この世にたやすい仕事はない

この世にたやすい仕事はない
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夜行
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この世にたやすい仕事はないの感想・レビュー(1303)

前職を燃え尽き症候群になり辞めてしまった主人公が、様々な珍しく特殊な仕事を経験してゆく話。前半部分を読むと、ただ楽な仕事をしたいだけなのではないかと感じられる主人公だったけれど、読み進めていくうちに何事も懸命にやってしまう主人公の性格に気づいてしまう。最終的にはまた一番最初に就いていた仕事に戻ることになり話しは終わっていたけれど、いろんな人との出会いや経験は無駄になることはないんだなと感じさせらる。
★2 - コメント(0) - 3月23日

ルポルタージュかと思っていたら普通に物語だった。淡々と奇妙。 悪人は登場しないが、どこか変わっているというか不思議な人ばかり。 主人公がトライする仕事はどれも特殊だけど、それなりに自分のやり方を確立さる主人公は出来る人なのだろうと思う。 ポツポツと寸断されているようで、きちんとスタートのつまづきを克服する方向に向かっていく最終章はいろんな意味でゾクゾクした。
★7 - コメント(0) - 3月22日

小ネタがいい。文体はまじめだし、登場人物の行動もいたって真剣で真面目なのに、いや、だからこそか、笑える。細かいところまでじっくり読むと案外時間がかかった。エッセイにあった内容が、小説にこう生かされているのだなと感じられる作品だった。
★6 - コメント(0) - 3月21日

ミステリー!! まさか犯罪?犯人捜し?「みはりのしごと」やってみたい。五つの仕事を短い間で経験、こんな仕事もあるんか、と不思議に思うのまで、フェンスに穴を開けるなんていうの、本当にやってたのかな。いつものオタクっぽいスポーツ、映画の話題、のほほんとしますね。ウィル・フェレルといえばエルフかSaturday Night Liveですが、恐竜ランドと来ましたか。 主人公が少しづつ回復していく姿、じわーっと来ました。ただ祈り、全力をつくすだけ。
★17 - コメント(0) - 3月20日

何の先入観も持たずに物語に入り込んでいたようで、主人公の性別も途中まで勘違いしておりました。。。 それだけ、どの人にも当てはまる感情だったりするのでしょうか? これから、就職して社会に出ていく人よりも、社会に出て壁にぶつかったり、一歩ステップを上がる時に差し掛かった人むけのお仕事小説、という印象です。 どんなに、「ここが良い」と思っていてもすべてが思い通りにはならない、ただ、ひたすらに働くだけ、という最後の主人公の出した答えが印象的でした。そして、自分の戻る場所(いるべき場所)を見つけられてよかったです。
★6 - コメント(0) - 3月18日

燃えつき症候群で仕事を辞めた主人公の再生物語である。「みはりのしごと」「バスのアナウンスのしごと」「おかきの袋のしごと」「路地を訪ねるしごと」「大きな森の小屋での簡単なしごと」五編からなる連作短編集。津村さんの独特な文体で、見落としがちな、大切な細部が綴られていく。著者のインタビューを読む限り実体験がベースになっているとは言え、奇妙な味の物語になっている。そうなんだよねという共感と、ああ 良かったという読後感 これも津村さんの作品の特徴で、私には好ましい。図書館本です。<(_ _)>
★48 - コメント(1) - 3月18日

良くも悪くも凄く奇妙で読み終わると、ゆっくりと時間をかけての再生と回復だった。1番集中したのはおかきの袋の仕事で考えるの大変そう。藤子さんは良い人なのか腹黒なのか分からないので余計に印象深い。ゆっくりと溜まっていたしこりがなくなっていく時間経過が自然だった。でもいつかまた転々と繰り返しそうな気がするが。あと挿し絵イラストがおもしろい
★3 - コメント(0) - 3月17日

積んで1年。てっきり作者が体を張って取材した「すきま産業」のルポだと思い込んでいた。一話の途中までまじ実話だと思っており、いつから世の中こんな監視社会で恐ろしいことにと、どきどきした情けなさ。アホか自分。なんだフィクションかとがっかりはしたけれど、まあそこは気を取り直して読了。不思議なSF風味が効いています。このまったりふわふわした世界観、熱血や悲壮感の欠片もなく、私ら年寄り世代の「労働観」と根本的に違う。バーンアウト後という設定のせいか、人間関係も表面的であっさり。読んでいて「ラク」なことは確かだ。
★27 - コメント(0) - 3月14日

