形式:単行本
出版社:白水社
マキューアンを苦手にする人は意外と多いよう(私は大ファン)殺人者と自分自身を分かつものは絶対的に存在すると思いつつ、近隣の犬猫を殺害する者は異常者だけど、ヴェジタリアンでは無い限り肉用畜産には目を瞑るなど矛盾を抱える人間のボーダーとは?世俗的なプロットのなかで、細部こそ読むべきなのもマキューアンに似ている。実際ここまで詳細に観察し何事も見逃さない人と対峙するのは緊張するだろうが、やはりバーカーを読みたい…あと一作しか邦訳がない…。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます