ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)
あらすじ・内容
インチキ野郎は大嫌い! おとなの儀礼的な処世術やまやかしに反発し、虚栄と悪の華に飾られた巨大な人工都市ニューヨークの街を、たったひとりでさまよいつづける16歳の少年の目に映じたものは何か? 病める高度文明社会への辛辣な批判を秘めて若い世代の共感を呼ぶ永遠のベストセラー。

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ライ麦畑でつかまえてはこんな本です

ライ麦畑でつかまえての感想・レビュー(5456)

今から30年前の大学時代に友人が愛読書として勧めていた本。その時から読みたいと思ったが、ようやく実現。 が、ストーリーは殆ど全編にわたって変化が乏しく、主人公はネガティブ思考で、粗野、他者に対して侮蔑的、精神分裂気味で、退廃的で反体制的。時代が違う、あるいは思春期特有の感受性の違い、などの要素を割り引いても、到底好きになれない。主人公の言葉で言うと「気が滅入る」「ヘドが出る」といった感じか。唯一、一条の光は主人公の夢である「ライ麦畑でつまえて」、と妹フィービーとのやりとりのシーン。多少人間的になれたかな。
★13 - コメント(0) - 3月15日

何度か挑戦していたんですけど、今回やっと読み終えました。ティーンエイジャーの少年が放校になりまっすぐ家に帰りたくなくてクリスマス前のニューヨークをうろうろする話。でもストーリーはあまり重要ではなくて、彼がその数日間で会ったり電話で話したりする人々との会話になんだかおかしみがあってそこが良かった。とくに妹のフィービー。大人でも子供でもないモラトリアムな時期の、大人やインチキは大嫌いだけど善意も信じていたい、厭世的だけど子供や女性は神聖視していたい葛藤が描かれていて、この本に傾倒する人の気持ちもわかるかな。
★14 - コメント(2) - 3月12日

主人公ホールデンがひたすら自分に言い訳し続ける物語だと思った.もしかしたら,もっと早く,あるいはもっと後に読んでいればまた違った印象を持ったかもしれない.純粋にコミカルな部分もありつつ,全てを嘲笑いたくなるような,けれどもどこか自分に刺さる作品だった.
★7 - コメント(0) - 3月2日

最初は読みづらかったですがホールデンくんみたいな主人公割と好きだし50ページくらいで慣れました!!あ、ここ良いシーンだなぁ……みたいな気持ちに2,3箇所でなりました、こういった語り口でテーマの本は幾つもありますがそれが名著のポイントなのかな。なんにしてもタイトルが良いですね。
★9 - コメント(0) - 2月24日

少年の社会への反発という解説を読んで、ようやく理解できた。しかしホールデンの視点は精神的な病気なのか? と思ってしまうほど歪んでいる。独特の語り口が面白いが、共感はできなかった。それが僕が年を食ったせいなのだとすれば、少し悲しいものである。
★5 - コメント(0) - 2月21日

K
ホールデンとお茶をしながら、彼の話を聞いている。そんな風に思いながら読むととても没頭できる本。
- コメント(0) - 2月20日

思春期の社会に対する反発や自己との葛藤を描いた、50年代のアメリカの有名小説。反発上等、自我結構、逃避も良いし、破滅も受け入れよう。ただしホールデン、君は本当に君の頭で考えたのか、心で感じたのか。流れることと流されることは大きく違うんだ。自らの意思で選んで反発したのか。反発した振りならば、それは格好悪いぞ。ここまできたんだ、小さくまとまってほしくないな。年老いたときに、いい人生だったなんて感傷に浸らないでくれ。結局、何も分からなかったし出来なかった。そう言いながら終えてくれ、僕もそうするよ。
★33 - コメント(0) - 2月20日

近代アメリカ文学の名作ということで前から気になっていたが期末試験が終わったのを契機に数日で読了。一人称の独特の文体は非常に読みやすく好みではあったが、物語の流れとしては「あれっ、もう終わってしまったの…」と消化不良な読後感。題名からてっきりライ麦畑で彼女と戯れる素敵な話を想像していたが、むしろニューヨークという都会を孤独な主人公が放浪する真逆の話だった。ただ、ところどころグッとくる心情描写はあった。感情の浮き沈みが激しい彼の瑞々しくもひねくれた感性はとても上手く描かれていたと感じる。
★12 - コメント(0) - 2月18日

