欧州解体

欧州解体の感想・レビュー(48)

何故イギリスがEUからの脱退を選んだのか少しわかった気がする
- コメント(0) - 2月16日

WW2後、ドイツが国際社会に復帰するためには自らの主権を「欧州」に一部返上するほか無かった。他の欧州諸国も復興と共産主義に対抗するため、汎欧州での連合を模索した。設立当初の加盟国は欧州の中核国で、経済格差はあまり無かったが、南欧諸国なども受け入れてきた結果、域内に不均衡を抱えることとなった。今日、EUは単一通貨を導入したものの財政は分離されており、それが世界市場での競争力を削いでいる。EUが進む道は、ユーロと共に政治・財政統合に向かうか、あるいはユーロを解体して諸国間貿易同盟に戻すかである。
- コメント(0) - 2月4日

2017年、5冊目。
★1 - コメント(0) - 1月26日

近年の欧州の現実、状況がデータとともに事細かく詳細されている。筆者はより中立的な立場から述べており、客観的にEUの状況を読み解くことができよう。 しかし、単元ごとのつながりが不明瞭で単発のデータを順番に述べているようにも思えた。
- コメント(0) - 2016年12月6日

欧州が他の地域に比べて強く、繁栄していたのは、小さな国同士で激しく競い合っていた時代だ。二度の世界大戦の惨禍を経た後は、同じことを繰り返してはならないと心に誓った。戦争に対する嫌悪感から競い合う国民国家に戻ることに強い感情的反感を示す人々もいる一方で、戦争以外で対抗心を維持することは可能だと主張する人もいる。特に、移動の自由、つまり、移民問題はこの枠組みで理解すべき。福祉制度にただ乗りされたり、加盟国間で割り勘勝ちをされたりすると各国の有権者のいらだちの種になり、欧州市民というコンセンサスが形成されない。
★32 - コメント(0) - 2016年11月14日

英国のEU離脱が決まる前に、EUおよびユーロの現状課題と英国のEUからの離脱をシミュレーションしていた一冊。欧州共同体というと聞こえはいいが、自国の事を自分たちだけで決められず、様々な規制を押し付けられることは耐え難いと感じる人も多いはず。EU離脱を破滅的な選択の様にいう人たちも多かったが、実際には一つの現実的な選択であることが本書を読むとよくわかる。
★3 - コメント(0) - 2016年10月20日

☆☆英国のEU離脱を受けて読んでみた。第二次大戦の惨禍を繰り返さないために欧州がEUという理想郷を求めた出発点は理解できるものの、異なる国で統一通貨を導入する危うさにはもう耐えられなくなりつつある。翻って日本が一つの国として世界的な地位を確立し続けるために、国力を高く保つしかないと再認識させられた。
★1 - コメント(0) - 2016年8月10日

Xy
EUの歴史や問題点を論じられていて勉強になった。東欧諸国を取り込み大きくなりすぎたEU。混沌とする世界情勢の中での英国の離脱。これからの数年は、歴史の大きな転換期になることは間違いない。
★2 - コメント(0) - 2016年7月16日

評価:★★★★
★1 - コメント(0) - 2016年7月2日

EU設立理念の変遷。冷戦時の第三極を目指すも、加盟国の格差と、アイデンティティの喪失・模索の苦悩。融和vs.分断、自由vs.規制。財政同盟と政治同盟の欠落は、確かに痛い。一方、監督の甘さ、加盟基準の甘さ、そして経済圏故の甘さ・・・。IT化とグローバル化の影響以前の問題も顕著。興味深いのが英国。NAFTAに英連邦!?確かに英国が手持ちカードが豊富。独自性の齎す強みと解釈。
★31 - コメント(0) - 2016年5月23日

欧州通貨統合は経済学者からするとナンセンスといのはスタンダードな見解。スエズ動乱の際の米の対応、EUのサイズへの渇望と制約、欧州の不必要な規制、EU離脱の前例や英国のEMUからの離脱など、欧州人でないとわからない個別事項の記述には気づかされる点が多かった。英国のReferendumの際にもう一度読み直したい本。
★1 - コメント(0) - 2016年3月26日

