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ファミレス

感想・レビュー
752

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あーや
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ネタバレ2025年1冊目のは、思いっきりボリューミーなのが良くてこちらを。「ファミレス」のタイトルから、ファミレスを舞台にした家族小説だと思ったら、映画「恋妻家宮本」の原作だったらしい。子供が親元を離れ夫婦ふたりになった宮本家。宮本が妻記入済みの離婚届を見つけるところから始まり、親友夫婦2組の家族の在り方と共に物語は進んでいく。同じものを食べなくてもただ一緒にいて、一緒に帰る。ずっと仲良しでしがらみのない関係は難しいのだろうなと思う。ハッピーエンドだけどハッピーエンドではない。これからも続いていく家族の形。
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ゆーさん
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三人が織りなす夫婦の危機、過去の嫁姑の諍いを三人三様が気持ちの中に棘を抱え耐えながら、理屈を言い、時にはホロリとさせるられ心が温かくなる本でした。最後の方で康史が言う「自分の素直な気持ちにブレーキがず-っとかかったほうがヤバくないか?」はその通りと頷く。タケと桜子が「ニコニコ亭」を訪れる場面、陽平と美代子が仮設住宅でおばあちゃんのご馳走にあれこれと言う場面は泣ける。
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一笑
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中学校教員の陽平、お弁当の移動販売をする康文、「大人の深呼吸」という雑誌の編集長一博、もう過ぎ50歳になろうとする3人の中年と、その家族の物語。特に子供が進学や就職で家を去り、また夫婦二人の生活に戻った陽平夫婦の動向が我が家と重なり読み進んだ。頷くことばかりだった。『たくさんのうれしい○を胸に刻み込む一方で、いくつもの×の苦しみも背負っていくーそれが、大人が生きるということ』『我が家の歴史とは子供達が生まれてから独立するまでの歩みだった』。苦手な二段組みの386ページだったけれど、一気に読み終えた。
一笑

タイトルの「ファミレス」、家族みんなが同じものを食べる時代から、家族がバラバラな物を注文し食べる時代になった。でも、家族がバラバラなものを食べていても一緒に集まって食べることに意味があるのだということ言いたかったのかな?

10/18 11:46
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竹下亜紀子
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家族、夫婦、友情… ドタバタ展開や切ない場面も料理を一緒に作ったり一緒に食べたりする事で、固まった心が和らいでいく。 お腹すくし、簡単なんちゃってレシピとかもとても参考になる笑 ちょうど子育ても終盤にある自分と重ねて読み進められてほっこりして考えさせられてじんわりしました、
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もうかさめ
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久々にガッツリ小説を読みたくて。ポップなタイトルに惹かれて借りた本。 実際は、内容の重さに面食らい、先に行くほど話は展開して興味をそそられるのに、進むのが不安になった。 自分の心に素直に。心をさらけだす対話も大事。 「家族」を深く考えさせられた。また50歳頃に読み返したい。
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An
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以前読んだ「とんび」が面白かったので、重松さんの本を探して図書館で偶然手に取ったのがこの本でした。震災後の時代を背景に、ナイスミドルの旦那が夫婦関係悩む姿に自分を重ねて共感することしきり。一緒にご飯を食べる家族があって家の歴史が刻まれていく、過去の記憶が元になって未来が語れるようになるという一節が心に響いた。震災で思い出の土地を追われた方々が未来の見通しが立たないという話も、実際にあることなんだろうな。
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サスケ丸(しげぞう)
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うーん 読みにくいかな 登場人物多くて途中で浸かれました。
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カズヒロ
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ネタバレ「恋妻家宮本」という阿部寛、天海祐希主演の映画を見て、原作のこの小説にたどり着きました。 中学校教師の陽平とその妻美代子、男性雑誌の辣腕編集長の一博とその妻で京都の母親の所に戻りっぱなしの桜子、キッチンカーの凄腕調理人バツイチの康文と再婚した妻麻里、康文の母で鍋屋横丁の老舗惣菜屋のおばさんの千春。 陽平と一博と康文は料理を通したアラフィフの友達である。  それぞれが、家族とは、夫婦とは、自分とは何かと問いかけながら話は進んでいく。 最後はそうだよな、だから人生は楽しいよなと思いました。四十代以上にお勧め
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すわ
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久しぶりに重松さんの本を読みました。 やっぱりいいなぁ。 ほっこり。こんなに「家族」や「友達」や「夫婦」について、深く温かく書ける作家さんは他にいないんじゃないかなぁって思います。
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Miyavi
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ファミリーレストランではなくファミリーレス!?料理好きなおじさん3人と、それぞれの夫婦生活。そこに小手先料理講師の女性と妊娠中のその娘、離婚を突きつけられた夫に、事故って不倫がバレた母をもつ中学生などが絡み合い芋づる式にややこしくなるおじさんたちの回り。笑いあり涙あり、すぐにでもドラマ化されそう。美味しいメニューもたくさん登場したけれど、康文の料理が一番食べたい。何はともあれ、皆幸せが一番!久しぶりに読む重松清作品、求めていたものをちゃんとくれます。ごちそうさま!
bestbreadmakerst

