ヒュペルボレオス極北神怪譚 (創元推理文庫)

ヒュペルボレオス極北神怪譚 (創元推理文庫)
あらすじ・内容
邪神ツァトッグアが地底に潜み、魔物が跋扈する超古代大陸ヒュペルボレオス。栄華を誇る首都コムモリオムが放棄されるまでの奇怪な?末を描く「アタムマウスの遺書」、異端の魔術師エイボンと宿敵の対決が思わぬ結末を迎える「土星への扉」他、アトランティス最後の島ポセイドニスの逸話も併載する。『ゾティーク幻妖怪異譚』に続き、美と頽廃の詩人による23の綺想を収める傑作集。訳者あとがき=大瀧啓裕

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ヒュペルボレオス極北神怪譚はこんな本です

ヒュペルボレオス極北神怪譚の感想・レビュー(84)

「ゾティーク」よりもバッドエンドが少ないかな?個人的には “土星への扉” がなんとなくコミカルで面白かった。“スファノモエーの旅” は、登場人物のお尻が光ってそうで、しかもバッチリ想像してしまい、ちょっと笑ってしまった。や、笑う要素は全然ないんだけどなー(^_^;)
- コメント(0) - 2016年8月31日

濃密な暗黒世界描写によって眩暈がするほど濃厚な頽廃感を醸し出していた『ゾティーク』に比べると世界観が定まっておらず、散漫な印象。その点は訳者による解説でことわりが入れてあるので親切だが。痺れるほどの官能をもたらした詩的表現も前作で使い果たし、ネタ切れの印象。ゾティークに入れてもおかしくないクオリティなのは「マリュグリスの死」だけかな。
- コメント(0) - 2016年5月2日

ラフトンティスがカッコ良すぎなんですがそれは。主人の命に忠実だしバサバサ舞って恐怖を演出する茶目っ気(?)とか睡眠とらせてあげてご飯まで調達してくるし!あの後ちゃんと主人のもとに帰れたんでしょうか!幻の続編「ハオン=ドルの館」ラフトンティスは出てきたのか気になる。あと好きなのは「白蛆の襲来」。エイボンの書とかクトゥルーに出てくる書物こんなもんなら全然読めますよ?現実に起ってる実感があれば怖いんだろうなー。盗人高利貸しあたりの俗世な感じも好きだったり、舞台が近代になるのがポンとはいってくる混乱もいい感じ。
- コメント(0) - 2016年4月13日

幻想短篇集。C.A.スミスの『黒の書』第二弾になります。今作はツァトグァ(ゾタックアー)、ウッボ=サトゥラ(ウボ=サスラ)、魔導師エイボンと最もクトゥルフ・ファンに馴染みの短篇集と言えますね。他にもサタムプラ・ゼイロスやマリュグリスと特徴的な人物が活躍する連作が多く、年代記ファンタジーとして読み易いです。
★2 - コメント(0) - 2015年4月26日

氷河期が迫りつつある時代を舞台にした、ファンタジーの短編集のようですが、平凡と言いますか、どこかで聞いた感じの物語が不思議な装飾的で語られていて、クセのある味わいが楽しめました。でも、ちょっと私の好みではなかったかも。
★1 - コメント(0) - 2014年12月23日

超古代大陸ヒュペルボレオスの話は生贄たらい回しの『七つの呪い』と白蛆が氷山に乗り死の冬を齎す『白蛆の襲来』とエイボンとその仇敵モルギの滑稽なキュクラノシュの冒険『土星への扉』が好き。アトランティスの話は魔術師マリュグリスが登場する『最後の呪文』『マリュグリスの死』が好み。その他の話では『歌う炎の都市』と何より『柳のある山水画』が好き。『柳のある山水画』はなんてことの無い小品なのだが凄く好き。何篇か既読の話があった。
★15 - コメント(0) - 2014年12月6日

13−2014
- コメント(0) - 2014年2月1日

クトゥルーにも繋がる遥かなる太古の物語群。ヒュペルボレオス大陸が、魔性の氷河に浸食されて失われるまでには、やっぱりいろいろあったんだな、と教えてくれる一冊。ツァトッグアが思いの外人間臭い(笑) 地獄巡りさせられた男には同情するけど、魔道士があっちこっちにいて怖いなぁ。
★15 - コメント(0) - 2013年12月21日

とりわけ好きだったのは、「皓白の巫女」や「三十九の飾帯盗み」、「マリュグリスの死」、「スファノモエーへの旅」、「柳のある山水画」。
★2 - コメント(0) - 2013年3月11日

いわゆるハイパーボレアを知っておく必要があると思い読んだ
- コメント(0) - 2012年12月12日

初めての作家さんです。 本作はヒュペルボレオス編、アトランティス編、 他を舞台とした幻夢郷綺譚からなる幻想ホラー短篇集です。 クトゥルフ神話を読んでいる人は、楽しみが倍増したでしょう。 クトゥルフも、関連本も読んでいないので、ちょっと悔しい! それでも十分に楽しませていただきました(o^o^o) 面白い作品ばかりだったんだけど、中でもお気に入りは 「マリュグリスの死」「スファノモエーへの旅」「柳のある山水画」
★6 - コメント(0) - 2012年10月18日

