虚空の眼 (創元推理文庫)

虚空の眼 (創元推理文庫)
あらすじ・内容
カリフォルニアに建造された陽子ビーム偏向装置が、始動初日、暴走事故を起こした。居あわせた8人の男女は、陽子にさらされ、高みから投げ出される。全員ほどなく病院で無事意識を取り戻すが……そこは彼らが知っている現実世界とは微妙に違った世界だった。もとの世界に帰る方法は? 日本においてディックの名を一躍高からしめた傑作長編。サンリオSF文庫版を再刊。訳者あとがき=大瀧啓裕

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虚空の眼はこんな本です

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虚空の眼の感想・レビュー(104)

’55年初頭執筆、前年に一段落したマッカーシズムを反映して。兵器関連企業に勤務する主人公は妻が“左翼党新聞を取り、集会にも参加、ロ‥夫妻の助命嘆願署名、チャップリンの再入国禁止に抗議の新聞投書‥”つまりスパイとなりかねない由で失職する、とPKDでは類の無いリアルな導入。想定’59年=殆現在も異例《この世界が悪夢世界では無いのか?》/最初の悪夢《第二バーブ教》イスラム教系は実在するが、天動説実現宇宙はむしろキリスト教原理主義だろう。それをからかった一次原稿を修正したのでは無いか?自己防衛に主人公は攻撃的冷笑
★5 - コメント(0) - 2016年11月8日

ペルソナ5の元ネタ?と勘ぐる。綺麗なもの以外許されない世界じゃ誰も生きられないですよねー
- コメント(0) - 2016年9月29日

Y.T
☆☆☆★
- コメント(0) - 2016年8月3日

SFマガジン10月号でのディック特集について読友さんとコメントを交わしていた際、この本のことを知りました。陽子ビームの直撃を受けて異世界に飛ばされた8人。自分の持つ倫理観が他人にも適応されるとは限らない。このことがプリチェット夫婦のキリスト教の教義を歪めた偽善性やリースの強迫観念による狂った思想が現れた世界に現れていて怖いです。また、冷戦突入によるアカ狩りが台頭した1955年に描かれたためか、全体主義への批判もなされているのが興味深い。ラストがディック特有の仄暗さや虚しさを湛えたものじゃないのが意外でした
★51 - コメント(2) - 2014年8月31日

最初の方で3週間ほど停滞したが、3度目のトライですんなり最後まで読了。面白かったけど、切実性?は薄く、読後感は軽い感じ。ディック中毒になってしまった人向けかな。
★1 - コメント(0) - 2014年6月29日

ストーリーテリングはうまくて引き込まれるが、「そんな幻覚を見ました」程度の結果に終わるのが甘い。1950年代、ディック26歳、2週間で書き上げた作品だという。解説によると爆笑すべきドタバタ喜劇らしいが、ぶっちゃけ現代日本人にはとくに笑えない。つまんなくはないけど。
★1 - コメント(0) - 2014年4月16日

事故の結果歪んだ異世界に迷い込んだ8人の男女の物語。だんだんとコツを理解して駆け足に物語が進んでいくのが良いようです。
- コメント(0) - 2014年2月4日

アルトネリコっていう深層心理に入って問題を解決することで現実のドラマも進行するガストが出してた美少女RPGがあるけど、それ系の小説。
★2 - コメント(0) - 2013年10月24日

ディックの初期の代表的な長編。他人の認識により現実が侵食されていく様子は「流れよわが涙、と警官は言った」へとつながるテーマとして読めるし、そのようにして現実が予想不能な形で入れ替わっていく展開は「偶然世界」におけるペリグ・システムとも似ている気がした。極限状況における人間のむき出しの残酷さを描きつつも、喜劇としての舞台を整えることで適度な明るさを加えている。冒頭とクライマックスとの対応が見事で、作品としてのまとまりはよかった。
★2 - コメント(0) - 2013年6月16日

今までに読んだディック作品とは少し違った感じ、微妙に明るい。初期作品だからかな?
★2 - コメント(0) - 2013年3月10日

KBS
明るいディック。題材は同じでも展開の仕方がいつもとはちょっと違う。
★1 - コメント(0) - 2012年11月7日

ディック初期のブラックユーモアSF。面白すぎる。
★1 - コメント(0) - 2010年3月26日

フィリップ・K・ディックを読んだ事が無かったので適当に傑作と書かれていた本を選ぶ。コメディだった。妙に爽やかなラストにある意味ビックリ。
★1 - コメント(0) - 2006年8月18日

SFマニアとこの作品が平行世界ものなのかどうかをとうとうと議論し、ぼくは平行世界ものではないと主張し、決裂。以後、ぼくは一部のSFファンに嫌われている。
★3 - コメント(5) - --/--

けっこう読ませる。
★1 - コメント(0) - --/--

猫がひっくり返ってるところは、猫好きにはたまらないと思います。
- コメント(0) - --/--

SFでもここまでできます
★1 - コメント(0) - --/--

おもしろい
★1 - コメント(0) - --/--

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虚空の眼の 評価:38 感想・レビュー:21
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