面白いので探して読んでみます!共有していただきありがとうございます!

06/12 16:00
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生姜
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登場人物がたくさんいたが、この人だったらどうだろう、別のこの人だったらどうだろうと常に気持ちを考えながら、自分の環境においても考えさせられることが多い内容だった。 ドラマになって目でみてみたいような感じもした!
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さっぴ
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📚1冊目★★★★★
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まっちゃん
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3人のおじさんを通して夫婦、家族を描いた作品。敏腕編集長として働きつつも妻とは別居が続いている一博、バツイチで年下の妻、連れ子とくらすお惣菜屋の康文、そして教え子との日々に悩みつつ子どもが家を出て妻との距離感に戸惑う陽平。ほかにも個性的な人々がいっぱいで、いろいろありつつ最後は暖かく終わる作品。読んでいて気づいたけど「恋妻家宮本」の原作。面白かった!あと、調理シーンが多く、読んでいてお腹が空く…。
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H Mai
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それぞれの登場人物の名前を見れば、様々なシーンが思い返されるぐらいに、どのシーンも印象に残った。 特に印象に残った場面は、円満離婚の夫婦が人生の核について話している場面。女が金平糖の作り方を知っているか尋ねるところから始まる。金平糖は最初に核が要り、人生も同じように原点がある。「あなたの核は何?」答えられない男。「あなたの核がわからないし、あなたに核があるかどうかも分からない。」問い詰められる男。重い場面だった。私にとっての核は何だろう…と考えながら読んだ。
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あおけん
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ファミレスのタイトルからファミレスが中心の物語なのかなと思いながら読んでましたが、まさかのファミレス違いで新語でした。3人の男友達それぞれの夫婦の話。不倫に別居に離婚危機と重めの話ですが、話の間間には、重松清さんらしい優しい言葉が溢れてました。自分も料理をするのですが、男のこだわり料理もたまには良いですが、普段食べる為には、エリカ先生の小手先料理を極めて行きたいなと思いました。
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mincharos
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ファミレス=ファミリーの欠如(レス)かぁ。前に一人でとあるファミレス行った時、初老の夫婦が始終無言で食事していて、わぁ居たたまれない!って思ったことを思い出した。子供たちが巣立った後、家に2人だけとなった夫婦。私も今から間が持たない気しかしない!「オシドリ夫婦」のオシドリは毎年パートナーを換えてるんだって!!本書にも書かれてたけど、そろそろ結婚制度自体を見直す時期に来てるんじゃないかなと私も思う。料理のテクニックも満載で、錦糸卵に片栗粉、早速試してみたらよかった!茹で時間5分のTKGも試してみたい。
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ねこあひる
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ネタバレ最初、これはおじさんによるおじさんのためのおじさんの物語なのかと思った。女性向けではないのかも、と。陽平は家族に暴力ふるったりする父親でもないのに、なんで妻から別行動求められたり、子どもにはお母さんの方につくから、と言われなきゃいけないのか?かわいそうなおじさん演出やりすぎでないかと思った。でも最後の方で石巻で夫婦でちゃんと話し合えて良かった。後味の悪い話でなくて良かったと思う。一博の妻、桜子さんの手紙も良かった。
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なまちゅう
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50歳前後の大人のおじさん3人の友情の話かと思いきや、軸は家族と夫婦の様々な関係性。様々な美味しいご飯に投影されながら、様々な視点で描かれていく。正解は一つではないし、色々な考えを尊重しながらも共通する"なにか"を丁寧に与えてくれる一冊。読み終えて一言は"ごちそうさまでした"
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tomomi
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☆☆
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HINOCH1
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重松清による「食」をテーマの根底にしたヒューマンドラマ。それぞれ50代の友達3人組、オガ、タケ、ミヤの怒涛のような数ヶ月間を描く。家族の在り方や、存在について、鋭く切り込んだ内容になっている。タイトルのファミレスは、ファミリーレスなのではないかという作中の指摘は、今の個食の時代を的確に表していると思う。そして、本書の中にはとにかくたくさんのレシピが登場する。飯テロ必至のグルメ本でもある。
