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50ccバイク日本一周2万キロ 単行本

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nobody
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長旅ものはスポンサーの有無で分かれる。スポンサー付きの方が本になりやすく、なおかつ著者が安定した社会的地位にある場合が多い。そんな者は旅をするのに会社をやめる必要がない。加曽利は宮本常一の作った日本観光文化研究所所員の経歴をもち本書は2雑誌の連載である。バイクはスズキに「新車で出してもらったもの」で、旅にはヨコハマゴム、アライヘルメットを加えた3社に「多大なご支援をして」もらった。なるほど、どうでもいいヘルメットの名前を詳しく書いたり、各章の初めにいちいちバイク名を書いた訳だ。ツナギには「SUZUKI」と
nobody

大書してあるのには本文では触れぬ。案の定自走写真はカメラマンによるものだった。もっともそれは旅人としての必死の戦略でもある訳だが。世界に冠たる酷税国家日本において道路というのは唯一納税の対価たり得るものだ。加曽利はそれに加えて温泉(無料の露天風呂というのもあるが維持費はどうしてるのか)、ボリューム料理つき安民宿、野宿(「津軽の岩崎村以来の満月だ」という描写が出てくる。テントを張らぬのが彼の旅の特徴だが、よく蚊に襲われないものだ)、神社巡りといった趣向をもち、お得さを満喫する。まさか出会った人の厚意までは計

06/14 16:28
nobody

算に入れてなかろうが。経過の描出を不得手とする文章表現において、100km超の寄り道もサラッとこなし、移動も点的なバイクの旅は適しているのかもしれない。積丹神威岬のウニ丼スペシャルは1500円とのことだが私は高くて北海道でウニ・イクラ丼には手が出なかった。またいくら「6000円という安さ」といっても下関で割烹に入ろうという気は起こらない。「本土最○端」と「日本最○端」はどう違うのだろうか。波照間島の久成崎は「日本最南端」と書いたすぐ次に「さらに南には沖の鳥島」などとどうして当たり前のように書けるのだろう。

06/14 16:31
0255文字
PORTA  P51
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荷物を減らせ! バイクを止めよう / なまじ知識や経験が増えてくると、荷物は増えて重くなり、動きは鈍くなる。慣性に乗る心地よさから、些細なことに立ち止まれなくなり、次の一歩が鈍くなる。実は、取り戻すことは、そう難しくないのかもしれない。考えることを捨てるのだ。あれこれ思索したところで、先のことはわからない。無意識のアンテナを信じて、今を楽しむのだ。
0255文字
まちゃ
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加曽利さんのような人でもツーリングの出発前はあれこれ心配になるらしい。 なーんだ、と少し気が楽になった。 バイクに乗り始めて1ヶ月。 走っている途中も不安を感じながら走っているが、加曽利さんのように経験を積んでいる人でさえ心配するものなのだ。 場数を踏めば度胸がついてくるのだろう。
0255文字
ウチ●
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加曽利アニイの様々なチャレンジの中でも、特にタイトルに惹かれる一冊。自分でもあの頃(初めて原付免許を取った30数年前)に帰って読ませてもらいました。思えば「原付」という語にどれだけ心掻き立てられたか。今の高校生に分かるかな!?じつは先日、随分久しぶりに通勤用バイクを買い替えたので、旅立つチャンスを虎視眈々と狙っているのです。まだ、やったるでぇ~。本書で驚いたのは何とアニイが宮本常一主宰の日本観光文化研究所の所員だったこと。砕けた文章の中に時折覗く鋭い指摘も納得。知らなかったぁ。
0255文字
あざらし
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これは自分にもできるぞと自信を与えてくれる内容でした。
0255文字
へたれのけい
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「50cc」に惹かれて読みました。テント無しでシュラフだけで寝る根性には脱帽です。それにしても日本一周を目指す方は多いのですね。
0255文字
福田 光伸
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日本一周も夢では無いんだ!
0255文字
Jun Okubo
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もったいぶらない、スピード感のある文章が魅力。
0255文字
ココアにんにく
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19990106読了 GB借
0255文字
TENERE
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バイク旅を重ねてると、いろんな出会いがあり、変化したり、ブレたりしてきましたが、そんな時に原点に返る、自分をチューニングする一冊です。著者の賀曽利さんとは初めてお会いしてから20年、数年に一回、イベントなどでお会いしますが、まだまだあのパワフルさに圧倒されます。(^-^)/
0255文字
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