ウィアード・テイルズなど、20世紀アメリカの怪しげな雑誌に掲載された作品は、実に、マニア心を騒がせる♪ ・・・良い、実に良い♪
★22 - コメント(0) - 2012年7月6日

クトゥルー色が強く、前作とは多少趣が違いつつ、退廃と幻想が満ちた美しくもおぞましき物語たち。読後によりイメージが鮮明に思い出される。あまり読みやすい文章ではないけれど、それがまた深みある味わいになっているようにも思う。表紙のイラストの美麗さと相まってよりひんやりとした美しさ際立つ「晧白の巫女」、「アタムマウスの遺書」「土星への扉」「歌う炎の都市」がとくに好きでした。ただ訳の方の、こだわりについてのちょっと居丈高な感じが苦手でした。
★5 - コメント(0) - 2012年4月15日

一応クトゥルー体系の一部という事ですけど、きちんと自己完結した世界観が構築されているのでクトゥルー云々は敢えて頭から追い出して読んだ方が楽しめます。 個人的には魔導師エイボンと神官モルギの土星珍道中が特に面白かった。
★2 - コメント(0) - 2012年2月5日

クトゥルー神話のガジェットを使いながら、独自のファンタジー世界の冒険、奇譚の短編集です。後半にはアトランティスなどを舞台にしたお話もありますが、どれも魔術など幻想的な内容で、ライトノベルなどでは味わえない、落ち着いた深みのある世界をしっかりと楽しめます。
★1 - コメント(0) - 2012年1月5日

「ヒュペルボレオス」の世界の冷たくて硬質な美しさが印象的で、特に『皓伯の巫女』や『氷の魔物』が好きです。お話としては、『七つの呪い』(さすがにかわいそうすぎる)や『アタムマウスの遺書』、マリュグリスの話がおもしろかった。こちらは不条理なつらーい感じで、ゾティークのほうがじわじわと気味が悪く怖かったような気がします。
★3 - コメント(0) - 2011年12月16日

『アタムマウスの遺書』は白眉。首都の最後を語るにふさわしい、おぞましい崩壊の仕方でした。
★2 - コメント(0) - 2011年9月19日

わりとテイストが統一されていた感のある「ゾディーク」に比べると、バラエティに富む印象。諧謔味に溢れる「七つの呪い」や「土星への扉」、凍てついた美しさのある「皓白の巫女」などがよかった。
★4 - コメント(0) - 2011年9月8日

TG
前に読んだ「七つの呪い」の世界をより深く知ることができた。ゾティークとは少し異なった雰囲気だ。次の第3作品集が楽しみ。スミスのツァトッグアの絵は意外だった。 @yonda4
★1 - コメント(0) - 2011年9月1日

やっぱりスミスはいいなあ、と改めて再確認した一冊。幻想的だがファンタジイともホラーともつかぬ作品群を読んでいると、自分がその地にいるかのような錯覚を覚えてしまう。登場人物はどれも怪しいや魅力的で、強烈な印象を残す。『ゾティーク』も早めに読んで、『アヴェロワーニュ』に備えよう。
★9 - コメント(0) - 2011年8月30日

ゾティークが取り残された世界の話なのに対して、こっちは綺麗さっぱり終わってしまう世界の話。 そのせいかゾティークのようないびつな活力さえなく、淡々と怪異が出てきてサックリ人の行いを踏み潰して終わる。 どうやら一応クトゥルー話の一種らしいけど全然そんな感じがしない。 人の感じる恐怖じゃなく破滅の理不尽さが主眼だから? 好みなのは明るい話だけど、一番気に入ったのはウッボ=サトゥラ。 過去を覗くのは過去の一部になることだ、みたいななんとなく納得できそうな部分が。
★2 - コメント(0) - 2011年8月26日

ほぼ既読だけど、やっぱり同じテーマでまとめて読めるというのはすごくいいなあ。アヴェロワーニュも楽しみ。もし次ページがあまったら大麻吸引者を入れて欲しい。あれを文庫で持ち歩けたらと思うと、もう。
★3 - コメント(0) - 2011年8月25日

七つの呪い以外はすべて初めて読んだ……はず。不気味な話も幻想的な読後感がある。正直読みやすい文章とは言いがたいが、これがすらすら読めるような文章だったら、味も素っ気もなくなってしまうだろうから、仕方がない。翻訳小説の文章が嫌いでなく、幻想小説やクトゥルフ神話が好きなら、きっと満足できるはず。
★2 - コメント(0) - 2011年7月8日