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阿井植夫
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とても参考になった。
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べあべあ
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平均寿命がのび、女性が自立しやすくなって、個人の幸せと家族の継続が背反することも多い時代なんだなと、いろいろと考えさせてくれる作品でした。あと、すごく美味しそうなお話でした。
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yokkin
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ネタバレ熟年離婚、友情、こだわりを捨てる、正義より優しさ。などをテーマに料理を通して話が進みます。子供たちが成長し巣だっていった後、夫婦の会話は弾むのか。子離れが出来ていればいいのだが。
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いっちょめ
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重松節は心に響く。いろんな家族があって、いろんな考え方があって、正解も正しさもない。間違いを許せる心、優しさ、思いやり、家族だから、友達だからこそ必要なんだな。
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たのけん
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★★★★著者の温かい視線が感じられて、心が和む。料理好きとしても(冷蔵庫の余り物やスーパーの特売品で、何を作るか考えたり、この調味料を足したら面白いのではと試したりすることが楽しい)すごく参考になったし、楽しめた。 まさに、ごちそうさまでした。
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じお
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★★★☆☆ 中学教師、オシャレ雑誌編集者、料理人、そんな50代前後の3人のオジサン達が迎えた思わぬ人生の悲喜こもごもを描くヒューマンドラマ。中々面白かったですが、人によって大分受ける印象が違いそうな物語だなとも。まずコメディータッチな文章と、美味しそうで実のある料理描写は見事で楽しくお腹も減ってくる。一方でストーリーの方は、割に重たく、おじさんの情けなさや癖のある女性たちの言動にはモヤモヤしてしまうことも。ただ、最後には気持ちが前向きになる爽やかさで、色んな意味で「ごちそうさまでした」と言いたくなる良作。
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ぺんぎん
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子供が巣立ち、夫婦2人の生活になる頃夫は仕事が落ち着き始め、妻は新しい事にチャレンジしたくなる。離れるか、一緒にいるか、それぞれの人生なのだから悔いなく生きたい。アラフィフってそういう人生の見つめ直しの時期なんだと、しみじみ思う物語だった。
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まろ
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中学教師の陽平、惣菜屋を営む康文、雑誌編集長の一博。 この親友3人組の周りで起きる家族問題がテーマの小説。 家族には家族の数だけ悩みがありそれを盗み見ている感覚でスラスラ読めた。夫婦にもいろいろな形があり悩みがある。夫婦とは何なのか考えさせられる。 料理の描写が多く、ささっと作る男の料理に憧れてしまう。 重松さんの小説ならではの読んだあとほっこりする作品。
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すぬぴ
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装丁とタイトルからコミカルな印象を持ち借りてみた。アラフィフの料理好き男性3人組の夫婦と家族にまつわるストーリーがこだわりの料理と共に進んでいく。中でも子供が独立した陽平夫婦のすれ違い様には10年後の我が家を想像せざるを得ない。でも陽平夫婦がすれ違うのは、子供がどーとかより、陽平がオトコの友情最優先だからじゃない?専業主婦の妻をほっといたらダメでしょ。そして料理好き男子の手間暇かけた献立よりも、エリカ先生の小手先料理が私にとっては光ったなぁ〜。
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はる
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じん
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アラフィフの料理好き3人の男性達が熟年離婚問題等に直面しながら、お互いの絆を再発見。「とんび」を読んだ後だったので、又目頭熱くなるかと思いきや、期待に反して感動は無し。但しアラフィフの私にとっては、共感の嵐でした。料理とは、作った人の食べる人への様々な思いがあり、それを感じ取る雰囲気、会話等が、いかなる高級食材料理を凌ぐ料理であると強く思いました。作中の「夫婦にもFA宣言があってもいい」は、忘れ難い言葉。でも、共働きでない限り、実際の熟年離婚は、退職金半分、年金半分ずつではお互い余生暮らしていけないな🤣
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373
