂を電撃のごとく震撼するであろう。訳者あとがき=大瀧啓介

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ラヴクラフト全集〈6〉はこんな本です

ラヴクラフト全集〈6〉の感想・レビュー(386)

カダスも長かった……長かったという感想しかもてないのだが、これはもはや作品発表当時の読書感覚や背景知識を持てないから、冗長と感じてしまうのだろうか。
- コメント(0) - 3月11日

夢に見られている感じがする時がある。屋根裏の少年の話をする狂った男は何かに強いられる。神話を語る神官もも未知に強いられ、様々な言葉の断片を継ぎ接ぎしているだろうか? だが作者はそんな残滓は書かない。彼の登場人物も何かに強いられている。なのに結果を始まりに転倒させる神話のような話にして誤魔化す。知性の浅薄さをむしろ強調して諭すかのように。未知を組み込んだ作者の冒険譚の教訓は、突破できる程度の危なげのない物語におなじみの獲得ではなく、危険極まりない未知へのタブーである。「自分の手に余る無謀な冒険は控えなさい」
★1 - コメント(0) - 2月10日

ランドルフ・カーターの有名なラストがあるやつ。夢の話が多くなんか取り留めなくて読むのがつらかった。あとがきによるとダンセイニの影響が強いらしい。苦手ですダンセイニ。「ランドルフ・カーターの陳述」や「銀の鍵の門を越えて」なんかはホラーしてて良かったけど、あとはファンタジーの話なんで個人的には微妙だった
★2 - コメント(0) - 2016年11月23日

ランドルフ・カーターの物語 読みごたえはあるけど、単調な長編は少し飽きる
- コメント(0) - 2016年10月30日

クトゥルフ神話における、いわゆるドリームランド話を集めた1冊。ラヴクラフト先生の偏執狂的な情景描写で腹いっぱい。普段の景色も先生の目を通すと、我々とは違って見えていたのかもね。ホント天才だよ!銀の鍵とか夜鬼、シャンタク鳥、ノーデンスといったワードにピンときたラノベファンは黙って読むべし!クソ長い「未知なるカダスに夢を求めて」で挫折しかけたけど、最後の最後でニャル様がやってくれたぜ!ヒャッハー!!読みきってよかった!
- コメント(0) - 2016年10月8日

『未知なるカダスを夢に求めて』を読むのにクッソ時間掛かった……
- コメント(0) - 2016年4月8日

「白い帆船」は幻想的で美しく悲しい物語。こういうのも好き。「ウルタールの猫」は猫を殺してはならない掟を持つ町の理由を描く、「蕃神」は『ナコト写本』に描かれる神を求める者、「セレファイス」は夢に現れる異界を追う音の悲劇の顛末が描かれる。「名状しがたいもの」は名状しがたいものを議論する二人が出会う本物の怪物話。「ランドルフ・カーターの陳述」「銀の鍵」「銀の鍵の門を越えて」「未知なるカダスに夢を求めて」は連続する物語。最終話で、ラヴクラフト世界を駆け巡る冒険小説として怪奇小説、幻想小説のみならぬ新境地を描く。
★2 - コメント(0) - 2016年3月10日

夢の国の話とランドルフ・カーター物の第6巻。「白い帆船」に始まり猫が怖い「ウルタールの猫」他6編と続いて行き、敢えて執筆順ではなく集大成の様な冒険譚「未知なるカダスを夢に求めて」を最後に読ませる所は流石です。それにしても食屍鬼の義理堅さと夜鬼の忠実さには驚かされた。
★52 - コメント(0) - 2016年3月3日

短編8、長編1収録。うち5編に「夢見る人」ランドルフ・カーターが登場する。この人は、ラヴクラフトの分身みたいな人で、どうやら地主で利子生活者っぽく、文筆を生業としている。しかし、幼い頃から見る奇怪な夢の世界に憑かれて、異界やそこに住む生き物を独自に研究するうちに、本当に夢の中へ旅立ってしまう。ある程度ヲタ気質のある人なら、フィクションの世界で妄想したり、独自の世界設定を書き溜めたりするもんだけど、ラヴクラフトの世界観はちょっと並じゃないわ、狂気を感じる。書いて吐き出さないと人格が壊れるレベルだと思う。
★9 - コメント(0) - 2015年11月25日

再読
★1 - コメント(0) - 2015年11月8日

ラヴクラフト中毒で、未知なるカダスを夢に求めてを読みたくなったので再読
- コメント(0) - 2015年9月23日

ランドルフ・カーターものの話を中心に収録。『未知なるカダスを夢に求めて』は数あるクトゥルフものの基礎イメージのひとつというか、その辺かなり最近見られるものに近い形してるような気がしたり。
- コメント(0) - 2015年9月3日