芥川賞作家の一冊。
- コメント(0) - 3月13日

最初の仕事で燃え尽きた主人公が、職を転々とする中で段々と何かを取り戻し、調子が出てくるところを嬉しく思いながら読んだ。職種も環境も困難さも千差万別であるけれど、結局全力を尽くすより他ないのだ、という結論が好きだ。何のために、ではなく仕事が仕事である以上は全力を尽くすこと。私にとっても間違いなく真理である。スーパー相談員の正門さん、今度職探しをする時には是非お会いしたい。
★6 - コメント(0) - 3月11日

主人公が5つの職を経験する話。謎の組織が出てきたり、ミステリーだったりする。
★3 - コメント(0) - 3月9日

タイトルにしみじみと首肯する。
★2 - コメント(0) - 3月8日

もともとよくお仕事が出来る方なんですね いづれもじょうずにこなされる 私、子供たちに、待遇云々より人間関係を大切にって送り出したな
★7 - コメント(0) - 3月8日

全体的にはまったりした雰囲気なのに、所々不穏なひっかかりが出てきて先が気になりぐいぐい読んだ。ニッチな仕事が好きなので、主人公が職を変えるたびわくわくした。新しい職場に対して自分の過去の経験から環境を推し測っていく感じが、自分もよく短期バイトをしていたのでよくわかる。最後の職場の上司の、いい人とも嫌な人とも振りきれない人柄がリアル。
★7 - コメント(0) - 3月8日

エッセイだと思って読み始めたらどうやら違うらしい。ありそうでなさそうな不思議なお仕事に就く主人公。この主人公はどんな仕事でも真摯に取り組んでいるのが良い。ミステリーっぽいものもあって面白かった。津村さんは初めて読みましたがはまりそうです。
★23 - コメント(0) - 3月7日

こんな仕事もあるのか!と思いながら読んだ。たやすい仕事はやはりないよなぁ。
★3 - コメント(0) - 3月7日

「みはりのしごと」「おかきの袋のしごと」「大きな森の小屋での簡単なしごと」など興味深い仕事を短期間で変わっていく主人公。津村さんの仕事本二冊目だけど、よっぽど仕事で苦労したんだろうなということが文章の端々に現れている。仕事内容が良くても同僚や上司がいい人でもやはり仕事をするってことは大変なことだし、続けたくても続けられない事情ってものがあるってことよね。
★19 - コメント(0) - 3月6日

前に読んだ「アレグリアとは仕事はできない」に似ているのかなと思って読み始めたが、同じお仕事シリーズでも(?)趣の違う一冊。みはりのしごとはあんまりピンとこなあったけど、第ニ話からはグイグイ 笑バーンアウトした心がなんか癖のある仕事をすることと、時間が少しずつときほぐされたのがよかよか。楽しい一冊でした。不思議感もあるよ。
★4 - コメント(0) - 3月6日

津村さんの文章大好きです。本作もとても面白かった。色々な仕事が出てくるが、どれもたやすい仕事では確かに無い。暇な仕事もそれはそれで結構辛いしなあ。。津村さんは、あーいるよねこういう人、、って人を描写するのがすごくうまい人だと思った。”おかきの袋のしごと”の藤子さんって人とか、かなりイラっとしました。笑最後は、主人公が明るい気持ちに向かっていて良かった。また、おかきの話で、”清田さんがどれだけこの会社でしっかりとした居場所を作っていたかもよくわかった。”とあるが、それがとても心に残りました。
★16 - コメント(0) - 3月4日

kou
燃え尽き症候群みたいになって仕事を辞めた女の人が職業安定所で紹介してもらった仕事をこなしていく話。短期間で転々と変えていく仕事はどれもちょっと不思議なものだけど、そこで起こる事やいる人はまるで私小説やエッセイを読んでいるかのような感覚に陥るくらいリアル。主人公の女性の現実に対する姿勢とかスタンスに勝手にシンパシーみたいなものを感じる。だいたい何をしていたって、何が起こるかなんてわからない。ただ祈り、全力を尽くすだけだ。どうかうまくいきますように。各章の扉絵が、グッと話に現実的な色をつけてくれてよい。
★10 - コメント(0) - 2月28日