やっぱりよくわからない。この本の説明で言われるようなことは感じなかった。時代が違うからだろうか。というかそうとしか思えない。正直面白くない。けど有名だからきっと何か感じるはず・・・と思って読み進めたが、やっぱり面白くない。よく最後まで読んだと思う。
★10 - コメント(0) - 2月15日

物語のストーリーを楽しむ本ではないと思う。また、読む人の年齢も大切だと思った。大学生や高校生などが読むと、自分の過去の中2病を思い出せて、理解しやすいと思う。 精神病者が、読んでいるという理由も分かる気がする。 大人と子供の間で揺れ動いたり、アイデンティティを確立する過程で誰しもが味わうであろう、葛藤を描いていると思う。
- コメント(0) - 2月14日

終始ホールデンの愚痴を聞かされる。言ってしまえばつまらない日記みたいな物だ。その愚痴の中から世界のインチキに目を向け色々考えに浸る事も出来るだろうが自分は退屈にしか思えなかった。世界的名作でも自分に合わない作品はとことん合わないと認識できました。
★7 - コメント(1) - 2月13日

ホールデンのキンセラに関する話が好きだ。物語の後半だから印象に残っているだけかもしれないが、私にも似たところがある。自分の好きなことについて一生懸命に話す人にはどこか惹き付けられる。私の高校のある教師然り。故に私は学問が好きになったのだ。
★6 - コメント(0) - 2月12日

ホールデンの言動や行動に読んでいるこっちが恥ずかしい気持ちになった。なんだろう、黒歴史日記を読んでいるような胸が締め付けられる感覚。中学生の時に読んでいたらまた違った感触だったのかもしれない。
★4 - コメント(0) - 2月3日

ホールデン・コールフィールドの、子供であるには体が大きすぎて、大人になるには精神が健全すぎるのが絶妙だった。青春とは、本当は、こういうものだろうと思う。
★6 - コメント(0) - 2月3日

初めは独特の書き方で、読むのが大変でしたが、だんだん面白くなっていきました。 主人公が17歳ぐらいで、私と近いこともあって、共感できる部分も多くありました。社会に対する批判的な態度が清々しいです!
★5 - コメント(0) - 2月2日

実に11年ぶりの再読である。18歳の私は怒ったのだ。だってホールデン、君は私が言わずにおいた事をのべつ幕なしに喋って聞かせるんだ、腹を立てて当然じゃないか? でも今は違う。相対化と客観視、つまりこれもインチキだな。要するにだ、あの時君は柵の上に座っていたから私は文句を言いに登って君の隣に腰掛けた。いつの間にか私は柵から降りていたってわけだ。見上げると今でも次から次へ君に何か言いたい奴らが押しかけているじゃないか。君は不機嫌そうだが退屈しないだろ、年もとらないしな。寂しくなったのは私の方さ。参ったね、全く。
★89 - コメント(1) - 1月28日

yh
解説文を読むまでは、ただただ主人公が奇行を繰り返す小説としか見えなかったけれど、「大人の常識」への反抗としてみるとなんだか共感できるものがある。大人社会は無意味な慣習が多くまさに「クソッタレ」だ。しかし、それを受け容れられないものはホールデンのように厄介者として排斥されてしまう。
★21 - コメント(0) - 1月25日

村上春樹訳で読んだのが数年前だったので、ラストの方の記憶のあるシーン以外は忘れていたので面白く読めた。そして、2つの訳の違いに面白さを感じた。こちらの訳では、ホールデンが最後に居る場所を「病院」と言っているのに対し、村上春樹訳は、「病院」という単語を使わらない。こうなると、原文、読めないけれど欲しいな。それにしても、いいタイトルだな。
★20 - コメント(0) - 1月18日

有名な本なので読んでみました。最近は東野圭吾しか読んでなかったので、系統は違うけれど敢えて比較してみると、東野圭吾は作者が描いた通りの感動やオチが読者に提供される。一方この作品においては、ある精神状況下におかれている人が見えている世界をそのままに描いた本、というように感じました。アトラクション性のある楽しむ本というよりは、人の深層心理を垣間見てしまう本だと思います。★30点
★6 - コメント(0) - 1月17日

つかまえてってね、やっぱり”連れてって”とか、”抱きしめて”みたいに甘いイメージない?wそれから、「どうかしたのかときかれたんで、僕は違うと答えた」っていう文が2か所あったんだけど、これも会話として違和感あるし、フィービーが「どっかへ行っちまうんなら」って言っちゃってる文があるけど、フィービーの口調じゃないのよねこれwwwさらに「オマンコシヨウ」これシヨウじゃなく”しよう”の方がいいんじゃ?卑猥な落書きという描写なのに、カタカナにしてるから違和感ありまくり。村上訳は、ファックユーにしてるらしいw
★5 - コメント(3) - 1月6日