短篇集。この本に収録されてるのは大きく二種類に分けられて「ランドルフ・カーター物」と「夢の国(セレイファス、ウルタール、カダス等々)物」、そして本の半分のページを占め、カーターが夢の国を冒険する『未知なるカダスを夢に求めて』が締めを飾ります。ラヴクラフト作品でもダンセイニ卿やC.A.スミス、R.E.ハワードの様な異世界ファンタジーが多く収録された一冊になってます。『ランドルフ・カーターの陳述』はラヴクラフトの見た悪夢をほぼそのまま小説にした、彼の十八番とも言える手法の一篇です。
★11 - コメント(0) - 2015年7月25日

ねこ最強
- コメント(0) - 2015年5月27日

今作収録の話は繋がりがあるせいか、一冊纏めてじっくり読まされた感じがする。あの猫さんとも再会。うはは。長いけれど例によってうまくハマるとどんどん読み進めてしまう。それにしても時間がかかってしまうものです。カーターの冒険っぷりはとても楽しめた。
★4 - コメント(0) - 2015年4月27日

平たく言えば、東京と称しながら千葉にある夢の国に行きたくて行きたくて行きたくて堪らない田舎の中学生男子の妄想話です。嘘です。ふざけました。幸せは実は身近にあったんだよ、という話です。主人公のランドルフ・カーターは夢に見る世界に憧れ、猫と食屍鬼に助けられながら、縞馬に乗って旅するのです。どんな話だ。先日、テレビ東京の「ありえへん世界」を観ておりましたら、縞馬って凶暴な生き物なんですってよ!喧嘩っ早い乱暴者で他の動物を苛めるそうですよ。背中に乗るなんてとんでもない。そんな生き物に跨がって旅しちゃうんですよ、カ
★2 - コメント(0) - 2015年4月21日

世界観が繋がってるので続けて読んだほうがいいんだろうけど…一年かかってしまった
★1 - コメント(0) - 2015年3月10日

★★
- コメント(0) - 2015年3月8日

カーター長えのなんの。ウルタールの猫にゃんここで出てきた。
★4 - コメント(0) - 2015年2月10日

朗報:ラヴクラフトは猫派!おおー、これまでの短編たちの世界が繋がっていく……!!いい最終回だった。あれこれ7巻あるんだよね?「未知なるカダスを夢に求めて」が大作ファンタジー風で面白いのは間違いないが、地味に「銀の鍵の門を越えて」が好きです。ガチホラーだから。発狂するし。
★6 - コメント(0) - 2015年1月21日

ラヴクラフト作品全集。今回は『銀の鍵』をはじめとする、ランドルフ・カーターが主人公のシリーズものが中心。 SFでコズミックホラーと呼ばれるラヴクラフトの物語ですが、ランドルフ・カーターの話はコズミックホラーと言うよりは、冒険もののような雰囲気があった。『未知なるカダスを求めて』は特にそんな感じがしたと思いましたね。 『ランドルフ・カーターの陳述』『名状しがたいもの』が特に印象的でした。この2作に出て来る「粘液質の異形」ってスライムですよね。 後シャンタク鳥、がどんな生き物なのか気になりました。
★5 - コメント(0) - 2014年12月18日

【「ネクロノミコン」/「《銀の鍵》ランドルフ」/コキュートス・カイーナ】そもそも整理してみよう…邪教典ネクロノミコンの「起源史」を…。例えば、「《緑の章》」と仮定すべき『論語』を凌いでいる。何のことでしょうか、当ててみましょう。ええ、そこの《貴方》。裏返してみると、分かるのですよ。「鍵」、興味深い。銀の鍵の門を超えるとそこには「新しく開いた門が唱えられる」。恐らく「鍵」の正体は「油と光」、謎解きです。ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』『フーコーの《ペンデュラム》」…来るな、邪神クトゥルフ、「惑星に住まう」。
★23 - コメント(0) - 2014年12月5日

初期作品集。ランドルフ・カーターという一人の主人公を中心にいくつかの話が展開する。一味違う冒険ファンタジーのものになっている。
★1 - コメント(0) - 2014年11月7日

「ランドルフ・カーター」という人物がキーになるといってもいい本。彼の非常識な冒険は眩暈と起きていても夢を見ている感覚にさせるが、ラブクラフトの書いた世界を知るにはこれを読まなければきっと中途半端になってしまうだろう。
★1 - コメント(1) - 2014年10月24日

むかしからこのような感じの小説が好きでした。日本にはない分野の小説ですよね。妖怪とも異なるし、お化けとも違う。別の世界があって、アマゾンの半魚人のような怪物が出てきたり、魚臭い人間がいたり。半分SF的な世界なのでしょう。コミックで読んだりしてラヴクラフト全集に戻ってしばらくぶりに読みましたが、創造力が掻き立てられて自分で怖い世界を作り上げてしまうような感じです。やめられない。
★36 - コメント(0) - 2014年9月12日