【図書室】バーンアウトした主人公にとって、色々なお仕事をすることがリハビリになったのかなと。
★17 - コメント(0) - 2月27日

たやすい仕事はない、かもしれないが、この作品の中の仕事は、ありそうでなさそうで。私自身も長年勤めた出版関係の仕事を最後に、その後はアルバイト、非常勤とつないで、今はSOHOで仕事をしている。主人公はたくさんの奇妙な仕事を経験した後、新たに元の職種に戻ろうとしている。それだけ本人の適性があるのだろう。ある意味でそれは羨ましいし、貴重なことだ。外に出て仕事を探すとしたら、私も出版関係の仕事を求めるだろう。そういう意味で「たやすくはない」仕事の数々を面白く読んだ。
★14 - コメント(0) - 2月27日

社会福祉士の資格をもつ主人公がバーンアウトしていた後、職を転々とするお話。職場が色々かつ弱冠意味不明な感じが、結果的に面白く感じた。そしてまた元の職種に戻っていかれましたよ、と。どこかの本で紹介されて読みたいと思ったのだけど、なんだったけ……( *´艸`)まぁええや、つぎー☆
★5 - コメント(0) - 2月27日

主人公の「私」は14年間ソーシャルワーカーとして働き続けて、燃え尽き症候群なって退職し、実家でリハビリ中。「コラーゲンの抽出を見守る」ような簡単でおだやかな仕事を希望して紹介された5つの奇妙な仕事の物語。希望通りの単純そうに見えた仕事も実際は奥が深くたやすいものではなかったが仕事を通じて出会った人たちにより、「私」が元の仕事に復帰できるだけの元気を取り戻したところで物語は終わる。どんな仕事もやってみなければわならない。うまくいくようにと祈りながら、全力を尽くすのみという作者のメッセージが伝わってきた。
★20 - コメント(0) - 2月26日

「お、おもしろい…」ひとことでいうと、こんな反応。 途中まで「変わったお仕事」の話の短編集なのかと思いきや、串刺しになっているテーマは、まるで恋のように落ちてしまう「仕事」とのある種の関係のこと。 自分が無駄な熱心さを発動させていることに気づきつつ合理化するところなどは、うわぁーいやなところをついてくるなぁと思う。しかもその合理化をするときに、「まあまあ楽しい」と、まるで一歩引いたかのようなスタンスの言葉を選ぶところなんか、ほんといやなところをついてくる。 そして終盤になると様相が変わってくるのもいい。
★12 - コメント(0) - 2月25日

面白かった!いろいろあったらしい前職を辞めて求職活動をする主人公。相談員の正門さんに妙な、というかニッチな仕事を紹介されて働いてみるが…。五つの仕事が、どれもこれも読んでいるうちひやっとしたりこれは勘弁と思う。そして一方でいい人じゃん、いい環境じゃんと思ったり(思おうとしたり)する。最後には主人公は自分の仕事に戻っていく。天職だと思える仕事ばかりじゃない。迷いながらぶうたれながらため息をつきながら、まあいいかとたまに思ったりしながら働く。それにしてもよくこんな仕事思い付くなあ。
★26 - コメント(1) - 2月23日

「みはりのしごと」「路地を訪ねるしごと」「大きな森の小屋での簡単なしごと」では不穏な空気を感じて不安になったりもしたけど、「大きな森の~」はふたを開けてみればほのぼのとした感じだった。箱田さんや工藤さん、イサギレがいい味だしてた。箱田さんの挙動不審を見て「迷うんだ・・・」って(笑)「バスのアナウンスのしごと」「おかきの袋のしごと」は結構好き。主人公は仕事に疲れてたとはいえ、どの仕事も結局一生懸命やってる。森のしごとは結構合ってたんじゃないかな。
★12 - コメント(0) - 2月23日

長年勤めた仕事をとある事情でやめた主人公が、『ドモホルンリンクルの滴々流れるのを見守る』ような仕事がしたいと就職斡旋所の助言を受けながら、様々な仕事を体験するお話。 なかなか居つくことができず、期間満了で次の仕事に行ってしまうのですが、常にあっているかはわからないがとりあえず、全力をつくすのだ、と頑張っている姿に、仕事ってそうだよなぁと思わされます。 そして第一話の作家を見守る仕事の、作家さんの姿がご自分をモデルにしていらっしゃるのかというくらいに面白いです。
- コメント(0) - 2月23日