野崎考訳にて読了。思っていたよりもずっと読みやすくて驚く。 語り手ホールデンが覚えている出会った人を片っ端からけなしていくのだけれど、その悪口にセンスがあってオモシロイ。でも実際に語られるのは、彼の大人になりかけの時期ゆえたる少し歪んだ思いが、誰にも理解されないという孤独な様子で、そのギャップが豊潤な小説世界を立ちのぼらせているように思う。唯一の清涼剤となるのは彼の弟と妹。二人に対してだけホールデンの言葉や思いには侮蔑だとか嘘の欠片もない。すべて清らかで誠実なもので、それに僕は心を打たれてしまった。
★13 - コメント(0) - 1月5日

最初は分からなかった。回顧録を読んでる気分。それもちぐはぐな進み具合だからこの主人公がクレイジーと言われるのも一理あると。結局だらだらと取り留めのない放浪を続けて、ペシミズムをぶちまけている。みんなインチキなのか。そうか。でも彼は、子供にだけはインチキと言わないんだ。子供は純粋、大人はインチキ。うわべだけの芯から思ってないお世辞はいらないの。彼はこの雑踏としたインチキの街を抜け出して、静寂なライ麦畑に行きたかったのかな。型にはまった大人より、未熟な子供のほうがいい。彼は素直なんだ。インチキな誰よりも。
★24 - コメント(2) - 1月4日

主人公がいったい何をして何を考えているのかわからずただフラフラと行き当たりばったりに思考も行動も漂っているという印象で読み進め辛かった。普通の少年と言う印象。兄弟を大切に思っているし、たばこスパスパ吸っている印象だけど悪って感じでもない。慕ってくれていた弟が亡くなって形式的な葬儀に嫌悪するのも共感できるし、母親がナーバスで不安定になるのも理解できる。もっとじっくり読まないとホールデンくんの気持ちが理解できないような気がする…。
★3 - コメント(0) - 1月3日

【有名作を読んでみようシリーズ】よく『最近の若者は…』とか言うけれど、この時代から少年の本質は変わっていないと思う。社会や現実、大人というものとの折り合いに悩み戸惑う思春期が、すごくストレートに描かれているように感じる。 ホールデンの心がストレートにネジ曲がっている感じなのが、まさしく思春期という感じ(笑) もういい歳になってきた私には、直接の共感はできないけれど、この思春期感は、いつまでも忘れずに生きていたいなぁ…
★18 - コメント(0) - 2016年12月30日

わかるわかると思いながら読んだ。善とか美とか人生とか将来とか言わず等身大の少年を描いた作品、だと思う。
★13 - コメント(0) - 2016年12月30日

村上春樹みたいだった
★4 - コメント(0) - 2016年12月29日

この本は昔から有名だったので、私は内容の想像をしてました。けど、想像とは全くの別物でした。私のイメージでは金髪の少女がライ麦畑で駆け回っている爽やかな物語であったのが、いざページをめくると主人公が高校生の男。しかも、その男が学校から追い出されるところから始まります。そして長い、長いけど話の内容は1週間ぐらいです。でも、とても面白い。何度も声を出して笑いました。共感できる場面も多かったです。
★10 - コメント(0) - 2016年12月19日

この本を胸ポケットに突っ込んで町に繰り出せば何でもできるし誰にも負けない気がしてくる(危険思想)。主人公の語りは圧巻で、物事の批評や感想をとめどなくベラベラとしゃべりつくし、読者はそれにただ呑まれているだけで面白い。そして時折見せる彼の優しさに触れ、この本が愛おしくなる。
★9 - コメント(0) - 2016年12月18日

一言感想、妹かわいい。生産性のないダラダラとした愚痴と、しつこい頓智に辟易しながら、なんとか最後まで読んだ。十代のころ読めば、共感したかもしれないし、なにか影響されたかもしれない作品。ホールデンの言うインチキな大人になってしまったせいか、共感が驚くほどできない。たったひとつ共感したことは、イエスはユダを地獄に落とすことない、というところ。本当だよ。
★3 - コメント(0) - 2016年12月18日