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アラフィフ3人の仲間は、共に料理好き。職種も出身も違うけれど、料理という共通項で理解を深めあっていく。バツイチ一人、子無し離婚の危機に瀕したもの、子供が巣立ちこちらも離婚の危機にさらされているものと人生の岐路に立たされている。それぞれが自分のこれまでの生き様や周囲を見つめ直していく。ファミリーとは、というところからファミレスとはという言語の定義までを追求する。果たして何が幸せなのか。自分も子供がすっかりいなくなったあとは夫婦二人で何を軸に生きるかしばらくは悩みそうなもの。★3
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たかお
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料理好きの国語の教師。二人の子供が巣立ち、夫婦二人の生活がスタートするところからの話。 ゆっくりと進む展開。以前に読んだときは面白かった記憶があったのだが上巻はさほど…の感想。 後半の巻き返しに期待。
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みゆ
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ネタバレ登場人物がそれぞれ個性的で、楽しく読めました。私が心にメモした言葉は、①仲良しとはケンカをした後に仲直りができる関係のこと。歳をとれば仲直りのコツが掴める、それも成長の一つ。②心を込めるって、どう評価されたいか、どう見られたいかではなく、相手の為を思って何をするか。③ネガティブな感情は取り除くのではなく感じないといけない。けど苦しまなくて良い。の3つ。食の大切さや簡単なレシピも書かれていて食欲と自炊欲も湧いてくる本でした。
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ちゃん
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アラフィフ三人の男性、それぞれが歩んできた人生、夫婦、家族、家庭を軸にしたストーリー。子育てを終え、今日から二人きりの夫婦、親の介護をきっかけに別居五年になってしまった夫婦、バツイチ同士の子持ち(子連れ)夫婦。男同士の友情で支え合いながら物語は進んでいく。夫婦の形が時を経て変わり、冷え込んでいく様、妻側の態度がリアルだった。バツイチや熟年離婚を前向きに捉えようとする考え方に共感した。リセット!FA宣言!
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ひさし
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面白かったので,スルスルっと読めた。あくまでも個人の感想だが,あまり感動的では無い。読んでいて,おもわずひとり笑ってしまったり,ほろっときたり,ドキドキしたりが無いんだ。
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ロヒキア
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またまた素晴らしい本に出会ってしまった。家族、友達、料理。これなんですよ!食事ってこういうことなんだ! 分厚くて二段組でもとっても読みやすかった。 ほんとに重松清さんのストーリーは心が洗われ、熱くなり、ほろっときて、温まり、元気が出る。ファミレス、、なるほどなー。
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元吉
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★★★☆☆ タイトルのファミリーレスストランが主舞台という訳ではないが、タケ・オガ・ミヤの3組の熟年夫婦と若いカップルが人生の転機を迎える節目節目で舞台となる。ただ、そんなにかっこよく描かれてないからか、3人の熟年男の誰にも自分を投影することはできなかった。登場人物が多い割には職業や人物描写がリッチなので読み易い。日経の連載小説だったのでストーリー的に短い盛り上がりが延々と続き、料理の場面も多いのには閉口させられる。
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ふち子
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ネタバレファミレスを舞台にしたお話かな~なんて読み始めたら、良い意味で裏切られた感覚。正しさと優しさ、離婚の捉え方、、登場人物が魅力的な分、共感したり考えさせられる場面が多い。印象的だったは、離婚の捉え方。惰性で夫婦を続けるのではなく、残留か移籍か決めるFA制度が夫婦にあってもいいのでは?は、その通りだなあ。あと、後半のエリカ先生のキャラクターが好き。正に全てをひっくるめる優しさがあって、すごく素敵だった。
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san0604
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久しぶりに2段組 重松さん読んだかな。2段組でも読みやすいのがいいよねぇ。料理と家族。美味しいご飯・・・1人で食べてばかりだなぁ。作るのは嫌いじゃないけど 誰かの為に 美味しい と言わせたくて 作らなくなったかも。大人になってからの親友、友情 いいなぁ。とも思ったりした。私は ファミリーレス になった側だけれど いつか 美味しい ご飯を食べれるといいなぁ。
みのにゃー

いつかランチをご一緒できるといいですね。

07/12 14:24
san0604

ぜひ!

07/14 15:20
0255文字
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ファミレス評価66感想・レビュー752