最初男性の話と思って読んでいて、途中で女性とわかってびっくり。仕事内容は不思議なものだらけだったが、職場で一緒に働くことになった人たちといい、仕事を紹介する将門さんといい、同僚になったら仕事しやすいだろうなと思われる魅力的な人物がたくさん。どんなおとしどころがあるのかと途中ぼんやりしたが、締めくくりに向けての主人公と菅井さん、とてもよかった。二人とも、元の仕事で正社員に戻っていい働きをする続編など読んでみたい感じだ。職種こそ違うが、感情労働でのバーンアウト、遠からぬところにいる身なので、共感した。
★25 - コメント(4) - 2月23日

色々な仕事に就く女性の話。同年代ということもあって、妙な親近感が沸きました。真面目にちょっとおかしな仕事をこなす彼女。読み手としては、そんな仕事あるかいッ!って思うけど読んでいくと、違和感なくなる。さすが津村さん。
★30 - コメント(0) - 2月23日

面白かったです、と言うより…あぁ分かるなぁー  と言う感じです。ホンマ、この人はスルメの様な文章を書くので大好きです!
★5 - コメント(0) - 2月22日

とても面白かった。なにか難しいことや悩むことがあって、揺らいでも、それも生きるってことなんだなって思った。
★4 - コメント(0) - 2月18日

36歳の主人公が燃え尽き、きつい仕事を辞め、ハローワークに通い仕事を紹介され、やれる仕事から始めていく。色々な仕事を経験しつつ、仕事との健全な距離を掴むまで。色々な仕事を津村さんのフィルターを通し、面白く、丁寧に描かれている。
★5 - コメント(0) - 2月14日

なかなか読むのが大変だった一冊でした。こんな仕事あるのこしら⁉️という感じのお仕事小説。なんだか、最後まで読みましたが、あまり面白くなかったかなぁ⁈
★10 - コメント(0) - 2月14日

はじめてこの作者の著書を読む。 緻密な表現と脱力した感があいまって、読んだ端から内容を忘却するぐだぐだファンタジー。「なんじゃこりゃ?」の連続。 こんなのは初めてだ。もっとこの作者の小説を読んでみたい。
- コメント(0) - 2月13日

あーおもしろかった。とある仕事に燃えつきて辞めた女性が、その後いくつかの風変わりな仕事を経験する連作短編集。どの仕事も面白そうだけどなかなか大変そう。どれか選ぶとしたらバスのアナウンスかおかきの袋かなあ。何をしていたって何が起こるかなんてわからないもの。「津村さんの小説はハズレがない」記録、更新中。
★26 - コメント(2) - 2月13日

まさにお仕事"ファンタジー"小説!SF風味でもあり、地に足がついた地味めな仕事小説でもあり。江馬口さん?の存在がなんかすごく好き。どんどん存在感増してくし、何者。主人公の与えられた仕事をしっかりと真面目にこなしていくが多大な情熱的があるわけでもない感じがまさに津村作品のお仕事小説的ですごく楽しかった。
★10 - コメント(0) - 2月12日

いやいやいやいやありませんからそんな仕事!いやいやいやいやなりませんからそういう展開!、を「私」が語りだすとリアルなお仕事のようにソーシャルワーカーの如く本当に存在する職種のように思えてくる、津村マジック!であった。「路地を訪ねるしごと」ほんまにあってほしい。寂しさに付け入ることにまつわる想いに強く感銘を受けました。そして燃え尽きるほど仕事したことない自分には色々考えさせられるお話でもありました。
★5 - コメント(0) - 2月12日

タイトル通りだよ。私自身で言えば学校卒業後、正社員や派遣社員やパートなど何だかんだ途切れる事なく幾つかの業種を巡った。仕事ってそこの業種の専門的な業務を熟せばいいという訳ではなく、日頃の生活力が物を言うとつくづく感じる。この小説も様々な業種を転々としてるが、共通してるのは挨拶がきちんとできるとか道に詳しいとか季節感に敏感であるとかそういった日常生活に密着した本当に些細な事が身についていないと社会の一部として人間は機能しないのだなあ。小難しい事は二の次で。コミュニケーション能力は三の次で(笑)ダメ?
★4 - コメント(0) - 2月12日

この著者のちょっと変というか…、おかしみを感じる独特の文章が好き。変わった仕事にたんたんと真面目に取り組む主人公。そうしながら、だんだんと気力を取り戻していく。長い社会人生活、どうにも気力が枯渇してしまうことは、程度の差があれ多くの人が経験するのではと思う。そんな時にじんわりと自分も大丈夫かもと思わせてくれる作品。森の仕事してみたい。
★9 - コメント(0) - 2月10日

この世にたやすい仕事はないの 評価:100 感想・レビュー:630
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