読書会の課題図書として初読。ホールデンに腹が立った、被害者意識が強くて駄目、使っているのは所詮親のお金、人間は汚い所があるだから頑張りすぎず受け入れた方が楽、などの意見が聞かれました。私は繊細で美少年の優しくて育ちの良いホールデンがせつなくて悲しかった。否定的な意見を多く聞いて逆に痛々しい程の繊細さに惹かれる自分を発見。またアメリカ人と日本人のイノセンスに対する受けとめが違うと分かった、私の感性はやっぱりアメリカよりだ(笑)備忘録として!繊細さに疲れた心をドビュッシーの『月の光』で昇華。聖なるクリスマスへ
★7 - コメント(0) - 2016年12月18日

なんの生産性もない愚痴話を長いこと聞かされているような気分だったね、いや参ったよ。世界的に有名な古典文学だから読んでおかなくちゃなと思って、僕は本書をヒモ解いたんだな。でも、あまりにも話がつまらないもんだから千回は寝オチしたね。本当のことさ。僕以外にもそう思ってる人はゴマンといるはずさ。でも、この小説は世界的に認められてるものだから批判しづらいもんで、だから読者は「つまらなかった」の一言ですませようとしないで、さも立派らしく聞こえるインチキな文句を必死になってならべようとするんだな。まったくヘドが出るよ。
★15 - コメント(5) - 2016年12月10日

口語体の文章が最初は読み難いなぁと思っていたのだけれど、何ページか読んだらすっかり慣れてしまい、寧ろ親しみすら感じた。私は20代も半ばだけど、子供と大人の間で葛藤しながらその感情に折り合いをつけていく青年ホールデンに共感してしまう部分があったのは、きっと私がまだまだガキだからだろう。10代後半なんかに読んでいたら、おそらく変なふうに感化されて拗らせていたような気がするので今読めて良かったかな。
★7 - コメント(0) - 2016年12月8日

やっと読み終えた…。テスト期間というのもあったが、それでも1ヶ月かかってしまった。ホールデンの語りかける口調に戸惑ってしまったからかな。私の脳が子供なのかもしれないが、あまり面白いと感じられなかった。解説を読むと、素晴らしく面白い本という感じがするから、やっぱり私の感受性の問題かな。あぁでも個性の強い人物たちは良かった。好きな人物はアリーとフィービーとアントリーニ先生!
★12 - コメント(0) - 2016年12月6日

彼の彼らしさを「自意識過剰」というのか、どうなのか。ただ、彼に抱く違和感の大きさが自分と彼の重なりの大きさを表すのかなぁと思うと、私は彼を〝理解できない!″と切り捨てられるほどには、まだ彼らしさと決別できていない気がする。
★7 - コメント(0) - 2016年12月5日

主人公の感性は、きっと誰もが持ってるような感情で、私も折り合いをつけて生きてきたんだと、思うことができるようになりました。どこにも行けないことも、全て肯定してあげるよ。
★4 - コメント(0) - 2016年11月28日

僕はライ麦パンが好きなんだ。だから、この本を手に取ったのさ。けれども、ライ麦なんてちっとも出てきやしない。村上春樹のノルウェイの森みたいに歌しか登場しないんだ。正確に言えばこの場合は詩だけどさ僕はどっちも同じ物だと思うよ。★茶番終了 今回の茶番めんどくさかった。それはさておき、ライ麦読み終えましたね。常人が一人も出てこないのが怖かったです。それと、読み終えて謎が2つ残りました。果たして、主人公はデブだったのか、果たして主人公は癌だったのか。もう一つありました、妹さんが小学生なのか中学生なのかも謎でした。
★8 - コメント(0) - 2016年11月26日

結構時間がかかってしまいました。タイトルのライ麦畑で捕まえてっていうのは、ホールデンが自分がなりたい姿であり、かつ、そういう人が身近に居てほしかったってことなのかなぁ。
★14 - コメント(0) - 2016年11月25日

3回目かな。少しホールデンがキチガイに思えた。以前は身近な存在だったのだが。自分が歳をとったのだろう。
★6 - コメント(0) - 2016年11月25日

思春期の男の子、いわゆる中二病ってやつ?揺れ動く心、悲観、いろんなところにケチをつけるところ。いくつか当てはまる私も、もしかしてまだまだ子ども? 純粋さ、危うさ、おませなところ。男の子が、こんなにたくさんの物語を隠し持ってたなんて、これから出会う男性の少年時代もこんな感じか、と想像してにやっとしそう。
★2 - コメント(0) - 2016年11月21日

ライ麦畑でつかまえての 評価:78 感想・レビュー:1223
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