読みました。またあの退廃的な世界に浸ることができて幸せです。自分の好きなのは「七つの呪い」「アタムマウスの遺書」「マアリュグリスの死」「月への供物」文章が味わいというか深みというかあって良いです。第三作品集も期待です^^
★20 - コメント(2) - 2011年7月2日

前巻と違ってクトゥールー系作品が多いので読んだものもあるはずなんだけど、どこか軽妙で恐怖は感じない。これがラグクラフトと異なる作者の味なのでしょう。それにしても訳者の”原音主義”へのこだわりは好みが分かれるのでは。
★5 - コメント(0) - 2011年6月30日

ゾティークの退廃的な世界観とはまた違う感じ。おおまかに分けて三つの世界観で書かれた短編を収録している。個人的には三つ目の、「現実」との関わりを若干感じさせる幻夢郷綺譚が好きかなあ。世界観はもとより言い回しも好き。「歌う炎の彼方に」を読みたかったなあ
★6 - コメント(0) - 2011年6月29日

訳者あとがきの「オリハルコンじゃねーから!」という叫び
★3 - コメント(0) - 2011年6月28日

C.A.スミスらしい世界を堪能。ヒュペルボレオス、アトランティスの連作短編がまとめて読めるのはうれしい。初めて読んだのは「スファノモエーへの旅」だけだが、大半は入手困難な本にしか収録されていないので、その点でもありがたい。
★3 - コメント(0) - 2011年6月22日

ハワードとならんでクトゥルーものでは好きな作家。ヒューペルボレアの、氷河に覆われるほろびゆく文明という世界設定も、同時代のハワードの作品とシンクロして好きなのだが、どうも念頭にコナンがちらついて集中できなかった。俺、コナン好きすぎ。いや、好きなんですよ?最後の呪文とか最高でした。
★2 - コメント(0) - 2011年6月17日

★★★★*
- コメント(0) - 2011年6月9日

地球最後の大陸ゾティークの幻妖怪異物語に続く、超古代大陸ヒュペルボレオスとアトランティスの物語。今作もスミスの幻妖世界に心地良く浸りました。綴られる幻想怪奇な世界は詩的で澱みなく、言葉の美しさにうっとりと心酔。地底に潜む古代の邪神、魔物や妖術師が跋扈する世界、ギリシア神話に登場する土地ヒュペルボレオスにまつわる創造世界。異郷の物語も堪能しました。お気に入りは魔術師エイボンに絡む物語。特に「土星への扉」が好き。第三作品集(こちらのタイトルも素敵)が楽しみ♪そして今作も東逸子さんの表紙画が素晴らしく美しい。
★16 - コメント(0) - 2011年6月7日

「クラーク・アシュトン・スミス~クラーク・アシュトン・スミス~ぼくらのぼくらのクラーク・アシュトン・スミス~♪」という歌がどこからともなく聞こえる今日この頃、大瀧センセの外国語の表記法っていいよねぇ。
★4 - コメント(0) - 2011年6月4日

太古に存在した世界ヒュペルボレオス。邪神と魔術師の徘徊する世界を今回も存分に楽しませてもらった。と書きたいところだが、以前に読んだものと殆どが重複している。「アタムマウスの遺書」に至っては三回目か四回目だし。やはりそれだけ名作だという事かなあ。ただ幻想郷綺譚は殆どが未読の上、詩的な作品が多く楽しめた。
★8 - コメント(0) - 2011年6月4日

ヒュペルボレオスって聞いたことないのに、なんか郷愁を誘うかと思ったら、ハイパーボリアのことでしたか。ややもすれば安っぽいスペースオペラを想起させるようなガジェットを使いながら、今までに知られていなかった独特の神話を創造することに成功している。ヒュペルボレオスが神(のような存在)を前に破滅する人間を描いているのならば、アトランティスは人間に知識や技術の限界を描いているような印象。 お気に入りは、「七つの呪い」「土星への扉」「氷の魔物」「マリュグリスの死」「二重の影」「柳のある山水画」あたり。
★6 - コメント(0) - 2011年6月4日

好き。
★4 - コメント(0) - 2011年6月2日

第一作品集の『ゾティーク』を読んでいたせいか、読みにくさは感じなかった。アンソロジーで大体の作品は既読だったが、あらためて読んでこれらの作品の上手さに舌を巻いた。個人的にはヒュペルボレス連作よりアトランティス(ポセイドニス)連作が読めたことが嬉しい。第三作品集の『アヴェロワーニュ』も期待したい。
★4 - コメント(0) - 2011年6月1日

以前につらつらと読んで、最近またつらつらと読み返して、大瀧訳の大仰さに少々疲れを感じてしまったなど。面白いんだけど一気に読みにくい感じがする。個人的には、ゾティークの方が好みに合ってるかな? 七つの呪い、アウースル・ウトックアン、歌う炎の都市が特にお気に入り。
★1 - コメント(0) - --/--

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ヒュペルボレオス極北神怪譚の 評価:93 感想・レビュー:39
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