なぜアジアには「EU」ができないのかと考えていた時がありました。それほどEUは眩しい成功例でした。しかし本書では「それは幻想」とバサっと切り捨てます。著者のEUの制度上の問題点を纏めてみると、主に①アイデンティーの危機、②欠陥だらけの政治構造、③民主主義の欠如、④経済不振に分かれます。そのうえで、EU解体、その後継統治形態としてのEFTA型を推奨します。また丁度EU離脱の可否の渦中にある英国には、離脱をすすめ「規制緩和、競争力強化、人の移動制限」による新嘉坡型をすすめます。EUの論点整理には有益な1冊です
★12 - コメント(0) - 2016年3月2日

サブタイトルは本書の内容に関係なし。東洋経済はドイツに恨みでもあるのか。中身は「なぜ英国がEUを離脱すべきか?」をエコノミストが語るもの。確かに為替や移民などデメリット目立ってきてるしなぁ…。
★1 - コメント(0) - 2016年2月29日

「改革か、解体か、はたまた離脱か」 第3部の標題がこの文であるが、欧州経済がEUであるかぎり 抱える問題である。悩ましきかなユーロ。
★8 - コメント(0) - 2016年1月31日

tom
理想と現実。言語が違いや企業が自由主義でなく保護主義的な国も多いからあまりうまくいきそうな気がしない。更に生活は福祉重視が弱まりそう(格差が広がりそう)。
★1 - コメント(0) - 2015年12月2日

この邦題、特にサブ・タイトルはミス・リーディングなのでは…。以下引用【本書が希望するのは、EUがその働きと性質を根本的に改革することにより、将来の欧州の成功に貢献することだ。それが実現できないのであれば、そのときはEUの消滅を希望する。欧州の繁栄を増進すること、世界の中での欧州の発言力を強化することは、欧州の国民国家に ─ ─単独であれ、新たな連合の一員としてであれ ─ ─任せるべきなのだ 】
★1 - コメント(0) - 2015年10月6日

★5この問題に関しては、歴史的に憂慮すべき先例がある。イタリアは何世紀もの間、多くの都市国家王国の寄せ集めだった。1860年代に国土が統一された時、政治だけでなく通貨と財政も1になった。それからというもの、かつての両シチリア王国に対応する南部の地域では長らく経済不振が続いている。工業は荒廃し、農業も衰退した。あまりの貧しさに人々は故郷を離れざるをえなかった。統一後の20年間に、イタリア半島南部とシチリア島に住んでいた何百万人もの人々が、祖国に見切りをつけ、南北アメリカ大陸に移住している。今日のギリシャ※
★8 - コメント(1) - 2015年10月3日

英国のエコノミストによるEUに関する論説。「絶えず緊密化する同盟」として拡大・深化を続けた欧州連合は確かに欧州平和に貢献したものの、それ以外では当初意図された利益をもたらしていないと指摘する。通貨統合は期待した域内成長を達成せず、各国の経済政策を縛り、唯一輸出で利益を得るドイツのやり方に欧州全域が従わざるを得なくなりつつある。財政政治統合が達成されないのであれば(著者は無理と見ている)ユーロを解体し、NAFTA的な貿易協定に再編するべきだと著者は主張している。カタルーニャの選挙もあってタイムリーな一冊。
★2 - コメント(0) - 2015年9月28日

機能不全の構造体となったEUには、根本的な改革か、さもなければ解体が必要である。デフレ社会の到来をいち早く予言した英国No.1エコノミストが、EUの発展や現在直面している問題について、わかりやすくまとめる。
★5 - コメント(1) - 2015年9月22日

EUと通貨ユーロの問題点。イギリスとドイツはなぜEUから離脱しないのかと思っていたけれど、ドイツは政治的なメリットが大であるため離脱の可能性は高くないとのこと。逆にイギリス人である著者は離脱賛成のスタンス。NAFTAに加入したり、各国・各ブロックとのFTA締結をしていけば問題なしとする。離脱の是非を問う国民投票がどうなるか。この点で日本がイギリスのEU離脱にやんわりとNOを宣言していたことが驚き。アメリカも同様のようで、イギリス政府の動向に、イギリス国民よりも他国の方が敏感であるようで興味深い
★6 - コメント(0) - 2015年9月14日

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