- コメント(0) - 2014年8月15日

ダンセイニも好きなので、ラヴクラフトも好きだったと知ると親近感が・・・。オチも含めて「白い帆船」「蕃神」「セレファイス」が良かった。そのクラネスが、「未知なるカダスを~」であんな風に再登場していたので、なんだか哀れだった。あんなに焦がれていたものを手に入れたはずなのに、ねぇ・・・そのテーマが、「未知なるカダス~」全体でリフレインされているように感じられた。「怖さ」もひっくるめて、ラヴクラフトは古いものが好きだったんだな、と。
★2 - コメント(0) - 2014年6月14日

「莫迦め、ウォーランは死んだわ」 でおわらないのがこの一冊のすごいところ。この本に収録されている話、いや、ラヴクラフト作品のすべてが詰まっていると言っても過言ではない「未知なるカダスを夢に求めて」。読み終わった時の衝撃がすごい。異形の者たちとの共闘と果てしなき冒険。もはやホラーではなく大河ファンタジー小説を思わせる濃厚な内容。いや、感動しました。胸がいっぱいです。
★3 - コメント(0) - 2014年6月10日

怪物たちに親しみを感じてしまう。
★6 - コメント(0) - 2014年5月4日

ランドルフ・カーターを主人公とした作品群。その中でも、「未知なるカダスを夢に求めて」が、ファンタジー冒険小説ともみれて楽しめた。カーターが追い求める都が、自身の少年時代に過ごした土地の風景である、というのも良い。あと、猫(に限った事ではないが)をいじめちゃダメ、絶対
★3 - コメント(0) - 2014年2月23日

ランドルフ・カーターを主人公とする作品と「ドリームランド」を舞台とするその他の作品を収録。最長作である『カダス』は本巻のみならずラヴクラフト作品全ての核と言える作品だが、延々と似たような繰り返す展開はあまりに冗長でまとまりもなく、小説としての完成度は『銀の鍵の門を越えて』や『セレファイス』のほうがはるかに高くておもしろい。にも関わらず、商業未発表の『カダス』に他作品にはない魅力を感じてしまうのは、純粋に作者がみずからの妄想のうち、もっとも書きたい部分だけを書こうとした熱意が伝わってくるからだろう。
★12 - コメント(1) - 2014年2月22日

久しぶりにランドルフ・カーターものが読みたくなってこの巻を引っ張りだしました。幻視の力を持つ主人公が精神の力で宇宙の深淵を旅する冒険もの、を中心に集めた短編集です。それを「ダンセイニ風」と言われる古典的な美文で語るのがイイんですね。ワクワクする冒険小説でありながらジュブナイルに陥らない深淵な雰囲気がイイんですね。★★★☆☆
★4 - コメント(0) - 2014年1月18日

ラブクラフトの分身となるランドルフ・カーター関連の作品群。「銀の鍵の門を越えて」がラブクラフト作品とは思えない位、かなり面白く読めた。「未知なるカダスに夢を求めて」はこれでもかって妄想だらけの冒険小説。 読んでも読んでも終わらない感覚に苦痛を感じたりもしたが終盤は一気読み。思わず笑ってしまったのが猫軍団がらみの描写。ラブクラフト作品で笑ったのは初めてじゃないだろか。「普通の猫」って(笑)
★3 - コメント(0) - 2013年11月17日

ううむ名状しがたい。意外にネコ小説。
- コメント(0) - 2013年11月13日

ランドルフ・カーターを主人公とした物語とその世界観に関連した短編を収録しています。一番理解しやすかったかも。「未知なるカダスに夢を求めて」はストーリー自体はとてもおもしろいと思いましたが、読者をあまり意識していない、覚書のような印象でした。
★4 - コメント(0) - 2013年10月14日

クトゥルフ神話には欠かせない『名状しがたいもの』が特に目につきました。早く続き読みたいが続きがない_(:3 」∠)_
★2 - コメント(0) - 2013年5月24日

九編もあるのでどれの感想を書いていいやら。とりあえず猫かわいいですよね。
- コメント(0) - 2013年2月7日

「未知なるカダスに夢を求めて」は壮大な冒険小説。連れ去られて、逃げ出して、捕まって、空を飛んで。映像化したり挿絵をつけたりしたら、さぞ名状しがたい生き物と暗黒の荒野をさまよっているのだろう。
★1 - コメント(0) - 2012年10月8日

本書はランドルフ冒険譚と幻夢郷をが中心であり恐怖とファンタジーが入り混じっている。 白い帆船からは世界観説明の序章。陳述書にかの有名な台詞「莫迦め!~は死んだわ!」と、ダニッチでも使われた「音声実況」も必見。カダス後半はウルタール猫軍と近代軍式階級がなんとも良く、グール達の戦闘とその描写、幻想的な美しさを持つ風景描写が非常によく、話のオチもすっきりしていて良かった。 また本書はランドルフ=ラブクラフト自身がモデルであり、氏の実際の出来事とトラウマをモチーフにしており面白い。氏が長生きしていれば…
★4 - コメント(0) - 2012年9月5日

ラヴクラフト全集〈6〉の 評価:68 感想・レビュー:75
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